卵巣嚢腫

出典: meddic

ovarian cyst?, ovarian cystoma
cystoma ovarii


概念

  • 卵巣に発生する嚢胞性の良性腫瘍の総称。腫瘍であり、卵巣嚢胞とは異なる(はず)。

卵巣嚢腫

臨床関連


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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/04/25 05:20:19」(JST)

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和文文献

  • P2-32-8 子宮内膜症性卵巣嚢腫に対する腹腔鏡下手術術前ジェノゲストの使用経験 : Gn-RHaとの比較検討(Group134 子宮内膜症・薬剤,一般演題,第63回日本産科婦人科学会学術講演会)
  • 久 毅,尾上 昌世,吉見 佳奈,小玉 美智子,大塚 博文,橋本 奈美子,佐伯 典厚,般渡 孝郎
  • 日本産科婦人科學會雜誌 63(2), 902, 2011-02-01
  • NAID 110008510127
  • P1-10-9 当院における妊娠合併卵巣嚢腫に対する腹腔鏡手術の検討(Group12 良性卵巣腫瘍・症例1,一般演題,第63回日本産科婦人科学会学術講演会)
  • 松岡 正造,北出 真理,菊地 盤,熊切 順,地主 誠,島貫 洋太,竹田 省
  • 日本産科婦人科學會雜誌 63(2), 497, 2011-02-01
  • NAID 110008508919
  • P1-9-10 破裂後の粘液性卵巣嚢腫との鑑別に苦慮した子宮原発adenomatoid tumorのMRI所見(Group10 良性腫瘍・その他・症例,一般演題,第63回日本産科婦人科学会学術講演会)
  • 原田 直哉,延原 一郎,春田 典子,梶本 めぐみ
  • 日本産科婦人科學會雜誌 63(2), 490, 2011-02-01
  • NAID 110008508898

関連リンク

卵巣嚢腫とはどんなものか」を簡単に理解しようとするならば、「卵巣に液状成分が 溜まって腫れている状態のこと」であると捉えておくと良いでしょう。 卵巣には実に多種 多様の腫瘍が発生することが知られており、そのため過去に様々な分類法がなされてき まし ...
卵巣嚢腫とは卵巣の一部にできた袋状の腫瘍内に液体がたまる病気です。卵巣嚢腫の 特徴、症状、検査方法、治療方法を専門の医師が分かり易く解説致します。

関連画像

卵巣嚢腫とは? 卵巣嚢腫(卵巣のう腫)の卵巣チョコレート嚢腫と子宮卵巣嚢腫の画像卵巣嚢腫3.卵巣嚢腫ってどういう病気

添付文書


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★リンクテーブル★
国試過去問104C029」「104C028」「081A041
リンク元成熟嚢胞性奇形腫」「卵巣嚢胞」「漿液性嚢腺腫
拡張検索卵巣嚢腫核出術」「卵巣嚢腫摘出術
関連記事卵巣」「嚢腫」「

104C029」

  [★]

  • 次の文を読み、28、29の問いに答えよ。
  • 55歳の女性。右下腹部痛を主訴に来院した。
  • 現病歴:   5日前から毎日就寝前に右下腹部痛が出現したが、中途覚醒はせず、起床時には軽快するため放置していた。本日朝は腹痛が軽快しないため来院した。経過中発熱はない。便通1回/日。
  • 既往歴: 18歳時に卵巣嚢腫で右卵巣摘出術、28歳時に帝王切開で出産、37歳時に急性虫垂炎で虫垂切除術。
  • 生活歴:   特記すべきことはない。
  • 家族歴:   特記すべきことはない。
  • 現 症:  意識は清明。体温36.8℃。脈拍80/分、整。血圧102/68mmHg。頭頚部と胸部とに異常を認めない。腹部は平坦で、肝・脾を触知しない McBurney点の約4cm頭側を中心に圧痛があり、同部位に限局して筋性防御と反跳痛とを認める。かかと落としにて腹痛は増強する。
  • 検査所見:   尿所見: 潜血(-)、白血球反応(-)。血液所見: 赤血球 421万、Hb 12.2g/dl、Ht 38%、白血球 13,000(桿状核+分葉核好中球71%、好酸球2%、好塩基球0%、単球5%、リンパ球22%)、血小板 26万。血液生化学所見:血糖 107mg/dl、アルブミン 3.9g/dl、尿素窒素 8.6mg/dl、クレアチニン 0.8mg/dl、総ビリルビン 0.6mg/dl、AST 13IU/l、ALT 12IU/l、LD 196IU/l(基準176-353)、ALP 289IU/l(基準115-359)、Na 136mEq/l、K 4.6mEq/l、Cl 106mEq/l。CRP 4.8mg/dl。腹部造影CT(別冊No.2)を別に示す。


  • 対応として適切なのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 104C028]←[国試_104]→[104C030

104C028」

  [★]

  • 次の文を読み、28、29の問いに答えよ。
  • 55歳の女性。右下腹部痛を主訴に来院した。
  • 現病歴:   5日前から毎日就寝前に右下腹部痛が出現したが、中途覚醒はせず、起床時には軽快するため放置していた。本日朝は腹痛が軽快しないため来院した。経過中発熱はない。便通1回/日。
  • 既往歴: 18歳時に卵巣嚢腫で右卵巣摘出術、28歳時に帝王切開で出産、37歳時に急性虫垂炎で虫垂切除術。
  • 生活歴:   特記すべきことはない。
  • 家族歴:   特記すべきことはない。
  • 現 症:  意識は清明。体温36.8℃。脈拍80/分、整。血圧102/68mmHg。頭頚部と胸部とに異常を認めない。腹部は平坦で、肝・脾を触知しない McBurney点の約4cm頭側を中心に圧痛があり、同部位に限局して筋性防御と反跳痛とを認める。かかと落としにて腹痛は増強する。
  • 検査所見:   尿所見: 潜血(-)、白血球反応(-)。血液所見: 赤血球 421万、Hb 12.2g/dl、Ht 38%、白血球 13,000(桿状核+分葉核好中球71%、好酸球2%、好塩基球0%、単球5%、リンパ球22%)、血小板 26万。血液生化学所見:血糖 107mg/dl、アルブミン 3.9g/dl、尿素窒素 8.6mg/dl、クレアチニン 0.8mg/dl、総ビリルビン 0.6mg/dl、AST 13IU/l、ALT 12IU/l、LD 196IU/l(基準176-353)、ALP 289IU/l(基準115-359)、Na 136mEq/l、K 4.6mEq/l、Cl 106mEq/l。CRP 4.8mg/dl。腹部造影CT(別冊No.2)を別に示す。


  • 炎症が進展している部位はどこまでか。
  • a 消化管粘膜固有層
  • b 消化管筋層
  • c 消化管漿膜(臓側腹膜)
  • d 壁側腹膜局所
  • e 壁側腹膜全体
[正答]


※国試ナビ4※ 104C027]←[国試_104]→[104C029

081A041」

  [★]

  • a. (1)(2)(3)
  • b. (1)(2)(5)
  • c. (1)(4)(5)
  • d. (2)(3)(4)
  • e. (3)(4)(5)

成熟嚢胞性奇形腫」

  [★]

mature cystic teratoma
皮様嚢胞腫
卵巣腫瘍未熟奇形腫

概念

疫学

検査

NGY.99
  • 超音波検査:様々な像を認める(皮脂、毛髪、歯などが混在するため。
  • MRI:脂肪はT1で高信号、T2で中等度の高信号を呈する
  • T1:高信号
  • T2:中等度の信号
  • 脂肪抑制画像:低信号 ⇔ チョコレート嚢胞では抑制されて低信号にならないので鑑別に有用(T1,T2では信号強度の振る舞いは同じ)
[show details]
  • 腫瘍マーカー

合併症

  • 卵巣茎捻転(卵巣嚢腫茎捻転):急性腹症の原因。卵巣腫瘍の中で成熟嚢胞性奇形腫や線維腫(最も重い)は重く周囲の癒着がないために茎捻転を起こしやすい。卵巣茎捻転でみられる最多の原因が成熟嚢胞性奇形腫である。(G9M.177)

治療

  • 治療方針:病理組織的に確定診断を行うため、また卵巣頚捻転、破裂、あるいは悪性転化のリスクを下げるために手術による摘出を行う。
  • 卵巣嚢胞摘出術
  • 卵管卵巣摘出術:妊容性温存が必要ない場合

予後

  • 35歳以上で約1%の確率で悪性転化する。ほとんどが扁平上皮癌である。(G9M.176)
  • 0.2-2%の例で悪性転化(malignant transformation)する。悪性転化した奇形腫は全悪性胚細胞腫の2.9%を占める。(参考1)

参考

  • 1. [charged] Ovarian germ cell tumors: Pathology, clinical manifestations, and diagnosis - uptodate [1]

国試


卵巣嚢胞」

  [★]

ovarian cyst
cystis ovarii
卵胞嚢胞

概念

  • 卵巣に発生する貯留性の嚢胞性腫瘤であり、腫瘍ではない。

分類

鑑別すべき疾患

  • 卵巣嚢腫(良性腫瘍)


漿液性嚢腺腫」

  [★]

serous cystadenoma
漿液性嚢胞腺腫
嚢腫卵巣嚢腫

卵巣嚢腫核出術」

  [★]

resection of ovarian cystoma, enucleation of ovarian cystoma, oophorocystectomy
卵巣嚢腫切除術
卵巣嚢腫


卵巣嚢腫摘出術」

  [★]

ovarian cystectomy
卵巣


卵巣」

  [★]

ovary
ovarium
子宮


解剖

卵巣の固定

  • 卵巣提索:卵巣の上端と骨盤側壁を結ぶ。卵巣動脈、卵巣静脈、リンパ管、腹大動脈自律神経叢からの自律神経が通る
  • 固有卵巣索

卵巣の上皮

  • 腹膜には覆われず、胚上皮(表層上皮)に覆われている。

血管

重量

  • 閉経前後に卵巣重量が低下する

疾患 (NGY.201)

発生 L.307

嚢腫」

  [★]

cystoma
嚢胞性腫瘍 cystic tumor
シスト嚢胞被覆体水滑性嚢腫嚢胞性リンパ管腫水滑性嚢胞滑液嚢水腫腫瘍性嚢胞



腫」

  [★]

がん腫瘍腫瘤良性新生物




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