広節裂頭条虫症

出典: meddic

diphyllobothriasis lata
広節裂頭条虫 Diphyllobothrium latum
蠕虫

概念

  • 蠕虫 条虫類に分類されるDiphyllobothrium latum (広節裂頭条虫)による感染症である。寄生部位の分類から腸管条虫症に区分される。

病因

  • Diphyllobothrium latum (広節裂頭条虫)

疫学

感染経路

  • 経口感染。中間宿主:サケ、マス

寄生部位

小腸

症状

診断

  • 糞便虫の虫卵の検出が一般的。

検査

治療

予後

予防

和文文献

  • プラジカンテルで駆虫しえた広節裂頭条虫症の1例 (主題 肝・消化器疾患)
  • 長井 咲子,鳥越 克己,沼田 修 [他]
  • 小児科臨床 58(1), 73-75, 2005-01
  • NAID 40006563842
  • 山形で出会った寄生虫あれこれ : 26年間の主な症例を中心に
  • 斎藤 奨
  • 山形大学紀要. 医学 : 山形医学 22(1), 79-94, 2004-02-16
  • … これらのうち、山形県でしばしば見られる蛔虫症、広節裂頭条虫症(日本海裂頭条虫症)、アニサキス症、ツツガムシ病、マダニ刺症、また症例は少ないが全国的に問題視されている輸入マラリアについて紹介し、さらに、山形県で発見されたMetagonimus miyataiおよびNanophyetusjaponensisの2新種と日本新記録種である旋毛虫の1種Trichinella britoviのヒトへの感染の可能性についても考察した。 …
  • NAID 110000987563
  • よくみられる条虫症の疑いから治療まで (特集 寄生虫症とペット病--新たな認識と実地診療) -- (寄生虫症の実地診療)
  • 金澤 保
  • 日本医師会雑誌 131(11), 1739-1742, 2004-06-01
  • NAID 40006271833

関連リンク

免責事項 当サイトご利用により生じたいかなる損害においても、当方は一切責任を負いません。 また、著作権は放棄 ... 広節裂頭条虫症 広説裂頭条虫症は生でサケやマスなどを食べた時に、条虫の幼虫が体内に入り込み感染して ...
広節裂頭条虫症は,淡水魚を介する腸管寄生条虫,広節裂頭条虫 による感染症である。プラジカンテルで治療する。 広節裂頭条虫 は最も大型のヒト寄生虫である(最長10m)。マンソン孤虫とともに,水中におけるライフサイクルを有 ...
メインページ »» 裂頭条虫症 目次 サナダ虫に感染している幼児四歳が受診しました。必要な治療、検査、集団生活(保育園)上での制限を教えてください。 妊娠33週目の妊婦の条虫症に対する駆虫の是非 サナダ虫に感染している幼児 ...

関連画像

広節裂頭条虫 Diphyllobothrium latum背景 から 広 節 裂頭条虫 症 と これは広節裂頭条虫です。 は 広 節 裂頭条虫 症 が 多い


★リンクテーブル★
先読み蠕虫
リンク元Diphyllobothrium latum」「広節裂頭条虫貧血
関連記事条虫症」「」「裂頭条虫」「裂頭条虫症

蠕虫」

  [★]

helminth, worms
helminthen
微生物学蠕虫症家畜伝染病予防法


蠕虫類

蠕虫類と感染症

蠕虫類 病原体名   病名 感染経路 寄生部位 症状 診断 治療
線虫類 Ancylostoma duodenale ズビニ鉤虫 鈎虫症/十二指腸虫症 F型幼虫経口感染、経皮 空腸上部 皮膚炎、若菜病、貧血 飽和食塩水浮遊法、遠心沈降法 pyrantel pamoate、鉄剤
Necator americanus アメリカ鉤虫
Strongyloides stercoralis 糞線虫 糞線虫症 F型幼虫経皮感染 小腸上部 Loffler症候群 糞便塗沫、普通寒天平板培養による
R型、F型幼虫の検出
thiabendazole, ivermectin
Enterobius vermicularis 蟯虫 蟯虫症 虫卵経口感染 盲腸~大腸 夜間の掻痒、不眠、情緒不安定 肛囲検査法「柿の種」 pyrantel pamoate
Ascaris lumbricoides 回虫 回虫症 虫卵経口感染 小腸孵化→門脈→
肺発育→食道嚥下→小腸
Loffler症候群。急性腹痛 糞便虫の虫卵の証明 pyrantel pamoate
Toxocara canis イヌ回虫 幼虫移行症 生後1-2ヶ月の感染犬の
糞から経口感染
なし 幼虫移行症→失明 免疫診断 治療法無し?
Wuchereria bancrofti バンクロフト糸状虫 フィラリア症/糸状虫症 アカイエカ リンパ系 急性期:リンパ肝炎、リンパ腺炎を伴う熱発作(filarial fever)
慢性期:乳糜尿、リンパ管瘤、陰嚢水腫、象皮病
急性期:夜間のmicrofilariaの検出
慢性期:特有の症状を考慮
diethylcarbamazine &
ivermectin
Brugia malayi マレー糸状虫
Dirofilaria immitis イヌ糸状虫   アカイエカ なし 幼虫移行症→肺血管閉塞→胸部X線画像銭形陰影    
Gnathostoma spinigerum 有棘顎口虫 顎口虫症 ドジョウ、雷魚、ヘビの生食   消化管壁貫通→皮下移動による腫瘤や線状皮膚炎 移動性腫瘤、皮膚爬行疹
雷魚やドジョウの生殖の問診
免疫血清診断
なし
Gnathostoma hispidum 剛棘顎口虫
Gnathostoma doloresi ドロレス顎口虫
Gnathostoma nipponicum 日本顎口虫
Anisakis simplex, larva アニキサス幼虫 アニサキス症
(1)胃アニサキス症、
(2)腸アニサキス症、
(3)異所性アニサキス症
経口感染
終宿主:クジラ、イルカ。
中間宿主:オキアミ。
待機宿主:サバ、ニシン、アジ、タラなど
胃や腸 (1)急激な上腹部痛"胃けいれん"
(2)腹痛、急性虫垂炎、イレウス様。劇症型と緩和型がある
(3)腹腔内の炎症性肉芽腫
胃内視鏡検査 内視鏡による虫体摘出
Pseudoterranova decipiens
Trichinella spiralis 旋毛虫 旋毛虫症 経口感染
豚肉、クマ肉の生食
  (1)成虫侵襲期:下痢、腹痛
(2)幼虫筋肉移行期:顔面浮腫、心筋障害など
(3)幼虫被嚢期:全身浮腫、衰弱
  急性期:ステロイド
殺虫:mebendazole
    鞭虫症   盲腸 慢性下痢、腹痛、異食症、貧血 セロファン重層塗沫法、
ホルマリンエーテル法
mebendazole
Spirurin nematode larva 旋尾線虫 旋尾線虫幼虫 ホタルイカの生食 なし 皮膚爬行疹、イレウス様症状 予防:-30℃24時間。
生食には-30℃4日間以上
摘出
吸虫類 Shistosoma japonicum 日本住血吸虫 日本住血吸虫症 糞便虫の虫卵→ミラシジウム
ミヤイリガイ体内でセルカリア
人畜の皮膚より浸入→循環系→
門脈に寄生
門脈 (1)潜伏期:侵入部の掻痒性皮膚炎。肺移行期:咳、発熱
(2)急性期:虫卵の門脈系寄生、産卵。住血吸虫性赤痢。
(3)慢性期:虫卵の肝、脳などの塞栓。肝硬変。脾腫、腹水
糞便虫の虫卵の検出。
直腸粘膜層掻爬法、
肝穿刺による組織内虫卵の検出。
補助診断として免疫血清学的検査。
praziquantel
Paragonimus westermani ウェステルマン肺吸虫 肺吸虫症/肺ジストマ症 経口感染
淡水産のカニ、イノシシ肉の生食
痰、咳、胸痛、時に喀血 痰や便の虫卵検査、
胸部写真、
断層写真で明らかな虫嚢。
免疫学血清検査
 
Paragonimus miyazakii 宮崎肺吸虫 気胸、胸水貯留、膿胸、好酸球増加   praziquantel
Clonorchis sinensis 肝吸虫 肝吸虫症/肝ジストマ症 経口感染
虫卵→(マメタニシ:セルカリア)→
セルカリア→(魚:メタセルカリア)→
摂取→(ヒト:成虫)→虫卵
胆管 胆汁流出障害による肝障害→肝硬変 糞便、胆汁(十二指腸ゾンデ法)。
肝吸虫卵の検出。CT像。エコー検査。
praziquantel
    横川吸虫症 淡水魚(アユ、フナ、ウグイ、シラウオ)の生食 小腸粘膜 下痢、腹痛 糞便虫の虫卵 praziquantel
条虫類 Taeniarhynchus saginatus 無鉤条虫 腸管条虫症 経口感染。中間宿主:ウシ 小腸 無症状。下痢。
広節裂頭条虫感染では悪性貧血。
糞便虫の虫卵と体節により診断 praziquantel
有鉤条虫の場合はガストログラフィン
有鉤条虫の駆虫の際、
虫体を破壊しない
→虫体の融解による嚢虫症
Taenia solium 有鉤条虫 経口感染。中間宿主:ブタ
Diphyllobothrium latum 広節裂頭条虫 経口感染。中間宿主:サケ、マス
  日本海裂頭条虫 経口感染。中間宿主:サケ
  腸管外条虫症  
    有鉤嚢虫症 有鉤条虫の虫卵の経口摂取 皮下、筋肉内
脳、脊髄、眼球
皮下、筋肉内:小指頭大の無症状腫瘤
脳、脊髄、眼球:Jacksonてんかん。痙性麻痺など
皮下の虫嚢 外科的摘出。
成虫寄生がなければ、praziquantel,
albendazole +
ステロイド
Echinococcus granulosus 単包虫 包虫症/
エキノコックス症
(単包虫症)
終宿主:イヌ、キツネなど。
中間宿主:ヒト、ブタ、野ネズミなど。
終宿主の糞便虫の虫卵を中間宿主が接種して発症
肝、肺、まれに脳、腎、筋肉 肝寄生:肝部疼痛、満腹、時に黄疸、下肢浮腫
肺寄生:胸部圧迫感、胸痛、咳、血痰、時に喀血
肝や肺の嚢胞形成から疑う。
早期に診断に皮内反応→
CT、エコー→
生検。免疫血清学的診断法
外科的切除。
albendazoleの長期投与
Echinococcus multilocularis 多包虫 包虫症/
エキノコックス症
(多包虫症)


Diphyllobothrium latum」

  [★]

広節裂頭条虫
Diphyllobothrium latum
広節裂頭条虫症寄生虫


広節裂頭条虫貧血」

  [★]

bothriocephalus anaemia
広節裂頭条虫症


条虫症」

  [★]

tapeworm infection, cestode infection
条虫感染症
条虫感染テニア症膜様条虫症イヌ条虫症dipylidiasistaeniasishymenolepiasisTaenia infection



症」

  [★]

sis, pathy
  • 検査や徴候に加えて症状が出ている状態


裂頭条虫」

  [★] ジフィロボスリウム属


裂頭条虫症」

  [★]

diphyllobothriasis




★コメント★

[メモ入力エリア]
※コメント5000文字まで
ニックネーム:
コメント:




表示
個人用ツール


  meddic.jp

リンク
連絡