剥離性間質性肺炎

出典: meddic

desquamative interstitial pneumonia DIP
剥離型間質性肺炎
特発性間質性肺炎
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UpToDate Contents

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和文文献

  • MS25-6 生検肺病理所見において剥離性間質性肺炎像を認めた7例の検討(膠原病と類似疾患2-肺病変を中心に-,第59回日本アレルギー学会秋季学術大会)
  • 小橋 保夫,岡村 拓哉,多田 利彦,三重野 ゆうき,加藤 敦,井水 ひろみ,米田 有希子,星野 多美,林 正道,戸谷 嘉孝,齋藤 雄二,岡澤 光芝,榊原 博樹
  • アレルギー 58(8・9), 1279, 2009-09-30
  • NAID 110007675167
  • 慢性C型肝炎に合併した剥離性間質性肺炎の1例
  • 長谷川 浩嗣,中村 祐太郎,貝田 勇介,榎本 紀之,橋本 大,乾 直輝,須田 隆文,千田 金吾
  • 日本呼吸器学会雑誌 = The journal of the Japanese Respiratory Society 47(8), 698-703, 2009-08-10
  • NAID 10026272010

関連リンク

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臨床診断名 病理組織分類 特発性肺線維症(IPF) 非特異性間質性肺炎(NSIP) 特発性器質化肺炎(COP) 呼吸細気管支炎関連性間質性肺疾患(RB-ILD) 剥離性間質性肺炎(DIP) リンパ球性間質性肺炎(LIP) 急性間質性肺炎(AIP)

関連画像

Pneumocystis Jirovecii間質性肺炎(通常型間質性肺炎 間質性肺炎(原因不明の器質化 間質性肺炎(通常型間質性肺炎 ノカルジア:肺病変は種々の 間質性肺炎(肺線維症)ミクロ


★リンクテーブル★
リンク元特発性間質性肺炎」「喫煙」「DIP」「desquamative interstitial pneumonitis」「剥離型間質性肺炎
関連記事肺炎」「間質性肺炎」「間質性」「間質」「

特発性間質性肺炎」

  [★]

idiopathic interstitial pneumonia IIP, idiopathic interstitial pneumonias IIPs
特発性線維化肺炎 cryptogenic fibrosingalveolitis
間質性肺炎 IP

特徴 YN.I-78 SPU.265-279 RNT.138

臨床診断名 急性間質性肺炎 特発性肺線維症 非特異性間質性肺炎 特発性器質化肺炎 剥離性間質性肺炎
AIP IPF NSIP COP DIP
病理組織像 びまん性肺胞障害 通常型間質性肺炎 非特異性間質性肺炎 閉塞性細気管支炎性器質化肺炎
器質化肺炎を伴う閉塞性細気管支炎
剥離性間質性肺炎
DAD UIP NSIP BO + OP
= BOOP
DIP
発症様式 急性 慢性 慢性/亜急性 亜急性 慢性
BALF所見 好中球↑ リンパ球± CD8↑ CD8↑ MΦ↑
予後 不良 不良 良好(時に不良) 良好 良好
分布 びまん性,均質 斑状,不均質, 胸膜下・小葉辺縁 びまん性,均質 小葉中心性 びまん性,均質
時相 均質 多様 均質 均質 均質
間質への細胞浸潤 少ない 少ない 通常多い やや多い 少ない
胞隔の炎症 なし 軽度,斑状 びまん性,多彩 軽度 軽度
線維芽細胞巣 びまん性,間質 多数 まれ なし なし
肺胞内マクロファージ集積 なし 巣状 巣状 なし びまん性高度
肺胞腔内線維化 しばしば まれ しばしば 多数 なし
顕微鏡的蜂巣肺(肺胞虚説) なし 高頻度 通常なし(一部に認める) なし まれ
硝子膜 高頻度 なし なし なし なし
局在性 びまん性 下肺優位 下肺優位 下肺優位・びまん性 下肺野背側
その他 予後不良 最も多い
ステロイドの反応悪く予後不良
2番目に多い ステロイド著効 喫煙との関連あり
ステロイド著効

病態

  • 原因不明の機序により間質の線維化を来たし、拘束性肺疾患を呈する。

検査

  • II型肺胞上皮細胞の活性化による:KL-6上昇、SP-D上昇、SP-A上昇

参考

  • 特発性間質性肺炎 認定基準
[display]http://www.nanbyou.or.jp/pdf/076_s.pdf





喫煙」

  [★]

smoking, cigarette smoking?
禁煙ブリンクマン指数タバコ

喫煙率

日本(OECD Health Data 2009)

  • 男性:39.5%(2008):低下
  • 女性:12.9%(2008):60歳以上低下。20-30歳代の若年層で増加傾向

アメリカ、イギリス、ドイツ

  • 男女差は少なく20%-30%

ロシア

  • 日本と同じ傾向

年齢別年次推移

[display]http://www.mhlw.go.jp/topics/tobacco/toukei/kituen.html
  • 20-30歳代の女性で平成初期より増加して横ばいである。

参考

  • 1. たばこと健康に関する情報ページ|厚生労働省
[display]http://www.mhlw.go.jp/topics/tobacco/main.html

男女別喫煙率

  • WHO地域別喫煙率
http://www.health-net.or.jp/tobacco/oversea/ov890000.html
  • 男女別喫煙率の国際比較
http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/2214.html
  • OECD Health Data 2009 - Frequently Requested Data
http://www.oecd.org/document/16/0,3343,en_2649_34631_2085200_1_1_1_37407,00.html
  • OECD Health Data 2009
http://www.irdes.fr/EcoSante/DownLoad/OECDHealthData_FrequentlyRequestedData.xls (OECDHealthData2009.xls)

喫煙者のヘルスメンテナンス

  • 15年以内の喫煙, 30箱/年以上の継続的な喫煙 → 毎年の胸部CT施行が勧められる
  • 禁煙して15年以上経っている場合には推奨する必要はない。

喫煙と関連のある疾患

国試




DIP」

  [★]


desquamative interstitial pneumonitis」

  [★] 剥離性間質性肺炎


剥離型間質性肺炎」

  [★] 剥離性間質性肺炎


肺炎」

  [★]

pneumonia pneumonitis

疫学

  • 日本の肺炎の受療率は人口10万対3、死亡率は人口10万対7。死因順位は第4位である。
  • 受療率・罹患率共に高齢になるに従い急激に増加し、85歳以上の男性では死因第2位、90歳以上の男性では死因第1位となる(ガイドライン1)。
  • 死亡者の95%以上が高齢者である。
年代と病原体
乳児 RSウイルス インフルエンザウイルス 肺炎球菌 インフルエンザ菌  
小児 RSウイルス インフルエンザウイルス 肺炎球菌 クラミジア・ニューモニエ マイコプラズマ・ニューモニエ
青年期 肺炎球菌 インフルエンザ菌 マイコプラズマ・ニューモニエ    
成人 肺炎球菌 インフルエンザ菌      
高齢者 肺炎球菌 インフルエンザ菌 レジオネラ・ニューモニエ インフルエンザウイルス  

日本における肺炎の年齢階級別受療率と死亡率(人口10 万対,2002 年)

ガイドライン1 2004 年「国民衛生の動向」 改変
  年齢階級 総数 15~ 25~ 35~ 45~ 55~ 65~ 75~ 85~ 90~
19 29 39 49 59 69 79 89  
受療率 外来 6 3 4 3 3 6 7 14 21 21
入院 19 2 3 2 3 7 21 86 309 489
死亡率 男性 76.4 0.5 0.5 1.5 4.6 15.2 69.2 339 2087 4317
女性 62.7 0.3 0.5 0.9 1.9 5.6 22.4 144 934 2291
総数 69.4 0.4 0.5 1.2 3.2 10.3 44.6 249 1291 2787

分類

発症の場

  • 市中肺炎:上気道のウイルス感染後に多い。

原因

病理

  • 上気道から連続的に下気道へ、あるいは、直接下気道に及んでいる。炎症は上皮に包まれた管腔内
  • 間質性肺炎は、肺の実質や間質に炎症が存在

ガイドライン

  • 1. 成人市中肺炎診療ガイドライン





間質性肺炎」

  [★]

interstitial pneumonitis, interstitial lung disease, pneumonitis, interstitial pneumonia
びまん性間質性肺炎 diffuse interstitial pneumoniaびまん性線維性肺胞炎 diffuse fibrosisalveolitis、肺臓炎 pneumonitis
肺炎間質性肺疾患

間質性肺炎と実質性肺炎

  • 実質性肺炎・・・いわゆる肺炎。実質(肺胞上皮細胞および肺胞腔)の炎症。区域性の分布
  • 間質性肺炎・・・実質の間を埋める間質が炎症の場。胞隔炎。びまん性の分布

定義

  • 間質(肺胞壁や細気管支、細動静脈周囲など)を病変の主座とする炎症性疾患に対する病理組織学的総称。大葉性・小葉性肺炎(肺胞、肺胞道などの気腔内への滲出性病変)に対比して用いられる。

検査

  • 拘束性換気障害(%VC、%肺活量が80%以下)としてとらえられる。

病因による分類

  • 特発性間質性肺炎
  • 続発性間質性肺炎
間質性肺炎を来す疾患として、塵肺(無機塵・有機塵、エアロゾル?)、膠原病(PSS, SLE, RAなど)、感染症(ウイルス感染、細菌感染)、薬物誘起性肺炎、放射線肺炎など
  • 膠原病に続発




間質性」

  [★]

interstitialstromal
介在介在性間質間質内支質侵入型ストローマストロマ組織内中間部角膜実質


間質」

  [★]

interstitium, interstitial tissue, stroma
細胞内液細胞外液



炎」

  [★]

  • n.
  • comb form.
  • (炎症の接尾辞)itis
炎光炎症




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