心筋の興奮収縮連関

出典: meddic

exitation constraction couping
心筋心筋の活動電位興奮収縮連関


  • 骨格筋とは、筋細胞膜上のL型Caチャネルと筋小胞体上のリアノジン受容体との連関の有無が異なる(PT.54)。
  • 心筋の筋小胞体上のリアノジン受容体(RyR2)はL型Caチャネル
  • 心筋の膜が脱分極すると、活動電位の第0相で内向きNa電流が流れ活動遠位を発生する。この後、活動電位の第2相でL型のCaチャネルが開く。すると細胞内のCa2+濃度が上昇する。Ca2+は筋小胞体からCa2+を放出させる(Ca2+ induced Ca2+ release, CICR)。ここで放出されたCa2+は筋原線維の一部の構造であるトロポニンに結合し、トロポミオシンの構造を変化させてアクチンのミオシン結合部位を露出させる。するとcross bridgeが形成されて筋収縮が起こる。

UpToDate Contents

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和文文献

  • 心筋の興奮収縮連関に関する研究--摘出潅流心における多核種NMRによる検討
  • 井上 通敏,楠岡 英雄
  • 学術月報 43(3), p221-226, 1990-03
  • NAID 40000449568
  • 心筋の興奮・収縮連関 (うつ血性心不全(特集)) -- (基礎から臨床へ)
  • タツナミガイ心筋の興奮収縮連関についての2, 3の知見(生理・生化学)

関連リンク

興奮収縮連関(こうふんしゅうしゅくれんかん、英:excitation-contraction coupling;ECC )とは生理的に発生する筋収縮において認められる細胞膜の電気変異から収縮に至る までの一連の過程。興奮収縮連関は骨格筋、心筋、平滑筋のいずれにおいても細胞 ...
2011年4月13日 ... 医学研究院 分子細胞情報学 平野勝也. (講義資料PDF版は教室ホームページ(http:// www.molcar.med.kyushu-u.ac.jp/)よりダウンロード可). 1.心筋の興奮収縮連関. 1.1 .心筋の微細構造. 1.2.興奮収縮連関(Excitation-contraction ...

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1、神経筋接合部の模式図 収縮とカルシウムイオン濃度心筋収縮系の運動特性:自励 心筋 の 興奮 収縮 連関 心筋 に


★リンクテーブル★
先読み心筋の活動電位
リンク元exitation constraction couping」「心筋型興奮収縮連関
関連記事心筋」「連関」「興奮収縮連関」「興奮

心筋の活動電位」

  [★]

心筋固有心筋
  • 5相に分けられる(SP.523)
電流 チャネル
0相 脱分極相 内向きNa電流 電位依存性Naチャネル
1相 オーバーシュートと初期再分極相 Naチャネルの不活化 電位依存性Naチャネル(閉鎖)
2相 プラトー相 緩徐内向きCa電流 L型Caチャネル
3相 再分極相 外向きK電流 電位依存性Kチャネル(遅延整流性Kチャネル)
4相 静止電位相 リーク電流 内向き整流Kチャネル

低カリウム血症

  • II相(プラトー相)の延長:カリウムが細胞外に少ないため再分極に時間がかかる
  • III相の時間が延長:カリウムが細胞外に少ないため再分極に時間がかかる
  • 再分極の延長:静止膜電位が深いため再分極に時間を要する

高カリウム血症

  • 脱分極相が延長:浅い静止膜電位のため、活性状態にあるNaチャネルが少なく脱分極の立ち上がりが遅くなる


exitation constraction couping」

  [★] 心筋の興奮収縮連関


心筋型興奮収縮連関」

  [★] 心筋の興奮収縮連関


心筋」

  [★]

cardiac muscle (K), heart muscle, myocard cardiac muscle, myocardium
心筋の活動電位横紋筋筋肉
筋小胞体が発達していない

心筋の酸素消費量 (SPC.226)

(tension-time index)=左心室内圧曲線収縮期相の面積(mmHg/s)×心拍数
(doble product)∝(tension-time index)

心筋の筋収縮

  • 1. 骨格筋細胞と違い心筋細胞は介在板を有しており、介在板近傍に存在するギャップ結合によって活動電位が伝播する。
  • 2. ギャップジャンクションを通じて活動電位が伝播すると、心筋細胞膜上の電位依存性Na+チャネルが開き、脱分極が筋細胞全体に広がる。
  • 3. 脱分極はT細管(横行管)に伝わり、T細管に存在する電位依存性のタンパク質の構造を変化させ、筋小胞体上のCa2+放出チャネルを開く。
  • 4. さらに少し遅れてCa2+/Na+チャネルが長時間開口し、細胞内に多量のCa2+/Na+を取り込む。
  • 5. 心筋細胞のT細管は細胞外部に開口しており、Ca2+の取り込みが容易になっている。
  • 6. このようにして、細胞外と筋小胞体中のCa2+が細胞質に拡散する。
  • 7. ここで、筋収縮に関わるアクチンフィラメントにトロポミオシンとトロポニンが結合し、収縮開始を妨げているが、Ca2+がトロポニンに結合すると、トロポミオシンがアクチンフィラメント上で場所を変える。
  • 8. この結果、トロポミオシンが覆い隠していたアクチンフィラメントのミオシン結合部位が露出する。
  • 9. ミオシンはATPの加水分解のエネルギーを使って、アクチンフィラメントに結合できる構造をとり、アクチンに結合する。
  • 10. ミオシンがアクチンフィラメントで首振り運動をすることで筋収縮が起こる。


Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.



連関」

  [★]

couplinglinkageassociationcouple
会合カップリング関連 association共生共役結合対合配偶連合連合性連鎖 linkage連接群集協会一対カップル


興奮収縮連関」

  [★]

excitation contraction couping, excitation-contraction couping, EC coupling
筋肉骨格筋心筋


興奮」

  [★]

excitationexcitementexcitefireexcitatoryexciting
興奮性刺激的励起発火火事






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