四塩化炭素

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carbon tetrachloride, CCl4


  • CCl4。

臨床関連


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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2016/09/23 12:34:04」(JST)

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和文文献

  • 塩基性溶融塩を用いた四塩化炭素及びモノクロロベンゼンの分解
  • YAMAUCHI Yojiro,TAKEDA Osamu,HOSHI Masayoshi [他],YAMAMURA Tsutomu,SATO Yuzuru
  • 電気化学および工業物理化学 : denki kagaku 80(12), 974-979, 2012-12-05
  • The decomposition of simple organic chlorides (carbon tetrachloride, CCl4 and mono-chlorobenzen, C6H5Cl) as the imitation substances of polychlorobiphenyls (PCBs) were investigated by using basic molt …
  • NAID 10031126185
  • 21aPSA-22 四塩化炭素とジクロロメタン・クロロホルム二成分混合系の低振動数ラマン散乱(21aPSA 領域12ポスターセッション,領域12(ソフトマター物理,化学物理,生物物理))
  • 工藤 尭史,亀田 泰男,臼杵 毅,天羽 優子
  • 日本物理学会講演概要集 67(2-2), 347, 2012-08-24
  • NAID 110009602568
  • 発酵玄米粉摂取マウスにおける四塩化炭素誘起肝障害の軽減
  • 稲井 玲子,多賀 昌樹,佐藤 かおり [他]
  • 名古屋経済大学自然科学研究会会誌 45(1・2), 29-34, 2011-03-00
  • NAID 40018914713

関連リンク

1.化学物質等及び会社情報 化学物質等の名称 四塩化炭素、(Carbon tetrachloride) 製品コード 21B3130 会社名 株式会社 住所 東京都 区 町 丁目 番地 電話番号 03-1234-5678 緊急時の電話番号 03-1234-5678 FAX番号
5 1.1 物質の同定、物理的・化学的特性、分析方法 a 物質の同定 化学式: CCl4 化学構造: 【省略】 一般名称: 四塩化炭素carbon tetrachloride CAS 化学名: tetrachloromethane 別名: Carbona, carbon chloride ...

関連画像

一晩の絶食後に四塩化炭素 下の四塩化炭素相を別の試験管 四塩化炭素の画像 p1_19四塩化炭素専用車 S40-52 35t積 Carbon-tetrachloride-3D-vdW.png四塩化炭素専用車 S33-44 35t積


★リンクテーブル★
国試過去問097G068」「099E078
リンク元薬物性肝障害」「次亜塩素酸」「水質汚濁に係る環境基準
拡張検索四塩化炭素中毒」「四塩化炭素腎症
関連記事炭素」「塩化」「四塩化

097G068」

  [★]

  • 特徴的な症候と毒物の組合せで誤っているのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 097G067]←[国試_097]→[097G069

099E078」

  [★]

  • 組合せで誤っているのはどれか
[正答]


※国試ナビ4※ 099E077]←[国試_099]→[099E079

薬物性肝障害」

  [★]

drug-induced liver injury, drug-induced hepatopathy, drug-induced liver disease
薬剤性肝障害
薬物性肝炎 drug-induced hepatitis
[show details]
  • 090716 III 消化器系

概念

  • 薬剤に使用によりもたらされた肝障害

疫学

分類

  • 中毒性肝障害:薬物が肝細胞を障害
  • アレルギー性肝障害:IV型アレルギーの機序により肝細胞が障害

原因薬物

  • 抗菌薬(21.9%)が最も多く、抗炎症薬(11.86%)がこれに次ぐ。(第32回日本肝臓学会西部会より)

薬物と障害部位

肝細胞傷害型 肝壊死型 中心帯壊死(zone 3) 四塩化炭素,アセトアミノフェン,ハロタン
中間帯壊死(zone 2) フロセミド
周辺帯壊死(zone 1) リン,硫酸鉄
肝炎型 イソニアジド,メチルドパ,ケトコナゾール
肝線維症型 メトトレキサート,塩化ビニル,ビタミンA
脂肪肝型 小滴性 テトラサイクリン,バルプロ酸,リン
大滴性 エタノール,メトトレキサート
リン脂質症 アミオダロン,DH剤
胆汁うっ滞型 hepatocanalicular クロルプロマジン,エリスロマイシンエストレート
canalicular C-17アルキル化ステロイド,経口避妊薬,シクロスポリンA
ductular ベノキサプロフェン
血管障害型 肝静脈血栓 経口避妊薬,抗腫瘍薬
門脈血栓 経口避妊薬
静脈閉塞性疾患 蛋白同化ステロイド,経口避妊薬,抗腫瘍薬
肝紫斑病 蛋白同化ステロイド,経口避妊薬,トロトラスト,アザチオプリン,ファロイジン,塩化ビニル
肉芽腫形成型 アロプリノール,カルバマゼピン
腫瘍形成型 限局性結節性過形成 経口避妊薬
腺腫 経口避妊薬,蛋白同化ステロイド
癌腫 経口避妊薬,蛋白同化ステロイド,トロトラスト,塩化ビニル
血管肉腫 トロトラスト,塩化ビニル,蛋白同化ステロイド

病態

  • 投与開始から5-90日の経過で発症し、肝障害に基づく症状・検査値異常をきたす。  ←  長期間服用(例えば2年)している薬物は除外できる。最近服用を始めた薬物の問診が重要

身体所見

  • 肝腫大、圧痛、(アレルギー性)発熱、発疹、掻痒感

症状

  • 食欲不振、悪心、腹痛、黄疸

検査

  • 肝機能異常、
  • (アレルギー性)好酸球増加

治療

薬物性肝障害判定基準

参考1
表 DDW-J 2004薬物性肝障害ワークショップのスコアリング(肝臓 2005; 46: 85-90より引用)
  肝細胞障害型   胆汁うっ滞または混合型   スコア
1. 発症までの期間 初回投与 再投与 初回投与 再投与  
a.投与中の発症の場合
投与開始からの日数
5~90日 1~15日 5~90日 1~90日 2
<5日、>90日 >15日 <5日、>90日 >90日 1
b.投与中止後の
発症の場合
投与中止後の日数
15日以内 15日以内 30日以内 30日以内 1
>15日 >15日 >30日 >30日 0
2. 経過 ALTのピーク値と正常上限との差   ALPのピーク値と正常上限との差  
投与中止後のデータ 8日以内に50%以上の減少   (該当なし) 3
30日以内に50%以上の減少   180日以内に50%以上の減少 2
(該当なし)   180日以内に50%未満の減少 1
不明または30日以内に50%未満の減少   不変、上昇、不明 0
30日後も50%未満の減少か再上昇   (該当なし) -2
投与続行および不明     0
3. 危険因子 肝細胞障害型 胆汁うっ滞または混合型  
飲酒あり 飲酒または妊娠あり 1
飲酒なし 飲酒、妊娠なし 0
4. 薬物以外の原因の有無2) カテゴリー1、2がすべて除外 2
カテゴリー1で6項目すべて除外 1
カテゴリー1で4つか5つが除外 0
カテゴリー1の除外が3つ以下 -2
薬物以外の原因が濃厚 -3
5. 過去の肝障害の報告 過去の報告あり、もしくは添付文書に記載 1
  なし 0
6.好酸球増多(6%以上) あり 1
  なし 0
7. DLST 陽性 2
  擬陽性 1
  陰性および未施行 0
8.偶然の再投与が行われた時の反応 肝細胞障害型 胆汁うっ滞または混合型  
単独再投与 ALT倍増 ALP(T.Bil)倍増 3
初回肝障害時の併用薬と共に再投与 ALT倍増 ALP(T.Bil)倍増 1
偶然の再投与なし、または判断不能     0
1) 薬物投与前に発症した場合は「関係なし」、発症までの経過が不明の場合は「記載不十分」
と判断して、スコアリングの対象としない。
投与中の発症か、投与中止後の発症化により、a またはb どちらかのスコアを使用する。
2) カテゴリー1:HAV、 HBV、 HCV、 胆道疾患(US)、アルコール、ショック肝 カテゴリー
2:CMV、 EBV.
ウイルスはIgM HA 抗体、HBs 抗原、HCV 抗体、IgM CMV 抗体、IgM EB VCA 抗体で判断する。
判定基準:総スコア 2点以下:可能性が低い 3、4点:可能性あり 5点以上:可能性が高い


参考

  • 1. 重篤副作用疾患別対応マニュアル 薬物性肝障害 平成20年4月 厚生労働省
http://www.info.pmda.go.jp/juutoku/file/jfm0804002.pdf
  • 2. 薬物性肝障害スコア計算ソフト 帝京大学医学部内科 滝川一 田辺三菱製薬 提供
http://www.jsh.or.jp/medical/date/scoresoft.xls
  • 3. 薬物性肝障害診断基準
http://www.jsh.or.jp/medical/date/dil05.pdf


-薬剤性肝障害


次亜塩素酸」

  [★]

hypochlorous acid

次亜塩素酸(じあえんそさん、Hypochlorous acid)は塩素オキソ酸の1つで、塩素の酸化数は+1である。組成式では HClO と表わされるが、水素原子と塩素原子が酸素原子に結合した構造 H−O−Cl を持つ。不安定な物質であり水溶液中で徐々に分解する。次亜塩素酸および次亜塩素酸の塩類は酸化剤漂白剤、外用殺菌剤、消毒剤として利用される。

性質

実験室的には水酸化カリウム水溶液などに塩素を通じたりして調整した次亜塩素酸塩水溶液を硫酸で中和し、水蒸気蒸留して遊離酸の水溶液を得る。また、酸化水銀 の四塩化炭素懸濁液に塩素を通じた後に水で抽出したり、あるいは酸化ビスマスを水懸濁液中に塩素を通じることで遊離酸の水溶液を得る方法も知られている。

薄い水溶液としては存在するが、25%以上の濃度では一酸化二塩素に変化するので遊離酸を単離することはできない。濃厚水溶液は淡黄色である。また、遊離酸が弱酸 (pKa = 7.53)<ref>「次亜塩素酸」、『岩波理化学辞CD-ROM版』 第5版、岩波書店、1998年。</ref> のため、次亜塩素酸ナトリウムなどの次亜塩素酸塩水溶液はかなり強い塩基性を示す。

水溶液中でも不安定で、次のような不均化により塩化水素を放出しながら徐々に分解する。

<math>\rm 2 HClO \longrightarrow 2 HCl + O_{2}</math>
<math>\rm 3 HClO \longrightarrow 2 HCl + HClO_{3}</math>

次亜塩素酸やその塩の水溶液は、カルキ臭と呼ばれるプールの消毒槽のようなにおいを持つ。

また、塩素を水に溶かすと、次のような平衡により一部が塩酸と次亜塩素酸となる<ref>「次亜塩素酸」、『世界百科事典CD-ROM版』 V1.22、平凡社、1998年。</ref>。

<math>

{\rm Cl_2 + H_2O \ \overrightarrow\longleftarrow \ HCl + HClO} \quad K _{\rm w}=1.56 \times 10^{-4} </math> すなわち、中性~酸性条件ではこの反応はあまり進行しないが、アルカリ性条件では生成する遊離酸が次亜塩素酸塩となり平衡が右に偏るので、次亜塩素酸塩を製造する方法の1つとなる。

  • 水と一酸化二塩素の反応
<math>

\rm Cl_2O + H_2O \longrightarrow 2HClO </math>

<math>

\rm HClO + H_2O_2 \longrightarrow HCl + H_2O + O_2 </math>

  • ハロホルム反応により、アルカリ性条件下で次亜塩素酸(塩)はメチルケトンアルコール類を塩素化する。
  • 炭素二重結合に次亜塩素酸が付加すると、クロロヒドリン体を与える。

出典

<references />

参考文献

  • R・B・ヘスロップ、K・ジョーンズ 『ヘスロップ ジョーンズ無機化学(下)』 第1版、斎藤喜彦訳、東京化学同人、1977年。

関連項目

水質汚濁に係る環境基準」

  [★]

環境基本法
参考1
項目 基準値
カドミウム 0.003mg/L 以下
全シアン 検出されないこと。
0.01mg/L 以下
六価クロム 0.05mg/L 以下
砒素 0.01mg/L 以下
総水銀 0.0005mg/L以下
アルキル水銀 検出されないこと。
PCB 検出されないこと。
ジクロロメタン 0.02mg/L 以下
四塩化炭素 0.002mg/L以下
1,2-ジクロロエタン 0.004mg/L以下
1,1-ジクロロエチレン 0.1mg/L 以下
シス-1,2-ジクロロエチレン 0.04mg/L 以下
1,1,1-トリクロロエタン 1mg/L 以下
1,1,2-トリクロロエタン 0.006mg/L以下
トリクロロエチレン 0.03mg/L 以下
テトラクロロエチレン 0.01mg/L 以下
1,3-ジクロロプロペン 0.002mg/L以下
チウラム 0.006mg/L以下
シマジン 0.003mg/L以下
チオベンカルブ 0.02mg/L 以下
ベンゼン 0.01mg/L 以下
セレン 0.01mg/L 以下
硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素 10mg/L 以下
ふっ素 0.8mg/L 以下
ほう素 1mg/L 以下
1,4-ジオキサン 0.05mg/L以下

参考

  • 1.
[display]http://www.env.go.jp/kijun/mizu.html

四塩化炭素中毒」

  [★]

carbon tetrachloride poisoning, carbon tetrachloride intoxication
テトラクロロメタン中毒 tetrachloromethane poisoning
四塩化炭素、[[]]
  • 090716 III 消化器系

病態生理

  • 主に肝臓でP-450 mixed-function oxidaseによりCCl4がfree radicalであるCCl3に変換される(BPT.19)
  • 自己触媒的に膜のリン脂質を過酸化し、急激に小胞体を破壊する(BPT.19)
  • 暴露から30分以内に肝臓の酵素やplasma proteinの合成が低下する(BPT.19)
  • 2時間以内にsmooth ERが腫脹しSREからリボリボソームの解離が起こる(BPT.19)
  • 肝細胞からの脂質の輸送が停止し脂肪肝を来す。これはアポプロテインの合成が停止するため(BPT.19)

USMLE

  • Q book p.246 40


四塩化炭素腎症」

  [★]

carbon tetrachloride nephropathy
四塩化炭素中毒四塩化炭素


炭素」

  [★]

carbonCcarbonic
カルボニッククーロンシステインシトシン炭酸カーボン


塩化」

  [★]

chloridechloro
塩化物塩素イオンクロライドクロリドクロロクロール

四塩化」

  [★]

tetrachloride
四塩化物



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