嚢胞様黄斑浮腫

出典: meddic

cystoid macular edema
黄斑浮腫

UpToDate Contents

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和文文献

  • 結膜悪性黒色腫切除後に生じた嚢胞様黄斑浮腫の1例
  • 山添 克弥,横田 怜二,堀田 順子 [他]
  • あたらしい眼科 28(9), 1343-1347, 2011-09
  • NAID 40019006830
  • 第21回 日本緑内障学会 加齢黄斑変性の僚眼にみられたラタノプロストによる嚢胞様黄斑浮腫の1症例
  • 長谷川 典生,高瀬 綾恵,野崎 実穂 [他]
  • あたらしい眼科 28(7), 1022-1024, 2011-07
  • NAID 40018934590

関連リンク

東西線南砂町駅前の(医療法人社団 深志清流会)清澤(清沢,きよさわ)眼科医院Kiyosawa eye clinicです。眼科トピックス、お知らせ、近隣の見所等を発信。東京都江東区新砂3-3-53電話5677-3930 現在の閲覧者数:
種々の原因による網膜黄斑部の浮腫「黄斑浮腫(または、嚢胞様黄斑浮腫)」の治療法として、副腎皮質ステロイド薬(い… ... 種々の原因による網膜黄斑部の浮腫「黄斑浮腫(または、嚢胞様黄斑浮腫)」の治療法として、副腎皮質 ...
Diagnosis: 網膜静脈分枝閉塞症 (BRVO)に続発した黄斑浮腫 (嚢胞様黄斑浮腫) Comment to photo: この画像はタイムドメイン光干渉断層計で撮られている。上方の画像は数ヶ月を経過した嚢胞様黄斑浮腫を示している。下方の画像は400mgの ...

関連画像

白内障の術後に、はっきりした William A. Whitcraft, C.O.A., Retinal 嚢胞様黄斑浮腫小口病における暗順応前後での Figura 2. Edema Macular Cistoide 黄斑変性症(おうはんへんせ


★リンクテーブル★
先読みcystoid macular edema
リンク元糖尿病網膜症」「網膜色素変性症」「黄斑疾患
関連記事浮腫」「嚢胞」「黄斑」「」「黄斑浮腫

cystoid macular edema」

  [★]

CME
CME


糖尿病網膜症」

  [★]

diabetic retinopathy, DR
retinopathia diabetica
糖尿病性網膜症
糖尿病、福田分類
[show details]


疫学

  • 糖尿病の有病率は740万人(2002年の厚生労働省統計)で、糖尿病網膜症はその30-50%が罹患している。
  • 罹病期間が10年以上の糖尿病患者の約50%が何らかの網膜症を有し、全糖尿病患者の少なくとも1%が失明。
  • 糖尿病性網膜症は、未治療で経過した場合、7年で50%、20年以上で90%以上が発症する。25年以上では網膜症を有する患者の25%が増殖網膜症となる。

遺伝形式

病変形成&病理 SOP.138

  • 細小血管 = 内皮細胞 + 基底膜 + 周皮細胞
  • 糖尿病により細小血管が傷害される。
  • 1. 基底膜の肥厚と周皮細胞の消失 → 周皮細胞の消失により血管壁は薄くなり、脆弱化が進行する。
  • 2. 内皮細胞の増殖 → これにより毛細血管瘤が形成
  • 3. 2.がみられるころに、血管網膜関門の破綻により硬性白斑が形成される
  • 4. 1-3.により血流障害、血栓形成をきたし血管床閉塞を生じる

病理変化

分類

眼底所見による分類

SOP.138-139
  • 1. 単純網膜症 :血管症の初期病変
[show details]
  • 2. 前増殖網膜症:病変が進行し毛細血管の閉塞が進行している状態
  • 新生血管:毛細血管の閉塞に続発した虚血性変化。最初は網膜内で発育。
  • 軟性白斑(綿花様白斑):毛細血管の閉塞に続発した虚血性変化。神経線維層の梗塞。網膜神経線維の虚血による軸索の膨化(CBT QB vol2 p.495)。網膜表層は白色の混濁を呈し、境界は硬性白斑よりも不鮮明。
  • 火焔状網膜出血、静脈異常、網膜内細小血管異常(IRMA)。(出典不明)
  • 3. 増殖網膜症 :血管床の閉塞が拡大し網膜虚血が進行し、網膜硝子体に血管新生を発症したもの
  • 新生血管増殖:網膜内から内境界膜を貫き、網膜表面~硝子体に向かって成長していく
  • 硝子体出血:新生血管により網膜と後部硝子体膜とが癒着し、この状態で硝子体剥離が生じると、新生血管が牽引され破綻する。
  • 増殖膜の形成:
  • 牽引性の網膜剥離:硝子体剥離だけでなく、網膜を剥離して牽引性の網膜剥離を生じる。
  • 網膜前出血。(出典不明)

David分類

DMR.200
  • 1. 単純糖尿病網膜症 :毛細血管瘤、点状・斑状出血、火焔状出血、少数の軟性白斑
  • 2. 増殖前糖尿病網膜症:多発する軟性白斑、網膜内細小血管異常、静脈異常、無灌流域
  • 3. 増殖糖尿病網膜症 :新生血管、硝子体出血、線維血管性増殖組織、牽引性網膜剥離 ← 網膜の中ではなく、網膜上の新生血管

参考

  • 1.
[display]http://www.nmckk.jp/pdf/thesis/JJCD/024/007/JJCD_024_007_1051.pdf

国試



網膜色素変性症」

  [★]

pigmentary degeneration of the retina
degeneratio pigmentosa retinae, retinitis pigmentosa
網膜色素変性色素性網膜症色素性網膜炎桿体錐体ジストロフィー色素上皮網膜変性夜盲症難病
[show details]

概念

  • 特定疾患治療研究事業の対象疾患である難病である。

遺伝形式

症状

症状は通常両眼性である。進行は緩徐に進行する。
  • 夜盲
  • 視野狭窄:輪状暗点(初期)、求心性視野狭窄(末期)
  • 視力低下:周辺視力低下、最終的には失明、。

検査

  • 眼底検査:網膜動脈狭細化、蝋状の視神経乳頭萎縮、骨小体様色素沈着(必ずしも見られない)
  • 傾向眼底検査
  • 暗順応検査
  • 網膜電図:(初期から見られる)振幅低下・消失
  • 視野検査:(初期)輪状暗点求心性視野狭窄

認定基準

参考1
  • 1 自覚症状
  • 1) 夜盲
  • 2) 視野狭窄
  • 3) 視力低下
  • 2 臨床検査所見
  • 1) 眼底所見
  • 網膜血管狭小
  • 粗糙胡麻塩状網膜(ごま塩眼底??)
  • 骨小体様色素沈着
  • 白点状
  • 2) 網膜電図の振幅低下又は消失
  • 3) 蛍光眼底造影所見で網膜色素上皮萎縮による過蛍光

合併症

  • 嚢胞様黄斑浮腫白内障緑内障
  • 難聴を伴う物が少なからずある。(参考2)

網膜色素変性を伴う疾患


網膜色素変性の類変疾患(網脈絡膜変性疾患)

網脈絡膜ジストロフィー

参考

  • 1. 網膜色素変性症 - 難病情報センター
[display]http://www.nanbyou.or.jp/entry/337
  • 2. 難聴+網膜色素変性
[display]http://homepage1.nifty.com/jibiaka50/nantyoumoumaku.htm
  • 3. [charged] Retinitis pigmentosa: Clinical presentation and diagnosis - uptodate [1]

国試


黄斑疾患」

  [★]

SOP.147

  • 中心性漿液性脈絡網膜症
  • 嚢胞様黄斑浮腫
  • 加齢黄斑変性:網膜上皮の萎縮をきたすdry typeと出血・浮腫・網膜色素上皮剥離を伴うwet typeがある。黄斑下に血管線維性増殖組織(脈絡膜新生血管網)がみられ、浮腫の周囲には硬性白斑を伴う。脈絡膜新生血管に対し、光感受性物質とレーザーを組み合わせた光力学療法や抗VEGF抗体(ベバシズマブ)による治療がある。
  • 黄斑円孔:網膜硝子体界面の加齢変化のため、中心窩を中心に放射状に網膜が接線方向に牽引され、中心窩が挙上され嚢腫ができ前壁が消失して中心窩に円孔が形成される。治療は硝子体手術による円孔の閉鎖である。
  • 近視性黄斑萎縮
  • 網膜硝子体界面黄斑変性症
  • 薬物毒性黄斑変性症
  • 遺伝性黄斑変性症
  • 黄斑ジストロフィ


浮腫」

  [★]

edema
水腫angioedema全身性浮腫

分類

  圧痕性浮腫 非圧痕性浮腫
pitting edema nonpitting edema
病態 水のみが間質に貯留
圧痕を残す
水分+血漿由来物質の蓄積(ムコ多糖、蛋白質)・炎症細胞の浸潤
圧痕を残さない
疾患 fast edema slow edema 甲状腺機能低下症
局所性炎症(蜂窩織炎、虫さされ)
強皮症
低アルブミン血症 心不全
腎不全
  • 低アルブミン血症はfast edema と覚えておく

浮腫の原因

IMD.518
  • 全身性
  • 心性浮腫
  • 腎性浮腫
  • 肝性浮腫
  • 内分泌性浮腫
  • 栄養失調性浮腫・栄養障害性浮腫
  • 薬剤性浮腫
  • 起立性浮腫
  • 特発性浮腫
  • 局所性
内科診断リファレンス p.4

浮腫を来す疾患

IMD.519改変
  • 局所性浮腫
  • 全身性浮腫
  • 非ステロイド性抗炎症薬:インドメタシンなど  ← 1-2%の例で見られる。
  • ホルモン薬:副腎皮質ステロイドエストロゲンなど  ← 体液貯留させる作用あり
  • 降圧薬:血管拡張薬(Ca拮抗薬など)  ←  細動脈優位の拡張による
  • 甘草製剤:甘草グリチルリチンなど  ←  アルドステロン様作用
  • Na含有薬:ペニシリン系抗菌薬、重炭酸ナトリウムなど  ←  Na自体の性質による
内科外科マニュアルp.212
  • 片側性 common
  • 蜂窩織炎
  • 深部静脈血栓症
  • 表在静脈瘤(慢性静脈還流不全)
  • 両側性 common
  • うっ血性心不全
  • ネフローゼ症候群
  • 肝硬変
  • 甲状腺機能亢進症
  • 甲状腺機能低下症
  • 薬剤:CCB,ピオグリタゾン,NSAIDs,女性ホルモン,甘草
  • 特発性浮腫:女性,夕方増悪する下腿の浮腫:NaCl,炭水化物制限
  • 月経前症候群:黄体期に出現し,月経発来と共に消退:当帰芍薬散,加味逍遥散
  • 片側性 important
  • 両側性 important

肝性浮腫と腎性浮腫

  • 肝性浮腫は下肢に、腎性浮腫では眼瞼に浮腫が初発する?(出典不明)

漢方薬

  • 口渇(+)
  • 高度の熱感(+)
越婢加朮湯
  • 高度の熱感(-)
五苓散
  • 口渇(-)
  • めまい・ふらつき(+)
  • 月経異常(+)
当帰芍薬散
  • 月経異常(-)
真武湯
  • めまい・ふらつき(-)
  • 汗かき(+)
防已黄耆湯
  • 汗かき(-)
八味地黄丸

参考

  • [display]http://www.igaku.co.jp/pdf/resident0806-3.pdf





嚢胞」

  [★]

cyst

概念

  • 内腔に液体や泥状物を含む袋状の構造物をいう。
  • 上皮細胞に囲まれた体内にできた異常な腔で、水や泥状の物を含む

種類

総胆管嚢胞胆管嚢胞内膜症性嚢胞出血嚢胞前立腺小室嚢胞単純腎嚢胞卵巣内膜症性嚢胞卵巣嚢胞性腺腫卵巣嚢胞腺腫卵巣機能性嚢胞外傷後嚢胞多嚢胞症多発嚢胞性腎多発性嚢胞射精管嚢胞汎発性嚢胞状線維性骨炎深在嚢胞性大腸炎肝嚢胞腺癌腸管気腫性嚢胞症膵嚢胞性病変虫垂粘液嚢胞腹膜軟骨下嚢胞先天性肺嚢胞症単独嚢胞腎Nabothian嚢胞ミュラー管嚢胞膵嚢胞性腺癌先天性総胆管嚢胞寄生虫性嚢胞巨大嚢胞嚢胞体血液嚢胞嚢胞性膵疾患多発性肝嚢胞漿液性嚢胞腫瘍多嚢胞化萎縮腎後天性嚢胞性腎疾患成人型多発性嚢胞腎胸膜下肺胞性肺嚢胞、腎嚢胞性疾患の鑑別、線維嚢胞性変化乳頭状嚢胞腺腫孤立性腎嚢胞、肺嚢胞、鰓原性嚢胞膵嚢胞症ナボット嚢胞甲状舌管嚢胞単純性腎嚢胞

産婦人科



黄斑」

  [★]

macula lutea (KH), macula, yellow spot
macula retinae
中心窩 fovea centralis
Henle線維層


黄斑部の機能評価

黄斑疾患

硝子体手術

薬物療法/レーザー療法

硝子体手術/薬物療法/レーザー療法



腫」

  [★]

がん腫瘍腫瘤良性新生物


黄斑浮腫」

  [★]

macular edema
黄斑





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