大動脈弓

出典: meddic

arch of aorta (Z), aortic arch
arcus aortae
大動脈


由来

走行





Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.


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和文文献

  • 血液透析患者における大動脈弓部石灰化と死亡率との関連性
  • 小川 哲也,新田 孝作
  • 東京女子医科大学雑誌 81(2), 83-88, 2011-04-25
  • NAID 110008462584
  • P1-19-24 胎児心のSTICデータのthree vessels trachea viewを回転させて直交断面に自動的に大動脈弓と動脈管弓の縦断面を描出する方法の有用性(Group41 妊娠・分娩・産褥の生理・病理9 常位胎盤早期剥離・超音波診断,一般演題,第63回日本産婦人科学会学術講演会)
  • 藤澤 秀年,大久保 智治,岩破 一博,北脇 城
  • 日本産科婦人科學會雜誌 63(2), 591, 2011-02-01
  • NAID 110008509200
  • 右側大動脈弓に合併した左鎖骨下動脈瘤と左肺癌に対する一期的手術
  • 尾田 一之,神崎 隆,藤原 綾子 [他]
  • 胸部外科 64(3), 202-205, 2011-03
  • NAID 40018727192

関連リンク

大動脈弓(だいどうみゃくきゅう、英: arch of aorta )は、ヒトでは上行大動脈に続き、第4胸椎の高さで胸大動脈となる。肺動脈幹の分岐部を囲むように左方向へ背側に弯曲し、その後下行する形があたかも”弓”のように見えるため、この名が ...
大動脈弓とは、大動脈の一部分の名前。心臓から出るときは上向きに進む大動脈が、方向転換をして下向きに進むまでの場所のことで、弓なりに曲がる部分。上行大動脈と 下行大動脈? (胸大動脈)の間。
上行大動脈 - 大動脈弓 - 胸大動脈 - 下行大動脈 - 腹部大動脈 - 総腸骨動脈 表 ・ 話 ・ 編 ・ 歴 頭頸部の動脈 総頸 外頸 上甲状腺 上喉頭 · 胸鎖乳突筋枝 · 舌骨下枝 · 輪状甲状枝 ·腺枝上 ...

関連画像

右大動脈弓大動脈弓Gray506 ja.svg右大動脈弓Gray505.png大動脈弓の画像 p1_15


★リンクテーブル★
国試過去問097D043
リンク元バソプレシン」「三胚葉から形成されるもの」「循環反射」「胸部X線写真」「神経堤
拡張検索右側大動脈弓」「大動脈弓離断
関連記事大動脈」「動脈弓」「動脈

097D043」

  [★]

  • 65歳の男性。右上下肢に力が入らないことを主訴に来院した。40歳ころから高血圧と肥満とがある。2年前から突然左眼がみえなくなり数分後に視力が回復する発作が3回あった。今日の午後1時ころ炎天下で農作業中に突然右上下肢の脱力をきたした。意識は清明。身長165cm、体重76kg。脈拍96/分、整。血圧186/98mmHg。顔面を含む右片麻痺と右半身の表在感覚低下とを認める。最も考えられる障害部位はどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 097D042]←[国試_097]→[097D044

バソプレシン」

  [★]

vasopressin VP
バゾプレッシン, arginine vasopressin AVP抗利尿ホルモン antidiuretic hormon ADH
ピトレシン Pitressin
デスモプレシン尿細管
[show details]

分類

性状

  • ペプチド

産生組織

標的組織

生理作用

  • 抗利尿
  • 集合管に作用し水の再吸収を促進(V2受容体)
  • 昇圧作用
  • 血管平滑筋の収縮(V1受容体)
  • V1受容体は抗利尿作用を示すより大用量で動作(SAN.189) ← 生理的な量では血管収縮による血圧上昇はない。
  • 尿素再吸収
  • 髄質内層集合管で尿素の再吸収を高める(SP.817)
  • ACTH分泌?

作用機序

抗利尿作用 集合管上皮細胞 V2R
血管平滑筋収縮(昇圧作用) 血管内皮 V1R

分泌調節

  • 血漿浸透圧↑、循環血漿量↓→分泌↑ ( 出血 )
  • 血漿浸透圧↓、循環血漿量↑→分泌↓ ( 水の大量摂取 )
  分泌促進 分泌抑制
血漿浸透圧・循環血液量 出血→血圧低下、循環血液量減少 水負荷→血漿浸透圧低下、循環血液量増加
水制限→循環血液量減少、血漿浸透圧上昇 等張液負荷→循環血液量増加
高張食塩水負荷→血漿浸透圧上昇  
薬物 プロスタグランジンE2 フェニトイン
モルフィン アルコール
ニコチン 心房性Na利尿ペプチド
β受容体作動薬 α受容体作動薬
アンジオテンシンII  
麻酔薬  
低酸素症  
高炭酸ガス血症  
ビンクリスチン  
シクロホスファミド  
クロフィブレート  
カルバマゼピン  
バルビツール酸系薬  
アセチルコリン  
ヒスタミン  
メトクロプラミド  
環境など 立位・失神、疼痛、陽圧呼吸、遠心力 寒冷、陰圧呼吸、水中、臥位

ADH分泌促進/作用増強する薬物

QB.D-331

ADHの作用を修飾する物質

  • 糖質コルチコイド:水代謝作用(水利尿):GFR↑させたりADHに拮抗することで細胞内への水移動を抑制する

癌患者とADH

日腎会誌 2012:54(7):1016-1022
Ellison DH, Berl T. Clinical practice. The syndrome of inappropriate antidiuresis. NEJM. 2007;356:2064-2072. PMID 17507705
  • 異所性ADH産生腫瘍、抗悪性腫瘍薬の副作用、手術侵襲、嘔気・嘔吐、疼痛

分子機構

ここまで、2007後期生理学授業プリント&想像 でまとめた

  • 集合管の上皮の基底側に発現していると思われるV(75%){2};Rを介して、アクアポリン2(AQP2)が発現して尿細管腔側に局在、アクアポリン2から水を細胞内に取り込み、アクアポリン3を介して細胞基底側(血管腔)に水が移動する (2007後期生理学授業プリント, SP.817 図12-63)
  • 以下の記述と矛盾する気がする・・・
    • 水輸送体apuaporin1(AQP1)に作用して集合管における水透過性を高める(SP.817)。




効能又は効果

ピトレシン注射液20

薬効薬理

ピトレシン注射液20
  • 1. 抗利尿作用
  • 遠位尿細管における水の再吸収を促進することにより、抗利尿作用を発揮する1)。
  • 2. 腸管平滑筋に対する作用
  • 腸管平滑筋に直接作用してこれを収縮させる
  • 3. 止血作用
  • 腹部内臓の細動脈を収縮させ、門脈血流を減少させるので、一時的に門脈圧が下降するため、門脈圧亢進による食道出血時に止血作用を発揮する。

副作用

ピトレシン注射液20
血管収縮による血圧上昇、狭心症、腹痛がありうる。(QB.D-357)
  • 重大な副作用:ショック、横紋筋融解症、心不全・心拍動停止、精神錯乱・昏睡、水中毒、中枢神経障害(中心性橋脱髄症)、無償、心室頻拍

禁忌

ピトレシン注射液20
  • 1. 本剤の成分に対しアナフィラキシー又は過敏症の既往歴のある患者
  • 2. 冠動脈硬化症 (心筋梗塞症、狭心症等) の患者[心筋虚血を延長させることがある。]
  • 3. 急速な細胞外水分の増加が危険となるような病態 (心不全、喘息、妊娠中毒症、片頭痛、てんかん等) のある患者[水中毒を起こすことにより、それらの病態を悪化させるおそれがある。]
  • 4. 血中窒素貯留のある慢性腎炎の患者[水分貯留を起こすことにより、血中窒素の排泄が抑制されるおそれがある。]

添付文書

  • ピトレシン注射液20
[display]http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/2414402A1035_1_02/2414402A1035_1_02?view=body

臨床検査

基準値

  • 0.3-4.2pg/ml (RIA2抗体法) (検査の本)
  • 0.3-4.0pg/ml (RIA2抗体法) (LAB.695)




三胚葉から形成されるもの」

  [★]

外胚葉

  • 1.表層外胚葉
  • 1)表皮Epidermis
  • 2)表皮から派生物
  • ①毛
  • ②爪
  • ③皮膚腺(汗腺、乳腺、脂腺)
  • ④水晶体、角膜
  • ⑤口窩上皮、下垂体前葉、エナメル芽細胞、唾液腺
  • 3)表皮の肥厚Placodaによりできるもの
  • ①嗅器
  • ②内耳

内胚葉

上皮Epithelium

  • 1.消化管の上皮
  • 2.消化管上皮由来
  • 1)肝臓の実質細胞
  • 2)膵臓の実質細胞
  • 3)呼吸器系の上皮
  • 3.咽頭嚢上皮由来
  • 1)第一咽頭嚢
  • ①鼓室の上皮
  • ②耳管の上皮
  • 2)第1と第2の咽頭嚢の境界(舌盲孔)  甲状腺
  • 3)第2咽頭嚢
  • ①扁桃上窩
  • ②口蓋扁桃
  • 4)第3咽頭嚢
  • ①下位の副甲状腺(上皮小体)
  • ②胸腺の一部
  • 5)第4咽頭嚢
  • ①上皮の副甲状腺(上皮小体)
  • ②胸腺の一部
  • 6)第5咽頭嚢  鰓後体(甲状腺C細胞)
  • 7)その他  脊索前板
  • 4.尿膜上皮由来
  • 1)蹄胱の上皮(一部)
  • 2)尿道の上皮(一部)
  • 3)前立腺
  • 4)膣下部
*始原生殖細胞は卵黄嚢(内胚葉)由来といわれてきたが、最近の研究では三層性胚盤以前の二層性胚盤の時の胚盤葉上層の一部の細胞が生殖細胞への運命をたどる(決定)ことが明らかにされた。

中胚葉

  • 1)体幹と体肢の筋肉=筋板
  • 2)体幹と体肢の骨格=椎板
  • 3)体幹の皮膚の真皮=皮板
  • 4)結合組織
  • 5)骨髄
  • 1)泌尿器系 腎板〈腎節)
  • a) 腎・尿細管(後腎より)
  • b) 尿管・腎盤・腎杯・集合管(中腎管より尿管芽として出芽
  • 2)生殖腺と生殖管
  • a) 生殖腺(卵巣と精巣)
  • b) 中腎管(精巣上体・精管・精嚢)
  • c) 中腎傍管(卵管・子宮・膣上部)
  • a) 漿膜(腹膜腔、胸膜腔、心臓腔の表面)
  • b) 副腎皮質
  • c) 体肢の骨と結合組織(肢芽)
  • a) 消化管系の筋
  • b) 脈管系の筋
  • c) 心臓(刺激伝導系も含む)
  • d) 脾臓
  • e) 血球
*四肢骨の形成には椎板由来の間葉細胞と壁側中胚葉が関与する。
*四肢の筋の形成は体節(筋板)由来の細胞が関与する。

循環反射」

  [★]

circulatory reflex
2007年後期生理学授業プリント
反応する刺激 種類 部位 神経 作用
高血圧 高圧受容器 頚動脈洞 舌咽神経 血圧↑→高圧受容器の刺激→延髄降圧部↑→延髄昇圧部↓→血圧降下
高血圧 高圧受容器 大動脈弓 迷走神経 血圧↑→高圧受容器の刺激→延髄降圧部↑→延髄昇圧部↓→血圧降下
pHの低下 化学受容器 頚動脈小体   pO2↓, pCO2↑, pH↓→化学受容器の活動↑→延髄昇圧部↑
pHの低下 化学受容器 大動脈小体   pO2↓, pCO2↑, pH↓→化学受容器の活動↑→延髄昇圧部↑
血液循環量低下 容量受容体 心房   血液循環量↓→心部圧受容体活動↓→視床下部の液性調節機構↑
血液循環量低下 容量受容体 大静脈   血液循環量↓→心部圧受容体活動↓→視床下部の液性調節機構↑
血液循環量低下 容量受容体 肺血管   血液循環量↓→心部圧受容体活動↓→視床下部の液性調節機構↑



胸部X線写真」

  [★]

chest radiograph
胸部X線像

心臓の目印と呼称

S3 上大静脈 右第一弓 左第一弓 大動脈弓 S1+2
S4,S5 右心房 右第二弓 左第二弓 肺動脈幹 S3
    左第三弓 左心房  
  左第四弓 左心室 S4,S5

疾患と各弓の変化

  • 右第二弓の二重化:左房拡大
  • 左第一弓の突出
  • 左第二弓の突出


神経堤」

  [★]

neural crest
crista neuralis
同?
神経堤細胞 neural crest cell神経冠
[[]]
  • 神経板の貫入中に、神経溝の両縁に沿って出現する一群の細胞集団が神経堤細胞であり、これは外胚葉由来である。
  • 頭頚部の発生過程では、外胚葉由来である神経堤細胞が中胚葉の代わりに間葉組織として振る舞っている。
①末梢神経系ニューロン、脳神経節(知覚性、副交感性)、脊髄神経節(知覚性)、交感神経節(交感性)、消化管の副交感神経節
②神経鞘芽細胞(シュワン細胞)
③グリア細胞
④髄膜細胞(軟膜クモ膜硬膜)
⑤副腎髄質細胞(内分泌)
⑥メラニン芽細胞(皮膚の色素細胞)
⑦顔面・頭部の軟骨・骨と結合組織、軟骨芽細胞頭蓋骨ゾウゲ芽細胞鰓弓の骨と骨格筋、顔面・頚部(鰓弓由来)の真皮大動脈弓



右側大動脈弓」

  [★]

right aortic arch
ファロー四徴症



大動脈弓離断」

  [★]

interruption of the aortic arch, IAA


大動脈」

  [★]

aorta (Z), Ao
大動脈弁
  • 大動脈径:胸骨左縁アプローチで左室長軸断面を得て、心エコーMモードで評価。




動脈弓」

  [★]

aortic archarterial arch
大動脈弓


動脈」

  [★]

artery (Z)
arteria
静脈





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