失語症

出典: meddic

aphasia
失語
感覚性失語症(ウェルニッケ失語症)、運動性失語症(ブローカ失語症)
dysphasia




流暢性と失語 (BET.250)

  非流暢性失語 流暢性失語
発語の量 少ない 正常または多い
発語に対する努力 努力を要する 正常
韻律 傷害されている 正常
句の長さ 短い 長い
統語障害 単語の羅列が多い(失文法) 言葉としてはつながっているがよく分からない(錯文法)
錯語 まれ 多い
言語促迫 減少 増加
障害部位 ブローカ野 ウェルニッケ野



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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2012/12/11 20:34:19」(JST)

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和文文献

  • 維持期感覚性失語症者に対する語音弁別訓練の検討--単音節・有意味二音節の訓練が聴覚的理解力に及ぼす効果
  • 大森 史隆,飯干 紀代子,中山 翼,笠井 新一郎
  • 九州保健福祉大学研究紀要 12, 125-132, 2011-03
  • Two types of monosyllabic speech discrimination training and two types of meaningful disyllabic speech discrimination training were conducted in a man with chronic Wernicke's aphasia. The effects of t …
  • NAID 110008456899
  • 術中言語機能検査システム IEMASの開発と臨床への適用
  • 櫻井 康雄,村垣 善浩,岡田 芳和,南部 恭二郎,伊関 洋
  • 東京女子医科大学雑誌 81(1), 32-40, 2011-02-25
  • … しかし、術中言語機能検査では、患者の検査タスクへの応答から、言語野への刺激による失語症と、陽性運動反応、陰性運動反応を区別するのが難しい。 … また、腫瘍摘出途中に失語症を中心とした言語症状が出現した症例が30例あり、うち、21例では摘出を終了した。 …
  • NAID 110008426934
  • MURAKAMI HARUKI RELOADED II : 形式化の試み-村上春樹における換喩の位置
  • 岡野 進,Okano Susumu,オカノ ススム
  • 言語文化論究 26, 107-124, 2011-02-07
  • … 主としてヤーコブソンの失語症の論文に定位し、隠喩と対比させながら、換喩とはいかなるものであるかを明らかにし、次に村上の作品、『風の歌を聴け』に焦点を当て、そこで換喩がどのように使われ、どのような効果を上げているかを示し、最後に換喩を重視する村上の技法の背景にはどのような世界観があるかを考察する。 … ヤーコブソンの失語症論III. …
  • NAID 120002834467
  • 失語症患者に対する作業療法の工夫--身体機能の改善による非言語的コミュニケーションの変化
  • 鈴木 里実,小岩 伸之,川合 靖子 [他]
  • 北海道作業療法 28(1), 28-32, 2011-06
  • NAID 40018925918

関連リンク

失語症(しつごしょう、aphasia)とは、主には脳出血、脳梗塞などの脳血管障害 によって脳の言語機能の中枢(言語野)が損傷されることにより、一旦獲得した言語機能( 「聞く」「話す」といった音声に関わる機能、「読む」「書く」といった文字に関わる ...
みなさんは失語症をご存知ですか? 一般に失語症と言うと「言葉」がしゃべれなくなる ことと思われていますが、実際はもっと複雑な事なのです。 ここでは、失語症になると どのようになるのか?また、どのような問題が起こるのかをご紹介いたしましょう。 ...

関連画像

イラスト:久力健志>図1:失語症になると大脳優位側と非優位側失語症の分類kouzu-ill04.jpg失語症の主な症状失語症タイプの判定が、機能別


★リンクテーブル★
先読み運動性失語症
国試過去問103G040」「106E055
リンク元100Cases 13」「ウェルニッケ失語」「伝導失語」「ブローカ失語」「dysphasia
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関連記事

運動性失語症」

  [★] 運動性失語

運動性失語
前部失語症


103G040」

  [★]

  • 38歳の女性。3か月前に脳出血を発症し、右片麻痺失語症とが残存した。救急病院で初期治療を受け、1か月後にリハビリテーション病院に転院した。2か月間のリハビリテーションによって、T字杖と短下肢装具とを用いて平地での歩行が可能となったが、階段昇降や入浴には介助を要する。会話の理解は良好で状況判断も適切だが、言語表出が困難である。会社勤めの夫と二人暮らしで、日中は一人になる。家屋は持ち家だが、屋内に段差が多く、トイレは和式である。
  • 退院準備として適切なのはどれか。2つ選べ。
  • a. 家屋改造を指導する。
  • b. 介護保険の申請を勧める。
  • c. 障害者自立支援医療の利用を勧める。
  • d. 自宅介護のために夫に退職を勧める。
  • e. 療養病床を有する病院への転院を勧める。
[正答]


※国試ナビ4※ 103G039]←[国試_103]→[103G041

106E055」

  [★]

  • 55歳の男性。左中大脳動脈領域の脳梗塞で2週前から入院中である。意識は清明。右片麻痺失語症とが残存している。食欲はあり、臥位から座位になることがかろうじて自力でできるものの、車椅子やポータブルトイレへの移動には介助が必要である。患者本人はリハビリテーションに意欲的で、自宅での生活を希望している。妻と2人暮らしで、同じ町内には娘が暮らしている。
  • 地域連携クリニカルパスに沿った対応はどれか。 2つ選べ。


[正答]


※国試ナビ4※ 106E054]←[国試_106]→[106E056

100Cases 13」

  [★]

☆case13 手の筋力の低下
glossary
brisk adj. (人・態度が)活発な、元気のよい、きびきびした。ぶっきらぼうな、素っ気ない。(商売が)活況の(⇔dull)。小気味のよい、(大気など)爽快な、気持ちのよい。(味などが)ピリッとする。鋭い。(飲料が)盛んに泡立つ
dysarthria n. difficulty in articulating words due to disease of the central nervous system 構音障害
dysphasia n. loss of or deficiency in the power to use or understand language as a result of injury to or disease of the brain 失語症言語障害
multidisciplinary adj. 集学的
gastrostomy 胃瘻造設術
feeding gastrostomy n. Surgery A procedure in which an opening is created in the anterior wall of the stomach to allow suction decompression and improved respiratory function by eliminating the need for a nasogastric feeding tube
症例
67歳、男性 元大学講師(retired university lecturer)
主訴左手筋力低下と筋萎縮
現病歴左手を使った労作後に左手筋力が低下する(例えば、ドライバーを使った後など)。前腕の筋に疝痛をみとめる。発話はわずかに流暢であり(slight slurred)、水を飲んだあとで窒息しだす。服用薬はシンバスタチンアスピリンアテノロール喫煙はしない。飲酒は週にワインのボトルを1本あける。
既往歴高血圧が15年間続いている。3年前に心筋梗塞
家族歴:妻と暮らしている。大きくなった2人の子供がいる。
診察 examination
 血圧:146/88 mmHg心血管系呼吸器系腹部に異常を認めない。上肢萎縮を認める。特に左手に著しい萎縮を認める。両側上腕の筋にいくらか線維性筋攣縮を認める。筋力は左で全般的に低下(globaly reduced)、右手でわずかに低下。筋緊張正常上腕二頭筋反射上腕三頭筋反射両側ともに活発に認められる(brisk)。感覚喪失(sensory loss)は認めない。わずかに構音障害を認める
キーワード着目するポイント
 筋萎縮、線維性筋攣縮、感覚喪失なし
解説
(第1パラグラフ) 疫学
・この男は運動ニューロン疾患
・この疾患原因不明疾患で、脊髄脳神経核運動皮質に影響を及ぼす。
・この病気普通50-70歳で出現する。
(第2パラグラフ) 症状
筋力低下と筋萎縮一側の手か腕にあらわれるのが一般的 ← 両側性でないということか。
筋力低下は運動後に最も顕著に表れる
前腕疝痛疾患初期一般的である。
患者下肢筋力低下あるいは構音障害言語障害を訴えてやってくることがある。
・この病態特徴的な生理的徴候は線維性攣縮(筋束不規則で早い収縮。下位運動ニューロン障害示唆) → 下肢運動ニューロン損傷による筋肉脱神経原因
反射著明 → 皮質運動ニューロン喪失による。
・感覚喪失はない
(第3パラグラフ) 鑑別
進行例では診断容易だが、初期ではmore problematic
疲労悪化する四肢筋力低下は「重症筋無力症」と混乱する。
老人における失語症構音障害原因は、「脳血管障害による偽性球麻痺」であることがより一般的
上肢に感覚障害を伴わない筋萎縮線維束攣縮を呈する他の疾患として「頚髄症」がある。
・「外傷」や「心尖部肺癌(パンコースト腫瘍)」による腕神経叢損傷で腕に症状があらわれるかもしれない。
・末梢運動神経優位のニューロパチー対側性筋力低下と反射の低下というパターンを起こす。 ← ?
(第4パラグラフ) 症状経過
運動ニューロン疾患進行性不治病態
・足の痙性麻痺発現する傾向がある
球麻痺失語症構音障害を起こす
肛門括約筋普通影響を受けない
知能一般的影響を受けない
(第5パラグラフ) 治療管理
・この病態に対して治癒的治療法はない
発症から平均生存期間は2-4年
医師診断予後について患者家族に説明しなければならない。
集学的チームサポート提供しなければいけない。
病気進行して発話が悪くなったとき、コンピュータの使用で会話は補助されうる。
feeding gastrostomy十分カロリー摂取可能するために必要かもしれない。
非侵襲的呼吸器呼吸不全補助するために使われうる
普通気管支肺炎死亡する
運動ニューロン疾患とは?
運動ニューロン疾患 motor neuron disease MND
参考文献
HIM = Harrison's Principles of Internal Medicine 17th Edition
CASES = 100 Cases in Clinical Medicine Second edition
IMD = 内科診断学第2版

ウェルニッケ失語」

  [★]

Wernicke aphasia, Wernicke's aphasia
ウェルニッケ失語症Wernicke失語症感覚性失語症 sensoryaphasia、皮質性感覚性失語 cortical sensory aphasia
ブローカ失語失語症ウェルニッケ野
  • 聴覚及び視覚の両者による言語の理解が傷害されたもので、自分で喋っていることに対する了解がないので、内容は理解のしにくい意味不明なものが多い。文字の理解は不可能である。


USMLE

Q book p.243 25
  • A 56-year-old man presents with higher-than-normal language output and frequent paraphasic errors. Neurologic testing rebveals that his comprehension of auditory and visual language is severely disturbed. He also exhibits an inability to repeat language.

国試


伝導失語」

  [★]

conduction aphasia, associative aphasia
伝導性失語伝導失語症?、伝導性失語症?。島失語 island aphasia, 中心性失語 central aphasia
錯書錯書症失語失語症ウェルニッケ中枢
[show details]




ブローカ失語」

  [★]

Broca's aphasia, Broca aphasia
運動性失語 motor aphasiaブローカ失語症Broca失語症Broca失語皮質性運動性失語 cortical motor aphasia
ウェルニッケ失語症失語症ブローカ野
Broca
  • 理解力は保たれるが、言語表出の障害のため、自発言語、所持が不能であり、筆談は不可能である。


dysphasia」

  [★]

  • n.
  • loss of or deficiency in the power to use or understand language as a result of injury to or disease of the brain(⇔dysarthria)
aphasia

WordNet   license wordnet

「an impairment of language (especially speech production) that is usually due to brain damage」

後部失語症」

  [★]

posterior aphasia
感覚性失語

症」

  [★]

sis, pathy
  • 検査や徴候に加えて症状が出ている状態



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