- 英
- possible、potential、capable、feasible
- 関
- ありうる、可能性、潜在的、できる、電位、ポテンシャル、有能、もっともらしい、能力のある、有望、実行可能
WordNet
- capable of happening or existing; "a breakthrough may be possible next year"; "anything is possible"; "warned of possible consequences"
- an applicant who might be suitable
- something that can be done; "politics is the art of the possible"
- (usually followed by `of'
- possibly accepting or permitting; "a passage capable of misinterpretation"; "open to interpretation"; "an issue open to question"; "the time is fixed by the director and players and therefore subject to much variation" (同)open, subject
- (followed by `of'
- existing in possibility; "a potential problem"; "possible uses of nuclear power" (同)possible
- the inherent capacity for coming into being (同)potentiality, potency
- capable of being done with means at hand and circumstances as they are (同)executable, practicable, viable, workable
PrepTutorEJDIC
- (物事が)『可能な』,実行できる / (物事が)『ありうる』,『起こりうる』 / 我慢できる,まずまずの / 《形容詞の最上級,all, everyなどを強調して》可能な限りの / 〈U〉《the ~》可能性 / 〈C〉可能性のある人(物,事),当選(勝利)の見込みのある人
- 『手腕のある』,有能な,才能のある(able, competent)
- 可能性のある,潜在的な / 可能性,潜在力 / 電位
- 実行できる,可能性のある / もっともらしい,ありそうな
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2013/09/03 09:03:33」(JST)
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可能動詞(かのうどうし)とは、現代日本語(共通語)において五段活用の動詞を下一段活用の動詞に変化させたもので、可能(行為をすることができること)の意味を表現する。「書く」に対する「書ける」、「打つ」に対する「打てる」の類をいう。
可能動詞の例
|
五段活用動詞 |
可能動詞 |
あ・わ行 |
会う・買う・扱う |
会える・買える・扱える |
か行 |
行く・書く・歩く |
行ける・書ける・歩ける |
が行 |
漕ぐ・研ぐ・泳ぐ |
漕げる・研げる・泳げる |
さ行 |
貸す・足す・起こす |
貸せる・足せる・起こせる |
た行 |
打つ・立つ・放つ |
打てる・立てる・放てる |
な行 |
死ぬ |
死ねる |
ば行 |
飛ぶ・呼ぶ・遊ぶ |
飛べる・呼べる・遊べる |
ま行 |
編む・積む・楽しむ |
編める・積める・楽しめる |
ら行 |
釣る・蹴る・練る |
釣れる・蹴れる・練れる |
「行くことができる」という可能を表す表現には、「行ける」のほかに「行かれる」もある。「行ける」が可能のみを表すのに対し、「行かれる」は自発・尊敬・受身の意味でも使われる。
「行かれる」のような「~れる・られる」の形は、古語の「~る・らる」の形から変化したものだが、「行ける」のような可能動詞はそれとの関係は不明である。由来には大きく2説があり、「知るる(知れる)」等からの類推で、従来からあった四段(後に五段)活用動詞に対する下二段(後に下一段)段活用の自発動詞が一般化した(類似の動詞の項を参照)という説[1]と、「行き得(る)」のような「連用形+得(る)」の表現が変化したという説[2]とがある。
なお形態的には全く異なるが、「する」に対して「できる」も可能動詞と同様に用いられる(例:「使用する」に対して「使用できる」など)。
可能動詞には命令形が用いられにくく、「読めろ」・「走れろ」などの命令的な表現は極めて稀である。
目次
- 1 可能表現の変化
- 2 類似の動詞
- 3 ら抜き言葉
- 4 関連項目
- 5 脚注
可能表現の変化[編集]
かつては可能動詞を使わず、動詞の可能を表すには助動詞「る・らる」(現代の「れる・られる」)を用いていた。今は「読む」のような五段活用動詞の可能を表すには、専ら可能動詞を使って「読める」とするが、鎌倉時代頃には「読まるる(読まれる)」の形のみが認められていたのである。
可能動詞の発生は室町時代まで遡るが、多く用いられるようになったのは近代に至ってからである。
そうして可能動詞の使用が一般に広まるにつれ、逆に旧来の可能表現「れる」が耳慣れないという理由だけで疑問視されるような風潮も現われてくる。例えば「○○方面へは行かれません」という道路標識を見て「間違いではないか?」と行政に問い合わせることなどがある[要出典]。しかし「行かれる」など一部の「動詞+れる」については、これを可能の意味で使うことはしばしば行われている[3]。
可能動詞の例
|
五段活用動詞 |
可能動詞 |
元来の可能表現 |
あ・わ行 |
会う |
会える |
会われる |
か行 |
行く |
行ける |
行かれる |
が行 |
漕ぐ |
漕げる |
漕がれる |
さ行 |
貸す |
貸せる |
貸される |
た行 |
打つ |
打てる |
打たれる |
な行 |
死ぬ |
死ねる |
死なれる |
ば行 |
飛ぶ |
飛べる |
飛ばれる |
ま行 |
編む |
編める |
編まれる |
ら行 |
釣る |
釣れる |
釣られる |
類似の動詞[編集]
可能動詞と別に、五段活用に対する下一段活用(古くは下二段活用)の自発動詞も数は少ないが存在する。例えば「切る」に対する「切れる」や、「裂く」に対する「裂ける」などがある。「気が置けない」という慣用句も、「気を置くことができない」ではなく、「気が置かれない」という意味である。
ら抜き言葉[編集]
いわゆるら抜き言葉は、上一段活用動詞、下一段活用動詞、カ行変格活用動詞(『来る』の1語のみ)を、ラ行五段活用動詞の可能動詞と混同することで発生したものである。
これは上記の可能動詞のみで発生するから、「れる」「られる」の4つの意味のうち、次に示す3つの意味ではら抜きは発生しない。[4] 可能の意味で「ら」が欠落する場合のみを「ら抜き言葉」と俗にいうため、たとえ他の3つの意味で「ら」が欠落しても、それはら抜き言葉とは呼ばない。
- 受身…例「部屋に入って来られると困る。」
- 尊敬…例(実験室にて実験器具の配置が変わっている様子を見て驚く人に向けて)「先生が変えられました。」
- 自発…例「(統計図を見ながら)春季には売り上げが伸びると見られる。」
関連項目[編集]
脚注[編集]
- ^ 坂梨隆三『近世語法研究』武蔵野書院、2006年。
- ^ 渋谷勝己「日本語可能表現の諸相と発展」『大阪大学文学部紀要』33-1、1993年。
- ^ 松岡弘(監修)庵功雄ほか(著)『初級を教える人のための日本語文法ハンドブック』スリーエーネットワーク、2000年。
- ^ 動詞の可能形「食べられる」「出られる」「見られる」などから「ら」を抜いた… http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E3%82%89%E6%8A%9C%E3%81%8D%E8%A8%80%E8%91%89&dtype=0&dname=0na&stype=0&pagenum=1&index=19157500
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- 最近増えている言い回しのひとつに、「~~してもらうことって可能ですか?」があります。そもそも人にものを頼むときのフレーズとしては、~~してください。~~してくれませんか?~~してもらえませんか?~~し...
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- ☆case13 手の筋力の低下
- ■glossary
- brisk adj. (人・態度が)活発な、元気のよい、きびきびした。ぶっきらぼうな、素っ気ない。(商売が)活況の(⇔dull)。小気味のよい、(大気など)爽快な、気持ちのよい。(味などが)ピリッとする。鋭い。(飲料が)盛んに泡立つ
- dysarthria n. difficulty in articulating words due to disease of the central nervous system 構音障害
- dysphasia n. loss of or deficiency in the power to use or understand language as a result of injury to or disease of the brain 失語症、言語障害
- multidisciplinary adj. 集学的な
- gastrostomy 胃瘻造設術
- feeding gastrostomy n. Surgery A procedure in which an opening is created in the anterior wall of the stomach to allow suction decompression and improved respiratory function by eliminating the need for a nasogastric feeding tube
- ■症例
- 67歳、男性 元大学講師(retired university lecturer)
- 主訴:左手の筋力低下と筋萎縮
- 現病歴:左手を使った労作後に左手の筋力が低下する(例えば、ドライバーを使った後など)。前腕の筋に疝痛をみとめる。発話はわずかに流暢であり(slight slurred)、水を飲んだあとで窒息しだす。服用薬はシンバスタチン、アスピリン、アテノロール。喫煙はしない。飲酒は週にワインのボトルを1本あける。
- 既往歴:高血圧が15年間続いている。3年前に心筋梗塞。
- 家族歴:妻と暮らしている。大きくなった2人の子供がいる。
- ・診察 examination
- 血圧:146/88 mmHg。心血管系、呼吸器系、腹部に異常を認めない。上肢に萎縮を認める。特に左手に著しい萎縮を認める。両側の上腕の筋にいくらか線維性筋攣縮を認める。筋力は左で全般的に低下(globaly reduced)、右手でわずかに低下。筋緊張は正常。上腕二頭筋反射・上腕三頭筋反射は両側ともに活発に認められる(brisk)。感覚喪失(sensory loss)は認めない。わずかに構音障害を認める
- ■キーワード&着目するポイント
- 筋萎縮、線維性筋攣縮、感覚喪失なし
- ■解説
- (第1パラグラフ) 疫学
- ・この男は運動ニューロン疾患。
- ・この疾患は原因不明の疾患で、脊髄、脳神経核、運動皮質に影響を及ぼす。
- ・この病気は普通50-70歳で出現する。
- (第2パラグラフ) 症状
- ・筋力低下と筋萎縮は一側の手か腕にあらわれるのが一般的 ← 両側性でないということか。
- ・筋力低下は運動後に最も顕著に表れる
- ・前腕の疝痛は疾患の初期に一般的である。
- ・患者は下肢の筋力低下あるいは構音障害や言語障害を訴えてやってくることがある。
- ・この病態の特徴的な生理的徴候は線維性攣縮(筋束の不規則で早い収縮。下位運動ニューロンの障害を示唆) → 下肢の運動ニューロン損傷による筋肉の脱神経が原因
- ・反射は著明 → 皮質運動ニューロンの喪失による。
- ・感覚喪失はない
- (第3パラグラフ) 鑑別
- ・進行例では診断は容易だが、初期ではmore problematic。
- ・疲労で悪化する四肢の筋力低下は「重症筋無力症」と混乱する。
- ・老人における失語症と構音障害の原因は、「脳血管障害による偽性球麻痺」であることがより一般的。
- ・上肢に感覚障害を伴わない筋萎縮、線維束攣縮を呈する他の疾患として「頚髄症」がある。
- ・「外傷」や「心尖部肺癌(パンコースト腫瘍)」による腕神経叢の損傷で腕に症状があらわれるかもしれない。
- ・末梢運動神経優位のニューロパチーは対側性の筋力低下と反射の低下というパターンを起こす。 ← ?
- (第4パラグラフ) 症状・経過
- ・運動ニューロン疾患は進行性で不治の病態
- ・足の痙性麻痺を発現する傾向がある
- ・球麻痺は失語症と構音障害を起こす
- ・肛門括約筋は普通影響を受けない
- ・知能は一般的に影響を受けない
- (第5パラグラフ) 治療・管理
- ・この病態に対して治癒的な治療法はない
- ・発症から平均生存期間は2-4年
- ・医師は診断と予後について患者と家族に説明しなければならない。
- ・集学的なチームはサポートを提供しなければいけない。
- ・病気が進行して発話が悪くなったとき、コンピュータの使用で会話は補助されうる。
- ・feeding gastrostomyは十分なカロリーの摂取を可能にするために必要かもしれない。
- ・非侵襲的な呼吸器は呼吸不全を補助するために使われうる
- ・普通、気管支肺炎で死亡する
- ■運動ニューロン疾患とは?
- 運動ニューロン疾患 motor neuron disease MND
- ■参考文献
- HIM = Harrison's Principles of Internal Medicine 17th Edition
- CASES = 100 Cases in Clinical Medicine Second edition
- IMD = 内科診断学第2版
[★]
- 英
- potential、probability、feasibility、likelihood、possibility、odds、capability、potentiality
- 関
- 確率、可能、性能、潜在的、電位、能力、ポテンシャル、見込み、尤度、有望、実行可能、成否
[★]
- 英
- voltage、potential、electrical potential、electric potential
- 関
- 可能、可能性、潜在的、ボルテージ、ポテンシャル、有望、電圧
[★]
- 英
-
- 関
- ありうる、可能、可能性、生存可能、もっともらしい、成否
[★]
- 英
- potential、potentially、latently
- 関
- 可能、可能性、強力、電位、ポテンシャル、有望
[★]
- 英
- applicable
- 関
- 適用性、適用できる、応用できる
[★]
- 英
- avoidable
- 関
- 回避できる