壁細胞

出典: meddic

parietal cell (Z)
exocrinocytus parietalis
酸分泌細胞傍細胞 oxyntic cell塩酸分泌細胞lining cell LCmural cell
胃腺胃酸固有胃腺


概念

  • 胃底腺が分布する胃体部に多い → see 胃腺
  • 塩酸、内因子分泌(ビタミンB12の吸収に必要なタンパク質)
  • 細胞内分泌細管(分泌活発な時に↑)
  • 小管小胞構造(分泌時には細胞内分泌細管と融合)


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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2014/10/01 10:29:18」(JST)

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和文文献

  • 経静脈栄養離脱後4年でビタミンB_<12>欠乏性巨赤芽球性貧血を発症した短小腸の1例
  • 黒岩 実,西 明,山本 英輝,大竹 紗弥香,畑中 政博,鈴木 則夫
  • 日本小児外科学会雑誌 46(5), 857-861, 2010-08-20
  • … の高ビリルビン血症がみられ,その後全身倦怠感や運動時の息切れが出現した.血液検査で貧血(大球性高色素性)を認め,血中葉酸は正常だがビタミンB_<12>(VB_<12>)は71pg/mlと低値で,抗内因子抗体および胃壁細胞抗体は陰性であった.以上からVB_<12>欠乏性巨赤芽球性貧血と診断した.経静脈的にVB_<12>を投与し貧血は速やかに改善した.文献上,術後のVB_<12>欠乏性巨赤芽球貧血は吸収部喪失以外の原因でも生じ …
  • NAID 110007682256
  • 胃の壁細胞はラセン菌を消化する
  • 鈴木 一憲
  • 山形県立米沢女子短期大学紀要 (46), 29-36, 2010-12
  • NAID 40018782979
  • 壁細胞のSonic hedgehog(Shh)の発現喪失は高ガストリン血症と粘液上皮細胞の過増殖を来す
  • 菅野 健太郎 [訳],Xiao Chang,Ogre Sally A. [他]
  • Review of gastroenterology & clinical gastroenterology and hepatology 5(2), 27-31, 2010-08
  • NAID 40017253398

関連リンク

栄養・生化学辞典 - 壁細胞の用語解説 - 傍細胞,胃壁細胞ともいう.胃底部,胃体部にある胃底腺にある細胞で,塩酸や内因子を分泌する.
胃・十二指腸の解剖生理 a8 胃は噴門・胃底・胃体・幽門の4つの主要な部位に分けられる。 次に胃壁の構造だが、基本的には他の消化管壁と同じく4層構造だが、空腹時の胃の粘膜には大きなヒダがある。粘膜の表面には粘液細胞 ...
壁細胞(へきさいぼう、英: parietal cell )とは固有胃腺に存在する細胞の1つ。傍細胞とも呼ばれる。細胞質にはミトコンドリアや滑面小胞体に富み、酸好性を示す。核は細胞の中央に位置し、しばしば二核の細胞が存在する。

関連画像

 薄壁細胞 (微) Terminal parenchyma が 分泌 され 壁 細胞 薄壁細胞 (微) Terminal parenchyma 壁細胞。 ボケ(バラ科)の果実 壁 細胞 は 赤血球 を 増やす医学, イラスト, 腸, 壁, 細胞胃生検の小部屋壁細胞


★リンクテーブル★
先読みLC
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関連記事細胞

LC」

  [★]

胃」

  [★]

stomach (Z)
gaster, ventriculus
消化器系#上皮の移行
  • 図:KL.346(動脈)

解剖

  • 胃は以下の間膜によって連結されている。
    • 横隔膜の下面との間は胃横隔間膜
    • 脾臓との間は胃脾間膜

胃の位置

  • 噴門口:第7肋軟骨の胸骨付着部より約2cm左(T11の高さ) (KL.342)
  • 胃底:胃底の上端は左第5肋骨の高さ (KL.342)
  • 幽門:L1の高さ (KL.342)

胃の動脈


生理

胃腺の分布

2007年後期生理学授業プリント

粘膜上皮細胞 主細胞 壁細胞 副細胞
(頚粘液細胞)
腸クロム親和様細胞 D細胞 G細胞
噴門腺            
固有胃腺  
幽門腺          

HIS

部位 胃小窩 胃表面上皮細胞 主細胞 頚粘液細胞
(副細胞)
壁細胞 幹細胞 内分泌細胞
噴門部 噴門腺 浅い  
胃体部 固有胃腺 中間
幽門部 幽門腺 深い  

胃腺の移動

  • 胃底腺幽門腺の境界は移動する。
  • 年齢に伴って上昇する?らしく、これにともない胃酸の分泌が低下する。

胃液のホルモンによる分泌調節

消化管ホルモン 分泌細胞 分泌調節(+) 分泌調節(-) 作用
ヒスタミン 腸クロム親和様細胞 アセチルコリン
ガストリン
  胃酸分泌
ソマトスタチン D細胞     胃酸分泌抑制
ガストリン G細胞   胃pH低下 胃酸分泌

生理

神経支配

  • 内在神経系
  • 1.粘膜下神経叢
  • 2.筋層間神経叢
  • 外来神経系
  • 1.交感神経系
T6,7の側柱→大内臓神経(節前線維)→腹腔神経叢(節後線維)→内在神経叢内でシナプス前抑制、一部直接作用
  • 2.副交感神経系
迷走神経(節前線維)→内在神経系(アセチルコリン作動性ニューロン(興奮性)、VIP,NO作動性ニューロン(抑制性))

役割

  • 1. タンパク質の消化
  • 2. 食物の貯蔵
  • 3. 殺菌

機能

  • 1. 食物貯蔵
受け入れ弛緩(胃近位部弛緩)
  • 2. 食物混和
蠕動運動、逆移送
  • 3. 糜粥排出

受け入れ弛緩

  • 迷走神経反射。胃近位部伸展受容器→迷走神経→脳幹→迷走神経

臨床関連




ヒスタミン受容体」

  [★]

histamine receptor
ヒスタミン抗ヒスタミン薬受容体
  • 7回膜貫通型受容体。Gタンパク質共役型受容体。
  • H1R:平滑筋、血管内皮、神経→血管拡張、血管透過性↑、気管収縮、知覚神経刺激によるかゆみ・痛み
  • H2R:胃、心臓、中枢、リンパ→胃酸分泌促進
  • H3R:中枢、気道、消化管。ヒスタミン合成やNeuro transmitterの遊離抑制
  • H4R:リンパ球をはじめとする免疫炭層細胞、骨髄、脾臓。機能は不明
  • H1Rはα1受容体と似ている。Gαqと共役している
  • H2Rはβ1受容体と似ている。Gαsと共役している

ヒスタミン受容体 (GOO.630)

  Gタンパク セカンドメッセンジャー 分布 機能 作動薬 阻害薬
H1 Gq/11 Ca2+↑、cAMP↑ 平滑筋
内皮細胞
中枢神経系
血管拡張
血管透過性↑
気管収縮
知覚神経刺激
→かゆみ・痛み
2-CH3-histamine chlorpheniramine
H2 Gs cAMP↑ 壁細胞
心筋
肥満細胞
中枢神経系
胃酸分泌促進 dimaprit ranitidine
H3 Gi/o cAMP↓ 中枢神経シナプス前膜
筋層間神経叢
ヒスタミン合成
神経伝達物質遊離抑制
α-CH3-histamine thioperamide
clobenpropit
H4 Gi/o Ca2+↑、cAMP↓ 造血器官の細胞 clobenpropit thioperamide


悪性貧血」

  [★]

pernicious anemia, PA
アジソン貧血 Addison anemiaアジソン・ビールメル貧血 Addison-Biermer anemia, Addisonian anemia
貧血巨赤芽球性貧血

概念

  • 巨赤芽球性貧血の中の分類の一つ
  • 悪性貧血は内因子の欠如に伴うコバラミンの障害吸収による貧血と定義される
  • 実際には、内因子を産生する壁細胞の喪失を伴う自己免疫疾患である。
  • アジソン病患者は、悪性貧血の場合と同じような萎縮性の胃炎を示すが、内因子の分泌は続く

病因

  • ビタミンB12欠乏症が本態

疫学

  • 10歳以下の子供と60歳代の老人

徴候

  • 毛髪:(若年の場合)白髪
  • 舌 :疼痛、発赤、乳頭萎縮
  • 眼 :眼球結膜の黄癬
  • 皮膚:黄染、蒼白
  • 循環器:蒼白、頻脈
  • 消化器:食欲不振、下痢
  • 神経:しびれ感、腱反射の減弱、位置覚・振動覚の減弱

神経症状

検査

  • 血算
macrocytosis with hypersegmented neutrophils
  • 大球性性貧血、大球性高色素性貧血
  • 好中球:過分節()。好中球数減少
  • 血小板数減少

参考

uptodate

  • 1. [charged] ビタミンB12および葉酸欠乏症の病因および臨床症状 - uptodate [1]
  • 2. [charged] ビタミンB12および葉酸欠乏症の診断および治療 - uptodate [2]
  • 3. [charged] 化生(慢性)萎縮性胃炎 - uptodate [3]



ガストリン」

  [★]

gastrin
消化管ホルモン

概念

  • 胃粘膜に存在し胃酸分泌を刺激する消化管ホルモンの代表で、胃分泌の胃相を司る情報伝達物質。

分類

性状

  • ポリペプチド 17aa

産生組織

標的組織

受容体

作用

  • 食道のLES:収縮 (SP.720)
  • 胃の壁細胞:H+分泌↑
  • 粘液産生細胞:粘液層増強 (First Aid step 1 p.269)
  • 腸クロム親和性細胞からのヒスタミンの放出 (Q book p.103)
  • 主細胞からのペプシノゲン分泌 (Q book p.103)
  • 胃:運動性↑ (First Aid step 1 p.269)。血流↑ (Q book p.103)
  • (胆汁の分泌に関して?)胆嚢を収縮させる。作用は弱い (SP.706)

分泌の調節

YN.A-11

  • 胃の拡張
  • アミノ酸・ペプチド

分子機構

生合成

基準値

  • 血清ガストリン濃度:30-150pg/ml

臨床関連



胃腺」

  [★]

gastric glands
固有胃腺
  • 胃小窩 gastric pit
胃腺開口部 80~100個/mm2

噴門腺

  • アルカリ性の粘液を分泌

胃底腺

  • 粘膜上皮細胞
  • 粘液分泌
  • 副細胞(=頚部粘液細胞) mucous neck cell
  • アルカリ性の粘液を分泌。ペプシノーゲン分泌(僅か)。
  • ペプシノーゲン分泌
  • 壁細胞 parietal cell,Oxyntic cell
  • 塩酸、内因子分泌(ビタミンB12の吸収に必要なタンパク質)
  • 細胞内分泌細管(分泌活発な時に↑)
  • 小管小胞構造(分泌時には細胞内分泌細管と融合)
  • 腸クロム親和様細胞 enterochroma餌nw like cell(=ECL細胞

幽門腺

  • 副細胞(=頚部粘液細胞)
  • アルカリ性の粘液を分泌。ペプシノーゲン分泌(僅か)。
  • ガストリン分泌→壁細胞→胃酸分泌→pH低下(pHく3)→ガストリン抑制

厚壁細胞」

  [★]

sclereid
スクレレイド


胃壁細胞」

  [★]

gastric parietal cell

細胞」

  [★]

cell
cellula







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