唾液腺ホルモン

出典: meddic

salivary glands hormone
パロチン Parotin
唾液腺ホルモン剤


UpToDate Contents

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和文文献

  • 唾液腺ホルモン(パロチン)の構造安定性
  • 飯山 悟,大村 浩久
  • 九州大學農學部學藝雜誌 36(2/3), 83-88, 1982-03
  • NAID 110001792856
  • Diureticaによるhistamine stress response抑制効果に及ぼす唾液腺ホルモンparotinの影響

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唾液腺はでんぷん消化酵素を分泌するほか、パロチンとよばれるホルモンを分泌する。パロチンは特殊なタンパク質性の化学物質であるが、その化学構造はまだ明らかにされていない。

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添付文書

薬効分類名

  • 唾液腺ホルモン

販売名

パロチン錠10mg

組成

成分・含量

  • 1錠中 唾液腺ホルモン(哺乳動物の唾液腺及び同分泌物質より抽出)10mg

添加物

  • アラビアゴム末,カルナウバロウ,カルメロースカルシウム,サラシミツロウ,ステアリン酸マグネシウム,精製白糖,セタノール,ゼラチン,タルク,沈降炭酸カルシウム,乳糖水和物,白色セラック,ヒマシ油,メチルセルロース

効能または効果

  • 初期老人性白内障
  • 進行性指掌角皮症
  • 通常,1日唾液腺ホルモンとして20〜60mg(2〜6錠)を2〜3回に分割経口投与する.なお,症状により適宜増減する.

薬効薬理

血清カルシウム量を減少させる.(家兎2),イヌ3),ヒト3))

窒素平衡を是正し,体重を増加させる.(ラット4),5))

弾力線維及び結合組織の発育を促進する.(ラット6),モルモット7))

細網内皮系を賦活する.(マウス8),家兎9))

有効成分に関する理化学的知見

性 状

  • 灰褐色〜微褐色の粉末である.


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hormone

古典的な定義

  • 特定の内分泌腺から分泌され、血行によって運ばれ、遠隔部の特定の標的器官に作用して特異的効果を現す物質(PT.403)

例外

  • 腺構造を持たない組織から分泌されるホルモンがある
消化管ホルモン (PT.403)
視床下部ホルモン (PT.403)
甲状腺濾胞ホルモン?
カルシトニン?

ホルモンの一覧表

日本語 放出器官/細胞 作用器官/細胞 働き
メラトニン 松果体    
成長ホルモン放出ホルモン 視床下部 下垂体前葉 GH放出
プロラクチン放出ホルモン 視床下部 下垂体前葉 PRL放出
副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン 視床下部 下垂体前葉 ATCH放出
ゴナドトロピン放出ホルモン 視床下部 下垂体前葉 FSH/LH放出
甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン 視床下部 下垂体前葉 TSH放出
ソマトスタチン 視床下部 下垂体前葉 GH放出抑制
ドーパミン 視床下部 下垂体前葉 PRL放出抑制
成長ホルモン 下垂体前葉 全身/肝細胞 タンパク質同化, 抗インスリン, 脂肪異化/IGF-I合成促進
プロラクチン 下垂体前葉 乳腺 乳汁分泌促進
副腎皮質刺激ホルモン 下垂体前葉 副腎皮質  
卵胞刺激ホルモン 下垂体前葉 卵胞  
黄体形成ホルモン 下垂体前葉 黄体  
間細胞刺激ホルモン 下垂体前葉 精巣の間細胞  
甲状腺刺激ホルモン 下垂体前葉 甲状腺  
オキシトシン 下垂体後葉 子宮平滑筋/乳腺 子宮収縮/射乳促進
バソプレシン 下垂体後葉 腎臓集合管 水の再吸
甲状腺ホルモン - トリヨードサイロニン 甲状腺   代謝亢進
甲状腺ホルモン - サイロキシン 甲状腺   代謝亢進
カルシトニン 甲状腺   Ca2+濃度低下
副甲状腺ホルモン 甲状腺 /腎臓 破骨細胞活性化/腎細尿管Ca2+取り込み↑/腎ビタミンD活性化/血清Ca2+↑
心房性ナトリウム利尿ペプチド 心臓   Na利尿
脳ナトリウム利尿ペプチド 心臓   Na利尿
Cタイプナトリウム利尿ペプチド     Na利尿
エンドセリン 血管   血管収縮
アンジオテンシンII 血管   血管収縮
ガストリン 酸分泌
セレクチン 十二指腸    
インスリン様成長因子 肝臓    
アンジオテンシノジェン 肝臓   昇圧
コルチゾール 副腎皮質    
アルドステロン 副腎皮質    
デヒドロイソアンドロステロン 副腎皮質    
アドレナリン 副腎髄質   軽微な昇圧、血糖上昇
ノルアドレナリン 副腎髄質   昇圧(寄与は20%程度)、血糖上昇
インスリン 膵臓 - β細胞 全身 グルコース取り込み亢進
グルカゴン 膵臓 - α細胞 全身 糖新生
ソマトスタチン 膵臓 - δ細胞   ホルモン分泌抑制(インスリングルカゴンガストリン)
レニン 腎臓 - 傍糸球体細胞   昇圧(angiotensin Iを産生, 血管内皮アンジオテンシン転換酵素によりangiotensin IIに転換)
エリスロポエチン 腎臓 造血器官 赤血球産生刺激
エストロゲン 卵巣    
プロゲステロン 卵巣    
インヒビン 卵巣    
テストステロン 精巣    
インヒビン 精巣    
レプチン 脂肪    
アディポネクチン 脂肪    



唾液」

  [★]

saliva
消化液


  • 唾液の99.5%は水であり、残りの0.5%には重要な役割がある

組成

1. 水分:99%-99.5%
2. 電解質(Na+,K+,Cl-,HCO3-,etc)、分泌速度により濃度が異なる
 [K+],[HCO3-]	:	唾液 > 血漿
 [Na+],[Cl-]	:	血漿 < 血漿
 早い分泌の時、唾液中の[HCO3-]↑、[Na+]↑、[Cl-]↑。よりアルカリ性となる
3. 有機物
 ムチン:=ムコタンパク、潤滑作用
 リゾチーム:溶菌作用
 αアミラーゼ:プチアリン
 血液型物質:糖タンパクの一種
 舌リパーゼ:舌唾液腺より少量
 免疫グロブリン:IgA
 尿素
 カリクレイ:血管拡張作用

機能

1. 消化作用
 αアミラーゼにより、デンプンをマルトースに分解する
 舌リパーゼにより脂肪を加水分解する
2. 保護作用
 逆流した遺産、胆汁を薄める
 口腔内洗浄作用(虫歯予防、口臭予防)
 厚い食物を冷却する
3. 潤滑作用
4. リゾチーム, IgAによる生体防御作用

生成機構

1. 腺房細胞
 一次唾液の分泌
2. 導管系(介在部、線条部)
 Na+,Cl-の吸収
 HCO3-,K+の分泌

分泌調整機構

  • 副交感神経
  • 有機物少、粘度低の唾液を多量分泌
  • 交感神経
  • 有機物多、粘度高の唾液を少量分泌 ← 緊張すると口腔内が粘稠に感じられる
1.脳相(条件反射)
 食物の視覚、嗅覚、聴覚による刺激
2.口腔相(=味覚相)(無条件反射)
 食物による口腔や舌の刺激
3.胃腸相(無条件反射)
 食物による胃の刺激


臨床関連


唾液腺」

  [★]

salivary gland (PT), salivary glands
glandulae salivariae
口蓋腺唾液




  • 唾液を分泌する腺 (KL.595)
  • 分泌量は 800-1000 ml/day (KL.595)
  • 1. 小唾液腺 (KL.595)~
口腔粘膜下にある米粒ないし小豆大の小腺
口唇腺頬腺口蓋腺舌腺
口腔粘膜から離れており、分泌物は太い導管によって口腔に送られる~
耳下腺顎下腺舌下腺

神経支配

  • 交感神経 :T1-T3
  • 副交感神経:

分泌される唾液

分泌速度

low flow rate:低張
high flow rate:等張

支配神経

  • 交感神経 :高粘稠、蛋白質に富む
  • 副交感神経:低粘稠、蛋白質に乏しい

臨床

唾液腺の腫脹

  • 感染症
  • ウイルス性
  • ムンプスウイルスなど (→耳下腺)


腺」

  [★]

gland
glandula
腺細胞分泌





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