副腎髄質

出典: meddic

adrenal medulla (Z)
副腎副腎皮質
  • クロム親和性細胞カテコールアミンを合成
  • クロム親和性細胞の顆粒中にはAD:NA=4:1で貯蔵されている(SPC.140)
  • 交感神経節が内分泌器官に分化した組織 (SP.899)
  • 胸髄(T5-T9)から出る交感神経節前ニューロン(大内臓神経の線維)の支配を受ける (SP.899)
adrenal medulla

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和文文献

  • 11. ムスカリン受容体を介した副腎髄質カテコールアミン分泌と生活習慣病との関連についてノックアウトマウスを用いた研究(第30回産業医科大学学会総会学術講演・展示抄録集)
  • 原田 景太,松岡 秀忠,井上 真澄
  • 産業医科大学雑誌 35(1), 73, 2013-03-01
  • NAID 110009593223
  • 潅流副腎髄質におけるCa^<2+>イメージング
  • 藁科 彬,井上 真澄
  • 産業医科大学雑誌 34(2), 163-173, 2012-06-01
  • … 範囲の副腎髄質細胞において神経入力および試薬により誘発される興奮性の変化を調べるために,Ca^<2+>イメージング法を開発した.ラットおよびモルモットの副腎髄質に副腎静脈を介して逆行注にCa2^<2+>指示薬を取り込ませた.副腎に残存する神経線維を電気刺激すると,副腎髄質細胞にシナプス応答が誘発された.試薬は潅流液中に加えて副腎髄質に投与 …
  • NAID 110009457182
  • 51. 培養ウシ副腎髄質細胞におけるカテコールアミン分泌に対するフラボノール類ケルセチンやケンフェロールの作用(第29回産業医科大学学会総会学術講演・展示抄録集)
  • 坂巻 路可,豊平 由美子,小原 剛,稲垣 博英,高橋 浩二郎,外山 健二,柳原 延章
  • 産業医科大学雑誌 34(1), 142, 2012-03-01
  • NAID 110009418941

関連リンク

副腎髄質ホルモンとは、腎臓の上に左右一対ある副腎と呼ばれる臓器から分泌されるホルモンのことです。アドレナリン、ノルアドレナリン、ドーパミンの3種類があり、3つを総称してカテコールアミンと呼びます。
名前の由来(なぜアドレナリンなのか?)。エピネフリンとも呼ばれる。カテコールアミン類である。ここでは「ホルモン」として働くアドレナリンの話に限定する。アドレナリンが約80%、残りの大部分はノルアドレナリン。
機能 副腎髄質は主にホルモンを作り出すクロム親和性細胞によって構成されており、アミノ酸のチロシンからカテコールアミンのアドレナリン(エピネフリン)、ノルアドレナリン(ノルエピネフリン)、ドーパミンを作る重要な部分 ...

関連画像

副腎髄質副腎 髄質 he アドレナリン 産生 副腎(ヒト)〈髄質〉副腎髄質 †副腎髄質


★リンクテーブル★
先読み副腎皮質
国試過去問096G047」「081C035
リンク元ホルモン」「ニコチン受容体」「神経芽細胞腫」「アドレナリン」「副腎髄質ホルモン
拡張検索副腎髄質シンチグラフィ」「副腎髄質機能検査法」「副腎髄質機能検査」「副腎髄質シンチグラム」「副腎髄質腫瘍
関連記事副腎」「腎髄質」「髄質」「

副腎皮質」

  [★]

adrenal cortex (Z)
副腎
  • ATCHは副腎皮質の索状層、網状層に作用して、それぞれの層で糖質コルチコイドと副腎アンドロジェンの産生を促す(2007年後期生理学授業プリント)

構造


ホルモン

まとめ

球状層 zona glomerulosa アルドステロン
索状層 zona fasciculata 糖質コルチコイド
網状層 zona reticularis 副腎アンドロジェン



096G047」

  [★]

  • 内分泌器官と分泌されるホルモンの組合せで正しいのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 096G046]←[国試_096]→[096G048

081C035」

  [★]

  • a. 1歳未満児では治療予後がよい
  • b. 尿中VMAでマススクリーニングが可能である
  • c. 副腎髄質原発は少ない
  • d. 遠隔転移は肺に多い
  • e. 腎盂の圧排像を呈することがある

ホルモン」

  [★]

hormone

古典的な定義

  • 特定の内分泌腺から分泌され、血行によって運ばれ、遠隔部の特定の標的器官に作用して特異的効果を現す物質(PT.403)

例外

  • 腺構造を持たない組織から分泌されるホルモンがある
消化管ホルモン (PT.403)
視床下部ホルモン (PT.403)
甲状腺濾胞ホルモン?
カルシトニン?

ホルモンの一覧表

日本語 放出器官/細胞 作用器官/細胞 働き
メラトニン 松果体    
成長ホルモン放出ホルモン 視床下部 下垂体前葉 GH放出
プロラクチン放出ホルモン 視床下部 下垂体前葉 PRL放出
副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン 視床下部 下垂体前葉 ATCH放出
ゴナドトロピン放出ホルモン 視床下部 下垂体前葉 FSH/LH放出
甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン 視床下部 下垂体前葉 TSH放出
ソマトスタチン 視床下部 下垂体前葉 GH放出抑制
ドーパミン 視床下部 下垂体前葉 PRL放出抑制
成長ホルモン 下垂体前葉 全身/肝細胞 タンパク質同化, 抗インスリン, 脂肪異化/IGF-I合成促進
プロラクチン 下垂体前葉 乳腺 乳汁分泌促進
副腎皮質刺激ホルモン 下垂体前葉 副腎皮質  
卵胞刺激ホルモン 下垂体前葉 卵胞  
黄体形成ホルモン 下垂体前葉 黄体  
間細胞刺激ホルモン 下垂体前葉 精巣の間細胞  
甲状腺刺激ホルモン 下垂体前葉 甲状腺  
オキシトシン 下垂体後葉 子宮平滑筋/乳腺 子宮収縮/射乳促進
バソプレシン 下垂体後葉 腎臓集合管 水の再吸
甲状腺ホルモン - トリヨードサイロニン 甲状腺   代謝亢進
甲状腺ホルモン - サイロキシン 甲状腺   代謝亢進
カルシトニン 甲状腺   Ca2+濃度低下
副甲状腺ホルモン 甲状腺 /腎臓 破骨細胞活性化/腎細尿管Ca2+取り込み↑/腎ビタミンD活性化/血清Ca2+↑
心房性ナトリウム利尿ペプチド 心臓   Na利尿
脳ナトリウム利尿ペプチド 心臓   Na利尿
Cタイプナトリウム利尿ペプチド     Na利尿
エンドセリン 血管   血管収縮
アンジオテンシンII 血管   血管収縮
ガストリン 酸分泌
セレクチン 十二指腸    
インスリン様成長因子 肝臓    
アンジオテンシノジェン 肝臓   昇圧
コルチゾール 副腎皮質    
アルドステロン 副腎皮質    
デヒドロイソアンドロステロン 副腎皮質    
アドレナリン 副腎髄質   軽微な昇圧、血糖上昇
ノルアドレナリン 副腎髄質   昇圧(寄与は20%程度)、血糖上昇
インスリン 膵臓 - β細胞 全身 グルコース取り込み亢進
グルカゴン 膵臓 - α細胞 全身 糖新生
ソマトスタチン 膵臓 - δ細胞   ホルモン分泌抑制(インスリングルカゴンガストリン)
レニン 腎臓 - 傍糸球体細胞   昇圧(angiotensin Iを産生, 血管内皮アンジオテンシン転換酵素によりangiotensin IIに転換)
エリスロポエチン 腎臓 造血器官 赤血球産生刺激
エストロゲン 卵巣    
プロゲステロン 卵巣    
インヒビン 卵巣    
テストステロン 精巣    
インヒビン 精巣    
レプチン 脂肪    
アディポネクチン 脂肪    



ニコチン受容体」

  [★]

nicotinic receptor
ニコチン性受容体ニコチン性アセチルコリン受容体
アセチルコリン受容体アドレナリン受容体
  • 神経筋接合部の運動終板に存在するニコチン性受容体:NM受容体
  • 神経筋接合部では、4種類5個のサブユニットからなる→五量体
α1, α1, β1, γ, δ ← 胎児
α1, α1, β1, ε, δ ← 成人
  • 自律神経節、副腎髄質に存在するニコチン性受容体:NN受容体
  • GOO. 155
受容体 サブユニット 局在 透過するイオン 作動薬 阻害薬
NM受容体 胎児 1)2, β1, γ, δ 骨格筋神経筋接合部 Na+, K+ アセチルコリン
ニコチン
スキサメトニウム
デカメトニウム
ベクロニウム
パンクロニウム
アトラクリニウム
d-ツボクラリン
成人 1)2, β1, ε, δ
NN受容体 3)2, (β4)3 自律神経節
副腎髄質
Na+, K+ アセチルコリン
ニコチン
epibatidine
dimethylphenylpiperazinium
triethaphan
mecamylamine
CNS 4)2, (β4)3 postjunctional
prejunctional
Na+, K+ cytisine, epibatidine
anatoxin A
mecamylamine
dihydro-β-erythrodine
erysodine
lophotoxin
7)5 postsynaptic
presynaptic
Ca2+ anatoxin A methyllycaconitine
α-bungarotoxin
α-conotoxin
IMI



神経芽細胞腫」

  [★]

neuroblastoma NB
神経芽腫交感神経芽細胞腫 sympathoblastoma
[show details]

概念

病因

  • 神経堤細胞から派生した交感神経原細胞に由来
  • 脊柱傍部の交感神経節副腎髄質(大多数(約65%))から発生。
  • 頚部、後縦隔、後腹膜など

疫学

  • 小児期の悪性腫瘍の10-15%を占める
  • 小児固形腫瘍の中で最も頻度が高い (次に多いのがWilms腫瘍)
  • 5歳以下で発症

進展形式

  • 神経芽細胞は早期に骨髄浸潤をきたしやすい。

病態

  • 全身に進展しうる。
  • 骨髄に進展すれば、造血能の低下から貧血をきたす。
  • 眼窩周囲に進展してすることにより眼症状を呈する。

症状

非特異的で、腫瘍が進展してから発見されることが多い
  • 腹部・頚部:硬い腫瘤を触れる
  • 全身症状:顔色不良、貧血、食欲不振
  • 眼症状:眼球突出、眼瞼周囲の皮下出血

検査

  • 血液検査
  • NSE:陽性
  • LDH:高値
  • 腫瘍マーカーの尿・血液からの検出。症例の70-80%に尿中のHVA, VMAの出現を見る
  • 画像検査:CT, MRI, 超音波検査で原発巣と転移を判断。
  • 単純X線検査:石灰化像を認めることがある。
  • 骨髄穿刺
  • 骨髄浸潤を判定するために必須。

診断

  • 白血病との鑑別が必要。

治療

  • 限局例:手術
  • 進行例:全身化学療法、造血細胞移植+超大量化学療法

予後

  • 進行例ではきわめて予後不良。
  • 1歳未満発症でかつN-myc遺伝子増幅がなければ予後良好
  • 1歳以上の患児における5年無病生存率:病期III 70%。病期IV 30%

予後良好因子と予後不良因子

予後良好因子・・・1歳未満(病期I、II、III、IVs)
予後不良因子・・・1歳以上の病期III、IV。二倍体。trk遺伝子未発現。染色体1p欠失。N-myc遺伝子の増殖。

予防

  • 新生児スクリーニングとしては実施されていない
  • 乳児期(6ヶ月)にスクリーニングが行われる?(小児科学第2版p.263)




アドレナリン」

  [★]

adrenarine
(国試)エピネフリン epinephrineエピレナミン epirenamineスプラレニン suprarenin
酒石酸水素エピネフリン
Adrenalin, EpiPenボスミンエピペン
カテコールアミンノルアドレナリンアドレナリン受容体
SPC. 61,68,86,142
GOO. 244

作用機序

薬理作用

血管作用

アドレナリン投与下にα受容体阻害薬を投与すると末梢血管抵抗が低下し血圧が低下する現象。α受容体を介した末梢血管収縮が抑制され、β2受容体を介した末梢血管平滑筋が弛緩することによる。

動態

適応

効能又は効果

(エピネフリン注0.1%シリンジ「テルモ」添付文書)

  • 下記疾患に基づく気管支痙攣の緩解
  • 気管支喘息,百日咳
  • 各種疾患もしくは状態に伴う急性低血圧またはショック時の補助治療
  • 心停止の補助治療

用量

  • 心肺蘇生
  • ACLS:静注1mg  ←  プレフィルのシリンジは大抵1mg/1mlで調製されている。
  • PALS:静注・骨髄 0.01mg/kg 気管内投与 0.1mg/kg
  • アナフィラキシーショック:皮下注~筋注で0.3mg

注意

  • 本剤は心筋酸素需要を増加させるため、心原性ショックや出血性・外傷性ショック時の使用は避けること(エピネフリン注0.1%シリンジ「テルモ」添付文書)

禁忌

副作用

副腎髄質ホルモン」

  [★]

adrenomedullary hormone, adrenal medullary hormone
  • 副腎髄質で産生・分泌されるカテコールアミン(アドレナリン・ノルアドレナリン・ドーパミン)、エンケファリンの総称?(SP.899-900)。

以下、アドレナリンノルアドレナリンだけについて記述する。

分類

性状

  • カテコールアミン
    • チロシンから生合成される

産生組織

  • 副腎髄質

標的組織

生理作用

  受容体 存在部位 作用
心臓 β1 心臓 心拍数・心収縮・心伝導速度↑
平滑筋 α1 血管、性器、泌尿器の平滑筋 収縮
α1 消化管平滑筋 弛緩
α2 血管平滑筋 収縮
α2 消化管平滑筋? 収縮?
β2 血管、気管支、胃腸、尿路、子宮の平滑筋 弛緩
代謝 α1,β2 肝臓 グリコーゲン分解, 糖新生
β2 骨格筋 グリコーゲン分解, 糖新生
β3 脂肪組織 脂肪分解促進
内分泌 α2 膵臓β細胞 インスリン・グルカゴン分泌↓
β1 腎臓傍糸球体細胞 レニン分泌↑

作用機序

分泌調節

  • 交感神経
    • T5-T9の交感神経節前ニューロン~

ホルモン>:ホルモン



副腎髄質シンチグラフィ」

  [★]

adrenal medulla scintigraphy



副腎髄質機能検査法」

  [★]

function tests of the adrenal medulla


副腎髄質機能検査」

  [★]

adrenal medulla function test


副腎髄質シンチグラム」

  [★] 副腎髄質シンチグラフィ


副腎髄質腫瘍」

  [★]

adrenomedullary tumor



副腎」

  [★]

adrenal gland (KH), suprarenal gland (Z)
腎上体



解剖

  • 第一腰椎の高さ

血管(図:N.322)

動脈

静脈

  1. ref(renal_gland_av.png,副腎)


組織

  • 皮質
  • 髄質

機能



腎髄質」

  [★]

renal medulla (Z)
medulla renalis
腎臓腎皮質



髄質」

  [★]

medulla (Z)
  • 胸腺の髄質


質」

  [★]

quality
品質




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