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赤十字社(せきじゅうじしゃ)とは、スイス人実業家アンリ・デュナンの提唱により創立された、「人道・公平・中立・独立・奉仕・単一・世界性」の7原則を掲げて、世界各国に存在する人道的活動団体である。
目次
- 1 概要
- 2 主要任務
- 3 国際赤十字・赤新月運動
- 4 保護標章
- 5 歴史
- 6 戦場での効果と実際
- 7 脚注
- 8 参考資料・関連文献
- 9 関連項目
- 10 外部リンク
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概要
国の内外を問わず、戦争や大規模な事故や災害の際に敵味方区別なく中立機関として人道的支援を行う。
組織的には「ジュネーヴ条約」とこれに基づく国内法によって、特殊な法人格と権限を与えられた団体である。
名称と標章
多くの国では、識別マークはデュナンの母国スイスの国旗の色を反転した、白地に赤い十字(赤十字)を採用している。呼称については「赤十字社」が一般的だが、中華人民共和国と台湾では「紅十字会」、また北朝鮮では「赤十字会」と呼んでいる。
また、イスラム諸国では、「十字はキリスト教を意味し、十字軍を連想する」として嫌われたため、白地に赤色の新月を識別マークとし、「赤新月社」(せきしんげつしゃ)と呼んでいる(インドネシアはイスラム教国であるが例外的に「赤十字社」である。またパキスタン、マレーシア、バングラデシュなどは設立当初は「赤十字社」であったが、のちに「赤新月社」に変更した)。2011年12月1日現在、152か国に赤十字社、34か国に赤新月社が設立され活動を行っている(イスラエルの赤盾社を含めると計187か国)。
他にも「ダビデの赤盾」(イスラエルでの呼称はマーゲン・ダビド公社(赤盾社))、「赤獅子太陽」(王制当時のイランにおけるイラン赤獅子太陽社。イラン革命で王制が倒れて以後の1980年から使用されていない)など種々の標章が乱立した事から、赤十字・赤新月に代わる共通の(=第三の)標章採用が提案された(なお「ダビデの赤盾」は今までに承認されたことはない)。これには加盟国の合意に基づくジュネーブ条約の改訂を要する為に議論は紛糾したが、2005年12月8日の総会において全会一致原則の総会では異例である投票による賛成多数により、赤の菱形を象った宗教的に中立な第三の標章「Red Crystal(レッドクリスタル、赤水晶、赤菱形、赤菱)」が正式に承認された。「Red Crystal」の標章の意味や法的効力は従来の赤十字・赤新月と完全に同一である。また、この標章は単独で用いる以外に中の白地の部分に独自のマークを入れても構わない。このため「Red Crystal」の中に「ダビデの赤盾」のマークを入れた標章を用いることで、イスラエルの赤盾社は国際赤十字への加盟が出来る事となり、赤十字国際委員会は同社を正式に承認した。同様に国内での宗教勢力のバランスから赤十字・赤新月の標章を併用したいと主張しているエリトリア等の国や地域でも、「Red Crystal」の中に赤十字・赤新月両方のマークを入れた標章を使用することで国際赤十字への加盟を期待している[1]。
主要任務
- 紛争や災害時における、傷病者への救護活動
- 戦争捕虜に対する人道的救援(捕虜名簿作成、捕虜待遇の監視、中立国経由による慰問品配布や捕虜家族との通信の仲介など)
- 赤十字の基本原則や国際人道法の普及・促進
- 平時における災害対策、医療保健、青少年の育成等の業務
など、非常に多岐にわたる。
国際赤十字・赤新月運動
国際赤十字・赤新月運動(「赤十字運動」)は、赤十字国際委員会 (ICRC)、国際赤十字赤新月社連盟 (IFRC)、各国の赤十字(赤新月)社の3組織で構成されている。各組織は財政・政策の面で独立しており、ICRCは紛争、IFRCは自然災害、赤十字・赤新月社は主に国内で活動を展開し、それぞれの基本的な任務は異なっている。いわゆる「国際赤十字 (IRC)」はこの国際赤十字・赤新月運動を指す。
赤十字運動の最高決定機関は赤十字・赤新月国際会議と呼ばれ、この国際会議は原則として4年ごとに開催される。国際会議には、ジュネーヴ諸条約締約国政府の代表、ICRCの代表、IFRCの代表、各国赤十字・赤新月社の代表が参加する。
赤十字運動の各組織は独立しているが、活動上は連携しており、ICRCは各国赤十字社と連携して任務にあたっている。例えば日本赤十字社は、紛争地におけるICRCの支援活動に日本人職員(主に医療スタッフ)を派遣している。また追跡事業では、世界を網羅するICRCのネットワークに加え、各国に根を張る赤十字・赤新月社のネットワークも活用されている。
保護標章
陸上自衛隊の野戦用救急車。赤十字マークが描かれている。自衛隊は軍事組織なので衛生部門での使用が認められている
赤十字の標章及び赤新月の標章(類似のものを含む)は、「戦地にある軍隊の傷者及び病者の状態の改善に関する1949年8月12日のジュネーブ条約」(ジュネーブ諸条約の第一条約。傷病者保護条約)第44条により赤十字社・赤新月社と「軍隊およびこれに準ずる組織の医療・衛生部隊の人員・施設資機材」、つまり衛生兵が独占的に使用することになっており、条約加盟国では他の法人などがこの標章を使うことはできない。これは、赤十字・赤新月の関係者・施設資機材は、人道上、戦地・紛争地でのあらゆる攻撃から無条件で保護されねばならない存在だからである。単に医療施設を表すのではないことが厳格に規定されている。ただし、各国赤十字社・赤新月社から許可を受けた上での、救急車や救護所での平時の使用は例外的に認められている(条約第44条第4項)。
日本国内においては、「赤十字の標章及び名称等の使用の制限に関する法律」によって、第1条に規定された赤十字、赤新月、赤のライオン及び太陽(ダビデの赤盾やレッドクリスタルについては規定がない。)の標章及び名称の使用は、日本赤十字社(第2条)及びその許可を受けた者(第3条)のみに制限されており、みだりに使用した場合は懲役または罰金刑に処される(第4条)。しかし、一般の病院、薬局、テレビ番組、広告などでの誤った使用が後を絶たないことから、日本赤十字社では誤用しないように呼び掛けている[2][3]。
なお、武力攻撃事態等における国民の保護のための措置に関する法律第157条第2項では、武力攻撃事態等においては、指定行政機関の長又は都道府県知事が、医療機関や医療関係者に赤十字標章等を使用させることができるとされている。
また、商標法第4条第1項第4号においては、赤十字の標章及び名称等の使用の制限に関する法律第1条の標章及び名称については、商標登録を受けることができないとされている[4]。
歴史
- 1859年 - アンリ・デュナン、北イタリアでソルフェリーノの戦いに遭遇
- 1863年 - 「国際負傷軍人救護常置委員会」(五人委員会。現・赤十字国際委員会)が発足。赤十字標章等を定めた赤十字規約を採択。
- 1864年 - スイスなど16カ国が参加した外交会議で、最初のジュネーブ条約採択(陸戦に適用)
- 1867年 - 第一回赤十字国際会議
- 1876年 - 赤十字国際委員会結成、イスラム圏で赤新月の使用始まる
- 1881年 - アメリカ赤十字結成
- 1887年 - 日本赤十字社結成(1877年に設立された博愛社から改称)
- 1888年 - 磐梯山噴火で世界初の平時救護(それまでは「戦時救護」のみ)活動・日赤初の災害救護活動でもある。
- 1899年 - ハーグ陸戦条約締結。ジュネーブ条約の適用を海戦にも拡大
- 1901年 - アンリ・デュナン、第1回のノーベル平和賞を受賞
- 1907年 - ハーグ陸戦条約改定、中国紅十字会結成
- 1914年 - 第一次世界大戦勃発
- 1917年 - 赤十字国際委員会がノーベル平和賞受賞
- 1919年 - 赤十字社連盟結成(本部:パリ)
- 1928年 - 赤十字国際規約採択
- 1929年 - 捕虜の待遇に関する条約を追加したジュネーブ条約に約50カ国が批准、加盟。イスラム圏における赤新月マークの公認
- 1939年 - 第二次世界大戦勃発、赤十字社連盟本部パリからジュネーブに移転
- 1944年 - 赤十字国際委員会が2回目のノーベル平和賞を受賞
- 1949年 - ジュネーブ四条約を採択
- 1963年 - 赤十字国際委員会、赤十字社連盟とともにノーベル平和賞受賞
- 1977年 - 四条約に追加される2つの議定書を採択
- 1983年 - 赤十字社連盟、赤十字赤新月社連盟と改称
- 1991年 - 赤十字赤新月社連盟、国際赤十字・赤新月社連盟と改称
- 2005年 - 新たな標章(レッドクリスタル)を定めた第3追加議定書を採択
戦場での効果と実際
ジュネーブ条約などにより、標章を掲げた施設やスタッフは攻撃を受けないこととなっているが、戦場では必ずしも守られるとは限らない。
- 米国軍により、第二次世界大戦末期には、赤十字の旗を掲げた日本の貨客船が多数撃沈されたばかりか、日本の各地で赤十字を表示しているにもかかわらず民間人が一度に数十人殺された大山口列車空襲事件のように頻発した機銃掃射事件や、東京などの大都市では、赤十字関連病院などの存在も顧みずに米国によって軍非戦闘員もろとも丸ごと焼き払われた。その犠牲になった中には日本軍の捕虜になった米国軍などの兵士も含まれていた。
- アフガニスタンでは赤十字旗のある救援拠点が米国軍により攻撃され[5]、2006年に発生したイスラエル軍のレバノン侵攻におけるレバノン政党ヒズボラとの戦闘の際には、レバノンの赤十字スタッフが執拗な攻撃を受けている。
- 2003年10月27日、イラクのバグダッド市内に存在した国際赤十字事務所が「自爆テロ」の犠牲となった。非正規の軍事組織は、捕虜などの扱いでジュネーブ条約の庇護を受けないこともあり、赤十字の組織の有効性に一石が投じられる事件となった。
脚注
- ^ 赤十字新聞 第794号 2006年7月1日発行
- ^ 赤十字マーク誤用しないで 「法律違反」と日赤 共同通信(47NEWS)、2008年5月2日
- ^ 「知っていますか?このマークの本当の意味」日本赤十字社 2007年1月発行
- ^ 商標審査基準 第3 第4条第1項及び第3項(不登録事由) 第4条第1項第4号(赤十字等の標章又は名称) (PDF)
- ^ 日本赤十字新聞
参考資料・関連文献
- 『世界の赤十字社、赤新月社』(日本赤十字社、2004年)
- 『知っていますか? 「赤十字マーク」の本当の意味』(日本赤十字社)
- 『日本赤十字社を知ってみよう』(日本赤十字社)
- 『赤十字って何?』(監修:日本赤十字社・発行:(株)日赤会館)
- 『赤十字の諸原則』(編:日本赤十字社・発行:(株)日赤会館)
- 『赤十字の源泉を求めて』(日本赤十字社)
- 『赤十字と国際人道法 普及のためのハンドブック』(編:日本赤十字社・発行:(株)日赤会館)
- 『ソルフェリーノの思い出』((株)日赤会館)
- 『赤十字新聞』各号(日本赤十字社)
- 吹浦忠正『赤十字とアンリ・デュナン』(中公新書、1991年)
- 『赤十字手帳 2007年版』(編:日本赤十字社・発行:(株)日赤会館)
関連項目
- 日本赤十字社
- 国際赤十字赤新月組織一覧
- 国際人道法
- フローレンス・ナイチンゲール - 従軍看護師として近代看護を確立。但し当人は赤十字の篤志活動に批判的であったことは特筆すべき事項である
- 国境なき医師団
- 救世軍 - 欧米では赤十字社と同等の重要な位置付けがされ、災害時には国際的なチームを編成し、人種や思想にとらわれずに救援活動や支援活動を行う
- マルセル・ジュノー - 赤十字国際委員会駐日主席代表を務めた人物。特に終戦直後の広島での被爆者の救護に尽力し、「ヒロシマの恩人」と呼ばれている
- 軍医
- 衛生兵
- 救急医療
- 緑十字
- ギリシャ十字 - 赤十字のデザインの基。
外部リンク
- 赤十字国際委員会(英語、フランス語、中国語ほか)
- 国際赤十字・赤新月社連盟(英語、フランス語、スペイン語)
国際赤十字赤新月運動 |
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原則 |
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博愛 • 公平 • 中立 • 独立 • 奉仕 • 調和 • 世界性
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国際組織 |
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赤十字国際委員会 (ICRC) • 国際赤十字赤新月社連盟 (IFRC)
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国際赤十字赤新月連盟加盟組織 |
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アフガニスタン赤新月社
アルバニア赤十字社
アルジェリア赤十字社
アンドラ赤十字社
アンゴラ赤十字社
アンティグア・バーブーダ赤十字社
アルゼンチン赤十字社
アルメニア赤十字社
オーストラリア赤十字社
オーストリア赤十字社
アゼルバイジャン赤新月社
バハマ赤十字社
バーレーン赤新月社
バングラディシュ赤新月社
バルバドス赤十字社
ベラルーシ赤十字社
ベルギー赤十字社
ベリーズ赤十字社
ベニン赤十字社
ボリビア赤十字社
ボスニアヘルツェゴビナ赤十字社
ボツワナ赤十字社
ブラジル赤十字社
ブルネイ赤新月社
ブルガリア赤十字社
ブルキナ・ファソ赤十字社
ブルンジ赤十字社
カンボジア赤十字社
カメルーン赤十字社
カナダ赤十字社
カーボベルデ赤十字社
中央アフリカ赤十字社
チャド赤十字社
チリ赤十字社
中国紅十字会
コロンビア赤十字社
コモロ赤新月社
コンゴ共和国赤十字社
コンゴ民主共和国赤十字社
クック諸島赤十字社
コスタリカ赤十字社
コートジボアール赤十字社
クロアチア赤十字社
キューバ赤十字社
チェコ赤十字社
デンマーク赤十字社
ジブチ赤十字社
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ドミニカ赤十字社
ドミニカ共和国赤十字社
エクアドル赤十字社
エジプト赤新月社
エルサルバドル赤十字社
赤道ギニア赤十字社
エリトリア赤十字社 (参加予定)
エストニア赤十字社
エチオピア赤十字社
フィジー赤十字社
フィンランド赤十字社
ガボン赤十字社
ガンビア赤十字社
グルジア赤十字社
ドイツ赤十字社
ガーナ赤十字社
ギリシャ赤十字社
グレナダ赤十字社
グアテマラ赤十字社
ギニア赤十字社
ギニアビサウ赤十字社
ガイアナ赤十字社
ハイチ赤十字社
ホンジュラス赤十字社
ハンガリー赤十字社
アイスランド赤十字社
インド赤十字社
インドネシア赤十字社
イラン赤新月社
イラク赤新月社
アイルランド赤十字社
マーゲン・ダビド公社
イタリア赤十字社
ジャマイカ赤十字社
日本赤十字社
ヨルダン赤新月社
カザフスタン赤新月社
ケニア赤十字社
キリバス赤十字社
朝鮮赤十字会
大韓赤十字社
クウェート赤新月社
キルギスタン赤十字社
ラオス赤十字社
ラトビア赤十字社
リビア赤十字社
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レソト赤十字社
リビア赤十字社
リビア赤新月社
リヒテンシュタイン赤十字社
リトアニア赤十字社
ルクセンブルク赤十字社
マケドニア赤十字社
マダガスカル赤十字社
マラウイ赤十字社
マレーシア赤新月社
マリ赤十字社
マルタ赤十字社
モーリタニア赤新月社
モーリシャス赤十字社
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ミクロネシア赤十字社
モルドバ共和国赤十字
モナコ赤十字社
モンゴル赤十字社
モンテネグロ赤十字社
モロッコ赤新月社
モザンビーク赤十字社
ミャンマー赤十字社
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ニカラグア赤十字社
ニジェール赤十字社
ナイジェリア赤十字社
ノルウェー赤十字社
パキスタン赤新月社
パラオ赤十字社
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ポルトガル赤十字社
カタール赤新月社
ルーマニア赤十字社
ロシア赤十字社
ルワンダ赤十字社
セントクリストファー・ネイビス赤十字社
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セントルシア赤十字社
セントビンセント・グレナディーン赤十字社
サモア赤十字社
サンマリノ赤十字社
サントメ・プリンシベ赤十字社
サウジアラビア赤新月社
セネガル赤十字社
セルビア赤十字社
セーシェル赤十字社
シエラレオネ赤十字社
シンガポール赤十字社
スロバキア赤十字社
ソロモン諸島赤十字社
ソマリア赤十字社
南アフリカ赤十字社
スペイン赤十字社
スリランカ赤十字社
スーダン赤新月社
スリナム赤十字社
スワジランド赤十字社
スウェーデン赤十字社
スイス赤十字社
シリア赤新月社
タジキスタン赤十字社
タンザニア赤十字社
タイ赤十字社
東ティモール赤十字社
トーゴ赤十字社
トンガ赤十字社
トリニダード・トバゴ赤十字社
チュニジア赤新月社
トルコ赤新月社
トルクメニスタン赤新月社
ツバル赤十字社 (参加予定)
ウガンダ赤十字社
ウクライナ赤十字社
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英国赤十字社
アメリカ赤十字社
ウルグアイ赤十字社
ウズベキスタン赤十字社
バヌアツ赤十字社
ベネズエラ赤十字社
ベトナム赤十字社
イエメン赤新月社
ザンビア赤十字社
ジンバブエ赤十字社
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