再興感染症

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reemerging infectious disease, re-emerging infectious disease
感染症新興感染症

再興感染症(re-emerging infectious diseases)とは、すでに知られてはいたもののその発生数は著しく減少し、もはや多くの人々にとって健康上の問題は少ないと考えられていた感染症のうち、再び出現し問題疾患として復活してきたものとされています

一覧

ウイルス 狂犬病
デング熱
黄熱病
細菌 炭疽病
劇症型A群連鎖球菌感染症
塹壕熱
ペスト
結核
百日咳
サルモネラ
肺炎球菌感染症
コレラ
ジフテリア
髄膜炎菌性髄膜炎
耐性菌感染症
原虫・寄生虫 マラリア
住血吸虫症
ニューロシスチセルコーシス
アカントアメーバー症
リーシュマニア症
トキソプラスマ症
ランブル鞭毛虫症(ジアルジア)
エキノコックス症

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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2014/11/08 20:46:41」(JST)

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和文文献

  • 輸血と感染症 (第59回学術集会) -- (シンポジウム2 免疫反応と輸血)
  • 濵口 功
  • 臨床病理 : 日本臨床検査医学会誌 61(5), 414-417, 2013-05
  • NAID 40019712163
  • 特別シンポジウム Global Infection Prevention &Controlネットワーク : 世界における感染制御ネットワーク構築の重要性とその意義 新興感染症および再興感染症の感染制御に対するWHOのGIPCネットワークの貢献 (第28回日本環境感染学界総会 感染制御におけるパラダイムシフト : 新時代のネットワーク構築を目指して Think globally, Act locally)
  • Eremin Sergey
  • JMS : Japan medical society (196), 44-46, 2013-04
  • NAID 40019672013
  • 厚生労働科学研究費補助金 新型インフルエンザ等新興/再興感染症研究事業 『性感染症に関する予防、治療の体系化に関する研究』「性感染症罹患者の性意識ならびに性行動様式に関する研究」 : 北村邦夫報告 概要紹介(続報)
  • 近年の事件がもたらしたわが国の感染症診療の変貌
  • 川名 明彦
  • 日本内科学会雑誌 101(11), 3087-3089, 2012-11-10
  • NAID 10031130707

関連リンク

再興感染症について WHO世界保健機関が定めた、再興感染症を示しました。 再興感染症とは「既知の感染症で、既に公衆衛生上の問題とならない程度までに患者が減少していた感染症のうち、近年再び流行し始め、患者数が増加した ...
ニュース 一覧を見る RSS 2012/3/19 感染症研究国際ネットワーク推進プログラム(J-GRID)成果集 「Publications 2010-2011」発行 2011/12/27 感染症研究国際ネットワーク推進プログラム(J-GRID)パンフレッ トを改訂 2011/3/31 感染症 ...
デジタル大辞泉 再興感染症の用語解説 - かつて流行した感染症のうち、一度は患者数が減少して制圧されたが、近年ふたたび患者数が増えているもの。結核・ペスト・狂犬病・ジフテリアなど。リエマージングディジーズ。リ ...

関連画像

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★リンクテーブル★
リンク元新興感染症」「デングウイルス」「黄熱病ウイルス」「黄熱
関連記事感染症」「感染」「

新興感染症」

  [★]

emerging infectious disease
感染症再興感染症
新たにヒトでの感染が証明された疾患、あるいはそれまでその土地では存在しなかったが新たにそこでヒトの病気として現れてきたものなどとされています。原因が不明であった疾患のうち病原物質が明らかとなり、地域あるいは国際的に多くの人の健康に対して問題となるものも新興感染症の概念の中に含まれます。

一覧

病原微生物 種類 疾患
1973 Rotavirus ウイルス 小児下痢症
1975 Parvovirus B19 ウイルス 伝染性紅班
1976 Cryptosporidium parvum 寄生虫 下痢症
1977 Eboravirus ウイルス エボラ出血熱
Legionella pneumophila 細菌 レジオネラ症
Hantaanvirus ウイルス 腎症候性出血熱
Campylobacter jejuni 細菌 下痢症
1980 Human T-lymphotropic virus-1 ウイルス 成人T細胞白血病
Hepatitis D virus ウイルス D型ウイルス肝炎
1981 TSST-1-producing Staphylococcus aureus 細菌 毒素性ショック症候群
1982 Escherichia coli 0157:H7 細菌 腸管出血性大腸炎、溶血性尿毒症症候群
Human T-lymphotropic virus-2(1) ウイルス 白血病
Borrelia burgobrferi 細菌 ライム病
Rickttsia japonica 細菌 日本紅斑熱
1983 Human immunodeficiency virus ウイルス 後天性免疫不全症候群
Helicobacter pylori 細菌 胃炎(胃潰瘍十二指腸潰瘍胃癌MALTリンパ腫)
1985 Enterocytozoon bieneusi 寄生虫 持続性下痢症
1986 Cyclospora cayetanensis 寄生虫 持続性下痢症
Prion(2) プリオン 牛海綿状脳症
1988 Human herpesvirus-6 ウイルス 突発性発疹症
Hepatitis E virus ウイルス E型肝炎
1989 Ehriichia chaffeensis 細菌 エールリキア症
Hepatitis C virus ウイルス C型肝炎
Clamydia pneumoniae 細菌 肺炎気管支炎
1991 Guanarito virus ウイルス ベネズエラ出血熱
Encephalitozoon heilem 寄生虫 結膜炎
Newspecis of Babesia 寄生虫 非定型性バベシア症
1992 Vibrio choerae 0139 細菌 新型コレラ
Bartoneiia henselae 細菌 猫ひっかき病
1993 Sin Nombre virus ウイルス ハンタウイルス肺症候群(成人呼吸窮迫症候群)
Encephalitozoon cuniculi 真菌 ミクロスポリドーシス
1994 Sabia virus ウイルス ブラジル出血熱
Hendra virus ウイルス ウイルス性脳炎
1995 Human herpesvirus-8 ウイルス カポジ肉腫
Hepatitis G virus ウイルス G型肝炎
1996 TSE causing agent プリオン 新型クロイツフェルト・ヤコブ病
Australian bat lyssavirus ウイルス ウイルス性脳炎
1997 Influenza A/H5N1 ウイルス トリ型インフルエンザのヒト感染
1999 Nipa hvirus ウイルス 急性脳炎
2003 SARS coronavirus ウイルス 重症急性呼吸器症候群(SAR)
  • (1)1983年か?
  • (2)1982年か?
-感染症



デングウイルス」

  [★]

dengue virus
デング熱ウイルス dengue fever virus
デング熱デング出血熱


  • 再興感染症
  • 日本では1942年-1943年の夏に西日本で流行

ウイルス学

  • 亜型は1-4型がある。

潜伏期間

  • 5-8日。 別の文献では、2-7日

感染経路

疫学

  • 致命率0.1%以下。デング出血熱の場合、死亡率10%

症状

デング熱

  • 発熱、頭痛、腰痛、関節痛、骨痛、食欲低下、悪心嘔吐
  • 比較的徐脈、皮疹、リンパ節腫大

デング出血熱 dengu hemorrhagic fever

  • 東南アジアの3-5歳の小児。デング熱の症状+皮膚・消化管の毛細血管からの出血。
  • 一度罹患した患者が別の方のウイルスに再度感染したときにデングショック症候群 dengue shock syndromeを伴うことがある。

にデング出血熱とよばれる重症型がみられ,血小板低下を伴う出血傾向やショックを伴い,その死亡率は10%に至る。

経過

  • 悪寒戦慄でで発熱。5-6日後解熱し、1-2日後に再度発熱。二峰性発熱
  • インフルエンザ様症状と充血を伴った眼痛(動眼痛、眼底痛)、発疹(四肢)が出現

治療

  • 対症療法のみ
  • ワクチン開発はデングショック症候群の可能性があるため、困難

検査

  • 血液検査:白血球減少傾向、血小板減少
  • ウイルス分離:第3-5病期の血液から哺乳マウスの嚢胚摂取、培養細胞への接種


黄熱病ウイルス」

  [★]

yellow fever virus
黄熱ウイルス一覧感染症感染症法
  • 再興感染症
  • 四類感染症
  • 1901年、ヒトに病原性を示す最初のウイルスとして発見された

ウイルス学

潜伏期間

  • 3-6日

感染経路

疫学

  • アフリカ(Guinea,Sierra Leone, Liberia, Ivory Coast Ghana, Togo, Benin, Nigeria)・中南米に分布
  • 中国の東北地区で頻繁に発生。朝鮮半島でも104のオーダーで患者がいるらしい

症状

軽症

  • 発熱、頭痛

重症

  • 黄疸、出血、腎炎、脳炎
  • 3-4日で死亡。致命率は25-30%(土着民は5%)

経過

  • 古典的病期
  • 感染期:発熱。頻脈から徐脈へ。Faget's sign
  • 緩解期:感染4日後に解熱傾向
  • 中毒期:発熱、上腹部痛、嘔吐、乏尿・無尿

治療

  • 対症療法のみ

検査

  • 第3病期までの血液から哺乳類マウスへの脳内接種、培養細胞への接種。

予防

  • 弱毒生ワクチン(17D株)


黄熱」

  [★]

yellow fever
febris flava
黄熱病黒吐病 black vomit



感染症」

  [★]

infectious disease
感染定着感染症法


  • 病原体から引き起こされる疾患
  • 感染が成立して、宿主に病気が発症した状態
→宿主が病原体を追い出そうとしている状態

新興感染症

再興感染症

地域別の感染症

参考になるリンク

  • 厚生労働省検疫所 - 感染症別情報トップ
  • 厚生労働省検疫所 - 国別感染症情報トップ
http://www.forth.go.jp/tourist/worldinfo/index.html
  • Centers for Disease Control and Prevention
http://www.cdc.gov/


感染」

  [★]

infection
定着感染症不顕性感染顕性感染サブクリニカル感染
  • 細菌が宿主の体表面、体内や組織内に付着して増殖し、定着している状態。
  • 感染の成立には微生物(定着能、増殖能、細胞内進入能、毒素産生能などを総合した病原性)と宿主(排除能、殺菌能などの生体防御機構)の力関係が崩れたときに生じる



症」

  [★]

sis, pathy
  • 検査や徴候に加えて症状が出ている状態




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