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病院名

市立岸和田市民病院

url

http://www.kishiwada-hospital.com/

理念

基本理念　患者さんの権利と安全を確保し心のこもった医療を推進基本方針　高度・専門医療、救急医療、地域医療連携、職員研修の充実

住所

５９６-８５０１岸和田市額原町　　１００１

診療の特徴、実績

急性期診療　包括的医療　チーム医療中央部門（放射線部　検査部　手術部　ICU）の充実365日24時間救急体制地域に密着した高度医療

電子カルテ

有り

一日平均入院患者数

３２９．８人

一日平均外来患者数

１，１９７．０人

平均在院日数(一般/精神）

１３．５日／０．０日

年間分娩件数

０件（平成２１年１月-２１年１２月実績）

年間剖検件数

１９件（平成２１年１月-２１年１２月実績）

年間臨床病理研究会（ＣＰＣ）の実施状況

回数／３回

当院の救急医療の特徴

豊富な症例数と高度な救急医療軽症-重症の全自次救急医療（急性期特化）各診療科との共同診療・独自診療ともに充実

救急専用診療室の有無

有り

救急医療を行う診療科

全科（産婦人科を除く）

一日平均救急外来患者数

５２．４人（平成２１年１月-平成２１年１２月実績・１日平均）

一日平均救急車搬送患者数

１３．２人（平成２１年１月-平成２１年１２月実績・１日平均）

年間心肺停止状態搬送患者数

７７人（平成２１年１月-平成２１年１２月実績）

当直回数（月平均）

3回

当直手当

有り（1年次：平日5，000円・休日10，000円　2年次：平日10，000円・休日20，000円加えて救急勤務医手当あり）

当直時の勤務体制（研修医以外の当直医数）

3人

当直時の勤務体制（当直研修医数）

1人

勤務体制

休日の場合は24時間（8：45-翌8：15）〈昼間・夜間の2交代の場合有り〉

公的年金保険

有り

国家・地方公務員災害補償法の適応

有り

労働災害補償保険

無し

医師賠償責任保険の扱い

有り

個人加入

有り

指導医から一言

循環器科　塩路圭介当院はだんぢり祭りで有名な岸和田市にあり、岸和田市のみならず泉州地域（９０万人）の中核病院です。一次、二次救急だけではなく、三次救急までを担う救急病院であると同時にガン診療拠点病院でもあり、多くの専門医・専門科を有する総合病院です。このため豊富で多彩な患者さんが集まり、救急診療・一般診療を研修する上で充分な症例を経験できることは言うまでもありません。さらに院内では多くのカンファレンス・症例検討会・研修会が開催され、院外では学会での発表や・地域研究会の開催も活発に行っていることから本人にやる気があれば、いくらでも勉強ができる体制になっています。約１００人の医師を有する病院でありますが、医局は一つのフロアにあり、他科の先生にも相談をしやすい環境になっています。特に研修医一年目の席は、研修医二年目の席の隣にあり、相談しやすい環境にあるのみならず、二学年が一緒になって勉強会も行っています。初期研修を終了した後、そのまま後期研修を当院で続けている研修医も多く、若手医師が多いのも初期研修を受ける上で良い病院であると思います。我々としてもやる気のある若手医師が集まれば古い頭が活性化されますので、やる気のある研修医を喜んで受け入れ・指導します。一緒に診療しましょう！脳神経外科　上羽　哲也市立岸和田市民病院は大阪府南部泉州二次医療圏における救急の拠点であり、泉州地域で唯一の厚生労働省指定の地域がん診療連携拠点病院でもあります。産科を除き総合病院としてすべての科が機能しており、みなさんの研修にとって理想の施設と思います。救急は年間５-６千件あり、半年もあれば診断と治療を一人でできるようになる初期研修医も現れます。みなさんの中には、それは優秀な研修医だからと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、決してそれだけではありません。秘密はこの病院のシステムにあるのです。日中は配属になった科の指導医がしっかりと診療を見せて、説明し、そしてやらせてくれるのは当然のことですが、当直の際にも同じように、診療を見せて、説明し、そしてやらせてくれるのです。夜間は内科系・外科系・循環器系の医師が当直していますが、いろいろな科の指導医がそれぞれの特徴を活かした指導をしてくれマンネリ化しません。初期研修医がしっかりすると指導医も楽になりますので指導医も一所懸命になります。一方、がん拠点病院として各科とも悪性新生物の症例は豊富で、各指導医はこだわりを持ってみなさんに指導されることでしょう。ここまでお堅い話でしたが、もう一つ秘密があります。医局と談話室が同じ部屋にあり、いつでも自由に他科の医師に相談ができるということです。大きい病院ですと各科ごとにまとまってしまい、横のつながりができません。４００床、医師１００名の規模だからこそ最大限に横のつながりが持てるわけです。このことは初期研修医にとって大事なことで、気兼ねなく聞ける (direct effect)、仲間が聞いているのを横で聞いて知識を増やせるチャンス (bystander effect)がいつでもあるということを意味しています。さらに、２ヶ月に一度７年目までの医師が集まり勉強会と宴会を開き団結しています（若手医師の会）。みなさんも是非、市立岸和田市民病院での研修を選択し、有意義な研修期間を過ごしてください。

先輩研修医からの病院紹介と、この病院を選んだ理由

河合　喬文　　京都大学医学部平成19年卒業　私がこの病院で初期研修を行うと決めた理由は、この病院が救急搬送患者を積極的に受け入れているということでした。実際救急外来では豊富な症例に恵まれており、数多くの基本的な診察、診断、治療について学ぶことができました。　また指導医の先生方は指導熱心な方が多く、教科書では得られない診療の現場における生きた知識を習得できました。　この病院で研修できて本当に良かったと思います。　ぜひ、見学や実習に来てみて下さい。高　祥恵　　大阪市立大学医学部平成20年卒業　当院の研修で一番の魅力は救急患者の受け入れが多いことです。研修医は毎日交代制で救急外来当直につき、救急搬送患者だけでなく自己来院患者の診療に当たります。問診・身体所見のとり方・必要な検査の選択・治療など指導医の先生方のもと、学び実践することができます。患者様の数が多く、たくさんの経験を積むことができます。　私には2年間の研修中、妊娠・出産という大きな出来事がありました。研修を続けていく自信がなく、やめようと悩むことも何度もありましたが、院長先生をはじめ信頼する先生方が何度も相談に乗ってくださり、励ましてくださいました。また、看護師・事務の方々・研修医仲間の協力もあり出産直前まで研修を続けることができ、産後も復帰しやすい環境でした。医師は医療現場においてリーダーとなるべき存在ですが、周囲のスタッフの協力なくして医療は成り立ちません。このことを実感できる2年間になりました。当院では丁寧に指導してくださる相談しやすい雰囲気の先生方・スタッフのもと医師として身につけなければならない姿勢と基本的診察法・手技を学び実践することができます。皆さんが当院で医師としての第一歩を踏み出せるのを心待ちにしています。

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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』「2015/06/04 12:43:08」(JST)

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市立岸和田市民病院（しりつきしわだしみんびょういん）は、大阪府岸和田市にある医療機関である。岸和田市病院事業の設置等に関する条例により設置された市立の病院である。臨床研修認定病院や大阪府がん診療拠点病院などの指定を受けている。

沿革

1941年（昭和16年）3月 - 公立大宮病院として開院。
1942年（昭和17年）4月 - 岸和田市立病院と改称。
1961年（昭和36年）8月 - 市立岸和田市民病院と改称。
1962年（昭和37年）2月 - 総合病院に指定。
1993年（平成5年）4月 - 臨床研修病院に指定。
1996年（平成8年）5月 - 新病院が開院。
2002年（平成14年）12月 - 大阪府地域がん診療拠点病院に指定。
2010年（平成22年）11月 - 地域医療支援病院に指定。

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