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Japanese Journal
- 逆行性ドレナージにより軽快した気腫性腎盂腎炎の1例
- 松田 大介,入江 啓,溝口 秀之,馬場 志郎
- 泌尿器科紀要 50(5), 315-317, 2004-05
- … 性で粘稠性が高く,これによる尿路閉塞が考えられた.RP施行時の尿培養でEscherichia coliが認められた.インスリンによる血糖コントロール,DICに対しメシル酸ガベキサート,尿路感染症・敗血症に対しビアペネム,乾燥ペプシン処理人免疫グロブリンによる治療を開始した.入院後5日目に解熱,8日目に炎症反応の正常化を認め,尿管カテーテルをDouble-pigtail(D-P)尿管ステントに交換し,1ヵ月後にステントを抜去した.経過は良好である …
- NAID 120002141257
Related Links
- [ヴェノグロブリン-IH] [献血グロベニンI-ニチヤク], ・低ならびに無ガンマグロブリン血症 ・ 重症感染症に ・特発性血小板減少性紫斑病 ・川崎病の急性期 ・慢性炎症性脱髄性 多発根神経炎. 乾燥ペプシン処理人免疫グロブリン, [ガンマ-F] [ガンマ・ベニンP] [献血 静注 ...
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
組成
- 本剤を添付の溶剤で溶解するとき、1mL中の組成は下記のとおりである。
有効成分
ペプシン処理人免疫グロブリンG分屑
添加物
グリシン
添加物
塩化ナトリウム
- 10.0mg
- 本剤の有効成分であるペプシン処理人免疫グロブリンG分屑は、ヒトの血液(採血国:日本、採血方法:献血)を原材料としている。また、本剤は製造工程でブタの腸粘膜由来成分(ヘパリン)及びブタの胃粘膜由来成分(ペプシン)を使用している。
効能または効果
無又は低ガンマグロブリン血症
重症感染症における抗生物質との併用
- 重症感染症において抗生物質との併用に用いる場合は、適切な抗菌化学療法によっても十分な効果の得られない重症感染症を対象とすること。
- 本剤は、添付の日局注射用水で溶解して点滴静注するか、又は、徐々に直接静注する。
- 成人に対しては通常1回2,500mg(50mL)を、小児に対しては通常1回体重1kgあたり50〜150mg(1〜3mL)を使用する。
- 本剤は、また胸腔内・髄腔内・脳室内に投与することができるが、この場合通常150mg(3mL)を用いる。
慎重投与
IgA欠損症の患者[抗IgA抗体を保有する患者では過敏反応を起こすおそれがある。]
腎障害のある患者[腎機能を悪化させるおそれがある。]
溶血性・失血性貧血の患者[ヒトパルボウイルスB19の感染を起こす可能性を否定できない。感染した場合には、発熱と急激な貧血を伴う重篤な全身症状を起こすことがある。]
免疫不全患者・免疫抑制状態の患者[ヒトパルボウイルスB19の感染を起こす可能性を否定できない。感染した場合には、持続性の貧血を起こすことがある。]
重大な副作用
ショック、アナフィラキシー(0.1%未満):ショック、アナフィラキシーがあらわれることがあるので、観察を十分に行い、悪寒、戦慄、呼吸困難、血圧低下、頻脈等が認められた場合には、直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。
無菌性髄膜炎(頻度不明):大量投与により、無菌性髄膜炎(項部硬直、発熱、頭痛、悪心・嘔吐あるいは意識混濁等)があらわれることがあるので、このような場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
抗体活性
- 10,000人以上の健康成人血漿を原料として免疫抗体(IgG)を精製濃縮した製剤で種々の病原微生物に対する抗体を有している。
感染防御作用
- マウスを用いて検討した結果、抗生物質を併用すると静注グロブリン単独使用の場合よりも更に高い治療効果を得ることが確認されている。
- また、株化マクロファージRAW-264を用いてin vitroでの食菌能に及ぼす免疫グロブリンGの作用を調べたところ、免疫グロブリンGのF(ab')2がIntact IgGと同等に食菌作用を増強することが確認されている3)。
組織内移行
- ペプシン処理人免疫グロブリンGは、Fc部分を切断された分子量約10万(5S)のF(ab')2が主成分であるため組織内への移行性がすぐれ、有効な抗体を大量かつ急速に感染部位に供給する必要がある重症感染症の治療に適している4)。
有効成分に関する理化学的知見
- 本剤は免疫グロブリンGのFc部分を酵素により切断し、F(ab')2を高純度に含む製剤である。
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- immunity, immune
- 関
- 免疫系
免疫の種類 (PT.246-251)
T細胞の種類
ヘルパーT細胞の種類
[★]
- 英
- phosphorus P
- 関
- serum phosphorus level
分子量
- 30.973762 u (wikipedia)
- 単体で化合物としてはP4、淡黄色を帯びた半透明の固体、所謂黄リンで毒性が高い。分子量124.08。
基準値
- 血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
- (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
- 2.5-4.5 mg/dL (QB)
代謝
- リンは経口的に摂取され、小腸から吸収され、細胞内に取り込まれる。
- 骨形成とともに骨に取り込まれる。
- 腎より排泄される。
尿細管での分泌・再吸収
- 排泄:10%
尿細管における再吸収の調節要素
臨床検査
- 無機リンとして定量される。
基準範囲
血清
- 小児:4-7mg/dL
- 閉経後女性は一般集団より0.3mg/dL高値となる
尿
測定値に影響を与える要因
臨床関連
参考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3
[★]
- 英
- globulin (Z)
- 商
- ヴェノグロブリン、ガンマーグロブリン、ガンマガード、ガンマグロブリン、グロブリン、グロベニン、サイモグロブリン、サングロポール、ゼットブリン、テタノセーラ、テタノブリン、テタノブリンIH、ヒスタグロビン、ベニロン、ヘパトセーラ、ヘブスブリン、ヘブスブリンIH、ポリグロビン、乾燥HBグロブリン、乾燥はぶ抗毒素、乾燥まむし抗毒素、抗Dグロブリン、抗D人免疫グロブリン、抗HBs人免疫グロブリン、破傷風グロブリン
- 関
- アルブミン、フィブリノーゲン
機能 (PT.234)
- α1-グロブリン
- α2-グロブリン
- ビタミンやホルモンを運搬
- α2-グロブリンの一種であるハプトグロビンは溶血により生じたヘモグロビンを捕捉し、尿細管の閉塞を防ぐ
- βグロブリン
- γグロブリン
[★]
- 英
- pepsin
- ラ
- pepsinum
分泌細胞
- 胃の主細胞からペプシノーゲンが分泌される
- ペプシノーゲンから「H+」または「ペプシン」の触媒によりペプシンに転換される
性質
- 至適pH1.0-3.0
- pH4-4.5以上になると不活化 (SPC.299)
機能
分泌調節
[★]
- 英
- treatment、application、processing、transaction、treat、handle
- 関
- 柄、応用、加工、処置、治療、適用、プロセシング、プロセッシング、申し込み、診療、散布、施用、取り扱う、ハンドル、アプリケーション、切り出し