巨核球

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megakaryocyte megakaryocytes MgK MK
骨髄巨核球巨核細胞トロンボブラスト thromboblast
巨細胞






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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/01/06 12:48:00」(JST)

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和文文献

  • 抗トロンボポエチン受容体抗体と無巨核球性血小板減少症 (AYUMI 自己免疫疾患 : 自己抗体の認識抗原と病因的意義)
  • Down症に伴う骨髄増殖症 (造血器腫瘍学 : 基礎と臨床の最新研究動向) -- (小児造血器腫瘍の臨床)
  • 伊藤 悦朗,土岐 力
  • 日本臨床 70 (1018 増刊2), 687-691, 2012-04
  • NAID 40019283129
  • 血液検査・骨髄検査と形態学的診断 (造血器腫瘍学 : 基礎と臨床の最新研究動向) -- (造血器腫瘍の診断と治療)
  • 波多 智子
  • 日本臨床 70 (1018 増刊2), 167-170, 2012-04
  • NAID 40019281329

関連リンク

骨髄内の巨核球. 巨核球(きょかくきゅう、英: megakaryocyte)は、骨髄の中に存在し 直径35~160μmの骨髄中最大の造血系細胞。血小板を産出する。 造血幹細胞とその 細胞系系統. 血小板の産出. 目次. 1 概要; 2 特異性; 3 血小板の産出後; 4 巨核球の 異常 ...
デジタル大辞泉 巨核球の用語解説 - 骨髄中にみられる、血小板を放出する細胞。直径 40~100マイクロメートルと、骨髄中の細胞の中で最大。不定型の核をもち、成熟すると 多数の顆粒と小胞があらわれ、分離膜が形成される。無核の血小板は、巨核球の ...

関連画像

巨核球巨核球 単 核 巨 核 球 巨 核 球 血小板骨髄 の 血小板の母細胞 のこと  小型 単 核 巨 核 球 巨 核 球巨核球ですが、核が多核化して


★リンクテーブル★
先読み巨細胞」「MK
リンク元血球」「血小板」「造血幹細胞」「表面抗原分類」「フォンウィルブランド因子
拡張検索巨核球増殖分化因子」「前巨核球」「無巨核球性血小板減少症
関連記事」「巨核

巨細胞」

  [★]

giant cell giant cells, gigantocyte
多核細胞合胞細胞




MK」

  [★] メナキノン menaquinone


血球」

  [★]

hemocyte, blood corpuscle, hematocyte
hemocytus
血液細胞 blood cell
血液



血球の割合

  • 下図の値から算出。
  個数(/ul)   個数(/ul) 個数(%)
赤血球 男:500万
女:450万
  5000000 95.1
白血球
 
5000-10000   7500 0.1
血小板
 
15万-35万   250000 4.8
血球 直径(μm)
前赤芽球 14~19
好塩基性赤芽球 12~17
多染性赤芽球 10~15
正染性赤芽球 8~12
赤血球 7~8.5
骨髄芽球 12~20
前骨髄球 16~23
骨髄球 12~20
後骨髄球 12~18
杆状核(好中球) 10~18
分節核(好中球) 10~16
分節核(好酸球) 13~18
分節核(好塩基球) 12~16
リンパ芽球 11~18
リンパ球 7~16
形質球 10~20
異形リンパ球 15~30
単球 13~21
巨核球(骨髄巨核球) 35~160
血小板 2~4

寿命

  • 赤血球:120日
  • 好中球:6-8時間
  • 血小板:10日
  • 形質細胞:1-3日
  • メモリー細胞:数年

血球の特徴

 
赤血球 単球 好酸球 好中球 好塩基球 リンパ球
大きさ 7~8μm 12~20μm 10~15μm 10~13μm 9~12μm 7~15μm
赤血球と比べた大きさ ------ かなり大きい 2倍以上 約2倍 2倍弱 小リンパ球は同じ程度
細胞質   アズール顆粒。
広く不規則な突起
橙赤色の粗大円形顆粒 暗紫色に染まる微細な顆粒
アズール顆粒
赤紫色の大小不同の顆粒 狭く淡い青色
  くびれ有り 2葉、眼鏡型 桿状好中球
分葉好中球
格の上にも顆粒あり 球形


  • 核小体

  • クロマチン

  • 細胞質

  • 顆粒



血小板」

  [★]

platelet (Z), blood platelet (Z), PLT
栓球 thrombocyte
血小板血栓血小板数 platelet count PLC


  • GOO. 1468(血小板凝集 platelet aggregation)
  • 半減期:1週間(異常値の出るメカニズム第2版)。4日 (SP.505)。
  • 寿命:10日
  • 体積:5-10 fl
  • 直径:2-5μm。
  • 無核。

基準値

  • 15万 - 40万 /μl (2007前期解剖学授業プリント, SP.505)
  • 15万 - 35万 /μl (2007前期生理学授業プリント, PT.233)

新生児

  • 10-28万/mm3 (SPE.74)

パニック値

出典不明
  • ≦3万 /μl、≧100万 /ul

産生組織

トロンボポエチンにより巨核球の細胞質がちぎれて血流に放出される (SP.505)

貯蔵組織

  • 約1/3が脾臓に存在

組織学

  • α顆粒 α-granule
P-セレクチンを膜上に持つ
フィブリノーゲンフィブロネクチン第V因子第VIII因子platelet factor 4PDGFTGF-α (BPT.89)
  • 濃染顆粒 dense body
ADPATP、Ca2+、ヒスタミンセロトニンエピネフリン (BPT.89)

機能 (SAN.236-237)

1.一次止血

  • (1) 内皮が剥離した部位にvWFが結合
  • (2) 血小板のGpIb/GpIXを介してvWFに結合
  • (3) GpIIb/IpIIIa複合体を膜状に発現。血小板が変形し顆粒を放出(ADP, TXA2,セロトニン)
TXA2,セロトニンは血管収縮作用
ADP, TXA2,セロトニンは血小板凝集

2.血液凝固の促進

  • 血小板表面のリン脂質がIX因子X因子を結合し活性化する

3.毛細血管機能の維持

  • 毛細血管内皮細胞に融合し血管内皮を補強している → 血小板減少により点状出血を来すことになる。

膜タンパク

ファミリー 慣用名 CD分類 リガンド 機能 欠損症
インテグリン GpIIb CD41 フィブリノゲン 凝集 Glanzmann血小板無力症(GT)
GpIIIa CD61
LRG GpIb CD42bc vWF 粘着 ベルナール・スリエ症候群(BSS)
GpIX CD42a
GpV CD42d

血小板減少による症状

  • 5-10万 :症状なし-やや止血しにくい程度
  • 2-3万  :下肢に点状出血 (→皮下出血)
  • 1万以下 :粘膜出血→臓器出血の危険あり

検査

  • 抗凝固剤としてEDTAを用いた場合、EDTA依存性偽血小板減少をきたすことがある。

臨床関連

数の異常

機能の異常

  • ストレージプール病の一つ。α顆粒の欠如




造血幹細胞」

  [★]

hematopoietic stem cell, HSC
幹細胞


細胞表面マーカー

分化

  血液中 組織
造血幹細胞
hematopoietic stem cell
リンパ球幹細胞
lymphoid stem cell
T細胞
T cell
B細胞
B cell
NK細胞
natuarl killer cell
骨髄球幹細胞
myeloid stem cell
granulocyte/macrophage progenitor 好中球
neutrophil
好酸球
eosinophil
好塩基球
basophil
unknown precursor of mast cell 肥満細胞
mast cell
単球 マクロファージ
macrophage
赤芽球
erythroblast
赤血球
erythrocyte
巨核球
megakaryocyte
血小板
platelet



表面抗原分類」

  [★]

cluster of differentiation, CD
  • 細胞の表面抗原を認識する抗体を整理した分類
Bリンパ球 CD10,CD19,CD20
Tリンパ球 CD2,CD3,CD5,CD7
幹細胞 CD34
顆粒球 CD13,CD33
単球 CD14:LPSをリガンドとし、Toll-like receptorと共役して細胞内シグナルを伝達する分子。
巨核球 CD41(GpIIb),CD42(GpIb)
NK細胞CD16(IgGのFc部に対する受容体)、CD56(NCAM-I)


CD1 CD21 CD41 CD61 CD81
CD2 CD22 CD42 CD62 CD82
CD3 CD23 CD43 CD63 CD83
CD4 CD24 CD44 CD64 CD84
CD5 CD25 CD45 CD65 CD85
CD6 CD26 CD46 CD66 CD86
CD7 CD27 CD47 CD67 CD87
CD8 CD28 CD48 CD68 CD88
CD9 CD29 CD49 CD69 CD89
CD10 CD30 CD50 CD70 CD90
CD11 CD31 CD51 CD71 CD91
CD12 CD32 CD52 CD72 CD92
CD13 CD33 CD53 CD73 CD93
CD14 CD34 CD54 CD74 CD94
CD15 CD35 CD55 CD75 CD95
CD16 CD36 CD56 CD76 CD96
CD17 CD37 CD57 CD77 CD97
CD18 CD38 CD58 CD78 CD98
CD19 CD39 CD59 CD79 CD99
CD20 CD40 CD60 CD80 CD100


フォンウィルブランド因子」

  [★]

von Willebrand factor (BPT), vWF, VWF
フォンビルブラント因子フォンウィルブランド因子von Willebrand因子vW因子
血液凝固因子


概念

構造

  • ジスルフィド結合によりマルチマーを形成しており、分子量は500~20,000kDa以上に分布している。

産生組織

  • 血管内皮、巨核球

存在部位

  • 血漿中にあり循環。血漿、血小板、α顆粒、内皮下組織などに存在(SAN.236)

半減期

  • 24時間

機能

  • コラーゲンと血小板を結合させる
  • 血管内皮細胞が脱落しその下の細胞外マトリクスが露出されると、血漿中のフォンウィルブランド因子が細胞マトリックスに結合し、これを足場に血小板のGpIb/GpIX複合体を介して血小板が結合する

臨床関連

  • フォンウィルブランド因子の機能異常

vWFのレセプター異常


巨核球増殖分化因子」

  [★]

megakaryocyte growth and development factor
トロンボポエチン


前巨核球」

  [★]

promegakaryocyte
巨核球巨核芽球




無巨核球性血小板減少症」

  [★]

amegakaryocytic thrombocytopenia


球」

  [★]

bulbus (KH)
bulbus cerebri
延髄


  • 延髄はその膨らんだ感じから「球」とも呼ばれる


巨核」

  [★]

macronucleusmacronucleivegetative nucleusmacronuclear
栄養核大核




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