出血性大腸炎

出典: meddic

hemorrhagic colitis
acute hemorrhagic colitis、大腸炎大腸菌性下痢症腸管出血性大腸菌薬剤性大腸炎



UpToDate Contents

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和文文献

  • 成人でO157感染により溶血性尿毒症症候群を発症し,脳症を合併した1例
  • 吉光 雅志,林 宣明,金子 佳史,土山 寿志
  • 日本消化器病学会雑誌 108(1), 74-79, 2011
  • … 症例は28歳,女性.腹痛,粘血便にて入院.O157感染による腸管出血性大腸炎に引き続き,血小板減少,腎不全を発症し,溶血性尿毒症症候群(HUS)と診断した.一時,血小板数の増加・尿量の回復を認めたが全身痙攣と一過性片麻痺にて脳症を発症した.ステロイドパルス療法や血漿交換などの治療により後遺症なく回復した.成人での脳症発症の報告は少なく,今後の治療法確立のため文献的考察を含めて報告する. …
  • NAID 130000444280
  • 抗菌薬に関連した下痢の診断と治療 (特集 感染性下痢へのアプローチ)
  • 大曲 貴夫
  • 日本医師会雑誌 139(5), 1053-1056, 2010-08
  • NAID 40017220175

関連リンク

大腸菌には病原性のないものから、腸管出血性大腸菌のように強い病原性を有する ものまで様々な種類のものがあります。腸管出血性大腸菌は菌の構成成分の性質から みた分類ですが、大腸菌は病気の起こし方によって、主として以下の5つに分類されます 。 ...

関連画像

uu1%20c.JPG出血 性 大腸炎 1こどもの病気・おとなの病気 急性出血性大腸炎 症状出血性大腸憩室症出血を伴う潰瘍性大腸炎にも


★リンクテーブル★
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関連記事大腸」「腸炎」「出血性」「」「大腸炎

腸管出血性大腸菌」

  [★]

enterohemorrhagic Escherichia coli, EHEC
三類感染症感染症法大腸菌食中毒

特徴

  • 食中毒(感染型-生体内毒素型)の原因となる。
  • 生体内で志賀毒素に類似したベロ毒素(VT1, VT2)を産生し、これにより腸炎、血性下痢を来す。
  • 溶血性尿毒症症候群(Hemolytic Uremic Syndrome, HUS)などの重症な合併症を発症しうる。

病原体

  • O157H7が多い。O1,026,O111,0128,O145等の血清型の中の一部がベロ毒素を産生する

疫学

  • 小児に多い。5歳未満が約40%。

潜伏期間

  • 4-8日(3-7日(SMB.167))

感染経路

  • 飲食物などを介した経口感染
  • 1. 加熱不十分な肉類やミルクの摂取(約50%)
  • 3. 糞口感染、水・野菜などの非加熱食品(約50%)

病態

  • 盲腸、結腸に炎症を起こす。

症状

  • 腹痛、下痢、発熱 → 血便
  • 感染初期は水様下痢、1-2日で血性下痢
  • 小児、基礎疾患を持つ高齢者で重症化。成人では軽い下痢。

合併症

  • 溶血性貧血、血小板減少症、急性腎不全。脳症。

経過

  • 初期   :水様下痢
  • 2-6病日後:鮮血便を排出する出血性大腸炎
  • 7病日後 :溶血性貧血、血小板減少、腎機能低下

予防

  • 加熱は有効:75℃1分
  • 冷凍は不適(低温でも生存可能)

薬剤性大腸炎」

  [★]

drug-induced colitis
抗生物質起因性大腸炎 antibiotic-associated colitis
大腸炎



大腸菌性下痢症」

  [★]

diarrheal disease caused by Escherichia coli, diarrheogenic Escherichia coli


大腸疾患」

  [★]

colonic disease
結腸疾患
QB.A-406


薬剤性腸炎」

  [★]

drug-induced enterocolitis
抗菌薬起因性腸炎

種類



haemorrhagic colitis」

  [★] 出血性大腸炎

hemorrhagic colitis

急性出血性大腸炎」

  [★]

acute hemorrhagic colitis


大腸」

  [★]

large intestine (Z)
intestinum crassum


小腸と比べたときの大腸の特徴 (M.149)

  1. 結腸ヒモという縦走筋繊維からなる3本の太い帯を有する
  2. 結腸膨起という結腸ヒモの間の膨らみを有する
  3. 腹膜垂という脂肪の塊を含む
  4. 内径は小腸よりも大きい

大腸を構成する部位

  1. 盲腸
  2. 結腸(上行結腸横行結腸下行結腸S状結腸)
  3. 直腸
  4. (虫垂)

生理

 1)膨起性往復運動 haustralshuttling movement
 2)(単一)膨起性移送運動 segmentalhaustralpropulsion
 3)多膨起性移送運動 multihaustralpropulsion
  1) 2)により内容物のゆっくりした移動(5cm/hr)
   → 48hrで上行結腸よりS状結腸へ
 4)総蠕動mass movement(mass peristalsis,maSS PrePulsion)
    1-3回/日、強い蠕動→結腸内容物が直腸へ移動(→排便誘発)
 5)収縮回数:直腸 > S状結腸 のため内容物はS状結腸へ移動
   (通常は、直腸に内容物(-))
 6)胃大腸反射 gastro-colonic reflex
  小腸大腸反射 ileo-colonic reflex:胃、小腸に内容物-→結腸に総蠕動(+)

*排便
1)解剖
①内肛門括約筋internalanal
②外肛門括約筋externalanal
sphincter---平滑筋
sphincter山-一横紋筋

2)排便のメカニズム
i)総蠕動一糞便直腸へ
ii)直腸内圧〉20Ⅷ舶g ⇒ 直腸壁伸展⇒ 仙髄排便中枢(S2-4)
  ⇒  ①高位中枢(便奇形成)
      ②排便反射defecation reflex
           内肛門筋弛緩
           外肛門筋収縮(一過性)
          直腸蠕動運動(⇒内圧をさらに高める)
iii) 内圧45-55mmHg以上
    内容物200ml以上
    便意による排便動作 外肛門筋弛緩
               腹筋、横隔膜収縮


腸炎」

  [★]

enteritis
小腸結腸炎 enterocolitis腸カタル intestinal catarrh
gastroenteritis



出血性」

  [★]

hemorrhagichaemorrhagichemophilichaemophilic
易出血性血友病


炎」

  [★]

  • n.
  • comb form.
  • (炎症の接尾辞)itis
炎光炎症

大腸炎」

  [★]

colitis
結腸炎直腸結腸炎出血性大腸炎





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