幻覚

出典: meddic

hallucination


  • 実際にはない音を聞いたり、ものを見たり、感じたりする体験で
  • 対象なき知覚への確信
  • 幻聴幻視幻味幻嗅幻触

幻覚が見られる疾患

KPS改変


Wikipedia preview

出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/08/11 23:09:03」(JST)

wiki ja

[Wiki ja表示]

UpToDate Contents

全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.

和文文献

  • 口腔内セネストパチーの位置付けと診断
  • 大久保 恒正
  • 高山赤十字病院紀要 = Japanese Red Cross Takayama Hospital Journal 36, 9-15, 2012-12-01
  • … セネストパチー(cenestopathy・体感症)は、1907年にデュプレとカミュによって命名された疾患名で、DSM-ⅣTRでは心気妄想症の体感幻覚が近似であると言われている。 …
  • NAID 120005181964
  • 日経ドラッグインフォメーション 2012年1月号~12月号 年間記事インデックス
  • 日経ドラッグインフォメーションpremium (182), 78-83, 2012-12
  • … 妄想や幻覚などの認知症の周辺症状を抑肝散が改善2月号PE13ベル麻痺による顔面の神経麻痺症状をバラシクロビルが改善4月号PE13糖尿病網膜症の発症や進展をARBで抑制6月号PE13子宮内膜症による頑固な痛みをモンテルカストが改善8月号PE13大腸憩室炎による腹痛などの症状がメサラジンで改善10月号PE13薬の副作用による口腔内乾燥症をニザチジンが改善12月号PE13副作用症… …
  • NAID 40019513402
  • 病院を出た精神障害者たちをめぐる社会的包摂 : 北海道浦河べてるの家における幻覚妄想体験への対処の事例から(<特集>社会的排除/包摂の人類学)
  • 間宮 郁子
  • 文化人類学 77(2), 306-318, 2012-09-30
  • Japan has more in-patient days than any other country, as well as the highest number of beds in mental hospitals as a ratio of the total population. People with mental disorders used to be hidden away …
  • NAID 110009543860

関連リンク

幻覚(げんかく、hallucination)とは、医学(とくに精神医学)用語の一つで、対象なき 知覚、即ち実際には外界からの入力がない感覚を体験してしまう症状をさす。聴覚、 嗅覚、味覚、体性感覚などの幻覚も含むが、幻視の意味で使用されることもある。実際 に入力 ...
錯覚が、その場に実際にあるものを元とは違った形で、誤って知覚することを指すのに 対して、幻覚は、その場にないものを実際にあるように知覚することを言います。 ... その 場にないものを知覚するという意味では、全ての感覚器官に対応した幻覚があります。

関連画像

渡辺淳一著 幻覚 を読み終える 幻覚と遊ぼうコンピュータ壁紙感覚遮断」で幻覚出現  幻覚 が あります 幻覚 という睡眠障害からくる幻覚障害


★リンクテーブル★
国試過去問104E059」「099A055」「107A024」「095F019」「104I074」「101H029」「104F007」「095B006」「096B031」「099D052」「108G024」「100E015」「107A002」「096G108」「088B073
リンク元統合失調症」「劇症型肺炎」「幻視」「hallucination」「周辺症状
拡張検索入眠時幻覚」「アルコール幻覚症」「真性幻覚

104E059」

  [★]

  • 72歳の女性。言動の変化を心配した家族に伴われて来院した。3年前に夫を亡くしてから、一人暮らしを続けている。これまでに精神症状を呈したことはなかった。3か月前から自宅に閉じこもりがちになったため、心配した長女が様子を見に行ったところ「外に出ると皆が自分の悪口を言っている」、「隣の人がいつも自分を監視している」といった話をし続けたという。診察時には表情が明るく、抑うつ気分は認めない。疎通性も良好である。幻覚は認めず、改訂長谷川式簡易知的機能評価スケールは30点(満点30)であった。
  • 最も考えられるのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 104E058]←[国試_104]→[104E060

099A055」

  [★]

  • 12歳の男児。半年前から、ボーッとして横になっていることが多くなり、家に引きこもるようになったため、母親に連れられて来院した。2歳時に麻疹に感染したという。診察時に、傾眠傾向にあり、ときおり右の上下肢にミオクローヌスを認める。脳波検査で周期性同期性放電を認める。髄液検査で、蛋白濃度の軽度上昇、麻疹ウイルス抗体価の上昇およびIgGの増加を認める。
  • この疾患でみられないのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 099A054]←[国試_099]→[099A056

107A024」

  [★]

  • 19歳の男性。人前で話ができないことを主訴に来院した。昨年春に大学に入学した。クラブ活動のオリエンテーションで自己紹介を求められた時に、皆の視線を感じて緊張して体が震えることがあった。それ以来、人前に出ることを避け、希望していたクラブにも入らず、講義に出るだけの大学生活を続けている。抑うつ症状はみられず、明らかな幻覚妄想も認められない。
  • 最も適切な治療はどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 107A023]←[国試_107]→[107A025

095F019」

  [★]

  • 58歳の男性。30年間のアルコール多飲歴がある。仕事中の事故による下肢の骨折のために救急入院した。手術は無事に終了したが、術後2日目の夜に回復室のベッドから突然起き上がり、点滴を自己抜去した。何かをつかまえる動作をふるえる手指で繰り返し、伏況を説明しても見当外れの返事しか返ってこない。
  • この病態でみられない症状はどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 095F018]←[国試_095]→[095F020

104I074」

  [★]

  • 28歳の女性。仕事が全く手につかないことを主訴に来院した。2か月前に家族でドライブ中に交通事故に遭い、腹部に重症を負ったが頭部打撲は免れた。両親は即死した。身体状態は改善したが、1か月前から日中覚醒時に事故の光景が頻回に目に浮かび、不安におののくようになった。
  • この病態で起こりやすいのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 104I073]←[国試_104]→[104I075

101H029」

  [★]

  • 15歳の女子。行動の異常に気付いた母親に連れられ来院した。1年前から、外出から帰ると手に細菌がついたように思えてならず、何度も繰り返し手を洗うようになった。最近では決まって8回は洗う。入浴の際も体を8回繰り返して洗うまでやめられず、途中で家族が止めると、抵抗して暴力をふるうこともある。
  • 症状はどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 101H028]←[国試_101]→[101H030

104F007」

  [★]

  • 統合失調症の心理・社会的側面への配慮として適切なのはどれか。
  • a 妄想は否定し根気強く説得する。
  • b 患者にも家族にも病名は告知しない。
  • c 幻覚については患者の体験を尊重する。
  • d 幻覚妄想の治療として生活技能訓練を行う。
  • e 薬物療法を終了してから心理・社会的治療を行う。
[正答]


※国試ナビ4※ 104F006]←[国試_104]→[104F008

095B006」

  [★]

  • a. 体験後、時間をおいて発症する例がある。
  • b. 小児の方が成人よりも発症しやすい。
  • c. 悪夢などの睡眠障害が特徴である。
  • d. 重症例では幻覚を伴うことがある。
  • e. 脳波異常を伴うことが多い。
[正答]


※国試ナビ4※ 095B005]←[国試_095]→[095B007

096B031」

  [★]

  • 誤っているのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 096B030]←[国試_096]→[096B032

099D052」

  [★]

  • 正しいのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 099D051]←[国試_099]→[099D053

108G024」

  [★]

  • うつ病の患者における「何を食べても同じような感じで、砂をかんでいるようです」という訴えから考えられるのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 108G023]←[国試_108]→[108G025

100E015」

  [★]

  • 「私はキリストの生まれ変わりだ」という発言から疑われる症状はどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 100E014]←[国試_100]→[100E016

107A002」

  [★]


[正答]


※国試ナビ4※ 107A001]←[国試_107]→[107A003

096G108」

  [★]

  • 骨髄移植後の急性GVHDでみられないのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 096G107]←[国試_096]→[096G109

088B073」

  [★]

  • Parkinson病に対するL-Dopa治療の副作用はどれか?3つ

統合失調症」

  [★]

schizophrenia
精神分裂病分裂病
精神疾患向精神薬抗精神病薬

ICD-10

  • F20 Schizophrenia
  • F20.0 Paranoid schizophrenia
  • F20.1 Hebephrenic schizophrenia
  • F20.2 Catatonic schizophrenia
  • F20.3 Undifferentiated schizophrenia
  • F20.4 Post-schizophrenic depression
  • F20.5 Residual schizophrenia
  • F20.6 Simple schizophrenia
  • F20.8 Other schizophrenia
  • F20.9 Schizophrenia, unspecified

DSM-IV

概念

  • 統合失調症 schizophrenia (=精神分裂病 shizo(分裂) + phrenia(心)) 
  • 感情、思考、行動の統合がとれていない。

歴史

  • クレペリン Kraepelin,E.(1899):早発性痴呆として統合失調症を分離
  • ブロイラー Bleuler,E. (1911):schizophreniaの名称を与えた。ブロイラーの基本症状
  • シュナイダー Schneider,K.(1939):シュナイダーの一級症状

疫学

  • 100人に1人が罹患している。120人に1人とも(発病危険率0.8%)
  • 発症年齢:15-35歳に集中。10歳以下や40歳以降に発症することは少なく、55歳におこるのはまれ。
  • 性差:男性の方が発症年齢が少ない。

遺伝性

参考1
発症には遺伝要因と環境要因の関与が考えられる。
  • 一卵性双生児46%、二卵性双生児12%

リスクファクター

  • 冬の出産、妊娠時の合併症

病前性格

  • 非社交的、物静か、控えめ、生真面目、変人
  • 臆病、繊細、敏感、神経質、興奮しやすい、自然や書物に親しむ
  • 従順、善良、温和、無頓着、鈍感

病型

病因

前頭葉、辺縁系、線条体、視床下部 → ドーパミンD2受容体遮断薬が治療薬 (抗精神病薬)
  • 慢性アンフェタミン中毒
  • 糖質病に類似?

統合失調症の特徴

  • 1.意識障害はおこらない
  • 2.知的障害は起こらない
  • 3. 特異的な症状がない
  • 4. 個々の精神機能はそれ自体は障害は起こらない

ブロイラーの4つのA

  • 患者は3つはあてはまる
①連合弛緩 Assosiationslockerung
②感動鈍麻 Affekverblodung
③両価性 Ambivalence
④自閉 Autisumus

 

統合失調症の陽性、陰性症状

陽性症状:本来あるべきでないことがあるもの:幻聴
陰性症状:本来あるべきものがないもの:感情の鈍麻
  • 陽性症状は急性期に生じ、陰性症状は後期に生じる
  • 意識障害はない(せん妄は出現しない)

症状

PSY.255-256
  • 意欲・感情:不安、緊張、興奮。昏迷カタレプシー
  • 自我:自我の能動性が障害され、自らの思考や行動が他人の意志によって影響されていると思いこむこと。
  • 知能:知的能力は低下しない。異常体験に支配されている場合や人格の崩壊が進行した例では、的確な判断能力が損なわれる。
  • 疎通性:異常体験に支配されていたり、強い興奮や昏迷を示す場合には疎通性は得られない。
  • 病識:統合失調患者は自らが異常な状態にあることを認識できない

診断基準

DSM-IVによる統合失調症の診断基準

A. 特徴的症状:以下のうち2つ以上が1ヶ月以上の存在
(1) 妄想
(2) 幻覚
(3) 解体した会話
(4) ひどく解体したまたは緊張病性の行動
(5) 陰性症状:感情平板化、思考貧困、意欲欠如
B. 社会的または職業的機能の低下
C. 期間:少なくとも6ヶ月間存在
D. 失調感覚障害(統合失調感情障害)と気分障害を除外
E. 物質や一般身体疾患の除外
F. 広汎性発達障害との関係:自閉性障害や
他の広汎性発達障害の既往歴がある場合、
顕著な幻覚や妄想が少なくとも1ヶ月存在すること

ICD-10による統合失調症の診断基準

一ヶ月以上ほとんどいつも明らかに存在すること
(a) 考想化声 thought echo、考想吹込 thought insertion、思考奪取 thought withdrawal、考想伝播 thought broadcasting いずれか1つ
(b) させられ体験 delusion of control、身体的被影響体験 delusion of influence、妄想知覚 delusional perception
(c) 注釈幻声、会話形式の幻聴 auditory hallucination
(d) 宗教的・政治的な身分や超人的な力や能力といった、文化的に不適切で実現不可能なことがらについての持続的な妄想(たとえば天候をコントロールできるとか、別世界の宇宙人と交信しているといったもの)。
(e) 持続的な幻覚が、感傷的内容を持たない浮動性あるいは部分的な妄想や支配観念に伴って継続的に(数週から数ヶ月)現れる。 いずれか2つ
(f) 思考の流れに途絶や挿入があり(思考途絶)、その結果まとまりのない話しかたをしたり(連合弛緩)、言語新作が見られたりする。
(g) 興奮、常同姿勢、蝋屈症、拒絶症、緘黙、昏迷などの緊張病性行動 catatonic behavior
(h) 著しい無気力、会話の貧困、情動的反応の鈍麻や不適切さのような、社会的引きこもりや、社会的能力の低下をもたらす陰性症状。
(i) 関心喪失、目的欠如、無為、自分のことだけに没頭する態度、社会的引きこもりなど、個人的行動の質的変化。

検査

治療

  • 薬物療法
  • 精神療法:支持的精神療法(安定した医師患者関係を樹立する)
  • 電気痙攣療法:陽性症状が顕著で薬物療法の効果が見られない場合に適応。陽性症状の有無にかかわらず自殺のおそれがあり、他の治療によって改善に見られない場合も適応。
  • 社会復帰のための治療:
  • 作業療法:自発性と対人接触が改善。
  • レクリエーション療法:
  • 認知行動療法:生活技能訓練(ここの患者に適した目標を設定して行動療法を行う。対人及び社会的技能を学習し、実際の生活に応用していく)

抗精神病薬一覧

参考

  • 1. 統合失調症 学習テキスト 病客様とご家族の皆様がともに学んでいただくために 医療法人梁風会高梁病院 心理教育委員会編集
[display]http://www.ryoufhu.com/hp/sctekisuto.pdf
  • 2. 【0738】一卵性双生児の統合失調症について
[display]http://kokoro.squares.net/psyqa0738.html





劇症型肺炎」

  [★]

fulminant pneumonia
劇症肺炎
ウォーターハウス・フリーデリクセン症候群



幻視」

  [★]

visual hallucination, pseudopsia
幻覚錯視
  • 対象のないところに対象を意識すること(幻覚)  ⇔  対象を誤って知覚すること(錯覚)
  • 対象のないところに存在しない物が見えること(幻視)  ⇔  あるものが誤って別の物に見えること(錯視)
  • 統合失調症では意識清明時にみられるが、多くの場合意識障害下に経験され、例えば症状精神障害、夜間譫妄、振戦譫妄でみられる。


hallucination」

  [★] 幻覚

WordNet   license wordnet

「illusory perception; a common symptom of severe mental disorder」

WordNet   license wordnet

「an object perceived during a hallucinatory episode; "he refused to believe that the angel was a hallucination"」

PrepTutorEJDIC   license prepejdic

「〈U〉〈C〉幻覚 / 〈C〉(幻覚に現れる)幻影,幻」


周辺症状」

  [★]

behavioral and psychological symptoms of dementia
行動・心理徴候、行動・心理症状
認知症


入眠時幻覚」

  [★]

hypnagogic hallucination
ナルコレプシー


  • 入眠時の幻覚。


アルコール幻覚症」

  [★]

alcoholic hallucinosis
[[]]



真性幻覚」

  [★]

偽幻覚幻覚




★コメント★

[メモ入力エリア]
※コメント5000文字まで
ニックネーム:
コメント:




表示
個人用ツール


  meddic.jp

リンク
連絡