固有心筋

出典: meddic

ordinary cardiac muscle

固有心筋 (PT.267)

  • 血液の駆出に関わる筋
  • 心房筋と心室筋
  • 長さ100μm, 直径5-10μm (SP.538)
  • 心筋の筋節長の動作範囲は1.6-2.4μm (SP.538)
  • 筋節長はcross bridgeの数と関連があり、つまり(cross bridgeの数 ∝ 発生張力ゆえ)筋節長は発生張力と関連する (SP.538)
  • 筋節長が2.2μmのとき、発生張力が最大となり、この筋節長をLmaxとよぶ (SP.538)

固有心筋の活動電位

UpToDate Contents

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和文文献

  • 心筋自動能の発生機序 : 非線形力学系モデルの分岐構造解析による理論的検討
  • 倉田 康孝,芝本 利重
  • 金沢医科大学雑誌 30(4), 326-333, 2005-12
  • … 洞結節の生理的自動能と固有心筋に生じる異常自動能の発生機序を理解することは,不整脈の予防と治療方法の確立,或いはバイオペースメーカー(BP)システムの開発において極めて重要である。 …
  • NAID 110006198452
  • ウシとブタの房室伝導系右脚の心室中隔内分岐
  • 吉田 陽,森友 靖生,村上 隆之,Yoshida Akira,Moritomo Yasuo,Murakami Takayuki
  • 宮崎大学農学部研究報告 38(2), 119-124, 1991-12
  • … 片として顕微鏡的に観察すると,11例中6例のウシと8例中5例のブタで1~4本の分枝が右脚から分岐していた.これらの分枝のうち,ウシの1本の分枝は心室中隔の心筋層内プルキンエ線維網に連絡し,ブタの1本の分枝は心筋層内プルキンエ線維網と固有心筋に連絡し,他の多くの分枝は心室中隔の固有心筋に連絡していた.The right limb of the atrioventricular conducting system in cattle and swine hearts was studied morphologically. …
  • NAID 120002013605

関連リンク

[display]http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BF%83%E8%87%93

心臓 - Wikipedia
心筋には、筋肉の収縮・拡張により血液を送る固有心筋と、固有心筋を動かすための電気 刺激の発生と伝導を行っている特殊心筋がある。 電気刺激は右心房にある洞房結節( sinoatrial node: SA node、別名キース・フラック結節)から発生し、心房を介し右 ...

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リンク元心筋の活動電位
関連記事心筋」「固有

心筋の活動電位」

  [★]

心筋固有心筋
  • 5相に分けられる(SP.523)
電流 チャネル
0相 脱分極相 内向きNa電流 電位依存性Naチャネル
1相 オーバーシュートと初期再分極相 Naチャネルの不活化 電位依存性Naチャネル(閉鎖)
2相 プラトー相 緩徐内向きCa電流 L型Caチャネル
3相 再分極相 外向きK電流 電位依存性Kチャネル(遅延整流性Kチャネル)
4相 静止電位相 リーク電流 内向き整流Kチャネル

低カリウム血症

  • II相(プラトー相)の延長:カリウムが細胞外に少ないため再分極に時間がかかる
  • III相の時間が延長:カリウムが細胞外に少ないため再分極に時間がかかる
  • 再分極の延長:静止膜電位が深いため再分極に時間を要する

高カリウム血症

  • 脱分極相が延長:浅い静止膜電位のため、活性状態にあるNaチャネルが少なく脱分極の立ち上がりが遅くなる

心筋」

  [★]

cardiac muscle (K), heart muscle, myocard cardiac muscle, myocardium
心筋の活動電位横紋筋筋肉
筋小胞体が発達していない

心筋の酸素消費量 (SPC.226)

(tension-time index)=左心室内圧曲線収縮期相の面積(mmHg/s)×心拍数
(doble product)∝(tension-time index)

心筋の筋収縮

  • 1. 骨格筋細胞と違い心筋細胞は介在板を有しており、介在板近傍に存在するギャップ結合によって活動電位が伝播する。
  • 2. ギャップジャンクションを通じて活動電位が伝播すると、心筋細胞膜上の電位依存性Na+チャネルが開き、脱分極が筋細胞全体に広がる。
  • 3. 脱分極はT細管(横行管)に伝わり、T細管に存在する電位依存性のタンパク質の構造を変化させ、筋小胞体上のCa2+放出チャネルを開く。
  • 4. さらに少し遅れてCa2+/Na+チャネルが長時間開口し、細胞内に多量のCa2+/Na+を取り込む。
  • 5. 心筋細胞のT細管は細胞外部に開口しており、Ca2+の取り込みが容易になっている。
  • 6. このようにして、細胞外と筋小胞体中のCa2+が細胞質に拡散する。
  • 7. ここで、筋収縮に関わるアクチンフィラメントにトロポミオシンとトロポニンが結合し、収縮開始を妨げているが、Ca2+がトロポニンに結合すると、トロポミオシンがアクチンフィラメント上で場所を変える。
  • 8. この結果、トロポミオシンが覆い隠していたアクチンフィラメントのミオシン結合部位が露出する。
  • 9. ミオシンはATPの加水分解のエネルギーを使って、アクチンフィラメントに結合できる構造をとり、アクチンに結合する。
  • 10. ミオシンがアクチンフィラメントで首振り運動をすることで筋収縮が起こる。


Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.



固有」

  [★]

inherentintrinsicproperendemicinherently
妥当適切適当内因性内因的内在性本質的本来もっとも適した地方内在的




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