中耳

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middle ear (KH)
auris media
外耳内耳



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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2016/10/26 15:45:14」(JST)

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和文文献

  • 市中病院における新生児聴覚スクリーニングと精密検査の検討
  • 第116回日本耳鼻咽喉科学会総会ランチョンセミナー 小児急性中耳炎への対応
  • 臨床研究・症例報告 日本における小児用13価肺炎球菌結合型ワクチンと10価肺炎球菌結合型ワクチンの費用対効果分析 : 異なる分析結果となった要因としての費用対効果分析モデルの違いに関する検討

関連リンク

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 - 中耳の用語解説 - 中耳腔 (鼓室) と耳管からなり,聴覚の伝音機能を受けもつ部位。中耳腔には三つの耳小骨すなわちツチ骨,キヌタ骨,アブミ骨があり,音の振動を内耳に伝える。これは体内 ...
しかし、その奥には図のように中耳・内耳があります。 〈耳の構造と機能〉 私たちは音をどこで聞いているんでしょう? そう、耳ですね。上の図を見てください。これは耳の構造です。 私たち耳鼻科医は耳を 、外耳(がいじ ...

関連画像

人の耳は、外側から外耳、中耳 Q:耳のしくみについて教えて  や細菌による中耳の炎症です働きについて中耳の働きは外耳道に入って ☆ 耳の解剖生理 ☆ p3


★リンクテーブル★
先読み外耳」「内耳
国試過去問097I038
リンク元聴覚」「顔面神経」「耳管」「鼓室」「ツチ骨
拡張検索中耳根治手術」「慢性化膿性中耳炎」「先天性中耳真珠腫
関連記事

外耳」

  [★]

external ear
auris externa


  • 外界からの音を鼓膜まで伝える部分


内耳」

  [★]

inner ear
auris interna
迷路 labyrinth



097I038」

  [★]

  • 25歳の女性。両側の難聴を主訴に来院した。5年前から難聴を自覚し、徐々に増悪している。最近では耳鳴りも強くなり、会話にも不自由を感じるようになってきた。皮膚に多発性神経鞘腫がみられる。インピーダンスオージオグラムは正常である。純音聴力検査所見と頭部造影MRIの脂肪抑制T1強調像を以下に示す。
  • 考えられる病変部位はどれか。



※国試ナビ4※ 097I037]←[国試_097]→[097I039

聴覚」

  [★]

audition, hearing
聴感覚



  • 圧変動(振動:縦波)の終発
  • 単位
  • dB = 20 log10 (被験音圧)/(基準音圧)
  • 可聴域
  • 20Hz-20kHz (20-20000)
  • 検知閾
  • 1kHzで最低
  • 会話言語域
  • 100Hz-4kHz

聴覚の受容器

集音・共振による音圧増強: 20dB
鼓膜面積:アブミ骨底面積比と耳小骨連鎖のてこ比による音圧増強: 27dB

蝸牛器官の構造

  • 前庭階
  • ライスネル膜
  • 中央階
基底膜の幅・柔らかさ・外有毛細胞による伸縮作用が異なる。
前庭階の入り口に近い基底膜が高周波数に応じて振動する (SP.240)

基底膜振動の伝播と進行波

  • 進行波

SP.  基底膜振動の伝播は進行波と呼ばれる。

  • 周波数同調
-周波数同調特性
SP. 240,251,252
-同調曲線
SP. 240,250,251 
-特徴周波数
SP. 240,250
  • 同調曲線上で、応答の閾値が最小値をとる周波数はその系が最も応答しやすい周波数(=特徴周波数)となる。
-周波数帯域
周波数帯SP. 239
-周波数局在性
SP. 202,206,241,250,258,260 
  • 振動周波数が高くなるに従い、振動の頂点は蝸牛管基部に生じる
  • 蝸牛器官、らせん神経節、蝸牛神経核、上オリーブ核、台形体核、外側毛帯核、下丘、内側膝状体、聴皮質はすべて周波数局在性を有する(SP.250)

コルチ器 (2007年後期生理学授業プリント)

蝸牛基底部から頂部に至るらせん状の構造を全体として形成する
  • 内有毛細胞 inner hair cell
  • 蝸牛の回転の内側に配列する
  • 1列
  • 3500個/蝸牛
  • 感覚毛(不動毛。×動毛)
  • 受容器細胞として主役
  • 求心線維の90-95%が分布
  • 内柱細胞 inner pillar cell
  • コルチのトンネル tunnel of Corti
  • 外柱細胞 outer pillar cell
  • 外有毛細胞 outer hair cell
SP. 240-243,245-252,259
  • 蝸牛の回転の外側に配列する
  • 3-4列
  • 20000個/蝸牛
  • 感覚毛(不動毛。×動毛)
  • 遠心性細胞が分布
  • 膜電位に応じて長さを変化させ、基底膜同調特性に非線形的な増強を与えると考えられている。
  • ダイテルス細胞 Deiters cell
  • 外有毛細胞を支持
  • ヘンゼン細胞 Hensen cell
  • 網状板(=網様膜)
  • 蓋膜
  • 蝸牛神経線維
  • 遠心性線維(蝸牛神経節経由)
  • 求心性線維(上オリーブ核(延髄)由来)
  • らせん神経節 spiral ganglion
  • 疑似双極細胞

受容器電位 receptor potential

SP. 50,185,219,220,243
  • 受容器電位の発生から聴神経におけるインパルス発生まで
  • 1. 有毛細胞の感覚毛屈曲
  • 2. 有毛細胞における受容器電位の発生
  • 3. 有毛細胞から求心性線維への神経伝達物質(グルタミン酸)放出
  • 4. 求心性線維終末におけるEPSP発生
  • 5. 求心性線維終末における活動電位の発生

蝸牛マイクロフォン電位 cochlear microphonics potential, CM

SP. 247
聴覚刺激を与えることで、内耳および内耳周辺では刺激をを忠実に反映した電気信号が記録される。この電位をマイクロホン電位と呼ぶ(SP.247)
  • 蝸牛マイクロフォン電位は感覚毛の振動で生じた受容器電位の総和(PT.163)

内リンパ腔電位 endolymph potential (=蝸牛内直流電位)

SP. 246,247

難聴

  • 伝音性難聴
  • 伝音性難聴とは、伝音機能の不良(音の伝達不良)によって起こる難聴であり、鼓膜破損や耳小骨硬化、慢性中耳炎などで起こり、骨伝導には問題がない。低音域で障害があらわれ、補聴器で補正できる。
  • 感音性難聴
  • 感音性難聴とは、音の受容に問題があって起こる難聴であり、コルチ器官や聴神経あるいは聴神経核などの障害、利尿剤・老化による有毛細胞の変性などで起こる。高音域で障害があらわれ、補聴器で補正できない。

聴覚の伝導路

SP. 254-

  • 1. 蝸牛・コルチ器官・有毛細胞
  • 2. 蝸牛神経線維
  • 3. らせん神経節(=蝸牛神経節) [一次ニューロン]
  • 4. 蝸牛神経核 cochlear nucleus
  • 5. 上オリーブ核群
  • 6. 台形核
  • 7. 外側毛帯
  • 8. 外側毛体格
  • 9. 下丘
  • 10. 内側膝状体
  • 11. 視床枕・網様核
  • 12. 大脳皮質第一次聴覚野
  • 13. 大脳皮質聴覚連合野
  • 14. 大脳皮質感覚性言語中枢

(Q.book p.107)

伝導路における交叉

  • 交叉は台形体・下丘で行われるが、反対皮質の優位性は低い
  • 聴覚は両側性に中枢に伝わる
  • 4-6個のニューロンを比較的多数のシナプスを中継して中枢に至る


顔面神経」

  [★]

facial nerve
nervus facialis
第VII脳神経, 第七脳神経, 第7脳神経, CN VII, cranial nerve VII, seventh cranial nerve
中間神経脳神経
  • 図:N.117(全体) N.108,111,112(脳幹から出るところ)
  • 特殊感覚性と臓性運動性の線維は中間神経として顔面神経から分かれて脳幹から出ている (KL.648)
一般感覚性 臓性感覚性 特殊感覚性 体性運動性 臓性運動性 鰓弓運動性 神経細胞 ○-< 節後ニューロン 分布と機能
中枢神経外 中脳 延髄 脊髄
          膝神経節           外耳道皮膚の感覚
          膝神経節           の2/3,口腔底、口蓋味覚
                  翼口神経節、顎下神経節 副交感神経顎下腺舌下腺涙腺、鼻と口蓋の腺
                    支配筋:顔の表情筋中耳アブミ骨茎突舌骨筋、顎二腹筋の後腹、広頚筋

由来

支配

走行

枝 (KL.649, N.117)

頭蓋からの出口

臨床関連



Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.






耳管」

  [★]

auditory tube (KH), pharyngotympanic tube (M)
tuba auditiva
欧氏管 Eustachian tube オイスタキオ管 エウスタキオ管 eustachian tube咽鼓管 pharyngotympanic tube
耳管軟骨中耳
  • 図:M.529, N.89,93
  • 第一咽頭嚢の基部から形成される。
  • 咽頭鼻部と鼓室を連絡する管
  • M.536


Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.





鼓室」

  [★]

tympanic cavity
cavum tympani
中耳内耳


  • 中耳のうち時間を除いた部分
  • 外壁の鼓膜と内壁の前庭窓を連絡する耳小骨が存在する。


ツチ骨」

  [★]

hammer
malleus (KL)
槌骨
中耳内耳



  • 鼓膜に接している耳小骨

カテゴリ

耳小骨>:耳小骨


中耳根治手術」

  [★]

radical mastoidectomy
中耳根本手術 radical operation of the middle ear
鼓室形成術
  • 中耳炎の進行例において、中耳、乳突蜂巣の炎症病変を一括にして取り除く。鼓膜、耳小骨などを除去するため聴力が低下する。



慢性化膿性中耳炎」

  [★]

chronic suppurative otitis media
慢性中耳炎 chronic otitis media



先天性中耳真珠腫」

  [★]

真珠腫伝音性難聴

国試

耳」

  [★]

earotic
auris





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