尿管結石

出典: meddic

ureteric calculus (M), ureteral calculus, ureter stone
(尿管結石により引き起こされる病態)尿管結石症
尿路結石症



治療


Wikipedia preview

出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/07/09 07:25:19」(JST)

wiki ja

[Wiki ja表示]

UpToDate Contents

全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.

和文文献

  • てんかん発作の既往を持つ若年患者に対する体外衝撃波結石破砕術の麻酔経験
  • 枝長 充隆,東口 隆,大須田 倫子 [他]
  • 麻酔 61(6), 617-620, 2012-06
  • NAID 40019341851
  • 小動物臨床関連部門 猫の尿管結石27例 (日本獣医師会学会学術誌)
  • ?柳 明子,三品 美夏,渡邊 俊文
  • 日本獣医師会雑誌 65(3), 209-215, 2012-03
  • NAID 40019230836

関連リンク

尿路結石のなかでも圧倒的に多いのかシュウ酸カルシウムを主成分とするもの。尿中の シュウ酸が増えることが最も悪影響を与えます。金平糖状(図3)あるいは表面が ギサギサな形になるので、小さくても尿菅に引つ掛かりやすく、排出されにくいのが特徴 です。
尿管結石の治療と予防泌尿器科 佐藤 健. 尿管結石は七転八倒の苦しみで起き上がれ ないほど痛く、脂汗を流して苦しむといわれています。第一回目の痛み ... 尿路結石の 痛みは、結石が腎盂や尿路から動いて尿の流れが阻止される時に起きます。この痛み の ...

関連画像

腎結石・尿管結石ができた原因尿管結石原因 食生活 気候 性別 年齢 イメージ 1尿管結石120229尿管結石拡大


★リンクテーブル★
リンク元尿路結石」「腹痛」「下腹部痛」「尿路結石症」「経尿道的尿管砕石術
拡張検索尿管結石症」「経尿道的尿管結石砕石術
関連記事尿管」「結石」「

尿路結石」

  [★]

urolithiasis
尿路結石症尿管結石症 尿管結石

疫学

  • 男女比=2.4:1

まとめ

CBT QB vol2 p.382改
結石の種類 X線での描写 形成されやすい尿pH 酸解離定数
リン酸カルシウム アルカリ性 pKa1=2.12 pKa2=7.21 pKa3=12.67
シュウ酸カルシウム 酸性 pKa1=1.27 pKa2=4.27
シスチン 酸性 pKCOOH<1 pKCOOH<2.1 pKNH3+=8.02 pKNH3+=8.71 pI=5.03
尿酸 酸性 pK1=5.8 pK2=10.3
キサンチン 酸性  

成分による区分

  • シュウ酸結石:(15-30%)
  • リン酸結石 :(約20%)
  • 尿酸結石  :(約10%)

組成

  • 有機基質:2.5%
  • 結晶質:97.5%
頻度を%で示す。

成因

尿の性状と結石形成

  • a. 結石を構成する晶質の尿中排泄増加
  • b. 尿のpH
  • c. 尿停滞と濃縮 ← 長期臥床・尿路通過障害・海綿腎
  • 長期臥床⇒骨吸収↑⇒尿中Ca濃度↑⇒尿路結石
⇒閉経前の女性は男性より尿中クエン酸量が3倍ほど多い
 

その他の結石形成因子

大きさと排石

  • 5-6mm程度の大きさの場合、自己での排石は不能らしい。




腹痛」

  [★]

abdominal pain
PQRST急性腹症


コアカリ診療の基本 p.107

心窩部 食道潰瘍 胸焼け、嚥下困難
急性胃炎 悪心、嘔吐を伴う
消化性潰瘍 空腹時悪化傾向
胃癌 進行しないと痛まず
虫垂炎初期 回盲部に圧痛
急性膵炎 激烈な腹痛、背部痛、膵酵素の上昇
慢性膵炎 不定の上腹部症状で神経症的にみえる
膵臓癌 浸潤すると疼痛強し
右季肋部 胆石症 右肩に放散、発作間は痛みほとんどなし
急性胆嚢炎 発熱、圧痛著明、肝胆道系酵素上昇
急性肝炎 肝腫大、鈍痛、黄疸-肝酵素著明に上昇
肝膿瘍 激しい発熱、叩打痛は肋骨弓部付近など
肝癌 鈍痛、破裂すると激しい痛み
左右側腹部 尿管結石 肋骨脊椎角の叩打痛、血尿、超音波検査で水腎症
腎盂腎炎 急激な発熱と叩打痛、膿尿
腎梗塞 時に一過性の激しい痛み、血尿
回盲部 虫垂炎 他疾患除外の目的で、超音波検査が有用
右側結腸憩室炎 虫垂炎との鑑別困難
回腸末端炎 虫垂炎との鑑別が必要
クローン病 回盲部潰瘍をきたしやすい
大腸癌 右側結腸癌は腫癌を触知することが多い
左腸骨窩部 虚血性大腸炎 急激な腹痛と下血
S状結腸憩室炎 腹痛、圧痛、発熱
急性大腸炎 下痢、嬬動の元進
S状結腸軸捻転 便秘老人、鼓腸強い、内視鏡的修復
下腹部 子宮付属器炎 発熱、圧痛
卵巣嚢腫茎捻転 ショックに陥ることもあり、超音波検査が有用
子宮外妊娠破裂 急激に貧血が進行、ショックなど
生理痛 内膜症がある場合は強い
全体 腹膜炎 原発性、結核性、癌性など症状が微妙に異なる
潰瘍穿孔 腹壁防御、板状硬、緊急手術
腸間膜血栓症 鼓腸、腸麻痺、ショック、最も重篤


  • 小腸疾患による腹痛は食事後20分後ぐらいから始まることが多い。(QB.A-308)

乳幼小児の腹痛

SPE.481
  • 乳幼児・学童に共通して最も多い腹痛の原因は便秘。その他は急性胃腸炎、胆道拡張症


下腹部痛」

  [★]

lower abdominal pain
下腹痛腹痛

診療エッセンシャルズ.271 改変

  • 右下腹部+左下腹部
消化器 虫垂炎腸炎憩室炎炎症性腸疾患虚血性大腸炎ヘルニア嵌頓(内鼠径/外鼠径、閉鎖孔大腿)、過敏性腸症候群、S状結腸捻転、腸結核
婦人科 子宮外妊娠卵巣腫瘍茎捻転骨盤内炎症性疾患子宮内膜症
泌尿器 尿管結石膀胱炎精巣捻転

産婦人科疾患

NGY.138

急性かつ重篤な下腹痛

中等度の下腹痛

  • 1. 鎖陰
  • 2. 卵巣嚢腫破裂
  • 3. 子宮内膜症
  • 4. 月経困難症
  • 5. 子宮筋腫
  • 6. 急性付属器炎、子宮内膜炎:子宮内膜炎は子宮内操作や流産後などに起こり、ほとんどが上行性感染と考えられ、発熱や不正出血などの随伴症状を伴うことが多い。卵管に炎症が波及し付属器炎になると下腹痛も増悪し、骨盤腹膜炎を来すことがある。起因菌はクラミジアの頻度が増加している。(参考1)
  • 7. 流産

産婦人科の下腹部痛の鑑別疾患

参考1

妊娠の有無による鑑別

参考

  • 1. (12)日本産婦人科医会研修プログラム;痛みの診断と治療

3)急性腹症,がん性疼痛への対応 - 日産婦誌58巻9号

http://www.jsog.or.jp/PDF/58/5809-395.pdf


尿路結石症」

  [★]

urolithiasis, urinary calculus, urinary tract stone disease
尿石症
結石尿路結石

疫学

  • 40-50歳代

病因

  • 尿の酸性度の変動、尿中成分の溶解度の低下
  • 尿路の炎症、尿流のうっ滞

部位による区分

症状

  • 尿管の狭窄部
  • 結石疼痛

検査

  • 血尿(肉眼的~顕微鏡的)

鑑別診断

  • 腹部大動脈瘤(腹部腫瘤触知, 腹部CT(単純~造影))、腎梗塞(塞栓を来す基礎疾患の有無(IE,Af,弁膜症), 側腹部痛, 血尿, 血圧↑, LDH・ALP・AST↑, 腹部CT(確定は造影するしかない))

治療

  • 経過観察:6-7割は自然に排石される。腹部単純XPで1.0×0.6cm以下 / 短径5mm以下なら自然排石期待。
  • 対症療法:疝痛に対しインドメタシン座薬、ボルタレン座薬、ソセゴン+アタラックスP
  • 排石促進:尿管蠕動運動促進、利尿
  • 内視鏡的療法
  • 経皮的腎切石術 PNL
  • 珊瑚状結石やUPJ狭窄合併例で実施。経皮的に腎ろうを作成し、内視鏡を挿入する
  • 経尿道的尿管結石摘出術 TUL
  • 中下部尿管結石症例に対して尿管鏡を使用し、超音波、レーザー等で砕石。全尿路の結石に対応可能
  • 骨盤骨部以外の尿路結石ではfirst choice。体外からの衝撃により破砕された石がstone streetを作る。合併症として血尿、腎皮膜下出血、発熱、疼痛。妊婦、下大動脈瘤患者などでは禁忌。
  • 外科的療法
  • 腎盂切石術、腎切石術、腎摘出術、尿管切石



経尿道的尿管砕石術」

  [★]

transurethral ureterolithotripsy TUL
経尿道的尿管結石破砕術、経尿道的尿管切石術, transurethral ureterolithotomy, TUL
尿管結石


[show details]


尿管結石症」

  [★]

ureterolithiasis, ureteral lithiasis
  • 尿管結石により引き起こされる病態
尿管結石


経尿道的尿管結石砕石術」

  [★]

transurethral uretero lithotripsy TUL
腎盂尿管鏡、経尿道的尿管砕石術


尿管」

  [★]

ureter (Z)
輸尿管
腎臓膀胱尿道



  • 図:M.173(体表解剖)
男性 女性
前面 N.327 N.328
上面 N.350 N.349、351、354、355

神経 (KL.402)

腎盂と同じ

自律神経

求心性線維

  • 交感神経と共に走行 → L1, L2へ

生理的狭窄部 (KH.176|KL.401)

  1. 腎管から尿管に移行する部分
  2. 尿管が総腸骨動脈と交叉する部分
  3. 膀胱壁の中を通過する部分

走行(男性)

走行(女性)

  • 骨盤側壁から前内方に向かい、子宮頚と膣円蓋の約2cm外側で子宮動脈と交叉(KL.402)
  • 子宮広間膜後葉に沿って、子宮動静脈の下をくぐるように走行し、基靭帯の上部をかすめ膀胱子宮靭帯の前層と後層の間を貫いて膀胱に入る(G9M.191)
図:G9M.191 N.349

発生

  • 中腎管から尿管芽として発生。腎臓の上昇につれて尿管の開口部が上昇する
  • 胎生第3ヶ月に尿道前立腺部の上皮が増殖して周囲の間質に広がり前立腺を形成する (L.301) ⇔ 中腎管からは精管精嚢

組織 HIS.388

  • 直径3-4、長さ25-30cm
  • 粘膜・筋層、外膜
  • 粘膜:移行上皮、基底板、粘膜固有層(密不規則性結合組織)
  • 筋層:(上位2/3)内筋層、外筋層、(下位1/3)内筋層、中筋層、外筋層 ⇔消化器系では内側が

臨床関連

  • 生理的狭窄部には尿管結石が引っかかりやすく、臨床的に重要(尿管結石)
  • 女性の場合、骨盤部での尿管の走行は重要




結石」

  [★]

stone
calculus
核石



石」

  [★]

stone
結石




★コメント★

[メモ入力エリア]
※コメント5000文字まで
ニックネーム:
コメント:




表示
個人用ツール


  meddic.jp

リンク
連絡