大動脈弁狭窄症

出典: meddic

aortic stenosis, AS, aortic valve stenosis
大動脈狭窄症大動脈弁狭窄
大動脈弁先天性大動脈弁狭窄症


病因

  • 先天性
  • 二尖弁:高齢者で石灰化を来し、ASの症状が出現する。
  • 閉鎖型:まれ。
  • 後天性
  • 感染症 :溶連菌感染によるリウマチ熱(現在では稀となっている)、感染性心内膜症
  • 血管疾患:動脈硬化に続発  →  最も多い、らしい

重症度の区分

ガイドライン1
  軽度 中等度 高度
連続波ドプラ法による最高血流速度(m/s) <3.0 3.0 -4.0 ≧4.0
簡易ベルヌイ式による収縮期平均圧較差(mmHg) <25 25 -40 ≧40
弁口面積(cm2) >1.5 1.0 -1.5 ≦1.0
弁口面積係数(cm2/m2) <0.6

身体所見

  • 聴診:
  • 奇異性分裂(A弁の狭窄により大動脈側の押し戻す圧力(back pressure)が上がるのに時間がかかり、A2音のdelayとなる)。収縮期雑音が両頚部で聴取される。
  • 往復雑音 to-and-fro murmur:拡張期の逆流性雑音に加え、一回拍出量の増加による相対的大動脈弁狭窄による収縮期雑音を聴取。

症状

  • 長く無症状で持続。

検査

ガイドライン1
表21 大動脈弁狭窄症の治療方針を判断する上での診断的手法の実施
クラスⅠ
1 心電図検査
2 胸部X線写真、心エコー・ドプラ法


  • 心エコー:大動脈弁の開放制限と収縮期モザイク
[show details]


ガイドライン

  • 1. 弁膜疾患の非薬物治療に関するガイドライン(2007年改訂版)

参考

  • 1. [charged] 成人における大動脈弁狭窄症の臨床像とその評価 - uptodate [1]
  • 2. [charged] 成人における大動脈弁狭窄症の自然歴 - uptodate [2]

国試



UpToDate Contents

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和文文献

  • P1-20-11 胎児診断した大動脈弁狭窄症についての症例検討(Group43 胎児・新生児の生理・病理1,一般演題,第63回日本産婦人科学会学術講演会)
  • 神吉 一良,桂木 真司,西尾 美穂,井出 哲弥,岩宮 正,堀内 縁,神谷 千津子,佐々木 禎仁,上田 恵子,山中 薫,根木 玲子,池田 智明
  • 日本産科婦人科學會雜誌 63(2), 597, 2011-02-01
  • NAID 110008509216
  • 術前・術後管理 手術適応境界域の重度呼吸機能障害を伴った大動脈弁狭窄症患者に対する術前呼吸リハビリテーション
  • 佐藤 充,本吉 直孝,秋山 正年 [他]
  • 胸部外科 64(9), 813-817, 2011-08
  • NAID 40018928823
  • 大動脈弁狭窄症,僧帽弁狭窄症における心CTによる弁口面積評価 (特集 心CTは心エコーにどこまで迫れるか) -- (弁膜症を診る)
  • TAVI時代を迎えて (私はこう考える 私の考える高齢者大動脈弁狭窄症の手術適応)

関連リンク

大動脈弁狭窄症(だいどうみゃくべんきょうさくしょう、英Aortic valve stenosis:AS)は、 大動脈弁口の狭窄によって全身に血液が ... 大動脈弁狭窄症の主な成因は先天性、 リウマチ性、加齢変性性の3つで、最近は加齢変性性のものが増加傾向にある。65歳 以上 ...
2009年2月1日 ... 大動脈弁狭窄症があると、左心室によって送り出された血液が、狭くなった大動脈弁を 通り抜けるために血流のジェット(乱流)が生じます。これは、聴診器を当てた時に心雑音 として聴取されます。また、狭くなった大動脈弁の部分で抵抗が生じる ...

関連画像

01大動脈弁狭窄症大動脈弁狭窄症大動脈弁狭窄症大動脈弁狭窄症の重症度大動脈弁狭窄症大動脈弁狭窄症大動脈弁狭窄症

添付文書


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★リンクテーブル★
国試過去問105A028」「099G020」「098A019」「106A031」「102D024」「106A024」「099A021」「108F019」「097H024」「096B029」「096H021」「106E003」「096H025」「107E034」「106C008」「099B038」「100G118」「099E025」「101F026」「106B032
リンク元心雑音」「II音」「失神」「振戦」「脈拍
拡張検索乳児型重症大動脈弁狭窄症」「致死的大動脈弁狭窄症
関連記事大動脈弁」「大動脈」「」「狭窄」「狭窄症

105A028」

  [★]

  • 61歳の女性。労作時の息切れを主訴に来院した。 1年前から呼吸困難を自覚するようになり、この2か月で徐々に症状が増悪するようになった。最近6か月で3kgの体重増加を認めた。意識は清明。身長154cm、体重52kg。呼吸数18/分。脈拍84/分、整。血圧132/74mmHg。心尖部で3/6度の全収縮期雑音とIII音とを聴取する。呼吸音に異常を認めない。下腿に軽度の浮腫を認める。Holter心電図で明らかな異常を認めない。心エコー図(別冊No.4A、 B)とカラードプラ心エコー図(別冊No.4C)とを別に示す。
  • 最も考えられるのはどれか。




[正答]


※国試ナビ4※ 105A027]←[国試_105]→[105A029

099G020」

  [★]

  • 25歳の女性。発熱と易疲労感とを主訴に来院した。
  • 2か月前に歯科治療を受けた。1か月前から連日37℃台の発熱があり、近医で抗菌薬による治療を受けていた。2週前から労作時の息切れが出現するようになった。
  • 意識は清明。身長160cm、体重45kg。体温38.3℃。脈拍96/分、整。血圧88/52mmHg。顔色不良。心尖部に4/6度の収縮期雑音を聴取する。
  • 血液所見:赤血球340万、Hb9.8g/dl、Ht32%、白血球12,000(桿状核好中球12%、分葉核好中球65%、単球7%、リンパ球16%)、血小板8万。心エコー図を以下に示す。
  • 最も考えられるのはどれか。


[正答]
※国試ナビ4※ 099G019]←[国試_099]→[099G021

098A019」

  [★]

  • 6歳の男児。学校の健康診断で心電図異常を指摘され来院した。
  • 出生直後から心雑音を指摘されていたが、特に自覚症状もなく精密検査を受けたことがなかった。
  • 身長115cm、体重20.5kg。呼吸数26/分。脈拍112/分、整。チアノーゼは認めない。
  • 胸骨左縁第2肋間で振戦(thrill)を触れ、4/6度の駆出性収縮期雑音を聴取する。II音分裂間隔は広くIIpが減弱している。
  • 心電図と胸部エックス線写真とを以下に示す。
  • 考えられるのはどれか。


[正答]
※国試ナビ4※ 098A018]←[国試_098]→[098A020

106A031」

  [★]

  • 78歳の男性。 3時間前から持続する胸痛冷汗とを主訴に来院した。 1か月前に受けた健康診断では心電図の異常を指摘されなかった。 10年前から脂質異常症を指摘されている。喫煙は20本/日を50年間。脈拍88/分、整。血圧162/98mmHg。来院時の心電図(別冊No. 9)を別に示す。
  • 診断として最も考えられるのはどれか。



[正答]


※国試ナビ4※ 106A030]←[国試_106]→[106A032

102D024」

  [★]

  • 72歳の女性。胸部圧迫感を主訴に来院した。1か月前から駅の階段を上がるときに前胸部の圧迫感を自覚していた。数年前から心雑音を指摘されていたが、放置していた。心エコー図を以下に示す。
  • この患者でみられないのはどれか。


[正答]
※国試ナビ4※ 102D023]←[国試_102]→[102D025

106A024」

  [★]

  • 52歳の男性。健康診断で心雑音を指摘されたため来院した。自覚症状はない。脈拍68/分、整。血圧142/84mmHg。心エコー図(別冊No. 3A、 B)を別に示す。
  • 診断として考えられるのはどれか。



[正答]


※国試ナビ4※ 106A023]←[国試_106]→[106A025

099A021」

  [★]

  • 34歳の男性。労作時の息切れを主訴に来院した。意識は清明。身長185cm、体重58kg。脈拍92/分、整。血圧162/48mmHg。四肢は細長く、口蓋は高い。胸骨左縁第4肋間に3/6度の収縮期・拡張期(to and fro)雑音を聴取する。診断はどれか。 
[正答]


※国試ナビ4※ 099A020]←[国試_099]→[099A022

108F019」

  [★]

  • 3歳の男児。 3歳児健康診査で心雑音を指摘され来院した。胸骨左縁第 2肋間を最強点とする III /VIの収縮期駆出性〈収縮中期性〉雑音を聴取し、この雑音は左頸部に放散する。
  • 考えられるのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 108F018]←[国試_108]→[108F020

097H024」

  [★]

  • 正しいのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 097H023]←[国試_097]→[097H025

096B029」

  [★]

  • 成人で正しい組合せはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 096B028]←[国試_096]→[096B030

096H021」

  [★]

  • 心房細動を合併しやすいのはどれか。
  • a. (1)(2)(3)
  • b. (1)(2)(5)
  • c. (1)(4)(5)
  • d. (2)(3)(4)
  • e. (3)(4)(5)
[正答]


※国試ナビ4※ 096H020]←[国試_096]→[096H022

106E003」

  [★]


[正答]


※国試ナビ4※ 106E002]←[国試_106]→[106E004

096H025」

  [★]

  • 左室負荷をきたす疾患はどれか。
  • a. (1)(2)
  • b. (1)(5)
  • c. (2)(3)
  • d. (3)(4)
  • e. (4)(5)
[正答]


※国試ナビ4※ 096H024]←[国試_096]→[096H026

107E034」

  [★]


[正答]


※国試ナビ4※ 107E033]←[国試_107]→[107E035

106C008」

  [★]

  • 胸部エックス線写真で左第3弓の突出がみられやすいのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 106C007]←[国試_106]→[106C009

099B038」

  [★]

  • 心雑音が臥位より前傾坐位でよく聴取されるのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 099B037]←[国試_099]→[099B039

100G118」

  [★]

  • 小児の先天性心疾患でカテーテル治療が最もよく行われるのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 100G117]←[国試_100]→[100G119

099E025」

  [★]

[正答]


※国試ナビ4※ 099E024]←[国試_099]→[099E026

101F026」

  [★]

  • 心原性脳塞栓症を起こす頻度が最も高いのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 101F025]←[国試_101]→[101F027

106B032」

  [★]

  • 突然死をきたしやすいのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 106B031]←[国試_106]→[106B033

心雑音」

  [★]

heart murmur, cardiac murmur
拡張期雑音過剰心音レヴァイン分類

収縮期雑音 systolic murmur

拡張期雑音 diastolic murmur

continuous murmur

  • 連続的な圧較差の存在を示唆する
  • A. continuous:動脈管開存症 PDA:肺動脈弁領域。動脈管を流れる血流と雑音が比例するので、S2に向かって大きくなり、S1に向かって小さくなる。
  • B. to-and-fro: AS + AR, PS+ PR :S1~(収縮期:AS,PSによる駆出性雑音。ダイアモンド型)~S2, S2~(拡張期:MR,PRによる逆流性雑音。decrescendo)~S1 S1に向かって小さくなるので、連続音とは区別できるはず。

手技見えp.116

  • 僧帽弁開放音(OS):MS
  • 収縮中期クリック:MVP
  • 拡張期ランブル + 前収縮期雑音:MS
  • 拡張期灌水様雑音/拡張期逆流性雑音:AR、PR
  • 収縮期逆流性雑音:心尖部:MR

体位との関係

  胸壁に近づく部位  
左側臥位 心尖部 僧帽弁雑音(MR, MS)、僧帽弁開放音(OS)、III音IV音
座位前屈位 大動脈弁領域 大動脈弁閉鎖不全症(AR)
肘膝位 (心膜>-<心臓) 心膜摩擦音

呼吸との関係

右心系:三尖弁の雑音

  • 吸気時増強、呼気時減弱
吸うとき強く、吐くとき弱く
吸うと胸腔内圧が陰圧になり、静脈還流量が増加する

左心系:僧帽弁、大動脈弁の雑音

  • 吸気時減弱、呼気時増強
吸うとき弱く、吐くとき強く
胸腔内圧が上昇すると、肺から心臓に向かう血流が増加する(ホントニか?)ので、左心系の雑音が増強するのだ???????????

手技との関連

疾患別

MS

  • 概念:拡張期ランブル
  • 時相:拡張中期(open snap)に続いて。
  • 最強点:心尖部
  • 放散:
  • 体位:左側臥位
  • 音程:低音

MR

  • 概念:収縮期逆流性雑音
  • 最強点:心尖部
  • 放散:左腋窩
  • 体位:左側臥位
  • 呼吸:呼気
  • 音程:高音

AS

  • 概念:収縮期駆出性雑音
  • 最強点:2LSB
  • 放散:右鎖骨下動脈、右頚動脈
  • 体位:座位
  • 呼吸:呼気

AR

  • 概念:拡張期灌水様雑音
  • 時相:拡張期
  • 特徴:呼気で増強
  • 最強点:3LSB
  • 放散:
  • 体位:座位前屈位
  • 音程:高音

MVP

  • 概念:収縮期逆流性雑音
  • 時相:収縮期中期。クリック音の後から。
  • 音程:高音  ←  圧較差が大きいため

ASD

  • 概念:駆出期駆出性雑音
  • 最強点:2LSB
  • 放散:
  • 体位:

VSD

病態特異的な心雑音

  三尖弁閉鎖不全症 大動脈弁閉鎖不全症 大動脈弁狭窄症 僧帽弁閉鎖不全症 僧帽弁狭窄症
TR AR AS MR MS
心音

I音減弱

I音減弱

I音亢進

心雑音
過剰心音 
その他徴候
 




II音」

  [★]

second heart sounds, S2
心音

まとめ

II音亢進 IIA 高血圧 AR 動脈硬化
IIP 肺高血圧 PR MS
II音減弱 IIA 低血圧 AS  
IIP   PS  

II音増大

MSとASとでは、同じstenosisでも心音の大きさに関与の仕方が違うんですね。
拡張期における大動脈圧、肺動脈圧が高い → 弁に衝突する血液の流速が早い → 弁の閉鎖音が大きい
  • 動脈硬化の強いとき
  • 大動脈弁が閉じるとき、拡張期早期 back pressureが高い?
  • 拡張期に大動脈弁を挟んだback pressureが高いから?
  • 右室へのvolume load。PHで顕著

II音減弱

  • 駆出できる血液量がへるから?

分裂音

呼吸性分裂

PHD.33-35
  • 生理的状態では、
  横隔膜の相対的位置 II音
呼気 expiration single sound
吸気 inspiration _ | | splitting sound
  • (1)吸気時には、肺の血管抵抗性が低下 → 拡張期におけるP弁へのback pressureは呼気時と比べ比較的低下する →P弁の開放時間が延長
  • (2)吸気時には、肺静脈が拡張 → 左房・左室への血液還流量が減少 → 左室を充満する血液量減少 → 一回拍出量減少 → 駆出時間の短縮 → A弁の開放時間が短縮

widened splitting

  • right bundle branch block(RBBB), pulmonic stenosis(PS)
IIAが早まる:MR, VSD
IIPが遅れる:RBBB, PS, pulmonary hypertension

固定性分裂 fixed splitting

奇異性分裂 paradoxical splitting

単一II音 single S2


失神」

  [★]

syncope, faint


定義

  • 1. 発作的に起こる脳の血流低下による一過性意識消失
  • 2.
  • 一過性の意識消失の結果、姿勢が保持できなくなり、かつ自然に、また完全に意識の回復が見られること(失神の診断・治療ガイドライン)
  • 発症は比較的速やかであり、意識は多くの場合速やかに回復する。「意識障害」のうちで、特異な臨床像を持った1 つの症候である。(失神の診断・治療ガイドライン)
  • 3. 元来、一過性の全脳虚血による一時的な意識消失で、かつ数秒から数分で意識を回復する物を指していたが、現在ではあいまい、より広義となっている。例えば、てんかん発作、低血糖、過換気、一過性脳虚血発作を含んでいる。(IMD.241) ← ホント?誰かが誤用しつづけているだけなんちゃうか?

症状

  • 眼前暗黒感、めまい感、悪心などの前駆症状に引き続き、顔面が蒼白となり、ついに意識が消失

意識消失までの時間経過と症状

  • 脳への血流停止が5-10秒程度で失神、10秒前後で筋弛緩・尿失禁、15秒以上で痙攣を生じる、らしい(参考2)  ← 根拠となる文献を調査中

原因

救急での覚え方
  • SYNCOPE
QB.C345


研修医当直御法度 症例帳 p.36
    (%)
1 血管迷走神経性失神 39.5
2 体位性低血圧による失神 7.6
3 心血管性失神 4.1
4 目撃者なしの痙攣 8.8
5 低血糖 1.8
6 ヒステリー 0.6
7 原因不明 37.6

参考

  • 1. 失神の診断・治療ガイドライン(2007)
[display]http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2007_inoue_h.pdf
  • 2. 失神 国立療養所西札幌病院循環器科 別役徹生
http://www.aurora-net.or.jp/life/heart/saizensen/86/index.html


振戦」

  [★]

tremor
不随意運動


分類

動作状態による分類

  • 膝の上に力を抜いて置いた手を観察
  • 筋が活動していない状態で出現する振戦。3-6Hz。
パーキンソン病
  • 上司を前方に伸展させ、手指を開くように命じる。
  • 筋がある一定の強さの持続的な活動を行っているときに出現する振戦。4-12Hz
本態性振戦甲状腺機能亢進症尿毒症CO2ナルコーシス
  • 筋が随意的な活動を行っている状態で出現する振戦
  • 小脳の障害
小脳障害ウイルソン病多発性硬化症
  • 運動時に目標に近づくほど増強する振戦として運動時振戦と区別。
  • 統一されていないらしい。intention tremor/postural tremor+intention tremor

原因による分類(BET.176)


心雑音

thrill
  • 心尖は心雑音の原因となる振動が大きくなると生じる(手技見えvol.1 p.92)
  • 心尖の触診は聴診の4部位と同じ位置、手掌遠位部でおこなう

振戦が見られる領域 (手技見えvol.1 p.95)

  収縮期 両方 拡張期
大動脈弁領域 大動脈弁狭窄症    
肺動脈弁領域 肺動脈弁狭窄症 動脈管開存症  
Erb領域     大動脈弁閉鎖不全症
三尖弁領域 心室中隔欠損症    
心尖部     僧帽弁狭窄症



血管雑音

thrill
猫喘 purring thrill


脈拍」

  [★]

pulse
脈拍数
  • see. IMD.42,44-45

大きさ

  • 脈拍の大きさ:収縮期と拡張期の間の動脈壁の動きの幅 → 脈圧を反映
1. 大脈(large pulse)
2. 小脈(small pulse)
  • 大動脈弁狭窄症

速さ

  • 動脈壁が上下に動く速さ → 血圧の上昇、下降の急峻さを反映
  • 速脈---大脈で、遅脈---小脈
1. 速脈(rapid pulse)
2. 遅脈(slow pulse)

その他

1. 二峰性脈(double apical pulse)

  • 最初に急峻な峰があり、続いて緩徐な峰を生じる。
  • 左室流出路狭窄を伴う肥大型心筋症(HCM) → HOCM
  • IHSSAR(QB.C-351)

2. 交互脈(alternating pulse)

  • 脈拍の大きさが交互に変化する
  • 心筋梗塞心筋炎など心筋障害があるときにみられる。
  • 心拍出量が一定しない重症心不全の徴候

3. 奇脈(paradoxical pulse)

呼吸による変化

  • (吸気時)拍出量が減る → 駆出時間短縮 → 脈拍の間隔短縮 → 脈拍
(II音のページより)吸気時には、肺静脈が拡張 → 左房・左室への血液還流量が減少 → 左室を充満する血液量減少 → 一回拍出量減少 → 駆出時間の短縮 → A弁の開放時間が短縮
  • 糖尿病により呼吸性変化がなくなるらしい。

成長と脈拍(SPE.50)

  脈拍数
新生児 120
乳児 120
幼児 90
学童 80
中高生 70




乳児型重症大動脈弁狭窄症」

  [★]

severe aortic stenosis in an infant
大動脈弁狭窄症


致死的大動脈弁狭窄症」

  [★]

fatal aortic stenosis???
大動脈弁狭窄症


大動脈弁」

  [★]

aortic valve (Z), AV
valva aortae
大動脈弁閉鎖不全肺動脈弁心臓




Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.

臨床関連

ガイドライン


大動脈」

  [★]

aorta (Z), Ao
大動脈弁
  • 大動脈径:胸骨左縁アプローチで左室長軸断面を得て、心エコーMモードで評価。




症」

  [★]

sis, pathy
  • 検査や徴候に加えて症状が出ている状態

狭窄」

  [★]

stenosis, stricture, constriction, narrowing



狭窄症」

  [★]

stenosisstenosesstenotic
狭窄




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