左房粘液腫

出典: meddic

left atrial myxoma
心臓粘液腫


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和文文献

  • 左房粘液腫に伴った脳梗塞にtPA治療を行った1例
  • 西村 裕之,中嶋 匡,浮田 透,辻 雅夫,三宅 裕治,大村 武久,立花 久大
  • 脳卒中 32(2), 156-162, 2010-03-25
  • NAID 10026430492
  • 症例報告 関連病院間のcollaborationによる治療--幽門狭窄を呈した進行胃癌に左房粘液腫を合併した1例
  • 藤崎 滋,高階 幹,山本 知則 [他]
  • 日大医学雑誌 69(6), 357-360, 2010-12
  • NAID 40017650534

関連リンク

左房粘液腫 他の臓器と同様に心臓にも腫瘍が発生します。頻度的には、全剖検例の0.1%以下と稀な疾患 (約70%が良性腫瘍・30%が悪性腫瘍)。良性腫瘍の中で最も多いのが粘液腫(良性の約半分・全心臓腫瘍の3割強)。
左心房の粘液腫は、根元が細い茎状のところから成長して、テザーボール(柱の上端からひもでぶら下がっている球)のように、血流によって自由に揺れ動きます。粘液腫は揺れながら、その近くにある、左心房から左心室に向けて ...
【心臓粘液腫】 心臓にできる良性腫瘍のなかで最も頻度の多い腫瘍です。表面は平滑な塊状の腫瘍で、有茎性で柔らかく容易に破砕され遊離し塞栓となりやすいです。30-60歳の女性に多いといわれ家族内発生もあります。

関連画像

女性で 心臓腫瘍 の(左房 粘液 左房粘液腫のMモード心エコー 感染性心内膜炎vs左房粘液腫 ② 左 房 粘液 腫 心臓 の 左 房 1図2


★リンクテーブル★
国試過去問105A028」「107I056」「096A021」「106A024
リンク元急性動脈閉塞症」「心臓粘液腫
関連記事粘液腫」「

105A028」

  [★]

  • 61歳の女性。労作時の息切れを主訴に来院した。 1年前から呼吸困難を自覚するようになり、この2か月で徐々に症状が増悪するようになった。最近6か月で3kgの体重増加を認めた。意識は清明。身長154cm、体重52kg。呼吸数18/分。脈拍84/分、整。血圧132/74mmHg。心尖部で3/6度の全収縮期雑音とIII音とを聴取する。呼吸音に異常を認めない。下腿に軽度の浮腫を認める。Holter心電図で明らかな異常を認めない。心エコー図(別冊No.4A、 B)とカラードプラ心エコー図(別冊No.4C)とを別に示す。
  • 最も考えられるのはどれか。




[正答]


※国試ナビ4※ 105A027]←[国試_105]→[105A029

107I056」

  [★]

  • 51歳の男性。労作時の息苦しさを主訴に来院した。半年前に全身倦怠感微熱とが出現したため自宅近くの診療所を受診した。外来検査で赤沈亢進白血球増加および高γ-グロブリン血症を認め、抗菌薬の投与を受けたが改善しなかった。2か月前から労作時に息苦しさを感じるようになり、増強してきたため紹介され受診した。脈拍92/分、整。血圧120/80mmHg。呼吸音に異常を認めない。座位と仰臥位とで心音に異常を認めないが、左側臥位で心尖部に第Ⅱ音の直後に過剰音を聴取する。胸部エックス線写真と心電図とに異常を認めない。
  • 最も考えられるのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 107I055]←[国試_107]→[107I057

096A021」

  [★]

  • 68歳の男性。3日前からの胸痛を主訴に来院した。胸痛は呼吸で変動し、臥位で増強した。
  • 体温37.4℃。呼吸数18/分。脈拍78/分、整。血圧100/70mmHg。心音は減弱し、心膜摩擦音を聴取する。肺野にラ音を聴取しない。肝を触知せず、下腿に浮腫を認めない。
  • 血液所見:赤血球400万、Hb12.3g/dl、白血球7,800。胸部エックス線写真と心電図とを以下に示す。
  • 最も考えられるのはどれか。


[正答]
※国試ナビ4※ 096A020]←[国試_096]→[096A022

106A024」

  [★]

  • 52歳の男性。健康診断で心雑音を指摘されたため来院した。自覚症状はない。脈拍68/分、整。血圧142/84mmHg。心エコー図(別冊No. 3A、 B)を別に示す。
  • 診断として考えられるのはどれか。



[正答]


※国試ナビ4※ 106A023]←[国試_106]→[106A025

急性動脈閉塞症」

  [★]

acute arterial occlusion
急性動脈閉塞
動脈閉塞症

病因

ガイドライン1改変
  塞栓症 血栓症
心原性 心房細動  
不整脈
僧帽弁狭窄症
心筋梗塞後壁在血栓
左室瘤
心筋症
人工弁置換術後
心臓腫瘍左房粘液腫
卵円孔開存
血管性 大動脈瘤 閉塞性動脈硬化症
末梢動脈瘤 バージャー病
shaggy aorta syndrome 大動脈解離
動静脈瘻 膝窩動脈瘤
  グラフト閉塞
血管炎(大動脈炎症候群など、膠原病)
膝窩動脈外膜嚢腫
膝窩動脈捕捉症候群
胸郭出口症候群
外傷
医原性
その他 空気塞栓 多血症
腫瘍塞栓 血小板増多症
カテーテル検査 悪性腫瘍

臨床的分類

  予後 臨書所見 ドプラ聴診器所見  
知覚消失 筋力低下 動脈 静脈
I viable
(下肢循環が維持されている状態)
ただちに下肢生命が脅かされることはない   なし 聞こえる 聞こえる
IIa threatened viability
(下肢生命が脅かされる状態)/marginally(境界型)
早急な治療により救肢が可能 軽度(足趾)/なし なし (しばしば)
聞き取れない
聞き取れる
IIb threatened viability
(下肢生命が脅かされる状態)/immediately(緊急型)
ただちに血行再建することにより救肢が可能 足趾以外にも
安静時痛を伴う
軽度~中等度 聞き取れない 聞き取れる
III irreversible
(不可逆的な状態)
組織大量喪失または、恒久的な神経障害が避けられない 重度
知覚消失
重度
麻痺(筋硬直)
聞き取れない 聞き取れない

治療

ガイドライン1 SSUR.421 YN.C-152
  • 急性動脈閉塞症の診断がつけばすぐに血栓形成の進展、およびこれによる再閉塞を予防するためにヘパリンを投与。
  • 急性下肢虚血の臨床的分類(TASC区分?)I, IIaでは経カテーテル直接血栓溶解療法(catheter directed thrombolysis, CDT)を考慮
  • TASC区分IIbでは外科的血行再建の適応(フォガティカテーテルによる血栓除去など)
  • TASC区分IIIやTASC区分IIb以上で血栓塞栓除去術が奏効しない例において、肢切断が行われる。

合併症

予後

ガイドライン1
  • 動脈閉塞から6時間以内であれば高率に救肢可能であり、血栓塞栓除去術の良い適応。
  • 24時間を経過すると約20%の症例で肢切断を要する。
  • 死亡率は15-20%

ガイドライン

  • 1. 末梢閉塞性動脈疾患の治療ガイドライン
[display]http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2010_shigematsu_h.pdf
  • 2. INTER-SOCIETY CONSENSUS FOR THE MANAGEMENT OF PERIPHERAL ARTERIAL DISEASE (TASC II)
http://www.tasc-2-pad.org/upload/SSRubriqueProduit/Fichier2/597.pdf


心臓粘液腫」

  [★]

cardiac myxoma
心房内粘液腫左房粘液腫
  • 疫学:30-60歳に好発。女性に多い。 (SSUR.402)
  • 75%が左房に発生。 (SSUR.402)
  • 症状:全身の塞栓症状(30-45%)で、その大半で脳塞栓を生じる。塞栓子は腫瘍と考えられている。 (SSUR.402)



粘液腫」

  [★]

myxoma, mucous tumor
粘液芽細胞腫 myxoblastoma
心臓粘液腫



腫」

  [★]

がん腫瘍腫瘤良性新生物




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