動静脈瘻

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arteriovenous fistula, AV fistula, AVF
動静脈瘤



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和文文献

  • わが国における硬膜動静脈瘻の治療の現状(<特集>脳脊髄動静脈奇形の診断・治療の進歩)
  • 桑山 直也,久保 道也,遠藤 俊郎,坂井 信幸
  • 脳神経外科ジャーナル 20(1), 12-19, 2011-01-20
  • … 硬膜動静脈瘻の治療の現状を知るため,全国の脳血管内治療専門医を対象とする調査を実施した.【方法】日本脳神経血管内治療学会専門医388人を対象とし,2005?2006年の2年間に経験した症例の年齢/性,部位,症状,mRS,治療法,転帰,合併症を調査した.【結果】863症例の回答を得た.男性43%,女性54%,平均年齢は64歳であった.海綿静脈洞(CS)が46%,横・S状静脈洞(TSS)27%,その他27%であった.814例に積極的治療(血管内88%,外科7%,放射線4%)が施 …
  • NAID 110008007216
  • 受賞論文の要旨 第63回広島医学会総会 広島臨床外科医学会賞 Time-resolved MRAによる脳血管内手術前後の海綿静脈洞部硬膜動静脈瘻の評価 (特集 第63回広島医学会総会)
  • 坂本 繁幸,渋川 正顕,岐浦 禎展 [他]
  • 広島医学 64(2), 59-62, 2011-02
  • NAID 40018739821

関連リンク

A radiocephalic fistula. 動静脈瘻(どうじょうみゃくろう、英:Arteriovenous fistula)とは 、動脈から静脈へ直接血流が流れ込む病態のこと。 ... 動脈血が直接静脈に流入すると 、静脈は拡張し、場合によっては静脈瘤を形成する。また本来血流が流れ込むはずの ...
家庭医学館 動静脈瘻の用語解説 - [どんな病気か] 動脈を流れてきた血液は、毛細(血 )管を経由してから静脈へと流れていきます。ところが、異常な短絡(たんらく)交通路が でき、毛細管を経(へ)ないで動脈と静脈が直接つながってしまうことがあります。これを  ...

関連画像

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★リンクテーブル★
国試過去問104I027
リンク元高血圧」「急性動脈閉塞症」「血圧」「下肢潰瘍」「高心拍出量状態
拡張検索肺動静脈瘻」「硬膜動静脈瘻」「冠動静脈瘻」「硬膜動静脈瘻塞栓術」「脊髄辺縁部動静脈瘻
関連記事静脈

104I027」

  [★]

  • 高心拍出性心不全をきたさないのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 104I026]←[国試_104]→[104I028

高血圧」

  [★]

hypertension, HT, high blood pressure
(国試)高血圧症
低血圧

定義

  • 収縮期血圧140mmHg以上または拡張期血圧90mmHg以上 (1999年改正)

原因による分類

高血圧の病因

PHD.319

exogenous cause

  • 1. エストロゲン(避妊薬などに含まれる):肝臓でのアンジオテンシノゲンの産生量を増加させる。)
  • 2. 糖質コルチコイド:鉱質コルチコイド作用
  • 3. シクロスポリン
  • 4. エリスロポエチン:赤血球を増加させることで、血液の粘稠度が上昇したり、末梢の虚血性の血管拡張が解除される事による。
  • 5. 交換刺激刺激薬:例えば、普通感冒薬
  • 6. コカイン・慢性のアルコール過剰摂取:どちらも交感神経の活動性をあげる。

renal cause

mechanical cause

endocrine cause

高血圧のリスクファクター

  • 年齢、ナトリウム過剰摂取、飲酒、肥満、運動不足、妊娠中の高血圧、家族歴

高血圧による病変

PHD.323

  • 通常は無症候であるが、多くの臓器(血管、心臓、網膜、腎臓)に多大な影響を及ぼす

高血圧による細動脈変化 BPT.356

  • 急激な血圧上昇をきたす病態に特徴的(例えば、悪性高血圧(拡張期血圧120mmHg以上))
  • 組織的には細動脈のonion-skinningが特徴的。血管平滑筋の増生、基底膜の肥厚による(血管の構造→血管)
  • 悪性高血圧ではこれらの過形成的な変化に加えて、フィブリノイドの沈着と血管壁の壊死(necrotizing arteriolitis)が特に腎臓で顕著に見られる。

症候

身体所見

  • 胸部:II音の亢進(IIA音)、心基部の収縮期雑音

検査

心電図

  • 左室肥大 ← 求心性左室肥大 ← 後負荷に打ち勝って左室が収縮できるように。
097D017
[show details]

重症度と治療(QB.C-324)

重症度 血圧 治療
I度高血圧 140/90mmHg ライフスタイルの改善、半年-1年で改善しなければ降圧薬投与
II度高血圧 160/100mmHg 降圧薬投与(経口)
III度高血圧 180/110mmHg 降圧薬投与(経口)
高血圧緊急症 臓器障害(脳、心臓、腎臓など) 降圧薬投与(経静脈)

治療

  • まず生活指導を行った上で、薬物治療の必要がある場合にこれを開始する。ただし、高リスク群に関しては直ちに薬物治療を開始する。
  • 生活習慣の修正(参考1より)
1. 減塩(→ナトリウム) 6g/日未満
2. 食塩以外の栄養素 ・野菜・果物の積極的摂取*
・コレステロールや飽和脂肪酸の摂取を控える
・魚(魚油)の積極的摂取
3. 減量 ・BMI<25未満
4. 運動 ・心血管病のない高血圧患者が対象で、中等度の強度の有酸素運動を中心に定期的に(毎日30分以上を目標に)行う
5. 節酒 ・エタノールで男性は20-30ml/日以下、女性は10-20ml/以下
6. 禁煙  
 生活習慣の複合的な修正はより効果的である
*重篤な腎障害を伴う患者では高K血症をきたすリスクがあるので、野菜・果物の積極的摂取は推奨しない。糖分の多い果物の過剰な摂取は、特に肥満者や糖尿病などのカロリー制限が必要な患者では勧められない。

降圧目標

参考1
  診察室血圧 家庭血圧
若年者・中年者 135/85mmHg未満 125/80mmHg未満
高齢者 140/90mmHg未満 135/85mmHg未満
糖尿病患者
腎臓病患者
心筋梗塞後患者
130/80mmHg未満 125/75mmHg未満
脳血管障害患者 140/90mmHg未満 135/85mmHg未満

注:診察室血圧と家庭血圧の目標値の差は、診察室血圧140/90mmHg、家庭血圧135/85mmHgが、高血圧の診断基準であることから、この二者の差を単純にあてはめたものである。

JNC-7

  • 一般的:140/90mmHg未満
  • DM,CKD:130/80mmHg未満

幼児・小児の高血圧

参考2 参考3
健診用の高血圧基準
  収縮期血圧
(mmHg)
拡張期血圧
(mmHg)
乳児(注) ≧110 ≧70
幼児 ≧120 ≧70
小学校 低学年 ≧130 ≧80
高学年 ≧135 ≧80
中学校 男子 ≧140 ≧85
女子 ≧135 ≧80
高等学校 ≧140 ≧85
  • 注:乳児の値は検診用の基準かは不明

参考

  • 1. 高血圧治療ガイドライン
[display]http://www.jhf.or.jp/a&s_info/guideline/kouketuatu.html
  • 2. 高血圧治療ガイドライン2009(JSH2009)
[display]http://www.jpnsh.org/manuscript080920.html
  • 3. 高血圧 日本高血圧学会高血圧治療GL作成委員会/医療・GL(09年)/ガイドライン 第10章 小児の高血圧
[display]http://minds.jcqhc.or.jp/stc/0019/1/0019_G0000180_0063.html

高血圧と糖尿病を合併する病態

救急外来での高血圧

研修医当直御法度 第5版 p.33

救急

準急球

  • 拡張期血圧115以上であるが、臓器障害がない。
→ 経口降圧薬を処方し外来受診。


収縮期高血圧 動脈コンプライアンス低下 動脈硬化
大動脈の人工血管置換術後
心拍出量の変化 大動脈弁閉鎖不全症
甲状腺機能亢進症
発熱
動静脈瘻
動脈管開存症
過動心症候群
拡張期高血圧 体液量の増加 腎実質性高血圧 糸球体腎炎
糖尿病性腎症
慢性腎盂腎炎
多発性嚢胞腎
膠原病
など
副腎皮質疾患 Cushing症候群
原発性アルドステロン症
薬物性 経口避妊薬
副腎皮質ステロイド
エリスロポエチン
レニン-アンジオテンシン系の亢進
(循環血液量・末梢血管抵抗の増大)
腎血管性高血圧 腎動脈硬化症
線維筋性異形成
レニン産生腫瘍
血管抵抗の増大 交感神経系の亢進 褐色細胞腫
急性ストレス反応
薬物中断症候群
多発性神経炎
大血管の狭窄・閉鎖 大動脈狭窄症
解離性大動脈瘤
原因不明(多因子) 本態性高血圧





急性動脈閉塞症」

  [★]

acute arterial occlusion
急性動脈閉塞
動脈閉塞症

病因

ガイドライン1改変
  塞栓症 血栓症
心原性 心房細動  
不整脈
僧帽弁狭窄症
心筋梗塞後壁在血栓
左室瘤
心筋症
人工弁置換術後
心臓腫瘍左房粘液腫
卵円孔開存
血管性 大動脈瘤 閉塞性動脈硬化症
末梢動脈瘤 バージャー病
shaggy aorta syndrome 大動脈解離
動静脈瘻 膝窩動脈瘤
  グラフト閉塞
血管炎(大動脈炎症候群など、膠原病)
膝窩動脈外膜嚢腫
膝窩動脈捕捉症候群
胸郭出口症候群
外傷
医原性
その他 空気塞栓 多血症
腫瘍塞栓 血小板増多症
カテーテル検査 悪性腫瘍

臨床的分類

  予後 臨書所見 ドプラ聴診器所見  
知覚消失 筋力低下 動脈 静脈
I viable
(下肢循環が維持されている状態)
ただちに下肢生命が脅かされることはない   なし 聞こえる 聞こえる
IIa threatened viability
(下肢生命が脅かされる状態)/marginally(境界型)
早急な治療により救肢が可能 軽度(足趾)/なし なし (しばしば)
聞き取れない
聞き取れる
IIb threatened viability
(下肢生命が脅かされる状態)/immediately(緊急型)
ただちに血行再建することにより救肢が可能 足趾以外にも
安静時痛を伴う
軽度~中等度 聞き取れない 聞き取れる
III irreversible
(不可逆的な状態)
組織大量喪失または、恒久的な神経障害が避けられない 重度
知覚消失
重度
麻痺(筋硬直)
聞き取れない 聞き取れない

治療

ガイドライン1 SSUR.421 YN.C-152
  • 急性動脈閉塞症の診断がつけばすぐに血栓形成の進展、およびこれによる再閉塞を予防するためにヘパリンを投与。
  • 急性下肢虚血の臨床的分類(TASC区分?)I, IIaでは経カテーテル直接血栓溶解療法(catheter directed thrombolysis, CDT)を考慮
  • TASC区分IIbでは外科的血行再建の適応(フォガティカテーテルによる血栓除去など)
  • TASC区分IIIやTASC区分IIb以上で血栓塞栓除去術が奏効しない例において、肢切断が行われる。

合併症

予後

ガイドライン1
  • 動脈閉塞から6時間以内であれば高率に救肢可能であり、血栓塞栓除去術の良い適応。
  • 24時間を経過すると約20%の症例で肢切断を要する。
  • 死亡率は15-20%

ガイドライン

  • 1. 末梢閉塞性動脈疾患の治療ガイドライン
[display]http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2010_shigematsu_h.pdf
  • 2. INTER-SOCIETY CONSENSUS FOR THE MANAGEMENT OF PERIPHERAL ARTERIAL DISEASE (TASC II)
http://www.tasc-2-pad.org/upload/SSRubriqueProduit/Fichier2/597.pdf

血圧」

  [★]

blood pressure, BP
動脈圧 arterial pressure AP
血圧測定

成人の血圧(日本高血圧学会 2004年版ガイドライン)

  • 至適血圧:120mmHg かつ 80mmHg
  • 正常血圧:130mmHg かつ 85mmHg
  • 正常高値血圧:130~139mmHg または 85~89mmHg
  • 軽症高血圧:140~159mmHg または 90~99mmHg
  • 中等症高血圧:160~179mmHg または 100~109mmHg
  • 重症高血圧:≧180mmHg または ≧110mmHg
  • 収縮期高血圧:≧140mmHg かつ <90mmHg

糖尿病性腎症

  • 管理目標: 130/80 mmHg
  • 尿蛋白1g/日以上:125/75 mmHg

冠血管と血圧

  • In the normal state, autoregulatory mechanisms adjust coronary tone tomatch myocardial oxygen supply with oxygen requirements. In the absence of obstructive coronary disease, thesemechanisms maintain fairly constant rate of coronary flow, as long as the aortic perfusion pressure is approximately 60 mmHg or greater.

血圧の異常

血圧の上肢における左右差

  • 大動脈炎症候群:腕頭動脈、鎖骨下動脈の狭窄・閉塞を生じる
  • 動脈硬化:鎖骨下動脈領域の病変があるとき、左右の脈拍差や皮膚温の違いを生じる

血圧の上下肢の差(下肢>上肢)

  • 大動脈炎症候群:大動脈弓部が冒されやすいが、鎖骨下動脈が冒された場合に上肢の血圧が低下。
  • 解離性大動脈瘤:解離腔に生じた血腫が鎖骨下動脈を圧迫すると、上肢の血圧が低下
  • 大動脈閉鎖不全症Hill徴候

収縮期血圧のみ高い。拡張期血圧は高くない

拡張期に動脈血流が減少する病態(血流が体循環に押し出されないか、心収縮力のみ上昇している状態?(体循環の血管抵抗が上がっていない?))
脈圧が上昇する
  • 1. 大動脈基部の血流が逆流やシャントにより減少する場合
  • 3. その他

ショック

  • 収縮期血圧 90 mmHg以下

非侵襲的な血圧測定法による血圧の上肢・下肢の差

  • 血圧を測定するために駆血帯で血流を遮断する必要がある。このとき、下肢の動脈の方が深部を走行しているため上肢より強く駆血帯で圧迫する必要がある。強く圧迫を要する分だけ下肢の血圧が高く測定されてしまう。


心血管とその周囲の血圧 YN.C-29

see also PHD.61
中心静脈   肺動脈楔入圧
4~8 8~20
右心房 左心房
1~4 8~20
右心室 左心室
8~20 120~20
肺動脈 大動脈
8~20 120~70

臓器移植における脳死判定の除外

脳死判定#脳死判定の除外規定臓器の移植に関する法律施行規則#第二条第四項
  • 収縮期血圧が以下で定められる数値未満の場合には脳死判定ができない。
  • 1歳未満の者 65
  • 1歳以上13歳未満の者 年齢x2+65
  • 13歳以上の者 90

国試



下肢潰瘍」

  [★]

leg ulcer
下腿潰瘍

分類

  • 動脈性潰瘍:虚血性が原因なので治療は末梢血行の改善がfirst
  • 静脈性潰瘍:中年女性、立ち仕事が多い者に後発。下腿内側>下腿外側。
  • 神経原性潰瘍:感覚麻痺によるもの
  • 糖尿病性潰瘍
  • 中枢神経系の疾患に基づく麻痺(脳卒中、脊髄損傷、二分脊椎症)
  • ハンセン氏病
  • 感染症
  • 膠原病性潰瘍
  • その他

高心拍出量状態」

  [★]

hyperdynamic state, high cardiac output state
ハイパーダイナミック・ステート
血圧機能性雑音

定義

  • 末梢血管抵抗が低下し心拍出量が増加した状態
  • 全身の代謝が亢進しているような時の循環動態

身体所見

  • 血圧:収縮期血圧のみ高い。拡張期血圧は高くない
  • 心雑音(機能性雑音)

原因



肺動静脈瘻」

  [★]

pulmonary arteriovenous fistula pulmonary arterio venous fistula, PAVF
肺動静脈奇形 pulmonary arteriovenous malformation
先天性肺動静脈瘻


  • 病因:
  • 先天性
  • 後天性:肝硬変、肺住血吸虫、甲状腺癌肺転移、外傷
  • 病態
  • 肺動脈と肺静脈のシャント率が20%を超えると酸素化されない静脈血が体循環に入って諸症状(労作時呼吸困難、チアノーゼ、多血症、バチ指)を呈するようになる。
  • 下肺野に多い
  • 症状:
  • 発症は小児
  • チアノーゼ、ばち指、息切れ、喀血、胸痛、(30-50%の症例)皮膚粘膜の血管腫
  • 増悪因子:
  • 妊娠  ←  女性ホルモンに血管増殖作用があるから?
  • 合併症:
  • 右左シャント:低酸素血圧症、二次性多血症 → 脳梗塞
  • 動静脈奇形:肺動静脈奇形、脳動静脈奇形 → 脳出血
  • 奇異性:奇異性脳膿瘍、奇異性脳塞栓
  • 検査:
  • 単純X線:円形状陰影
  • 造影CT:拡張した流入血管とこれに連続する流出血管が描出される。
  • 肺動脈造影:確定診断
  • 治療:全例治療対象。切除、塞栓術



硬膜動静脈瘻」

  [★]

dural arteriovenous fistula, dural AVF
硬膜動静脈奇形 dural arteriovenous malformation硬膜動静脈短絡路
中枢神経系血管奇形脳毛細血管拡張脊髄硬膜動静脈瘻




冠動静脈瘻」

  [★]

coronary artriovenous fistula, CAVF
coronary arteriovenous fistula, CAVF


硬膜動静脈瘻塞栓術」

  [★]

dural arteriovenous fistula embolization
硬膜動静脈瘻動静脈瘻


脊髄辺縁部動静脈瘻」

  [★]

perimedullary AVF
動静脈瘻


静脈」

  [★]

vein (Z)
vena


  • 毛細血管から発生した静脈血を心臓に送るために使われる血管。





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