外傷後ストレス障害

出典: meddic

posttraumatic stress disorder, posttraumatic stress disorder, post-traumatic stress disorder, PTSD
心的外傷後ストレス障害心的外傷性ストレス障害


  • 精神系 090424 IV
  急性ストレス反応 外傷後ストレス障害 適応障害
ストレス強度
個体要因
発現時間 1hr以内 遅発性
(数W~数M)
1M以内
症状 幻覚、抑うつ、不安、激怒、絶望、葛藤、引きこもり 再体験、回避、精神麻痺、過覚醒 抑うつ、不安、行為障害
経過 48hr以内に沈静化 慢性、動揺性の経過
1Y後に50%が回復
1M以内、遅くとも5M以内

国試


Wikipedia preview

出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2016/04/25 15:05:45」(JST)

wiki ja

[Wiki ja表示]

UpToDate Contents

全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.

和文文献

  • 日本語版UPIDの信頼性に関する予備的研究
  • 藤森 紗英子,山本 沙弥香,亀岡 智美 [他]
  • 心的トラウマ研究 : 兵庫県こころのケアセンター研究紀要 (10), 1-7, 2014-11
  • NAID 40020288794
  • PTSDの予防と緩和における魚油の可能性(シンポジウム:精神栄養・行動医学 : 抑うつや不安の予防・治療における新しい可能性,2013年,第54回日本心身医学会総会ならびに学術講演会(横浜))
  • 野口 普子,西 大輔,松岡 豊
  • 心身医学 54(9), 856-860, 2014-09-01
  • … 心的外傷後ストレス障害(PTSD)は,恐怖記憶の過剰な固定化と馴化・消去学習が進まない病態として考えられる精神疾患である.動物実験から得られた海馬における恐怖記憶のメカニズムに関する知見から,海馬の神経新生を適切に制御することができれば,恐怖記憶が保存される脳領域をコントロールできる可能性が報告された(Kitamuraら,2009).また,ラットにω3系脂肪酸を投与すると,海馬における神経新生を促進することが報 …
  • NAID 110009841121
  • 医療観察制度の現場から要請される課題 : 特に精神病理学的探求と自殺予防対策の必要性について (特集 医療観察法とその周辺 : 症例と取り組み)
  • Brain Science(123)心的外傷後ストレス障害とPETによる受容体イメージング
  • 佐藤 博俊,本多 奈美,伊藤 千裕
  • 精神科 25(3), 326-330, 2014-09
  • NAID 40020189373

関連リンク

PTSD(外傷後ストレス障害)の概要。死を意識するような強い体験によって心理的なトラウマ(外傷)が生じ、以下の特有の症状を生じる障害です。 ここでいう体験とは、事故、災害、戦闘、虐待、犯罪(暴力、強姦など ...
PTSD PTSD(Post Traumatic Stress Disorder :心的外傷後ストレス障害)は、強烈なショック体験、強い精神的ストレスが、こころのダメージとなって、時間がたってからも、その経験に対して強い恐怖を感じるものです。震災などの自然災害 ...
PTSD(外傷後ストレス障害)。PTSD(外傷後ストレス障害)とはどんな病気か 死を意識するような強い体験によって心理的なトラウマ(外傷)が生じ、以下の特有の症状を生じる障害です。 ここでいう体験とは、事故、災害 ...

関連画像

外傷後ストレス障害への応用 (心的外傷後ストレス障害 障害を言い、ポスト・トラウ心的外傷後ストレス障害 外傷後ストレス障害」に関 過去のトラウマ体験が現在も ptsd 心的 外傷 後 ストレス 障害  (心的外傷後ストレス障害


★リンクテーブル★
国試過去問101G004」「097D005」「102A029」「105I024」「095B006」「095A007」「106C005」「096H007」「108D009
リンク元適応障害」「急性ストレス障害」「不眠症」「パニック障害」「重度ストレス反応および適応障害
拡張検索心的外傷後ストレス障害
関連記事障害」「ストレス」「」「外傷」「

101G004」

  [★]

  • 51歳の女性。不眠と緊張感とを主訴に来院した。2か目前、自転車で横断歩道の中ほどまで来たとき車にはねられた。同時にはねられた人が意識を失い頭から血を流しているのを見た。1週間入院したが、打撲だけで幸運だったと言われた。退院後3週ほどして、横断歩道を渡りかけたとき、急に恐怖感がよみがえった。それ以来、物音にビクッとし、何かの拍子に事故の場面が思い浮かぶようになった。
  • なかなか寝付けず、事故の夢で目が覚めることがある。日中も緊張感が続き、時々動悸がしたり、体が汗ばんだりする。体調がすぐれない。なんとなくやる気がない。横断歩道が怖くて渡れなくなり困っている。
  • 考えられるのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 101G003]←[国試_101]→[101G005

097D005」

  [★]

  • 23歳の女性。熟睡できないことを主訴に来院した。2か月前に運転していた自動車が対向車と正面衝突し、同乗していた友人が死亡した。その際、後頭部を強打したが、精密検査で異常がなく、その後の日常生活にも支障はなかった。1か月半前から夢の中に事故の瞬間の情景が毎日のように再現され、強い恐怖感で覚醒するようになった。最近は、苦しくて気分が落ちこみ、ささいな物音にもぴくつき、怒りっぽく、引きこもりがちな生活を送っている。考えられるのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 097D004]←[国試_097]→[097D006

102A029」

  [★]

  • 27歳の女性。一点を見つめ何事にも無関心なのを心配した夫に伴われて来院した。5週前に、帰宅途中に性的暴行を受けた。それ以後家から出ることができず会社を休んでいる。夜も全く眠れず、食欲もなく、急激に体重が減少した。夫が心配して話しかけるが返事をせず、ぼおっと一点を見つめるのみである。
  • 考えられるのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 102A028]←[国試_102]→[102A030

105I024」

  [★]

  • 外傷後ストレス障害(PTSD)について誤っているのはどれか。
  • a 自律神経過覚醒状態が起こる。
  • b 感情が鈍くなり物事を楽しめなくなる。
  • c ストレス反応は1か月以内に消失する。
  • d 外傷体験の想起につながる状況を回避する。
  • e 外傷体験となった出来事を繰り返し回想する。


[正答]


※国試ナビ4※ 105I023]←[国試_105]→[105I025

095B006」

  [★]

  • 外傷後ストレス障害(PTSD)について誤っているのはどれか。
  • a. 体験後、時間をおいて発症する例がある。
  • b. 小児の方が成人よりも発症しやすい。
  • c. 悪夢などの睡眠障害が特徴である。
  • d. 重症例では幻覚を伴うことがある。
  • e. 脳波異常を伴うことが多い。
[正答]


※国試ナビ4※ 095B005]←[国試_095]→[095B007

095A007」

  [★]

  • a. 一般救急外来でも行われる。
  • b. 特別なトレーニングが必要である。
  • c. 外傷後ストレス障害 PTSDの可能性を判断する。
  • d. 傷病者を重症度によって分類する。
  • e. 定められた色のタッグが用いられる。
[正答]


※国試ナビ4※ 095A006]←[国試_095]→[095A008

106C005」

  [★]

  • 外傷後ストレス障害(PTSD)の特徴でないのはどれか。
  • a 侵入的な回想
  • b 持続的な過覚醒
  • c 周囲への無反応
  • d 外傷体験を回想させる状況の回避
  • e 強いストレスを経験した直後の発症


[正答]


※国試ナビ4※ 106C004]←[国試_106]→[106C006

096H007」

  [★]

  • 外傷後ストレス障害(PTSD)でみられないのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 096H006]←[国試_096]→[096H008

108D009」

  [★]


[正答]


※国試ナビ4※ 108D008]←[国試_108]→[108D010

適応障害」

  [★]

adjustment disorder
不適応 maladjustment, 不適応反応 maladaptation reaction
反応性うつ病、F43
ICD-10
F43.2
カルチャーショック悲嘆反応、小児のホスピタリズム
小児期の分離不安障害(F93.0)


F43.2

  • A. 症状発症前の1ヶ月以内に、心理社会的ストレス因(並はずれた物や破局的な物ではない)を体験したと確認されていること。
  • B. 症状や行動障害の性質は、感情障害(F30-F39)(妄想・幻覚を除く)や、F40-F48の障害(神経小生、ストレス関連性、及び身体表現性障害)、および行為障害(F91-)のどれかにみられるものであるが、個々の障害の診断基準は満たさない。症状はその型も重症度において様々である。
  • C. この症状は、遷延性抑うつ反応を除いて、ストレス因の停止またはその結果の後、6ヶ月以上継続しないもの。しかし、この診断基準はまだ満たされない時点で、予測的に診断する事は構わない。

F43.20

短期抑うつ反応
  • 1ヶ月を越えない、一過性の軽度抑うつ状態

F43.21

遷延性抑うつ反応
  • ストレスの強い状況に長期にわたって曝された反応として出現する軽度抑うつ状態であり、持続期間は2年を越えない。

F43.22

混合性不安抑うつ反応
  • 不安症状と抑うつ症状のいずれもが優勢であるが、混合性不安抑うつ障害(F41.2)や他の混合性不安障害(F41.3)に該当するほどの重度ではない。

F43.23

主として他の情緒の障害をともなうもの
  • 主症状は、通常不安・抑うつ・心配・緊張・怒りなどといったさまざまなタイプの情動からなる。不安と抑うつの症状は混合性不安抑うつ障害や(F41.2)や、他の混合性不安障害(F41.3)の基準を満たすこともありうるが、他のさらに特定したうつ性障害や不安障害と診断されるほどに優勢ではない。夜尿や指しゃぶりなどといった退行した行動を示す小児の反応にも、このカテゴリーが用いられるべきである。

F43.24

主として行為の障害をともなうもの
  • 主たる障害は、たとえば攻撃的または反社会的行動に至る青年期の悲哀反応のような行為を含む。

F43.25

情緒および行為の混合性の障害をともなうもの
  • 情緒面の症状と行為障害の両者が優劣な病像である。

F43.28

他の特定の症状が優勢なもの

ストレス反応と適応障害

  急性ストレス反応 外傷後ストレス障害 適応障害
ストレス強度
個体要因
発現時間 1hr以内 遅発性
(数W~数M)
1M以内
症状 幻覚、抑うつ、不安、激怒、絶望、葛藤、引きこもり 再体験、回避、精神麻痺、過覚醒 抑うつ、不安、行為障害
経過 48hr以内に沈静化 慢性、動揺性の経過
1Y後に50%が回復
1M以内、遅くとも5M以内

症状

PSY.241
  • 抑うつ、不安、心配
  • 順応できない、将来設計ができない、現状のまま続けていくことができない、などの情緒障害
  • 毎日の仕事をこなしていくことにも一定の困難さが出てくる

経過と予後

PSY.241
  • ストレスから1ヶ月以内に発症
  • 6ヶ月以上持続する事はない


急性ストレス障害」

  [★]

acute stress disorder
急性ストレス反応 acute stress reaction(ICD)
[[]]


  • 精神系 090424 IV
  急性ストレス反応 外傷後ストレス障害 適応障害
ストレス強度
個体要因
発現時間 1hr以内 遅発性
(数W~数M)
1M以内
症状 幻覚、抑うつ、不安、激怒、絶望、葛藤、引きこもり 再体験、回避、精神麻痺、過覚醒 抑うつ、不安、行為障害
経過 48hr以内に沈静化 慢性、動揺性の経過
1Y後に50%が回復
1M以内、遅くとも5M以内
  • http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%80%A5%E6%80%A7%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AC%E3%82%B9%E9%9A%9C%E5%AE%B3
  • 急性ストレス障害(きゅうせいストレスしょうがい、Acute Stress Disorder - ASD)とは、心的外傷後ストレス障害(PTSD)と似たような症状を起こすが、主に生死に関わるような要因でトラウマ(心的外傷)を経験した後、これによる神経症の症状が数時間、数日から4週間以内に自然治癒する一過性の障害を指す。疾病及び関連保健問題の国際統計分類における名称は、急性ストレス反応とされている。この反応についての最初の記述は、ウォルター・B・キャノンが1923年の著書『外傷性ショック』(Traumatic Shock)の中で、様々なストレスに対するアドレナリンの緊急反応について論じたものである。
  • 症状が4週間以上続く場合、PTSDを考慮する。


不眠症」

  [★]

insomnia
睡眠薬睡眠睡眠障害熟眠障害睡眠障害国際分類

概念

分類

原因

  • 精神生理的
  • 薬物
  • 呼吸障害
  • 睡眠時無呼吸症候群
  • 肺胞低換気
  • 精神障害による不眠、神経症状、うつ病
  • 覚醒、覚醒リズム障害
  • ジェット・時差症候群
  • 交替制勤務による不眠症
  • ASPS(DSDP)
  • non-24 SWRS

5つのP

  • 1. 身体的   疼痛、発熱、かゆみ
  • 2. 生理的   時差、交替制勤務
  • 3. 生理的   ストレス、重大な人生の変化など
  • 4. 精神医学的 うつ病、統合失調症、アルコール依存症」
  • 5. 薬理学的  カフェイン、ニコチン

KPS.822

  身体疾患による二次的な不眠 精神的・環境的な状態による二次的な不眠
入眠困難 疼痛 or 耐え難い状態
中枢神経障害
下記の状態に常にあること
不安
不安筋緊張
環境変化
概日リズム睡眠障害
睡眠維持困難 睡眠時無呼吸症候群
夜間ミオクローヌスむずむず脚症候群
食事因子
挿管性事象(睡眠時随伴症)
物質の影響(アルコールなど)
物質離脱の影響(アルコールなど)
物質相互作用
内分泌疾患/代謝性疾患
感染、悪性腫瘍などの疾患
疼痛 or 耐え難い状態
脳幹・視床下部障害・疾患
加齢
うつ病、とくに原発性うつ病
環境変化
概日リズム睡眠障害
外傷後ストレス障害
統合失調症



パニック障害」

  [★]

panic disorder
恐慌性障害
他の不安障害神経症性障害不安障害広場恐怖

概念

疫学

  • 生涯有病率
  • パニック障害:3.8%
  • パニック発作:5.6%
  • 性差:女性の方が2-3倍多い
  • 発症年齢:一般的には若年青年期(平均年齢は25歳前後)

分類

DSM-IV-TR

  • 広場恐怖を伴うパニック障害
  • 広場恐怖を伴わないパニック障害
  • パニック障害の既往歴のない広場恐怖


症状

  • 10分ほどで急速に症状が増悪し、通常20-30分持続する
  • 切迫した死と破滅の感覚と極度の恐怖
  • 頻脈、動悸、呼吸困難、および発汗などを伴う
  • 発作間期の「また発作が起こるのではないか」という不安

鑑別診断

  • 他の精神疾患によるパニック発作(他の恐怖症、社会恐怖症外傷後ストレス障害)
  • 心血管障害、内分泌疾患(甲状腺・副甲状腺・副腎など)

治療

  • 薬物療法:


重度ストレス反応および適応障害」

  [★]

重度ストレス反応及び適応障害
ICD-10
F43


F43

F43.0 急性ストレス反応
F43.1 外傷後ストレス障害
F43.2 適応障害
F43.8 その他の重度ストレス反応
F43.9 重度ストレス反応、詳細不明


心的外傷後ストレス障害」

  [★] 外傷後ストレス障害

障害」

  [★]

disorderimpairmentdysfunctiondamagedifficulty、(妨げ)barrierimpedimentobstacledisturbancefoe、(化学)hindrancedisorderimpairlesion
妨げ撹乱関門機能障害機能不全困難傷害障壁損なう損傷ダメージ破壊破損バリヤー病変不安妨害乱れ無秩序機能異常症疾患バリアバリアー機能異常機能不全症


ストレス」

  [★]

stress
応力強調緊張力点

内分泌系への影響

  • 血中濃度上昇:成長ホルモン、副腎皮質刺激ホルモン、プロラクチン
  • 血中濃度低下:卵胞刺激ホルモン、黄体形成ホルモン、エストロゲン



後」

  [★]

afterfollowingsubsequentlateposteriorbehindafterwardafterwardspost
下記後期後方後側遅発遅発型晩発引き続くポスト遅い


外傷」

  [★]

injurytraumatraumatic injurytraumatic
外傷性傷害傷害性心的外傷損傷トラウマ受傷外傷性障害



害」

  [★] harmhazardinjure

危険損傷ハザード傷害を与える害する




★コメント★

[メモ入力エリア]
※コメント5000文字まで
ニックネーム:
コメント:




表示
個人用ツール


  meddic.jp

リンク
連絡