固有食道腺

出典: meddic

esophageal gland proper
glandula oesophagea propria
食道腺 esophageal gland



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和文文献

  • 世話人のまとめ
  • 馬場 政道
  • 日本消化器外科学会雑誌 32(8), 2195, 1999-08-01
  • … 導管末端のう胞状拡張は57%, 固有食道腺侵襲23%, 導管進展の基底膜破壊16%, 周囲間質浸潤11%の症例に認められた。 …
  • NAID 110001336739
  • 35. 導管内進展より粘膜下層間質浸潤を認めた表層拡大型食道癌症例 (第40回食道色素研究会 II 表在癌における導管内食道進展の実態 : その組織像, 臨床像とは?)
  • 島田 英雄,千野 修,西 隆之,田仲 曜,木勢 佳史,大芝 玄,姫野 信治,釼持 孝弘,町村 貴郎,幕内 博康
  • 日本消化器外科学会雑誌 32(8), 2194, 1999-08-01
  • … 癌浸潤が比較的浅く, 広範囲に広がる表層拡大型食道癌の病巣内固有食道腺はどのような状況に有るか, (1)固有食道腺の頻度(2)進展, 浸潤の状況(3)深部浸潤への要因について検討した。 … 固有食道腺導管内侵襲からの間質浸潤は, 食道粘膜癌の深部浸潤一様式となりうる可能性がある。 …
  • NAID 110001336734
  • 31. 導管内進展をきたした表在食道癌症例 (第40回食道色素研究会 II 表在癌における導管内食道進展の実態 : その組織像, 臨床像とは?)
  • 実 操二,末永 豊邦,盛 真一郎,宮薗 太志,山田 一隆,西俣 寿人,西俣 寛人,馬場 政道,愛甲 孝,美園 俊明
  • 日本消化器外科学会雑誌 32(8), 2193, 1999-08-01
  • … 一部で固有食道腺導管に沿って癌細胞がみられ粘膜下層まで達していた。 … 組織所見では, 癌の最深部は粘膜固有層(m_2)であり, 固有食道腺の腺房細胞が癌細胞により置換され, 深達度をm_2とするかsm_2とするか迷う症例であった。 …
  • NAID 110001336730

関連リンク

これに続く粘膜固有層は疎性結合組織であり、 この部位では白血球、肥満細胞、リンパ 球の浸潤が見られることが多い。 粘膜筋板は上皮に平行して走行する平滑筋束で、大 部分は縦走する。 ② 食道腺 固有食道腺と食道噴門腺があり、共に粘液腺である。
食道癌の進展経路を明らかにする目的で,150例の食道扁平上皮癌について上皮内 伸展,固有食道腺. 導管内侵襲,脈 管侵襲,神 経周囲侵襲について病理組織学的に検索 した。検索例中の神経周囲侵襲巣. 10病変について連続切片法で,主 癌巣より癌の神経 ...

関連画像

固有食道腺とその導管を含む食道腺(食道噴門腺と食道腺)れます。(MT染色) バレット食道に固有な組織指標固有食道腺 と 食道噴門腺 があ


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食道」

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esophagus (Z)
消化器系



解剖

  • 正中面付近を下行してくるが、横隔膜近傍で左側に寄り、背面で胸大動脈と交叉する。
  • L10椎体の高さで、食道裂孔を食道神経叢と共に通過して腹腔に入る

部位区分

SSUR.456
    O:食道入口部 esophageal orifice
Ce: 頚部食道 cervical esophagus    
  S: 胸骨上縁 margin of the sternum
Te: 胸部食道 thoracic esophagus Ut: 胸部上部食道 upper thoracic esophagus    
   
Mt: 胸部中部食道 middle thoracic esophagus B: 気管分岐部下縁 tracheal bifurcation
 
Lt: 胸部下部食道 lower thoracic esophagus  
  D: 横隔膜 diaphragm
  H: 食道裂孔 esophageal hiatus
Ae: 腹部食道 abdominal esophagus  
    EGJ: 食道胃接合部 esophagogastric junction

生理的狭窄部 (KL.283, KH. 139)

  • 第1狭窄部位:輪状軟骨狭窄部:cricopharyngeal constriction
    • 切歯から15cm
    • 食道の上端で、咽頭に連なる部位
    • 下咽頭収縮筋が食道を囲み、輪状軟骨に付き、この筋の緊張によると考えられる
  • 第2狭窄部位:大動脈狭窄部:bronchoaortic constriction
    • 切歯から25cm
    • 食道の中部で、大動脈弓と左気管支が交叉し、それによって圧される。つまり大動脈弓の
  • 第3狭窄部位:横隔膜狭窄部:diaphragmatic constriction
    • 切歯から38-40cm
    • 下部で横隔膜を貫く部位

運動 (SP.720)

部位 名称 筋肉 神経 運動性 シナプスする構造 最終的な伝達物質 運動
上部1/3 上食道括約部 UES 横紋筋 舌咽神経迷走神経(疑核) 随意性 運動終板のアセチルコリン受容体 アセチルコリン 弛緩
平滑筋 迷走神経 不随意性 壁内コリン作動性運動神経
下端部 下食道括約部 LES 平滑筋 迷走神経 不随意性 壁内非アドレナリン作動性抑制運動神経 NO, VIP 弛緩
交感神経 平滑筋α受容体 アドレナリン 収縮

組織

  • 食道腺は粘膜筋板の下に存在する。 ← 粘膜下組織に腺があるのは食道の固有食道腺と十二指腸のブルンネル腺だけ
  • 食道は横隔膜より上位では漿膜がなく、癌が周囲に浸潤しやすい

食道の上皮と上皮下の組織

      層構造 1 2 3 4 5 6
      器官 単層扁平上皮 単層立方上皮 単層円柱上皮 角化重層扁平上皮 非角化重層扁平上皮 上皮表層の構成細胞 粘膜固有層 腺の構成細胞 粘膜筋板 粘膜下組織
(大抵、粗結合組織)
筋層 漿膜(結合組織+単層扁平上皮)
外膜(結合組織のみ)
      食道           食道噴門腺
(咽頭付近と胃付近に局在)、粘液腺
粘液細胞
(スムーズに食べ物を流す)
縱層
(縦走筋のみ)
固有食道腺(粘液腺、管状胞状、ペプシノーゲン、リゾチーム) 内輪筋層
外縱筋層
(食道上1/3:骨格筋、食道中1/3:骨格筋、平滑筋、食道下1/3:平滑筋)
外膜(横隔膜まで)
漿膜

臨床関連

  • 食事の通過障害は生理的狭窄部でおこりやすい。特に第1狭窄部で異物が見られる (KH.141)
  • 生理的狭窄部は癌の好発部位であり、第2,第3狭窄部位に多い (KH.141)




固有」

  [★]

inherentintrinsicproperendemicinherently
妥当適切適当内因性内因的内在性本質的本来もっとも適した地方内在的


腺」

  [★]

gland
glandula
腺細胞分泌



食道腺」

  [★]

esophageal gland
固有食道腺




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