妊娠線

出典: meddic

striae gravidarum, striae of pregnancy, striation of pregnancy
stria gravidarum, striae gravidarum


概念

  • 子宮の急激な増大により皮膚が過度に進展され皮下組織が断裂してできる長紡錘形の線
  • 分娩後は瘢痕化して旧妊娠線として残存。消失しない(100G054)


参考

  • 1. 写真
[display]http://blog-imgs-1.fc2.com/m/i/l/milkbaby/20050507153206.jpg
  • 2. 写真
[display]http://yoga.kisokouza.net/ninshinsen.jpg


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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2014/01/23 23:37:50」(JST)

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UpToDate Contents

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和文文献

  • O1-053 妊娠線出現前の妊婦の妊娠線に対する認識(妊娠期5,一般口演)
  • 山口 琴美,井關 敦子,大橋 一友
  • 母性衛生 55(3), 164, 2014-08
  • NAID 110009847350
  • 湿疹・搔痒・妊娠線 (妊婦の悩みに応えられる助産師になろう ビジュアルで学ぶマイナートラブル解決法)
  • 大浦 訓章
  • ペリネイタルケア 32(12), 1175-1178, 2013-12
  • NAID 40019902154
  • O2-010 初産婦における妊娠線発生と皮膚状態との関連(妊娠6,一般口演)
  • 安野 加也子,山口 琴美,山下 守,大橋 一友,菅沼 信彦
  • 母性衛生 53(3), 187, 2012-11-16
  • NAID 110009608752
  • 1. 妊娠線が妊婦のQOLに与える影響(シンポジウム〔3〕「周産期におけるマイナートラブルとその対処法」,第52回日本母性衛生学会総会)

関連リンク

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★リンクテーブル★
国試過去問100G054
リンク元産褥
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関連記事妊娠」「

100G054」

  [★]

  • 出産後の母体変化で正しいのはどれか。
  • a. 循環血液量は12時間で非妊時に戻る。
  • b. 初乳は4日で成乳に変わる。
  • c. 妊娠線は1週で消失する。
  • d. 体重は1週で非妊時に戻る。
  • e. 子宮は2週で正常大に戻る。
[正答]


※国試ナビ4※ 100G053]←[国試_100]→[100G055

産褥」

  [★]

postpartum
puerperium
産床
産褥期


性器復古

  • 子宮体:産褥6週で元の大きさに戻る。 → 子宮#子宮の大きさ
  • 子宮頚部:(分娩数時間後)2-3指、(分娩第3日)2指、(分娩第6-10日)1指、(分娩4-6週)閉鎖
  • 外陰

全身の復古

  • 体重:産褥1ヶ月の段階で妊娠前より2-3kg重い。分娩により5kg減少、循環血液量減少や子宮の退縮により2kg減少。(QB.P-320)
  • 腹壁:妊娠線
  • 泌尿器:分娩による膀胱筋、膀胱支配神経の麻痺、腹壁弛緩による腹圧の低下による排尿などの復古は比較的遅い。(QB.P-318)
  • 血液
  • 循環血漿量:妊娠中は増加していたが、、産褥1ヶ月で妊娠前の水準へ  →  分娩直後から尿量増加(ANP↑)。
  • 赤血球:分娩後減少、産褥1ヶ月で妊娠前の水準へ
  • 白血球:分娩後より増加するがその後、減少し産褥1週間で妊娠前の水準に近くなり、産褥1ヶ月で妊娠前の水準へ
  • 血小板:出産後減少し、産褥1週間頃までに非妊時より増加(→血栓症が好発)。産褥1ヶ月で正常。


新妊娠線」

  [★]

new striae, new lines


妊娠」

  [★]

pregnancy, gravidity, gestation
妊娠週数妊娠期間、(妊娠週数・妊娠月数の推定)子宮#子宮の大きさtrimester妊婦
妊娠x週
x weeks of gestation

妊娠期間 (L.107)

  • 最終月経の開始から280日(40週)
  • 受精後266日(38週)

妊娠に伴う自覚、検査所見

QB必修
  • 尿検査による妊娠反応陽性:4週
  • つわり症状       :6週
  • 胎動の自覚       :18-20週

検査

超音波検査

  • 第5週で胎嚢がみとめられる。
QB必修
  • 妊娠4週:胎囊
  • 妊娠5週:胎児
  • 妊娠6週:胎児心拍
  • 妊娠10-12週:ドップラーによる胎児心拍

尿妊娠反応

  • 第5-8週で妊娠反応が陽性となる

妊娠による変化

G10M.38 NGY.293-303
  • 循環
  • 循環血液量増加 → 血漿量の増加が血球成分の増加より著しい → 血液希釈(赤血球数↓、Hb↓、Ht↓)
  • 白血球増加(5000~12000 /ul)。多核白血球優位に増加。
  • 凝固能:凝固系亢進、線溶系抑制
  • 血液凝固因子:第XI因子、第XIII因子を除き、血液凝固因子の濃度が上昇
  • 消化管
  • 胃:緊張度と運動性低下。食道括約筋圧低下、妊娠子宮による胃の変異により胃食道逆流が生じやすい(→麻酔管理では妊婦はfull stomach扱い)。
  • 呼吸器
  • 胸郭弛緩、横隔膜挙上、気道拡張(プロゲステロンによる気管平滑筋弛緩)
→[一回換気量]増加、[予備呼気量]減少、[残気量]減少 → 残気量が減少し、一回換気量が増加 → 分時換気量増加
  • 代謝:
  • 糖:
  • 食後血糖は上昇。空腹時血糖は低下する。また、食後に高インスリン血症が持続する。 (NGY.293)
  • 内分泌
  • FSH, LH:非妊娠時の基礎値
  • hCG:10週前後にピークとなり以降、減少。
  • PRL:妊娠末期に向かって増加

妊娠によるエネルギー付加量

NGY.324
  • 日本人成人女子の生活活動強度別の栄養所要量(kcal/day)
妊婦 +350
G10M.72
  • 付加エネルギー量(/day)
  • 妊娠初期:50kcal
  • 妊娠中期:250kcal
  • 妊娠末期:500kcal
  • 授乳中:450kcal

妊娠と服用薬

  • 妊婦は以下の機関に相談することを進める。
  • 妊娠と薬情報センター - 独立行政法人 国立成育医療研究センター
http://www.ncchd.go.jp/kusuri/index.html

服用薬の影響

  • 4週から7週末までは器官形成期であり、催奇形性が確認されているものはワルファリン(鼻奇形、骨形成不全)、メトトレキセート(種々の奇形)、抗てんかん薬(種々の奇形)がある。(参考1)
一般名または薬物群名 報告された催奇形性・胎児毒性
アミノグリコシド系抗菌薬 非可逆的第VIII脳神経障害、先天性聴力障害
アンギオテンシン変換酵素阻害薬
アンギオテンシン受容体拮抗薬
(中・後期)胎児腎障害・無尿・羊水過少、肺低形成、四肢拘縮、頭蓋変形
エトレチナート 催奇形性、皮下脂肪に蓄積されるため継続治療後は年単位で血中に残存
カルバマゼピン 催奇形性
サリドマイド 催奇形性:サリドマイド胎芽病(上肢・下肢形成不全、内臓奇形、他)
シクロホスファミド 催奇形性:中枢神経系、他
ダナゾール 催奇形性:女児外性器の男性化
テトラサイクリン系抗菌薬 (中・後期)歯牙の着色、エナメル質の形成不全
トリメタジオン 催奇形性:胎児トリメタジオン症候群
バルプロ酸ナトリウム 催奇形性:二分脊椎、胎児バルプロ酸症候群
非ステロイド性消炎鎮痛薬 (妊娠後期)動脈管収縮、胎児循環持続症、羊水過少新生児壊死性腸炎
ビタミンA 催奇形性
フェニトイン 催奇形性:胎児ヒダントイン症候群
フェノバルビタール 催奇形性:口唇裂・口蓋裂、他
ミソプロストール 催奇形性、メビウス症候群
子宮収縮・流早産
メソトレキセート 催奇形性:メソトレキセート胎芽病
ワルファリン 催奇形性:ワルファリン胎芽病、点状軟骨異栄養症、中枢神経系の先天異常

臨床関連

届出

参考

  • 1. 産婦人科 診療ガイドライン 産科編2008
[display]http://www.jsog.or.jp/activity/pdf/FUJ-FULL.pdf




線」

  [★]

linestring
裏打ち系統ライン




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