回虫症

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ascariasis, ascaridiasis
蛔虫症アスカルディア回虫症


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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2014/05/13 09:46:41」(JST)

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和文文献

  • 駆虫剤の経皮経肝的胆嚢内注入が有用であった胆嚢内回虫迷入症の1例
  • 生田 修三,水口 泰宏,辻 雄一郎,塚本 咲貴子,大場 信之,西中川 秀太,児島 辰也
  • 日本消化器病學會雜誌 = The Japanese journal of gastro-enterology 107(5), 768-774, 2010-05-05
  • … 症例は40歳代男性.主訴は上腹部痛.頻回の海外渡航歴があった.腹部超音波検査上inner tube signを認めたため,胆嚢内回虫迷入症と診断した.駆虫剤の経皮経肝的胆嚢内注入により死虫となり,その後排泄された.本治療法は手術療法と比べ非侵襲的であり,有用な駆虫療法になり得る.回虫症は,有機栽培や海外渡航の増加により再燃傾向にあるため,上腹部痛の鑑別疾患として本症を念頭に置く必要がある. …
  • NAID 10026417478
  • 症例 術前に肝細砲癌の肝内転移を疑った内臓幼虫移行症の1例
  • 古澤 徳彦,小林 聡,三輪 史郎 [他]
  • 外科 72(4), 446-450, 2010-04
  • NAID 40017035630

関連リンク

公益社団法人千葉県獣医師会のホームページです。 ... 本題に入る前に人の回虫の現状について簡単に触れておきます。現在、世界で人回虫の感染者は14億人、回虫に原因する腸閉塞などで年間6万人が死亡していると推測されて ...
回虫症は、ヒトの回虫による感染症の中で最も多くみられるもので、世界中で感染者は14億人以上にのぼります。衛生状態が悪い地域や、時として熱帯や亜熱帯地域で感染がよくみられます。米国においては、回虫症はほとんどの場合、移民や ...
回虫症。回虫症とはどんな感染症か 回虫は、もともと世界中どこにでもいる虫で、日本でも年齢や性別、住んでいる場所に関係なく感染することがあります。感染は、食べ物といっしょに回虫の卵を飲み込んで起こります。 卵は gooヘルス ...

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国試過去問105A037
リンク元蠕虫」「輸入感染症」「ばち指」「東南アジア」「レフラー症候群
拡張検索ネコ回虫症
関連記事

105A037」

  [★]

  • 28歳の女性。食後の腹部膨満感を主訴に来院した。1か月前から2週間にわたり、南アジアを旅行した。帰国3日前から、1日2、3回の軟便と食後の腹部膨満感とが出現し、帰国後も10日以上持続したため受診した。体温36.4℃。脈拍88/分、整。血圧120/70mmHg。腹部に圧痛を認めない。腸雑音は軽度亢進している。血液所見:赤血球 390万、Hb 11.2g/dl、 Ht 34%、白血球 6,500、血小板 32万。血液生化学所見:尿素窒素 20mg/dl、クレアチニン 0.4mg/dl、AST 31IU/l、ALT 40IU/l、LD 203IU/l(基準176-353)。ALP 344IU/l(基準115-359)、Na 140mEq/l、K 4.0mEq/l、Cl 101mEq/L。CRP 0.4mg/dl。便の顕微鏡写真(別冊No.9)を別に示す。
  • 診断はどれか。



[正答]


※国試ナビ4※ 105A036]←[国試_105]→[105A038

蠕虫」

  [★]

helminth, worms
helminthen
微生物学蠕虫症家畜伝染病予防法


蠕虫類

蠕虫類と感染症

蠕虫類 病原体名   病名 感染経路 寄生部位 症状 診断 治療
線虫類 Ancylostoma duodenale ズビニ鉤虫 鈎虫症/十二指腸虫症 F型幼虫経口感染、経皮 空腸上部 皮膚炎、若菜病、貧血 飽和食塩水浮遊法、遠心沈降法 pyrantel pamoate、鉄剤
Necator americanus アメリカ鉤虫
Strongyloides stercoralis 糞線虫 糞線虫症 F型幼虫経皮感染 小腸上部 Loffler症候群 糞便塗沫、普通寒天平板培養による
R型、F型幼虫の検出
thiabendazole, ivermectin
Enterobius vermicularis 蟯虫 蟯虫症 虫卵経口感染 盲腸~大腸 夜間の掻痒、不眠、情緒不安定 肛囲検査法「柿の種」 pyrantel pamoate
Ascaris lumbricoides 回虫 回虫症 虫卵経口感染 小腸孵化→門脈→
肺発育→食道嚥下→小腸
Loffler症候群。急性腹痛 糞便虫の虫卵の証明 pyrantel pamoate
Toxocara canis イヌ回虫 幼虫移行症 生後1-2ヶ月の感染犬の
糞から経口感染
なし 幼虫移行症→失明 免疫診断 治療法無し?
Wuchereria bancrofti バンクロフト糸状虫 フィラリア症/糸状虫症 アカイエカ リンパ系 急性期:リンパ肝炎、リンパ腺炎を伴う熱発作(filarial fever)
慢性期:乳糜尿、リンパ管瘤、陰嚢水腫、象皮病
急性期:夜間のmicrofilariaの検出
慢性期:特有の症状を考慮
diethylcarbamazine &
ivermectin
Brugia malayi マレー糸状虫
Dirofilaria immitis イヌ糸状虫   アカイエカ なし 幼虫移行症→肺血管閉塞→胸部X線画像銭形陰影    
Gnathostoma spinigerum 有棘顎口虫 顎口虫症 ドジョウ、雷魚、ヘビの生食   消化管壁貫通→皮下移動による腫瘤や線状皮膚炎 移動性腫瘤、皮膚爬行疹
雷魚やドジョウの生殖の問診
免疫血清診断
なし
Gnathostoma hispidum 剛棘顎口虫
Gnathostoma doloresi ドロレス顎口虫
Gnathostoma nipponicum 日本顎口虫
Anisakis simplex, larva アニキサス幼虫 アニサキス症
(1)胃アニサキス症、
(2)腸アニサキス症、
(3)異所性アニサキス症
経口感染
終宿主:クジラ、イルカ。
中間宿主:オキアミ。
待機宿主:サバ、ニシン、アジ、タラなど
胃や腸 (1)急激な上腹部痛"胃けいれん"
(2)腹痛、急性虫垂炎、イレウス様。劇症型と緩和型がある
(3)腹腔内の炎症性肉芽腫
胃内視鏡検査 内視鏡による虫体摘出
Pseudoterranova decipiens
Trichinella spiralis 旋毛虫 旋毛虫症 経口感染
豚肉、クマ肉の生食
  (1)成虫侵襲期:下痢、腹痛
(2)幼虫筋肉移行期:顔面浮腫、心筋障害など
(3)幼虫被嚢期:全身浮腫、衰弱
  急性期:ステロイド
殺虫:mebendazole
    鞭虫症   盲腸 慢性下痢、腹痛、異食症、貧血 セロファン重層塗沫法、
ホルマリンエーテル法
mebendazole
Spirurin nematode larva 旋尾線虫 旋尾線虫幼虫 ホタルイカの生食 なし 皮膚爬行疹、イレウス様症状 予防:-30℃24時間。
生食には-30℃4日間以上
摘出
吸虫類 Shistosoma japonicum 日本住血吸虫 日本住血吸虫症 糞便虫の虫卵→ミラシジウム
ミヤイリガイ体内でセルカリア
人畜の皮膚より浸入→循環系→
門脈に寄生
門脈 (1)潜伏期:侵入部の掻痒性皮膚炎。肺移行期:咳、発熱
(2)急性期:虫卵の門脈系寄生、産卵。住血吸虫性赤痢。
(3)慢性期:虫卵の肝、脳などの塞栓。肝硬変。脾腫、腹水
糞便虫の虫卵の検出。
直腸粘膜層掻爬法、
肝穿刺による組織内虫卵の検出。
補助診断として免疫血清学的検査。
praziquantel
Paragonimus westermani ウェステルマン肺吸虫 肺吸虫症/肺ジストマ症 経口感染
淡水産のカニ、イノシシ肉の生食
痰、咳、胸痛、時に喀血 痰や便の虫卵検査、
胸部写真、
断層写真で明らかな虫嚢。
免疫学血清検査
 
Paragonimus miyazakii 宮崎肺吸虫 気胸、胸水貯留、膿胸、好酸球増加   praziquantel
Clonorchis sinensis 肝吸虫 肝吸虫症/肝ジストマ症 経口感染
虫卵→(マメタニシ:セルカリア)→
セルカリア→(魚:メタセルカリア)→
摂取→(ヒト:成虫)→虫卵
胆管 胆汁流出障害による肝障害→肝硬変 糞便、胆汁(十二指腸ゾンデ法)。
肝吸虫卵の検出。CT像。エコー検査。
praziquantel
    横川吸虫症 淡水魚(アユ、フナ、ウグイ、シラウオ)の生食 小腸粘膜 下痢、腹痛 糞便虫の虫卵 praziquantel
条虫類 Taeniarhynchus saginatus 無鉤条虫 腸管条虫症 経口感染。中間宿主:ウシ 小腸 無症状。下痢。
広節裂頭条虫感染では悪性貧血。
糞便虫の虫卵と体節により診断 praziquantel
有鉤条虫の場合はガストログラフィン
有鉤条虫の駆虫の際、
虫体を破壊しない
→虫体の融解による嚢虫症
Taenia solium 有鉤条虫 経口感染。中間宿主:ブタ
Diphyllobothrium latum 広節裂頭条虫 経口感染。中間宿主:サケ、マス
  日本海裂頭条虫 経口感染。中間宿主:サケ
  腸管外条虫症  
    有鉤嚢虫症 有鉤条虫の虫卵の経口摂取 皮下、筋肉内
脳、脊髄、眼球
皮下、筋肉内:小指頭大の無症状腫瘤
脳、脊髄、眼球:Jacksonてんかん。痙性麻痺など
皮下の虫嚢 外科的摘出。
成虫寄生がなければ、praziquantel,
albendazole +
ステロイド
Echinococcus granulosus 単包虫 包虫症/
エキノコックス症
(単包虫症)
終宿主:イヌ、キツネなど。
中間宿主:ヒト、ブタ、野ネズミなど。
終宿主の糞便虫の虫卵を中間宿主が接種して発症
肝、肺、まれに脳、腎、筋肉 肝寄生:肝部疼痛、満腹、時に黄疸、下肢浮腫
肺寄生:胸部圧迫感、胸痛、咳、血痰、時に喀血
肝や肺の嚢胞形成から疑う。
早期に診断に皮内反応→
CT、エコー→
生検。免疫血清学的診断法
外科的切除。
albendazoleの長期投与
Echinococcus multilocularis 多包虫 包虫症/
エキノコックス症
(多包虫症)


輸入感染症」

  [★]

afferent infection disease, imported infectious disease
旅行者感染症?、輸入伝染病 imported communicable disease


定義

  • 日本に存在しない伝染病が旅行者や輸入食品などによって国内に持ち込まれたもの

↓拡張

  • 過去に日本で存在したが激減した急性伝染病、性感染症を含む。

疫学

  • 旅行者下痢症(30-80%)、マラリア、急性呼吸感染症、消化器感染症、性感染症

輸入感染症

テーブルが載っている
症状 潜伏期間 主な疾患
下痢(±発熱) 短い(1週間以内) 細菌性赤痢コレラ旅行者下痢症
比較的長い・長い(1~2週間またはそれ以上) アメーバ赤痢ランブル鞭毛虫症ジアルジア症)、クリプトスポリジウム症回虫症鉤虫症糞線虫症条虫症住血吸虫症
発熱(±発疹) 短い(1週間以内) デング熱黄熱紅斑熱ペストサルモネラ症
比較的長い(1~2週間) ウイルス性出血熱ラッサ熱エボラ出血熱マールブルグ病など)日本脳炎急性灰白髄炎ポリオ)、ツツガ虫病腸チフスパラチフスブルセラ症マラリアトリパノソーマ症アフリカ睡眠病シャーガス病
長い(2週間以上) 各種肝炎(A,B,C,E型)、マラリア熱帯熱マラリア以外)、アメーバ性肝膿瘍カラアザール内臓リーシュマニア症
発疹(+発熱) 短い(1週間以内) デング熱紅斑熱
比較的短い(1~2週間) ウイルス性出血熱ツツガ虫病腸チフスパラチフス
皮膚炎/移動性皮膚腫瘤 皮膚リーシュマニア症オンコセルカ症鉤虫症顎口虫症旋毛虫



ばち指」

  [★]

clubbed finger, drumstick finger, clubbing???
バチ指ばち状指ヤモリ指鼓桴状指時計皿指
太鼓ばち爪
[show details]

バチ指(SPU.78)

・・・
  • 先天精神疾患
  • うっ血性心不全
  • 亜急性心内膜炎
  • 心房中隔欠損症 ← なし(チアノーゼとか関係ないし)
  • 僧帽弁逆流症 ← なし(チアノーゼとか関係ないし)
・・・

参考

  • 1. 写真
[display]http://pics.livedoor.com/u/hari9ri7/5884189/large




東南アジア」

  [★]

感染症 http://www.forth.go.jp/tourist/worldinfo/01_area/h02_ases.html

経口(食品・水)

虫が媒介する疾患

その他

発熱

下痢


レフラー症候群」

  [★]

Loeffler's syndrome Loeffler syndrome, Löffler syndrome
レフレル症候群 Loeffler症候群一過性肺浸潤
単純性肺好酸球増加症 単純性肺好酸球症 simple pulmonary eosinophilia
[show details]

症状

  • 軽度の咳嗽、喘鳴、呼吸困難、発熱、全身倦怠感

検査所見

  • 胸部X線写真:一過性、移動性の浸潤影
  • 血液所見:末梢血好酸球増多

関連

寄生虫



ネコ回虫症」

  [★]

feline toxocariasis


症」

  [★]

sis, pathy
  • 検査や徴候に加えて症状が出ている状態




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