典型的片頭痛

出典: meddic

classic migraine
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典型的な片頭痛の症状は片側性(頭の半分に影響を及ぼす)で、拍動を伴って4時間 から72時間持続する。症状には吐き気、嘔吐、羞明(光に過敏になる)、音声恐怖(音に 過敏になる)などがある。およそ3分の1の人は「前兆」と呼ばれる、異常な視覚的、嗅覚 ...

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概念

  • 機能性頭痛の一種であり、拍動性頭痛が特徴的で、前兆(閃輝暗点)を伴うことがある。頭痛の持続時間は72時間以上持続することはない。片側性であることが多く、日常生活に支障をきたす中等度~重度の頭痛である。
  • 家族歴がありうる → 緊張型頭痛に家族歴があることは少ない
日常生活が妨げられ、悪心、嘔吐、光過敏を伴う頭痛 (感度81%, 特異度75%)(めざせ外来診療の達人 第3版 p.6)

疫学

  • 頻度:8.4  ←  何に対しての頻度なのか不明。
  • 頭痛に対して片頭痛が占める割合は16% (Goadsby PJ:Diagnosis and management of migraine, BMJ 312:1279, 1996)
  • 男女比=1:3.6
  • 家族歴がある場合があり、遺伝性が示唆される。片親が片頭痛の場合、50%。

誘因

  • 月経、肩こり、ストレス、睡眠不足、過眠、光、騒音など
HBN.219
  • 身体精神的因子(疲労・ストレス、およびその解放後、激しい運動、性交、睡眠不足、睡眠過多、空腹など)  →  ストレスが最も多い
  • 食事因子(チラミンや亜硫酸塩などを含むチョコレート、コーヒー、紅茶、熟成チーズ、乳製品、香辛料、グルタミン酸ナトリウム、ナッツ、ホットドック、ソーセージ、柑橘類、海藻、飲酒など)
  • 薬剤(経口避妊薬、エストロゲン療法およびその離脱、硝酸薬や降圧薬などの血管拡張薬など)
  • 環境因子(入浴・冷暖房による温度差、騒音、炎天、飛行機の離着陸時の気温差、騒音、臭気など)、アレルギー性因子(アレルギー性鼻炎、副鼻腔炎、気管支喘息)

症状

  • 周期性 月経と関連
  • 頻度 数回/年~1回/週。平均月2回
  • 持続時間 4-72時間
  • 偏在性 60%が一側
  • 部位 前頭部・側頭部の一側
  • 頭痛の正常 拍動性(ないことも)
  • 頭痛の程度 中程度~重度

随伴症状

  • 悪心・嘔吐、光過敏、音過敏、前兆(閃輝暗点)

増悪因子

  • 日常動作

治療

片頭痛治療薬
  • 薬物療法:これらの薬剤は妊娠時には禁忌となるものが多い。

予防

  • 薬物療法
  • カルシウム拮抗薬  →  妊婦には禁忌
  • β遮断薬  →  妊婦にも使用可能
  • 抗うつ薬
uptodate.4
  • βブロッカー、カルシウム拮抗薬、ACE阻害薬、及びARB
  • RCTによる研究結果より、βブロッカー、カルシウム拮抗薬、ACE阻害薬、及びARBが片頭痛の予防に有効であることが示されており、このうちβブロッカーが片頭痛の予防に有効であるという最も強いエビデンスがある。一方、チアジド系利尿薬が有効であるという臨床研究のデータはない。
  • 一般的に降圧治療は頭痛の予防に有効であるようである。これはβブロッカー、ACE阻害薬、ARB、チアジド系利尿薬という4種類の降圧薬を対象とした95のRCT(頭痛の有病率を含む)のメタアナリシスで示されている。

ガイドライン

  • 1. 頭痛ガイドライン - 日本頭痛学会
[display]http://www.jhsnet.org/guideline.html

参考

uptodate

  • 1. [charged] 頭痛、片頭痛、および脳卒中 - uptodate [1]
  • 2. [charged] 成人における片頭痛の病態生理、臨床症状、および診断 - uptodate [2]
  • 3. [charged] 成人における片頭痛の急性期治療 - uptodate [3]
  • 4. [charged] 成人における片頭痛の予防的治療 - uptodate [4]
  • 5. [charged] 小児における片頭痛の病態生理、臨床的特徴、および診断 - uptodate [5]
  • 6. [charged] 小児における片頭痛の分類 - uptodate [6]
  • 7. [charged] 小児における片頭痛の管理 - uptodate [7]
  • 8. [charged] 脳底型片頭痛 - uptodate [8]
  • 9. [charged] 慢性片頭痛 - uptodate [9]
  • 10. [charged] エストロゲン関連片頭痛 - uptodate [10]

国試




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