- 関
 
- アルコール依存症
 
- 参考1-1より抜粋
 
- 病院のご案内 当センターは、昭和38年に日本で初めてアルコール依存症専門病棟を設立し、現在では4ヶ病棟でアルコール依存症の治療を行っています。患者様の自主性を尊重した治療は、"久里浜方式"として全国各地に広がっています。
 
- また、平成元年にはWHO(世界保健機関)から日本で唯一のアルコール関連問題の施設として指定されました。
 
参考
- 1. 独立行政法人国立病院機構 久里浜アルコール症センター
 
- http://www.kurihama-alcoholism-center.jp/index.html
- http://www.kurihama-alcoholism-center.jp/hospital/index.html
 
 
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|  久里浜医療センター | 
 | 
| 情報 | 
| 正式名称 | 
独立行政法人国立病院機構久里浜医療センター | 
| 英語名称 | 
National Hospital Organization Kurihama medical and addiction Center | 
| 前身 | 
国立療養所久里浜病院→久里浜アルコール症センター | 
| 標榜診療科 | 
内科、心療内科、精神科、神経内科、消化器科、リハビリテーション科、放射線科、歯科 | 
| 許可病床数 | 
 332床 
一般病床:86床 
 
 
精神病床:246床 | 
| 開設者 | 
独立行政法人国立病院機構 | 
| 管理者 | 
樋口進(院長) | 
| 開設年月日 | 
1941年6月1日 | 
| 所在地 | 
 〒239-0841 
神奈川県横須賀市野比五丁目3番1号 
 | 
| 位置 | 
北緯35度12分41秒 東経139度42分11秒 / 北緯35.21139度 東経139.70306度 / 35.21139; 139.70306 | 
| 二次医療圏 | 
横須賀・三浦 | 
| PJ 医療機関 | 
| テンプレートを表示 | 
独立行政法人国立病院機構久里浜医療センター(どくりつぎょうせいほうじん こくりつびょういんきこう くりはまいりょう センター)は、神奈川県横須賀市にある医療機関。旧国立療養所久里浜病院→久里浜アルコール症センター。政策医療分野における精神疾患の基幹医療施設であり、国立の医療機関として初のアルコール症専門病棟を設置した。
目次
- 1 沿革
 
- 2 診療科
 
- 3 看護配置
 
- 4 施設基準
 
- 5 指定・認定
 
- 6 関連項目
 
- 7 外部リンク
 
 
沿革
- 1941年6月1日 横須賀海軍野比分院として開院
 
- 1942年 野比海軍病院として発足
 
- 1945年12月1日 海軍解体により厚生省へ移管、国立久里浜病院となる
 
- 1946年 看護婦養成所を併設
 
- 1947年4月 国立療養所に転換、国立療養所久里浜病院と改称
 
- 1963年7月 国立医療機関として初のアルコール専門病棟設置
 
- 1976年3月 結核病床の全面廃止
 
- 1989年1月 WHOアルコール関連問題研究・研修センターに指定
 
- 2001年1月6日 厚生労働省所管となる
 
- 2004年4月1日 独立行政法人国立病院機構久里浜アルコール症センターとして発足
 
- 2006年4月 医療観察法病棟を設置
 
- 2008年10月 2か所目の医療観察法病棟を設置
 
- 2011年7月 国内初となるインターネット依存症のためのネット依存治療部門を外来を設置
 
- 2012年4月1日 独立行政法人国立病院機構久里浜医療センターとして発足。思春期・青年期精神科外来を設置
 
診療科
精神科(アルコール科)・内科・心療内科・神経内科・消化器科・リハビリテーション科・放射線科・歯科
看護配置
- 一般病床 10対1
 
- 精神病床 13対1
 
- 看護補助加算2
 
施設基準
- 入院基本料・入院医学管理料
 
- 一般病棟入院基本料(2)
 
- 入院基本料加算
 
- 看護補助加算2
 
- 救急医療管理加算
 
- 医療安全対策加算1
 
- 精神科地域移行実地加算
 
- 精神科身体合併症管理加算
 
- 重度アルコール依存症入院医学管理加算
 
- 後発医薬品(ジェネリック医薬品)使用体制加算
 
- 総合評価加算
 
- 指導管理等
 
- ニコチン依存症管理料
 
- 認知症専門診断管理料
 
- 検体検査管理加算(2)
 
- 遠隔画像診断2
 
- 単純CT撮影(16列未満マルチスライス型の機器)
 
指定・認定
関連項目
外部リンク
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Japanese Journal
- P-001 飲酒およびアセトアルデヒド曝露のバイオマーカーとしてのタンパク質中N^ε-エチルリジンの有用性(I.変異原性・遺伝毒性,ポスターセッション)
 
- 馬渕 良太,三好 規之,横山 顕,諏訪 芳秀,栗木 清典,合田 敏尚,雨谷 敬史,大島 寛史
 
- 日本環境変異原学会大会プログラム・要旨集 (41), 91, 2012-10-29
 
- NAID 110009616935
 
- 6.アルコール依存症とWernicke encephalopathy(「Wernicke encephalopathyに関する最近の話題」-ビタミンB_1による認知症の予防・治療-,シンポジウム(平成23年度),ビタミンB研究委員会)
 
- 慢性膵炎診療における断酒・生活指導の問題点と今後の展望
 
- 中村 太一,伊藤 鉄英,丸山 勝也,下瀬川 徹
 
- 膵臓 = The Journal of Japan Pancreas Society 27(2), 113-120, 2012-04-25
 
- 慢性膵炎は非可逆性進行性の線維化疾患であり,腹痛による日常生活の質の低下,膵外分泌機能不全による栄養不良,膵内分泌機能不全による膵性糖尿病をきたし,また膵癌の発生も高率であることから,その生命予後は健常者に比し短い.慢性膵炎の病態には飲酒,喫煙,食事などの生活習慣因子が強い影響を与えるが,これらの因子が慢性膵炎診療において意識されることは少なく,その根本的な原因として成因分類の問題があると考えられ …
 
- NAID 10030763933
 
- 過敏性腸症候群(IBS)の大腸鏡・C Tcolonography (CTC) による腸管運動・形態評価 : 腸管形態異常型IBS患者3例の診断・治療過程の提示
 
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★リンクテーブル★
  [★]
- 同
 
- KAST
 
- 関
 
- アルコール依存症、久里浜アルコール症センター
 
男性
- 参考1
 
- 1. 食事は1曰3回、ほぼ規則的にとっている
 
- 2. 糖尿病、肝臓病、または心臓病と診断され、その治療を受けたことがある
 
- 3. 酒を飲まないと寝付けないことが多い
 
- 4. 二曰酔いで仕事を休んだり、大事な約束を守らなかったりしたことが時々ある
 
- 5. 酒をやめる必要性を感じたことがある
 
- 6. 酒を飲まなければいい人だとよく言われる
 
- 7. 家族に隠すようにして酒を飲むことがある
 
- 8. 酒がきれたときに、汗が出たり、手が震えたり、いらいらや不眠など苦しいことがある
 
- 9. 朝酒や昼酒の経験が何度かある
 
- 10. 飲まないほうがよい生活を送れそうだと思う
 
- 合計点が 4 点以上: アルコール依存症の疑い群
 
- 合計点が 1 ~ 3 点: 要注意群(質問項目 1 番による 1 点のみの場合は正常群。)
 
- 合計点が 0 点: 正常群
 
女性
- 参考1
 
- 1. 酒を飲まないと寝付けないことが多い
 
- 2. 医師からアルコールを控えるようにと言われたことがある
 
- 3. せめて今日だけは酒を飲むまいと思っていても、つい飲んでしまうことが多い
 
- 4. 酒の量を減らそうとしたり、酒を止めようと試みたことがある
 
- 5. 飲酒しながら、仕事、家事、育児をすることがある
 
- 6. 私のしていた仕事をまわりの人がするようになった
 
- 7. 酒を飲まなければいい人だとよく言われる
 
- 8. 自分の飲酒についてうしろめたさを感じたことがある
 
- 合計点が 3 点以上: アルコール依存症の疑い群
 
- 合計点が 1 ~ 2 点: 要注意群(質問項目 6 番による 1 点のみの場合は正常群。)
 
- 合計点が 0 点: 正常群
 
参考
- 1. 久里浜アルコール症センター|久里浜式アルコール症スクリーニングテスト
 
- http://www.kurihama-alcoholism-center.jp/alcohol/kast.html
 
  [★]
- 英
 
- alcoholism、alcoholic, alcohol dependence
 
- 同
 
- アルコール中毒
 
- 関
 
- アルコール、アルコール依存患者、アルコール依存性、アルコール症、アルコール性、アルコール中毒、アルコール依存、アルコール中毒者
 
合併症
- アルコール性肝障害、心筋症、胃潰瘍、慢性膵炎、多発神経炎、コルサコフ症候群、ウェルニッケ脳症
 
検査
- 参考1
 
- KAST:久里浜アルコール症センターによって作られた日本人向けのアルコール依存症のスクリーニングテスト。2003年改訂
 
- お酒で赤くなる体質を用いた食道がん高危険群のスクリーニングテスト → 詳しくは参考1参照
 
- CAGE:4項目
 
- AUDIT
 
治療
- KPS.452
 
- 介入 → 解毒(detoxication → リハビリテーション(社会復帰活動)
 
- 薬物療法が即座に用いられることはない、らしい。例えば、ジスルフィラムは外来リハビリテーションの第一段階が終わってから、あるいは入院治療を終え退院する際に処方される。
 
参考
- http://www.kurihama-alcoholism-center.jp/alcohol/index.html
 
国試
  [★]
- 英
 
- alcohol
 
- 関
 
- エタノール
 
アルコールによる酩酊の分類
- 
- 
 
 
- 0.5 mg/ml 以上で酒気帯び → 道路交通法(0.5 mg/ml以上で運転能力の低下、1.5 mg/ml以下では著しい低下。1.5-2.0 mg/mlがもっとも危険。これ以上では運転できない)
 
- 血中アルコール濃度と酩酊の状態
 
- 0.0-0.5 mg/ml::殆ど無症状か、わずかな熱覚、味覚や嗅覚の低下
 
- 0.5-1.0 mg/ml:弱度酩酊:顔面紅潮、抑制からの解放、陽気、多幸感、不安や緊張の緩和、反応時間の延長など
 
- 1.0-1.5 mg/ml:軽度酩酊:多弁、大胆、感覚の軽度麻痺、気分爽快、多弁など
 
- 1.5-2.5 mg/ml:中程度酩酊:眠気に襲われる、言語不明瞭、平衡感覚が鈍麻し、千鳥足になる、理解・判断力鈍麻など
 
- 2.5-3.5 mg/ml:強度酩酊:歩行困難、顔面蒼白、悪心、嘔吐、感覚麻痺、精神運動性興奮、言語不明瞭、諸反射の消失など
 
- 3.5-4.5 mg/ml:重度酩酊、泥酔:意識消失、筋力消失、呼吸困難、体温低下、昏睡状態
 
- 4.5-    mg/ml:呼吸麻痺、心機能不全などで死亡する。
 
アルコールの慢性症状
- アルコール中毒の患者において、脳神経でchromatosisが見られるが、ニューロンの脱落は末期まで見られない。小脳では虫部のニューロンが優先的に脱落する。大脳辺縁系の乳頭体に強い病変が見られる → ウェルニッケ・コルサコフ症候群と関連
 
- 振戦譫妄
 
- アルコール幻覚症
 
- コルサコフ症候群
 
- アルコール痴呆
 
- アルコールてんかん
 
アルコールによる非精神症状
アルコールによる疾患
- 身体疾患:アルコール性肝疾患(脂肪肝)、膵炎(急性膵炎、慢性膵炎)、大腿骨頭壊死症、末梢神経障害
 
- 精神疾患:急性アルコール中毒、慢性アルコール中毒、アルコール依存症、アルコール精神病
 
- (国試)100B077、095B075
 
アルコールの摂取と疾患
- ホジキンリンパ腫:掻痒症を呈する患者もいるが、そのばあい飲酒をすると当該部位に痛みが出現する(APT.83)
 
- 急性膵炎:増悪
 
アルコールの胎児への影響
- SUB.260
 
アルコールの摂取量
- 21世紀における国民健康づくり運動の目標値では節度ある適度な飲酒とは1日平均純アルコールで20g程度としている。 → ビール(5%) 400ml、日本酒(15%) 133.3ml
 
- 脳卒中治療ガイドライン2009ではクモ膜下出血の発症予防には過度の飲酒(1週間に150g以上)を避けることが推奨されている。
 
アルコールの単位
- アルコール摂取量の基準とされるお酒の1単位とは、純アルコールに換算して20g。
 
  [★]
- 英
 
- alcoholism、alcoholic
 
- 関
 
- アルコール、アルコール依存患者、アルコール依存症、アルコール依存性、アルコール性、アルコール中毒、アルコール依存、アルコール中毒者、酒中毒
 
  [★]
- 英
 
- center、centre
 
- 関
 
- 中央、中心、中央に置く、中枢
 
  [★]
- 英
 
- sis, pathy