加齢黄斑変性

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age-related macular degeneration, age related macular degeneration, ARMD, AMD
老人性黄斑変性 老人性黄斑変性症 senile macular degeneration老人性円板状黄斑変性 senile disciform macular degeneration加齢黄斑変性加齢黄斑変性症加齢黄斑症加齢性黄斑症加齢性黄斑変性症
黄斑黄斑変性症黄斑疾患
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概念

  • 加齢に伴って生じる黄斑変性
  • 主として網膜色素上皮細胞、ブルッフ膜、脈絡膜毛細血管板の加齢変化に関係した黄斑変性の総称

疫学

  • 60歳以上の片眼に発生し、70歳までに両眼性となり失明(SOP.147)。
  • 欧米で頻度が高く失明の原因の第一位(3)。日本でも増加傾向(3)。
  • 放置すれば約90%の症例で視力が0.1以下となる (3)
  • (日本)有病率:0.87%。(欧米の半分) (3)
  • (日本)5年間の発症率:0.8%(欧米と同程度) (3)

病型

  • 1. 萎縮型(dry type)   :血管新生なし。網膜色素上皮細胞や脈絡膜毛細血管板の萎縮のみ。
  • 2. 滲出型(exudative type):血管新生あり → これは脈絡膜に由来する ← こちらの方が治療の対象となる(3)。
2. = 老人性円板状黄斑変性症

病因

  • 加齢。脈絡膜新生血管が発生する機序は不明

病態

2. 滲出型

  • 黄斑部の加齢変性に基づいて脈絡膜新生血管, choroidal neovascularization, CNVが発生し、色素上皮状あるいは色素上皮下に伸びて出血・滲出を生じる。
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  • 新生血管から出血や滲出(網膜。もちろん黄斑にも) → 瘢痕化 → 視力の著明な低下や中心暗点
  • 新生血管から出血・滲出の繰り返視し → 網膜下血腫、硬性白斑、漿液性網膜剥離、網膜色素上皮剥離 → 線維性瘢痕 (3)
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病理

脈絡膜新生血管分類

  • 脈絡膜神経血管と網膜色素上皮との位置関係で分類
  • 1型:網膜色素上皮下
  • 2型:網膜色素上皮の上に達したもの

症状

検査

フルオレセイン蛍光眼底造影

  • 神経血管からの蛍光漏出を見る(3)。

インドシアニングリーン蛍光眼底造影

  • 本方法は一般的に色素上皮下の新生血管を検出する際に用いられる(3)。
  • 特殊病型のポリープ状脈絡膜血管症と網膜血管腫状増殖の確定診断に有用(3)。

光干渉断層計

  • 新生血管の有無、網膜剥離、上皮剥離の有無を観察 (3)

治療

萎縮型加齢黄斑変性

参考4
有効な治療が確立していない。
  • 生活指導:
  • 禁煙:喫煙は病態の増悪因子
  • 薬物療法:
  • ビタミンA,C,E、およびZnのサプリメント (中等度から重症の患者には病態の進行リスクを下げる作用が見られた)
  • 手術療法:(ドルーゼンを有する高リスク群を対象とした)レーザー治療。有効性については相反する研究結果が出ておりやらない方がよい。

滲出型加齢黄斑変性

  • 1. レーザー光凝固療法 
  • 脈絡膜新生血管が中心窩から離れている場合に利用できる。新生血管全体にレーザー光凝固を行いこれを破壊する。(3)
→ 黄斑部は組織を損傷するので照射できない
  • 2. (欧米)光感受性物質 + レーザー → 光線力学療法
  • 日本における光線力学的療法の治療成績は、欧米のそれより良好(3)
  • 脈絡膜には光感受性物質であるベルテポルフィンが集積しやすい(3)。この物質を静注後、病変に弱いレーザー光を照射することで新生血管を閉塞する(3)。網膜に障害を来すことなく中心窩のCNVを破壊できる(3)。2004年より認可
  • 3. 抗血管新生薬
  • 脈絡膜新生血管の発生にVEGFが重要な役割を果たしている(3)。抗血管新生薬によりCNVを押さえようとする治療が臨床応用されてきている。例えば抗VEGF薬がある
  • 抗VEGF薬:VEGFは血管新生を促進するサイトカインで、増殖糖尿病網膜症や加齢黄斑変性の眼内新生血管の発生にも関与(3)。bevacizumabの硝子体内治療が前述の眼内血管新生性疾患の治療に応用されつつある(3)。日本では保険未収載(2010年現在)。加齢黄斑変性を対象としたpegaptanibranibizumabがある(3)。

予後

  • 萎縮型加齢黄斑変性の患者は5年間で7%が滲出性加齢黄斑変性に移行する (参考4)

参考

  • 1. 加齢黄斑変性症に対する光線力学的療法のガイドライン
http://www.nichigan.or.jp/member/guideline/karei.pdf
  • 2. 加齢黄斑変性に対するPDT
http://www2.wind.ne.jp/tanakaganka/pdt.htm
  • (3) 現代の眼科学 第10版第1刷 金原出版株式会社 ISBN 9784307351355
  • 4. [charged] Age-related macular degeneration: Treatment and prevention - uptodate [1]
  • 5. 難病情報センター | 加齢黄斑変性 - 難病情報センター
[display]http://www.nanbyou.or.jp/entry/228


臨床関連

  • 黄斑下の脈絡膜新生血管は、網膜色素線条症、強度近視、眼ヒストプラスマ症、外相殿脈絡膜破裂などに続発(SOP.149)

国試

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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2014/08/03 23:37:00」(JST)

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UpToDate Contents

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和文文献

  • 4. 加齢黄斑変性症治療薬の安全性についての検討 : 培養角膜内皮細胞を用いた抗VEGF硝子体注射薬の安全性評価(第30回産業医科大学学会総会学術講演・展示抄録集)
  • 永田 竜朗,宮本 直哉,相馬 利香,近藤 寛之,田原 昭彦
  • 産業医科大学雑誌 35(1), 69, 2013-03-01
  • NAID 110009593216
  • 加齢黄斑変性の予防医学 (特集 目と耳の老化と老年病)
  • 石田 晋
  • 学術の動向 : SCJフォーラム 17(12), 80-85, 2012-12-00
  • NAID 40019528322
  • ガイドライン 加齢黄斑変性の治療指針
  • ?橋 寛二,小椋 祐一郎,石橋 達朗 [他]
  • 日本眼科学会雑誌 116(12), 1150-1155, 2012-12-00
  • NAID 40019524853
  • 喫煙と眼疾患 (特集 禁煙の推進と医師の役割)
  • 石田 晋,石橋 達朗
  • 日本医師会雑誌 141(9), 1959-1961, 2012-12-00
  • NAID 40019506300

関連リンク

2月1日から存命人物の伝記項目を対象とした第2回出典をつけよう大会を開催します。 ふるってご参加ください。 加齢黄斑変性. 出典: フリー百科事典『ウィキペディア( Wikipedia)』. 移動: 案内、 検索. Star of life caution.svg. ウィキペディアは医学的助言 を提供 ...
加齢黄斑変性は、網膜(カメラのフィルムにあたる組織)の黄斑〈おうはん〉というところに 異常な老化現象が起こり、視機能(視力や視野)が低下してくる病気です。黄斑は網膜 のほぼ中央にあり、ほかの部分の網膜に比べて視機能が格段によく、物を見る要の 部分 ...
網膜の中心部直径6000μmの範囲は黄斑とよばれ、ものを見るときに最も大切な働きを します。この黄斑の働きによって私達は良い視力を維持したり、色の判別を行ったりし ます。この黄斑が加齢にともなって様々な異常をきたした状態を加齢黄斑変性といい ます ...

関連画像

加齢黄斑変性について(音有り 加齢黄斑変性1.加齢黄斑変性とは加齢黄斑変性黄斑部の断面図ARMD(加齢黄斑変性)加齢黄斑変性加齢黄斑変性について加齢黄斑変性(滲出型)


★リンクテーブル★
先読み老人性黄斑変性症」「AMD」「senile disciform macular degeneration
国試過去問103I079」「105D036」「101G010」「099G010」「096D009」「095D009」「098A009」「104I014」「096H012」「100B014」「095A071」「108I004」「108B025」「107I005」「102A013」「104B021」「097G119
リンク元難病リスト」「インドシアニングリーン蛍光眼底造影」「黄斑疾患」「変視症」「ベバシズマブ
関連記事変性」「黄斑」「黄斑変性」「加齢」「

老人性黄斑変性症」

  [★]

senile macular degeneration
degeneratio maculae lutae senilis
加齢黄斑変性症


AMD」

  [★]

加齢黄斑変性症

age-related macular degenerationage-related maculopathy

senile disciform macular degeneration」

  [★] 老人性円板状黄斑変性

103I079」

  [★]

  • 80歳の男性。右眼の視力低下を主訴に来院した。約2年前から縦の線がうねって見えることに気付いていた。3か月前に急激な視力低下をきたし、硝子体出血の治療を近医で受けたが改善しなかった。5年前から糖尿病と高血圧とを指摘され治療を受けており、1年前から不整脈が発生し抗血小板療法を受けている。視力:右手動弁/30cm(矯正不能)、左0.8(矯正不能)。前眼部、中間透光体所見:両眼に軽度の白内障を認めたが、角膜、前房および隅角には異常を認めなかった。右眼の硝子体に強い混濁を認めた。血液所見:赤血球350万、Hb 11.0g/dl、Ht 33%、白血球 4,230、血小板 13万。血液生化学所見:血糖 145mg/dl、HbA1C 7.2%、総蛋白 6.3g/dl、アルブミン 4.0g/dl、尿素窒素 20mg/dl、クレアチニン 0.9mg/dl、Na 142mEq/l、K 4.7mEq/l、Cl 107mEq/l。右眼の硝子体切除術を施行した。混濁した硝子体を除去すると網膜下にも出血があり、出血は黄斑部を含んで下方に広がっていた。手術後3日の右眼(手術眼)の眼底写真と左眼の眼底写真とを以下に示す。
  • 硝子体出血の原因として最も考えられるのはどれか。


[正答]
※国試ナビ4※ 103I078]←[国試_103]→[103I080

105D036」

  [★]

  • 83歳の男性。左眼の視力低下を主訴に来院した。6か月前から左眼の見え方に違和感があった。1か月前から視力低下が進行した。75歳時に両眼の白内障手術の既往がある。視力は右1.0(矯正不能)、左0.6(矯正不能)。眼圧は右14mmHg、左14mmHg。眼内レンズが両眼に挿入されている。両眼の眼底写真(刺冊No.11A、B)を別に示す。
  • 6か月前からあったと推定される症候はどれか。



[正答]


※国試ナビ4※ 105D035]←[国試_105]→[105D037

101G010」

  [★]

  • 56歳の男性。右眼の鼻側の視野欠損を主訴に来院した。今朝、新聞を読んでいたとき、突然、右眼鼻側上方の視野欠損に気付いた。矯正視力:右眼1.0、左眼1.2。眼瞼、結膜、角膜および前房は正常である。右眼の眼底写真を以下に示す。左眼眼底は正常である。
  • 最も考えられるのはどれか。


[正答]
※国試ナビ4※ 101G009]←[国試_101]→[101G011

099G010」

  [★]

  • 62歳の男性。左眼の視力低下を訴えて来院した。6か月前から左眼の変視症を自覚している。視力は右0.8(矯正不能)、左0.04(矯正不能)。左右眼に初発白内障がみられる。眼圧は右14mmHg、左15mmHg。右眼底に異常を認めない。左眼の眼底写真を以下に示す。
  • 考えられるのはどれか。


[正答]
※国試ナビ4※ 099G009]←[国試_099]→[099G011

096D009」

  [★]

  • 65歳の男性。左眼の急激な視力障害を訴えて来院した。視力は右1.2(矯正不能)、左光覚弁(矯正不能)。左の眼底写真と色素静注後30秒の蛍光眼底造影写真とを以下に示す。
  • 右眼の眼底には異常はみられない。
  • 考えられるのはどれか。


[正答]
※国試ナビ4※ 096D008]←[国試_096]→[096D010

095D009」

  [★]

  • 56歳の男性。昨日から右眼の視野異常を生じ来院した。1週前から右眼の飛蚊症と光視症とを自覚している。視力は右0.9(矯正不能)、左1.2(矯正不能)。眼圧は右6mmHg、左15mmHg。右眼の眼底写真を以下に示す。
  • 考えられる疾患はどれか。


[正答]
※国試ナビ4※ 095D008]←[国試_095]→[095D010

098A009」

  [★]

  • 68歳の女性。3か月前に左眼の中心暗点を自覚し、増悪したため来院した。
  • 左眼の眼底写真と蛍光眼底造影写真とを以下に示す。
  • 考えられるのはどれか。


[正答]
※国試ナビ4※ 098A008]←[国試_098]→[098A010

104I014」

  [★]

  • 眼科検査の写真(別冊No. 1)を別に示す。
  • この検査が診断に有用な疾患はどれか。



[正答]


※国試ナビ4※ 104I013]←[国試_104]→[104I015

096H012」

  [★]

  • 疾患・徴候と視野異常の組合せで正しいのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 096H011]←[国試_096]→[096H013

100B014」

  [★]

  • 疾患・徴候と視野異常の組合せで正しいのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 100B013]←[国試_100]→[100B015

095A071」

  [★]

  • 症候と疾患の組合せで正しいのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 095A070]←[国試_095]→[095A072

108I004」

  [★]

  • 加齢黄斑変性の検査に用いられるのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 108I003]←[国試_108]→[108I005

108B025」

  [★]


[正答]


※国試ナビ4※ 108B024]←[国試_108]→[108B026

107I005」

  [★]


[正答]


※国試ナビ4※ 107I004]←[国試_107]→[107I006

102A013」

  [★]

[正答]


※国試ナビ4※ 102A012]←[国試_102]→[102A014

104B021」

  [★]

[正答]


※国試ナビ4※ 104B020]←[国試_104]→[104B022

097G119」

  [★]

  • 光凝固が治療に有効でないのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 097G118]←[国試_097]→[097G120

難病リスト」

  [★]

血液系疾患
  再生不良性貧血 http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/042_i.htm
  溶血性貧血  
   (1)自己免疫性溶血性貧血 http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/116_1_i.htm
   (2)発作性夜間ヘモグロビン尿症 http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/116_2_i.htm
  不応性貧血骨髄異形成症候群http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/102_i.htm
  骨髄線維症 http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/039_i.htm
  特発性血栓症 http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/078_i.htm
  特発性血小板減少性紫斑病 http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/077_i.htm
  血栓性血小板減少性紫斑病 http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/026_i.htm
  原発性免疫不全症候群 http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/031_i.htm
免疫系疾患
  大動脈炎症候群高安動脈炎http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/065_i.htm
  バージャー病ビュルガー病http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/099_i.htm
  結節性動脈周囲炎  
   (1)結節性多発動脈炎 http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/025_1_i.htm
   (2)顕微鏡的多発血管炎 http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/025_2_i.htm
  ウェゲナー肉芽腫症 http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/006_i.htm
  アレルギー性肉芽腫性血管炎 http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/005_i.htm
  チャーグ・ストラウス症候群http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/005_i.htm
  悪性関節リウマチ http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/003_i.htm
  側頭動脈炎 http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/064_i.htm
  全身性エリテマトーデス http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/063_i.htm
  多発性筋炎・皮膚筋炎 http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/067_i.htm
  シェーグレン症候群 http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/044_i.htm
  成人スティル病 http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/057_i.htm
  ベーチェット病 http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/108_i.htm
  抗リン脂質抗体症候群 http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/038_i.htm
内分泌系疾患
  ビタミンD受容機構異常症 http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/096_i.htm
  甲状腺ホルモン不応症 http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/035_i.htm
  TSH受容体異常症 http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/073_i.htm
  偽性副甲状腺機能低下症 http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/016_i.htm
  PRL分泌異常症 http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/093_i.htm
  ゴナドトロピン分泌異常症 http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/040_i.htm
  ADH分泌異常症 http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/007_i.htm
  原発性アルドステロン症 http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/027_i.htm
  副腎低形成(アジソン病) http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/104_i.htm
  グルココルチコイド抵抗症 http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/022_i.htm
  副腎酵素欠損症 http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/103_i.htm
  偽性低アルドステロン症 http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/015_i.htm
  中枢性摂食異常症 http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/072_i.htm
代謝系疾患
  原発性高脂血症 http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/028_i.htm
  アミロイドーシス http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/004_i.htm
神経・筋疾患
  プリオン病  
   (1)クロイツフェルト・ヤコブ病CJDhttp://www.nanbyou.or.jp/sikkan/105_i.htm
   (2)ゲルストマン・ストロイスラー・シャインカー病GSShttp://www.nanbyou.or.jp/sikkan/106_i.htm
   (3)致死性家族性不眠症FFIhttp://www.nanbyou.or.jp/sikkan/107_i.htm
  亜急性硬化性全脳炎SSPEhttp://www.nanbyou.or.jp/sikkan/002_i.htm
  進行性多巣性白質脳症PMLhttp://www.nanbyou.or.jp/sikkan/053_i.htm
  脊髄小脳変性症 http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/059_i.htm
  パーキンソン病関連疾患  
   (1)進行性核上性麻痺 http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/052_i.htm
   (2)大脳皮質基底核変性症 http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/052_2_i.htm
   (3)パーキンソン病 http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/089_i.htm
  筋萎縮性側索硬化症(ALS) http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/021_i.htm
  脊髄性進行性筋萎縮症 http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/060_i.htm
  球脊髄性筋萎縮症 http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/017_i.htm
  多系統萎縮症  
   (1)線条体黒質変性症 http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/062_i.htm
   (2)オリーブ橋小脳萎縮症 http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/062_2_i.htm
   (3)シャイ・ドレーガー症候群 http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/046_i.htm
  副腎白質ジストロフィー http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/109_2_i.htm
  多発性硬化症 http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/068_i.htm
  ギラン・バレー症候群 http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/020_i.htm
  重症筋無力症 http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/049_i.htm
  フィッシャー症候群 http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/101_i.htm
  慢性炎症性脱髄性多発神経炎 http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/110_i.htm
  多発限局性運動性末梢神経炎(ルイス・サムナー症候群http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/066_i.htm
  ハンチントン病 http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/092_i.htm
  単クローン抗体を伴う末梢神経炎(クロウ・フカセ症候群) http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/070_i.htm
  正常圧水頭症 http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/056_i.htm
  モヤモヤ病(ウィリス動脈輪閉塞症) http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/115_i.htm
  ペルオキシソーム病 http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/109_1_i.htm
  ライソゾーム病ファブリー病を除く)]] http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/117_i.htm
  脊髄空洞症 http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/058_i.htm
視覚系疾患
  網膜色素変性症 http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/114_i.htm
  加齢黄斑変性 http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/011_i.htm
  難治性視神経症 http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/085_i.htm
聴覚・平衡機能系疾患
  メニエール病 http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/113_i.htm
  遅発性内リンパ水腫 http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/071_i.htm
  突発性難聴 http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/084_i.htm
  特発性両側性感音難聴 http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/083_i.htm
循環器系疾患
  肥大型心筋症 http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/095_i.htm
  特発性拡張型心筋症(うっ血型心筋症) http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/075_i.htm
  拘束型心筋症 http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/036_i.htm
  ミトコンドリア病 http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/112_i.htm
  ライソゾーム病ファブリー病http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/118_i.htm
  家族性突然死症候群 http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/010_i.htm
呼吸器系疾患
  特発性間質性肺炎 http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/076_i.htm
  サルコイドーシス http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/043_i.htm
  びまん性汎細気管支炎 http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/097_i.htm
  若年性肺気腫 http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/047_i.htm
  肺リンパ脈管筋腫症LAMhttp://www.nanbyou.or.jp/sikkan/120_i.htm
  ヒスチオサイトーシスX http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/094_i.htm
  肥満低換気症候群 http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/098_i.htm
  肺胞低換気症候群 http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/090_i.htm
  原発性肺高血圧症 http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/030_i.htm
  特発性慢性肺血栓塞栓症 http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/081_i.htm
消化器系疾患
  潰瘍性大腸炎 http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/009_i.htm
  クローン病 http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/023_i.htm
  自己免疫性肝炎 http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/045_i.htm
  原発性胆汁性肝硬変 http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/029_i.htm
  難治性の肝炎のうち劇症肝炎 http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/087_i.htm
  特発性門脈圧亢進症 http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/082_i.htm
  肝外門脈閉塞症 http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/012_i.htm
  バット・キアリ症候群 http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/091_i.htm
  肝内結石症 http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/013_i.htm
  肝内胆管障害(原発性硬化性胆管炎 等) http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/014_i.htm
  慢性膵炎 http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/111_i.htm
  重症急性膵炎 http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/048_i.htm
  膵嚢胞線維症 http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/054_i.htm
皮膚・結合組織疾患
  表皮水疱症(接合部型及び栄養障害型) http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/100_i.htm
  膿疱性乾癬 http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/088_i.htm
  天疱瘡 http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/074_i.htm
  強皮症 http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/019_i.htm
  好酸球性筋膜炎 http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/033_i.htm
  重症多形滲出性紅斑(急性期) http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/119_i.htm
  硬化性萎縮性苔癬 http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/032_i.htm
  混合性結合組織病 http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/041_i.htm
  神経線維腫症I型レックリングハウゼン病http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/050_i.htm
  神経線維腫症II型 http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/051_i.htm
  結節性硬化症(プリングル病) http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/024_i.htm
  色素性乾皮症XP) http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/122_i.htm
骨・関節系疾患
  後縦靭帯骨化症 http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/034_i.htm
  黄色靭帯骨化症 http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/008_i.htm
  前縦靭帯骨化症 http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/061_i.htm
  特発性大腿骨頭壊死症 http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/080_i.htm
  特発性ステロイド性骨壊死症 http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/079_i.htm
  広範脊柱管狭窄症 http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/037_i.htm
  進行性骨化性線維異形成症FOP) http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/121_i.htm
腎・泌尿器系疾患
  IgA腎症 http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/001_i.htm
  急速進行性糸球体腎炎 http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/018_i.htm
  難治性ネフローゼ症候群 http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/086_i.htm
  多発性嚢胞腎 http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/069_i.htm
スモン
  スモン http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/055_i.htm

インドシアニングリーン蛍光眼底造影」

  [★]

インドシアニングリーン

意義

  • インドシアニングリーンの血中での最大吸収波長および最大蛍光波長は、いずれも近赤外領域にある。近赤外領域の波長は、網膜色素上皮層を透過して脈絡膜まで達し、脈絡膜中のインドシアニングリーンを励起する。このため、網膜色素上皮や黄斑部キサントフィルの眼内組織のみならず、網膜下の漿液、出血および滲出斑などに対しても透過性が良いという特性をもつ。(参考1)
  • 脈絡膜の血管の造影に適するので、脈絡膜神経血管の検索に有用である → 加齢黄斑変性

投与後の経過時間と造影像

参考1
  • 1.脈絡膜動脈相
  • 眼底後極部の脈絡膜造影は、インドシアニングリーンが短後毛様動脈に流入した時点より始まるが、それぞれの支配領域にある脈絡膜動脈の造影開始時間は若干異なる。その後インドシアニングリーンは速やかに細小脈絡膜動脈を経て脈絡膜毛細血管へと移行する。
  • 2.脈絡膜動静脈相
  • 次いで脈絡膜静脈系の血管にも速やかにインドシアニングリーンが現れ、造影開始から3~5秒で中大脈絡膜静脈に至り脈絡膜蛍光が最も強くなる。
  • 3.脈絡膜静脈相

その後脈絡膜動脈の蛍光は弱まり、脈絡膜静脈系血管が優位の状態が色素静注後10~15分続く。

  • 4.脈絡膜消失相
  • やがて大中脈絡膜静脈からも色素は消失してびまん性の脈絡膜背景蛍光が観察される。この時期には、大きな脈絡膜血管や網膜血管は低蛍光を示す。

参考

  • 1. オフサグリーン静注用
[display]http://www.santen.co.jp/medical/common/pdf/info_package/tenpu/ophthagreen.pdf


黄斑疾患」

  [★]

SOP.147

  • 中心性漿液性脈絡網膜症
  • 嚢胞様黄斑浮腫
  • 加齢黄斑変性:網膜上皮の萎縮をきたすdry typeと出血・浮腫・網膜色素上皮剥離を伴うwet typeがある。黄斑下に血管線維性増殖組織(脈絡膜新生血管網)がみられ、浮腫の周囲には硬性白斑を伴う。脈絡膜新生血管に対し、光感受性物質とレーザーを組み合わせた光力学療法や抗VEGF抗体(ベバシズマブ)による治療がある。
  • 黄斑円孔:網膜硝子体界面の加齢変化のため、中心窩を中心に放射状に網膜が接線方向に牽引され、中心窩が挙上され嚢腫ができ前壁が消失して中心窩に円孔が形成される。治療は硝子体手術による円孔の閉鎖である。
  • 近視性黄斑萎縮
  • 網膜硝子体界面黄斑変性症
  • 薬物毒性黄斑変性症
  • 遺伝性黄斑変性症
  • 黄斑ジストロフィ

変視症」

  [★]

metamorphopsia, image distortion
metamorphopsia
変形視症
黄斑

概念

  • 物がゆがんで見える現象。網脈絡膜病変、特に黄斑疾患で生じることが多い。
  • 黄斑の浮腫、癒着、牽引などで網膜に写った像がゆがんだ像として感じる。

病因

検査

  • 視野:自動視野計による中心暗点の検出、ゴールドマン視野計で周辺視野の検査
  • 変視の自覚的検査:アムスラーチャートで変視の程度や範囲、歪みや暗点の存在を自己評価
  • 他覚的形態検査:
  • 他覚的機能検査:ERG



ベバシズマブ」

  [★]

bevacizumab, Bev
アバスチン
抗VEGF抗体


分類

適応

  • 治癒切除不能な進行・再発の結腸
  • 大腸癌の一次治療で使用が推奨されている。

作用機序

アバスチン点滴静注用100mg/4mL
  • ベバシズマブは、ヒトVEGFと特異的に結合することにより、VEGFと血管内皮細胞上に発現しているVEGF受容体との結合を阻害する。
  • ベバシズマブはVEGFの生物活性を阻止することにより、腫瘍組織での血管新生を抑制し、腫瘍の増殖を阻害する。
  • VEGFにより亢進した血管透過性を低下させ、腫瘍組織で亢進した間質圧を低減する。


変性」

  [★]

degeneration, denaturation
degeneratio


組織学的な変性 degeneration

空砲変性 薬疹、皮膚科領域疾患
脂肪変性 脂肪肝、ネフローゼ症候群、筋脂肪変性
好酸性変性 ウイルス性肝炎、アルコール性肝炎
硝子様変性 小動脈硬化。HE染色で均質な好酸性。
フィブリノイド変性 膠原病、アレルギー。HE染色でやや光沢のある不均質な好酸性物質。
粘液変性 HE染色で不均質な淡い好塩基性物質として見える。

蛋白質の変性 denaturation

黄斑」

  [★]

macula lutea (KH), macula, yellow spot
macula retinae
中心窩 fovea centralis
Henle線維層


黄斑部の機能評価

黄斑疾患

硝子体手術

薬物療法/レーザー療法

硝子体手術/薬物療法/レーザー療法



黄斑変性」

  [★]

macular degenerationmacular dystrophy
黄斑変性症黄斑ジストロフィー
  • 黄斑部に限局した網膜の変性をいうが、網膜全体に変性があり、その変化が特に黄斑部に強いものも黄斑変性と呼ぶ場合がある。



加齢」

  [★]

aging
高齢者エージングエイジング高齢化年齢老化老齢化熟成




性」

  [★]

sex, gender





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