低血糖症

出典: meddic

低血糖

Wikipedia preview

出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/06/28 16:35:30」(JST)

wiki ja

[Wiki ja表示]

UpToDate Contents

全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.

和文文献

  • 内分泌--新生児低血糖症 (NICU最前線 新人スタッフのためのベーシックレクチャー 図解入門 生理を学んで初めて分かる新生児の代表的疾患(後編))
  • 河井 昌彦
  • ネオネイタルケア 24(6), 578-583, 2011-06
  • NAID 40018888111
  • ダンピング・輸入脚症候群 (がん患者の周術期管理のすべて) -- (術後の主な合併症とその対策)

関連リンク

甘くておいしいお菓子に炭酸飲料…。ついつい摂りすぎた糖分によって、低血糖症になる ことが。低血糖症のメカニズムとその症状について紹介。
低血糖症とはどんな病気か 血糖値は食事によって多少の変動をしています。血糖値が この正常な変動幅を超えて低いほうに傾き、それによる症状が現れた時、低血糖症と いいます。 血糖値の正常な変動幅は、だいたい7 gooヘルスケア 家庭の医学。

関連画像

低血糖症低血糖症低血糖症発症のメカニズム低血糖症早期新生児の低血糖症の原因 仔猪低血糖症


★リンクテーブル★
国試過去問104A013」「108B036」「102A002」「080A060」「083A022
リンク元アセトン血性嘔吐症」「炎症性サイトカイン」「血糖値」「hypoglycaemia」「ロイシン負荷試験
拡張検索ケトン性低血糖症」「反応性低血糖症」「ケトン血性低血糖症
関連記事低血糖」「血糖」「

104A013」

  [★]


[正答]


※国試ナビ4※ 104A012]←[国試_104]→[104A014

108B036」

  [★]

乳児期のけいれんの原因となるのはどれか。2つ選べ。


[正答]


※国試ナビ4※ 108B035]←[国試_108]→[108B037

102A002」

  [★]

  • 在胎41週、1,950gで出生した新生児に合併しやすいのはどれか。 
[正答]


※国試ナビ4※ 102A001]←[国試_102]→[102A003

080A060」

  [★]

  • 生後1日の新生児が痙攣を起こした。考えられる原因はどれか。あてはまる物全てえらべ
[正答]

083A022」

  [★]

アセトン血性嘔吐症」

  [★]

acetonemic vomiting
周期性嘔吐症 cyclic vomiting periodic vomiting、自家中毒症 autointoxication
ケトン性低血糖症

概念

  • 感冒や精神的ストレスにより嘔吐を繰り返し、ケトーシスを来して元気がなくなる病態であり、幼児~学童(2-10歳)に見られるものである(SPE.211)

病因

  • 中枢神経、自律神経を含めた発達の未熟性による。これらにストレスが加わって大脳辺縁系の興奮を引き起こし、視床下部-下垂体系、延髄(嘔吐中枢)、自律神経中枢(視床下部)などの広範な興奮異常を引き起こす。(SPE.211)

疫学

  • 痩せた男児に多い

病態生理

  • 精神的・肉体的ストレス → ケトン体(アセト酢酸、3-ヒドロキシ酪酸)、ストレスホルモンであるACTH、コルチゾール、ADH、血症レニン活性が増加 → 種々の症状 (SPE.211)

身体所見

  • 腹壁の緊張低下
  • 股動脈音聴取

症状

  • 悪心・嘔吐、脱力感、全身倦怠感、無表情、会話の停滞、集中力減退、速脈、顔面蒼白、歩行障害、嗜眠、意識障害 (SPE.211)
  • 発症から2-3日症状が持続する
  • 低血糖症状はない ← ないこともないけど

検査

  • 血中・尿中ケトン体

治療

  • 軽症:安静、制吐薬、糖質摂取、ブドウ糖液の静注 → 嘔吐発作が続いているときには経口摂取禁止(SPE.211)
  • 重症:脱水症状の治療(輸液)

鑑別

YN.D-107
  アセトン血性嘔吐症 ケトン性低血糖症
発作時 ケトーシス +++ +++
低血糖症 ±~- ++
痙攣
非発作時血糖値 正常 正常
発作の誘因 ストレス・感染 摂食不良・高脂肪食
ケトン食負荷 非発症 発症
好発年齢 約2-10歳 約1-5歳
出産時状況   未熟児、SFD児に多い
予防 ストレス回避 高炭水化物の摂取



炎症性サイトカイン」

  [★]

inflammatory cytokine
サイトカイン急性相反応物質 APR


LPSと炎症性サイトカインのカスケード

誘起物質 標的細胞 分泌物質
LPS マクロファージ TNF
TNF マクロファージ IL-1β
IL-1β マクロファージ血管内皮細胞 IL-6, IL-8

炎症性サイトカインと生体の反応

炎症性サイトカイン 反応 症状
少量 局所炎症反応 白血球や内皮細胞による炎症反応
中程度の量 全身性反応 発熱、急性期タンパク質産生
多量 敗血症ショック 血圧低下、心拍出量低下、血栓形成、低血糖症


血糖値」

  [★]

blood sugar level
血中グルコース濃度グルコースGLUTヘモグロビンA1c血糖


概念

  • 100ml(1dL)に含まれるグルコースの量(mg)を示す。
  • 通常、100mg/100ml, 100mg/dL
  • 血糖値 90-180mg/dL, 5mM-10mM (グルコースは180g/molなので)
血糖値が6mMのときは、108mg/dL

基準値

文献によって異なる
食事に大きく影響される
  • 60-100 mg/dL
  • 65-110 mg/dL (医学事典)

パニック値

出典不明
  • ≦50 mg/dl、≧350 mg/dl

調節する要素

  • +
  • インスリン
  • -

計算

数字を入力してenterを押す。

mg/dl ⇔  mM


臨床関連

  • 低血糖:(成人の場合)50mg/dL以下
  • 高血糖:基準範囲を超えて高い場合で、厳密な数字はないと思われる。
  • 空腹時血糖:(境界型)110mg/dL< ≦126 mg/dL 、(糖尿病型)>126 mg/dl


hypoglycaemia」

  [★]

  • n.
hypoglycaemichypoglycemiahypoglycemic

ロイシン負荷試験」

  [★]

leucine tolerance test


ケトン性低血糖症」

  [★]

ketotic hypoglycemia
アセトン血性嘔吐症低血糖症


概念

  • 比較的やせ型の児が、感冒や精神的ストレスにより食事が取れないために糖の補給ができなくなり、ケトーシスを来して元気がなくなり嘔吐を発症する疾患。幼児期~児童初期にみられる。

疫学

  • 小児の低血糖症の中で最も多く認められる(全体の50%)。
  • 身体的には未熟児、SFD児、身体発育不良児に多い。
  • 2-5歳に最も多い
  • 男女比は2:1で男児に多い。
  • 加齢とともに発作頻度は減少。10歳くらいまでに消失

病因

  • 糖新生の基質不足や糖新生系代謝の未熟性
  • 糖新生能力が低い:小児では肝のグリコーゲンは数時間で枯渇。筋から動員される糖原性アミノ酸からアラニンとなり糖新生されるが、小児では糖の補充が間に合わないことがある。

誘因

  • 摂食不良・高脂肪食
  • 摂食が制限されているときに起こるので、朝に起きやすいし、前日の夕食を抜いていればなおさら

病態生理

  • 脂肪分解亢進 → ケトン体増加 + 低血糖

症状

  • 悪心・嘔吐、脱力感、全身倦怠感、無表情、会話の停滞、集中力減退、速脈、顔面蒼白、歩行障害、嗜眠、意識障害、けいれん (SPE.210)

診断

検査

  • ケトン負荷:ケトン食で低血糖発作
  • グルカゴン負荷:低血糖発作時にグルカゴン負荷に反応しない

血液検査

  • 血糖:低値
  • グルカゴン:高値

尿検査

  • ケトン尿

治療

  • ブドウ糖静注

予防

  • 食事回数の増加、誘発因子(感染、ストレス)を避ける

鑑別

YN.D-107
  ケトン性低血糖症 アセトン血性嘔吐症
発作時 ケトーシス +++ +++
低血糖症 ++ ±~-
痙攣
非発作時血糖値 正常 正常
発作の誘因 摂食不良・高脂肪食 ストレス・感染
ケトン食負荷 発症 非発症
好発年齢 約1-5歳 約2-10歳
出産時状況 未熟児、SFD児に多い  
予防 高炭水化物の摂取 ストレス回避

参考

uptodate

  • 1. [charged] 幼児および小児における低血糖症の病因 - uptodate [1]
  • 2. [charged] 乳児および小児における低血糖に対するアプローチ - uptodate [2]

国試


反応性低血糖症」

  [★]

低血糖症
  • 低血糖症の鑑別診断の最初に上げられる。食後約5時間以内にのみ低血糖を認める場合に疑う。
  • 病態としてはインスリンの不適切な高値が原因であろう。
  • 原因疾患には胃切除後などの消化管の異常、2型糖尿病の初期があり、前者では食後30-60分に、後者では食後3-5時間に低血糖症状を認める。(DMR. 293)
  • 甲状腺機能亢進症でも認められる、らしい(QB.D-311)


ケトン血性低血糖症」

  [★]

ketotic hypoglycemia
アセトン血性嘔吐症


低血糖」

  [★]

hypoglycemia
低血糖症低血糖発作 hypoglycemic episode血糖減少症
ウィップルの3主徴低血糖
[show details]

定義

  • 血糖値:
  • (成人の場合)50mg/dl以下 (IMD)  ← 文献によっては60mg/dl以下とも
  • (新生児・乳児) → 新生児低血糖症

PALS

  • 早期産・満期産の新生児: <45mg/dl
  • 乳児・小児・青少年  : <60mg/dl

症状

  • 交感神経症状:発汗、振戦、動悸、不安感
  • 中枢神経症状:判断力低下、眠気、意識障害、痙攣、昏睡

新生児・乳児の低血糖

新生児低血糖症 (SPE.127,210)

低血糖を引きおこす病態

DMR.295
  • 1. 各種ホルモン分泌不全

低血糖の鑑別方法

(書きかけ)




血糖」

  [★]

blood sugar BS
血中グルコース blood glucose血漿グルコース plasma glucose
糖血症血中ブドウ糖糖尿病


  • 絶食時:80-100mg/dL (4.4-5.6mM)
  • 食後 :150-160mg/dL (8.3-8.9mM)

血糖の指標


症」

  [★]

sis, pathy
  • 検査や徴候に加えて症状が出ている状態



★コメント★

[メモ入力エリア]
※コメント5000文字まで
ニックネーム:
コメント:




表示
個人用ツール


  meddic.jp

リンク
連絡