- 英
- salivary gland fistula
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Japanese Journal
- 西本 和生,堀沢 稔,新実 紀二,松永 和哉,白井 量久,杉浦 禎一
- 日本小児外科学会雑誌 35(4), 703-706, 1999-06-20
- … 頸部に発生する瘻孔性病変は小児外科領域ではよく遭遇するものであるが, 異所性唾液腺瘻は比較的まれである.今回われわれは, 異所性唾液腺瘻の3例を経験したので報告する.症例は1歳女児, 8ヵ月の女児と男児の3例である.瘻孔の部位は2例が頸部中央下部, 胸骨切痕近傍で, 1例は右頸部中部胸鎖乳突筋内側縁部であった.3例とも生後すぐより粘液分泌を伴う瘻孔を認められている.3症例とも瘻孔切除を …
- NAID 110002110468
- 1. 両側口角部唾液腺瘻の兄弟発生例(第29回関東甲信越地方会)
- 根本 貴史,長島 金二,土屋 博之,川満 富裕,大橋 忍,石丸 由紀,岡田 邦之
- 日本小児外科学会雑誌 31(1), 113-114, 1995-02-20
- NAID 110002106655
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- 2009年8月26日 ... 唾液腺瘻は、外瘻によって(生理的あるいは解剖学的に正常では存在しない異常な管状 の交通)皮膚より唾液が流出することです。 Frey(フライ)症候群(耳介側頭症候群)は、耳 下腺炎や耳下腺領域の外傷、あるいは手術後に晩発性に出現する ...
- 耳下腺、顎下腺、唾液腺疾患へ. 【耳下腺管瘻(唾液瘻)】 耳下腺というのは、耳下腺 から口の中にステノン氏管という管を通って開口しますしそこを通って唾が口に出ますが 、その途中の管が何らかの事故による損傷で途中で切れ、その切り口が皮膚の方に 開い ...
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[★]
- 英
- saliva
- 関
- 消化液
- 唾液の99.5%は水であり、残りの0.5%には重要な役割がある
組成
1. 水分:99%-99.5%
2. 電解質(Na+,K+,Cl-,HCO3-,etc)、分泌速度により濃度が異なる
[K+],[HCO3-] : 唾液 > 血漿
[Na+],[Cl-] : 血漿 < 血漿
早い分泌の時、唾液中の[HCO3-]↑、[Na+]↑、[Cl-]↑。よりアルカリ性となる
3. 有機物
ムチン:=ムコタンパク、潤滑作用
リゾチーム:溶菌作用
αアミラーゼ:プチアリン
血液型物質:糖タンパクの一種
舌リパーゼ:舌唾液腺より少量
免疫グロブリン:IgA
尿素
カリクレイ:血管拡張作用
機能
1. 消化作用
αアミラーゼにより、デンプンをマルトースに分解する
舌リパーゼにより脂肪を加水分解する
2. 保護作用
逆流した遺産、胆汁を薄める
口腔内洗浄作用(虫歯予防、口臭予防)
厚い食物を冷却する
3. 潤滑作用
4. リゾチーム, IgAによる生体防御作用
生成機構
1. 腺房細胞
一次唾液の分泌
2. 導管系(介在部、線条部)
Na+,Cl-の吸収
HCO3-,K+の分泌
分泌調整機構
- 有機物多、粘度高の唾液を少量分泌 ← 緊張すると口腔内が粘稠に感じられる
1.脳相(条件反射)
食物の視覚、嗅覚、聴覚による刺激
2.口腔相(=味覚相)(無条件反射)
食物による口腔や舌の刺激
3.胃腸相(無条件反射)
食物による胃の刺激
臨床関連
[★]
- 英
- salivary gland (PT), salivary glands
- ラ
- glandulae salivariae
- 関
- 口蓋腺。唾液
- 唾液を分泌する腺 (KL.595)
- 分泌量は 800-1000 ml/day (KL.595)
- 1. 小唾液腺 (KL.595)~
- 口腔粘膜下にある米粒ないし小豆大の小腺
- 口唇腺、頬腺、口蓋腺、舌腺
- 口腔粘膜から離れており、分泌物は太い導管によって口腔に送られる~
- 耳下腺、顎下腺、舌下腺
神経支配
分泌される唾液
分泌速度
- low flow rate:低張
- high flow rate:等張
支配神経
- 交感神経 :高粘稠、蛋白質に富む
- 副交感神経:低粘稠、蛋白質に乏しい
臨床
唾液腺の腫脹
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