多胎妊娠

出典: meddic

multiple pregnancy
graviditas multiplex, graviditas multorum fetuum


概念

  • 2児以上の胎児が子宮内に存在する状態。
  • 早産のリスクが高い。平均在胎週数は2児の場合36週、3児では32週(QB.P-236)。


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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/01/28 16:07:17」(JST)

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和文文献

  • 母親の立場から語る 多胎妊娠・出産・育児に必要な支援 (特集 多胎の支援 : 妊娠中から育児まで)
  • 多胎妊娠の経過 : 保健指導で伝えたいことを中心に (特集 多胎の支援 : 妊娠中から育児まで)
  • 多胎妊娠の医学的知識と多胎家庭の現状に沿った支援 (特集 多胎の支援 : 妊娠中から育児まで)

関連リンク

【どんな状態か】 多胎妊娠とは2人以上の胎児が同時に子宮内に存在する状態をいいます。双胎(そうたい)妊娠(ふたご)には一卵性双胎と二卵性双胎とがあります。二卵性双胎は2個の受精卵から発生したもので、2個の胎盤があり、二 ...
「多胎妊娠」について調べるならプレママタウンへ!専門家のアドバイスやママの体験談も掲載中! ... 切迫早産の危険があったので、26週から入院となってしまった。上にお姉ちゃんがいたので、実家に預かってもらった。

関連画像

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★リンクテーブル★
国試過去問106E024」「102G026」「086A060」「094B001」「079A040
リンク元早産」「妊娠期別検査」「ゴナドトロピン療法」「膜性診断」「ヘリンの法則
関連記事妊娠」「多胎

106E024」

  [★]


[正答]


※国試ナビ4※ 106E023]←[国試_106]→[106E025

102G026」

  [★]

  • ゴナドトロピンによる排卵誘発の副作用はどれか。2つ選べ。
[正答]


※国試ナビ4※ 102G025]←[国試_102]→[102G027

086A060」

  [★]

  • 妊娠11週において超音波断層法で診断できるのはどれか?
  • a. (1)(2)(3)
  • b. (1)(2)(5)
  • c. (1)(4)(5)
  • d. (2)(3)(4)
  • e. (3)(4)(5)

094B001」

  [★]

  • 早産の原因になるのはどれか
  • a. (1)(2)(3)
  • b. (1)(2)(5)
  • c. (1)(4)(5)
  • d. (2)(3)(4)
  • e. (3)(4)(5)

079A040」

  [★]

  • 安静療法が必要なのはどれか
  • a. (1)(2)(3)
  • b. (1)(2)(5)
  • c. (1)(4)(5)
  • d. (2)(3)(4)
  • e. (3)(4)(5)

早産」

  [★]

preterm birth, preterm labor, preterm delivery
premature birth, premature labor, premature delivery, premature obstetric labor
partus praematurus, partus praetemporarius
早期産
切迫早産正期産過期産


定義

  • 妊娠22週以後(22月0日)から37週未満(36週6日)の分娩
  • 37週未満の分娩(WHO)
  • 妊娠22-26週

疫学

  • 早産は全分娩の6-7%ないし5-10%と言われている。

リスク

  • 妊娠分娩既往歴
  • 後期流産、死産、早産、頚管無力症、習慣流産
  • 妊娠時の異常
  • 膣炎・頚管炎、多胎妊娠、子宮筋腫合併妊娠、子宮奇形、感染症(尿路感染、肺炎など)、羊水過多、抗リン脂質抗体症候群
  • 喫煙妊婦

原因

QB.P-236 など

母胎側要因

胎児側要因

  • 胎児ジストレス
  • 高度の子宮内発育遅延
  • その他重篤な胎児異常

予後

  • 妊娠22週での出生では救命率が10%程度、妊娠30週であれば救命率95%。あくまでも目安。



妊娠期別検査」

  [★]

妊娠
QB.Q-4, G10M.46
  • 妊娠初期
  • 尿中hCG定量:妊娠4週から。予定月経を数日経過してから
超音波検査法:胞状奇胎子宮外妊娠、流産の識別、黄体嚢胞の有無、妊娠週数の推定(GS, CRL)
  • 妊娠中期
  • 超音波検査法:多胎妊娠の識別、胎盤の位置、胎児発育(BPD,FL)
  • 血中AFP測定
  • 妊娠後期
  • 超音波検査法:胎児発育(BPD,FL)、胎盤の位置、羊水の測定(AFI)
  • ノンストレステスト:胎児well-being判定
  • 胎児胎盤機能検査:尿中E3測定、血中CAPhPL測定
  • シェイクテスト:胎児肺成熟度、L/S比

ゴナドトロピン療法」

  [★]

gonadotropin therapy
ヒト閉経期ゴナドトロピン-ヒト絨毛性ゴナドトロピン療法 human menopausal gonadotropin-human chorionic gonadotropin therapy、hMG-hCG療法 hMG-hCG therapy、FSH-hCG療法 FSH-hCG therapy
排卵誘発法


膜性診断」

  [★]

双胎妊娠多胎妊娠
  • 超音波検査で胎囊の数、隔壁の有無、厚さからDD,MD,MMを診断する。妊娠10週(第3月末)までに診断する。妊娠14週(第4月半ば)では葉脈と絨毛膜が癒合し診断が困難。(G10.118)


ヘリンの法則」

  [★]

Hellin's law, Hellin law
多胎妊娠


妊娠」

  [★]

pregnancy, gravidity, gestation
妊娠週数、妊娠期間、(妊娠週数・妊娠月数の推定)子宮#子宮の大きさtrimester妊婦
妊娠x週
x weeks of gestation

妊娠期間 (L.107)

  • 最終月経の開始から280日(40週)
  • 受精後266日(38週)

妊娠に伴う自覚、検査所見

QB必修
  • 尿検査による妊娠反応陽性:4週
  • つわり症状       :6週
  • 胎動の自覚       :18-20週

検査

超音波検査

  • 第5週で胎嚢がみとめられる。
QB必修
  • 妊娠4週:胎囊
  • 妊娠5週:胎児
  • 妊娠6週:胎児心拍
  • 妊娠10-12週:ドップラーによる胎児心拍

尿妊娠反応

  • 第5-8週で妊娠反応が陽性となる

妊娠による変化

G10M.38 NGY.293-303
  • 循環
  • 循環血液量増加 → 血漿量の増加が血球成分の増加より著しい → 血液希釈(赤血球数↓、Hb↓、Ht↓)
  • 白血球増加(5000~12000 /ul)。多核白血球優位に増加。
  • 凝固能:凝固系亢進、線溶系抑制
  • 血液凝固因子:第XI因子、第XIII因子を除き、血液凝固因子の濃度が上昇
  • 消化管
  • 胃:緊張度と運動性低下。食道括約筋圧低下、妊娠子宮による胃の変異により胃食道逆流が生じやすい(→麻酔管理では妊婦はfull stomach扱い)。
  • 呼吸器
  • 胸郭弛緩、横隔膜挙上、気道拡張(プロゲステロンによる気管平滑筋弛緩)
→[一回換気量]増加、[予備呼気量]減少、[残気量]減少 → 残気量が減少し、一回換気量が増加 → 分時換気量増加
  • 代謝:
  • 糖:
  • 食後血糖は上昇。空腹時血糖は低下する。また、食後に高インスリン血症が持続する。 (NGY.293)
  • 内分泌
  • FSH, LH:非妊娠時の基礎値
  • hCG:10週前後にピークとなり以降、減少。
  • PRL:妊娠末期に向かって増加

妊娠によるエネルギー付加量

NGY.324
  • 日本人成人女子の生活活動強度別の栄養所要量(kcal/day)
妊婦 +350
G10M.72
  • 付加エネルギー量(/day)
  • 妊娠初期:50kcal
  • 妊娠中期:250kcal
  • 妊娠末期:500kcal
  • 授乳中:450kcal

妊娠と服用薬

  • 妊婦は以下の機関に相談することを進める。
  • 妊娠と薬情報センター - 独立行政法人 国立成育医療研究センター
http://www.ncchd.go.jp/kusuri/index.html

服用薬の影響

  • 4週から7週末までは器官形成期であり、催奇形性が確認されているものはワルファリン(鼻奇形、骨形成不全)、メトトレキセート(種々の奇形)、抗てんかん薬(種々の奇形)がある。(参考1)
一般名または薬物群名 報告された催奇形性・胎児毒性
アミノグリコシド系抗菌薬 非可逆的第VIII脳神経障害、先天性聴力障害
アンギオテンシン変換酵素阻害薬
アンギオテンシン受容体拮抗薬
(中・後期)胎児腎障害・無尿・羊水過少、肺低形成、四肢拘縮、頭蓋変形
エトレチナート 催奇形性、皮下脂肪に蓄積されるため継続治療後は年単位で血中に残存
カルバマゼピン 催奇形性
サリドマイド 催奇形性:サリドマイド胎芽病(上肢・下肢形成不全、内臓奇形、他)
シクロホスファミド 催奇形性:中枢神経系、他
ダナゾール 催奇形性:女児外性器の男性化
テトラサイクリン系抗菌薬 (中・後期)歯牙の着色、エナメル質の形成不全
トリメタジオン 催奇形性:胎児トリメタジオン症候群
バルプロ酸ナトリウム 催奇形性:二分脊椎、胎児バルプロ酸症候群
非ステロイド性消炎鎮痛薬 (妊娠後期)動脈管収縮、胎児循環持続症、羊水過少新生児壊死性腸炎
ビタミンA 催奇形性
フェニトイン 催奇形性:胎児ヒダントイン症候群
フェノバルビタール 催奇形性:口唇裂・口蓋裂、他
ミソプロストール 催奇形性、メビウス症候群
子宮収縮・流早産
メソトレキセート 催奇形性:メソトレキセート胎芽病
ワルファリン 催奇形性:ワルファリン胎芽病、点状軟骨異栄養症、中枢神経系の先天異常

臨床関連

届出

  • 妊娠の届出:母子保健法:妊娠した者が市町村長に速やかに届ける。

参考

  • 1. 産婦人科 診療ガイドライン 産科編2008
[display]http://www.jsog.or.jp/activity/pdf/FUJ-FULL.pdf




多胎」

  [★]

multipletsmultiparous
経産婦出産経験のある




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