両価性

出典: meddic

ambivalenceambivalent
アンビバレンス両価傾向 ambitendency
両立力価相反する感情をもつアンビヴァレンス統合失調症


  • 単一の対象に対して相反する感情が同時に起こる状態。
  • 統合失調症で現れるとされる。


UpToDate Contents

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和文文献

  • "フクシマ"、あるいは被災した時間(第7回)核と原子力 両価性の起源
  • 〈精神医学基礎講座〉両価性
  • 人見 一彦
  • 近畿大学臨床心理センター紀要 (4), 133-136, 2011-10-00
  • NAID 120003876044
  • 精神医学基礎講座 両価性
  • 人見 一彦
  • 近畿大学臨床心理センター紀要 = Bulletin of Center for Clinical Psychology, Kinki University 4, 133-136, 2011-00-00
  • NAID 40019482620

関連リンク

両価感情ともいう。ひとつの物事に対して、逆の感情を同時にもつこと。例として、ある人に愛情を感じる一方で憎しみも抱く、食事をしようと思う一方で食べないようにしようと思うなど。精神分析の用語であり、統合失調症の代表的な ...
精神疾患専門用語、心療内科用語、精神科で使われている専門用語の中から今回は「両価性(ambivalence)」を解説します ... 解説: 2つの相対する感情や思考が同時に生じるが、共に同価値で対立し、相容れることはない状態。「両面 ...
両価性 両価性とは、ひとつの物事に対して、逆の感情を同時にもつこと。アンビバレンスともいう。 両価性の症状は、ある人に愛情を感じる一方で憎し みも抱く、食事をしようと思う一方で食べないようにしようと思うなど。精神分析の ...

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★リンクテーブル★
先読み統合失調症」「ambivalent
国試過去問099I004」「102E051」「102G006」「105B027
リンク元ambivalence」「両立力価」「アンビヴァレンス」「相反する感情をもつ
関連記事

統合失調症」

  [★]

schizophrenia
精神分裂病分裂病
精神疾患向精神薬抗精神病薬

ICD-10

  • F20 Schizophrenia
  • F20.0 Paranoid schizophrenia
  • F20.1 Hebephrenic schizophrenia
  • F20.2 Catatonic schizophrenia
  • F20.3 Undifferentiated schizophrenia
  • F20.4 Post-schizophrenic depression
  • F20.5 Residual schizophrenia
  • F20.6 Simple schizophrenia
  • F20.8 Other schizophrenia
  • F20.9 Schizophrenia, unspecified

DSM-IV

概念

  • 統合失調症 schizophrenia (=精神分裂病 shizo(分裂) + phrenia(心)) 
  • 感情、思考、行動の統合がとれていない。

歴史

  • クレペリン Kraepelin,E.(1899):早発性痴呆として統合失調症を分離
  • ブロイラー Bleuler,E. (1911):schizophreniaの名称を与えた。ブロイラーの基本症状
  • シュナイダー Schneider,K.(1939):シュナイダーの一級症状

疫学

  • 100人に1人が罹患している。120人に1人とも(発病危険率0.8%)
  • 発症年齢:15-35歳に集中。10歳以下や40歳以降に発症することは少なく、55歳におこるのはまれ。
  • 性差:男性の方が発症年齢が少ない。

遺伝性

参考1
発症には遺伝要因と環境要因の関与が考えられる。
  • 一卵性双生児46%、二卵性双生児12%

リスクファクター

  • 冬の出産、妊娠時の合併症

病前性格

  • 非社交的、物静か、控えめ、生真面目、変人
  • 臆病、繊細、敏感、神経質、興奮しやすい、自然や書物に親しむ
  • 従順、善良、温和、無頓着、鈍感

病型

病因

前頭葉、辺縁系、線条体、視床下部 → ドーパミンD2受容体遮断薬が治療薬 (抗精神病薬)
  • 慢性アンフェタミン中毒
  • 糖質病に類似?

統合失調症の特徴

  • 1.意識障害はおこらない
  • 2.知的障害は起こらない
  • 3. 特異的な症状がない
  • 4. 個々の精神機能はそれ自体は障害は起こらない

ブロイラーの4つのA

  • 患者は3つはあてはまる
①連合弛緩 Assosiationslockerung
②感動鈍麻 Affekverblodung
③両価性 Ambivalence
④自閉 Autisumus

 

統合失調症の陽性、陰性症状

陽性症状:本来あるべきでないことがあるもの:幻聴
陰性症状:本来あるべきものがないもの:感情の鈍麻
  • 陽性症状は急性期に生じ、陰性症状は後期に生じる
  • 意識障害はない(せん妄は出現しない)

症状

PSY.255-256
  • 意欲・感情:不安、緊張、興奮。昏迷カタレプシー
  • 自我:自我の能動性が障害され、自らの思考や行動が他人の意志によって影響されていると思いこむこと。
  • 知能:知的能力は低下しない。異常体験に支配されている場合や人格の崩壊が進行した例では、的確な判断能力が損なわれる。
  • 疎通性:異常体験に支配されていたり、強い興奮や昏迷を示す場合には疎通性は得られない。
  • 病識:統合失調患者は自らが異常な状態にあることを認識できない

診断基準

DSM-IVによる統合失調症の診断基準

A. 特徴的症状:以下のうち2つ以上が1ヶ月以上の存在
(1) 妄想
(2) 幻覚
(3) 解体した会話
(4) ひどく解体したまたは緊張病性の行動
(5) 陰性症状:感情平板化、思考貧困、意欲欠如
B. 社会的または職業的機能の低下
C. 期間:少なくとも6ヶ月間存在
D. 失調感覚障害(統合失調感情障害)と気分障害を除外
E. 物質や一般身体疾患の除外
F. 広汎性発達障害との関係:自閉性障害や
他の広汎性発達障害の既往歴がある場合、
顕著な幻覚や妄想が少なくとも1ヶ月存在すること

ICD-10による統合失調症の診断基準

一ヶ月以上ほとんどいつも明らかに存在すること
(a) 考想化声 thought echo、考想吹込 thought insertion、思考奪取 thought withdrawal、考想伝播 thought broadcasting いずれか1つ
(b) させられ体験 delusion of control、身体的被影響体験 delusion of influence、妄想知覚 delusional perception
(c) 注釈幻声、会話形式の幻聴 auditory hallucination
(d) 宗教的・政治的な身分や超人的な力や能力といった、文化的に不適切で実現不可能なことがらについての持続的な妄想(たとえば天候をコントロールできるとか、別世界の宇宙人と交信しているといったもの)。
(e) 持続的な幻覚が、感傷的内容を持たない浮動性あるいは部分的な妄想や支配観念に伴って継続的に(数週から数ヶ月)現れる。 いずれか2つ
(f) 思考の流れに途絶や挿入があり(思考途絶)、その結果まとまりのない話しかたをしたり(連合弛緩)、言語新作が見られたりする。
(g) 興奮、常同姿勢、蝋屈症、拒絶症、緘黙、昏迷などの緊張病性行動 catatonic behavior
(h) 著しい無気力、会話の貧困、情動的反応の鈍麻や不適切さのような、社会的引きこもりや、社会的能力の低下をもたらす陰性症状。
(i) 関心喪失、目的欠如、無為、自分のことだけに没頭する態度、社会的引きこもりなど、個人的行動の質的変化。

検査

治療

  • 薬物療法
  • 精神療法:支持的精神療法(安定した医師患者関係を樹立する)
  • 電気痙攣療法:陽性症状が顕著で薬物療法の効果が見られない場合に適応。陽性症状の有無にかかわらず自殺のおそれがあり、他の治療によって改善に見られない場合も適応。
  • 社会復帰のための治療:
  • 作業療法:自発性と対人接触が改善。
  • レクリエーション療法:
  • 認知行動療法:生活技能訓練(ここの患者に適した目標を設定して行動療法を行う。対人及び社会的技能を学習し、実際の生活に応用していく)

抗精神病薬一覧

参考

  • 1. 統合失調症 学習テキスト 病客様とご家族の皆様がともに学んでいただくために 医療法人梁風会高梁病院 心理教育委員会編集
[display]http://www.ryoufhu.com/hp/sctekisuto.pdf
  • 2. 【0738】一卵性双生児の統合失調症について
[display]http://kokoro.squares.net/psyqa0738.html





ambivalent」

  [★]

  • adj.
ambivalence

WordNet   license wordnet

「uncertain or unable to decide about what course to follow; "was ambivalent about having children"」

PrepTutorEJDIC   license prepejdic

「二重傾向のある;(人・物に対して)相反する感情を持つ《+『towards』(『about』)+『名』(do『ing』)》」


099I004」

  [★]

  • 次の文を読み、4~6の問いに答えよ。
  • 80歳の女性。昨夜、不穏状態となったため家族に連れられて来院した。
  • 現病歴 : 7年前ころから物忘れが出現した。最近は食事をしたことを忘れ、自分の部屋が分からなくなることもあった。置き場所を忘れ、「盗まれた」と言うようになった。昨日、自宅の台所で転倒した。痛みのため1日中臥床していたが、夜間、「変なところに連れてこられ自転車に乗せられている。落ちそうで怖い」と大声で叫ぴ、ベッド柵にしがみつくといった言動がみられた。
  • 既往歴 : 特記すべきことはない。
  • 現症 : 身長150cm、体重47㎏。体温36.8℃。脈拍84/分、整。血圧116/84mmHg。表情はにこやかである。話し方は穏やかだが多弁である。何の目的で来院したのかは理解できていない。昨夜の言動についても覚えていない。それ以外には神経学的な異常を認めない。
  • 検査所見 : 尿、血液および血清生化学所見に特記すべきことはない。頭部単純CTでびまん性に脳萎縮を認める。
  • この患者にみられる症候はどれか。
  • a. (1)(2)
  • b. (1)(5)
  • c. (2)(3)
  • d. (3)(4)
  • e. (4)(5)
[正答]


※国試ナビ4※ 099I003]←[国試_099]→[099I005

102E051」

  [★]

  • 25歳の男性。大学院に在籍し毎日研究に励んでいるが、ここ半年思うようにはかどらず焦っていた。最近、何をやっても実感がわかず、自分の体さえ自分のものであるという感覚がない。町並みも人々も妙によそよそしく現実感がないように感じられる。症状はどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 102E050]←[国試_102]→[102E052

102G006」

  [★]

  • 正しいのはどれか。2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ 102G005]←[国試_102]→[102G007

105B027」

  [★]

  • 自我意識の障害はどれか。2つ選べ。
[正答]


※国試ナビ4※ 105B026]←[国試_105]→[105B028

ambivalence」

  [★]

  • n.
ambivalent

WordNet   license wordnet

「mixed feelings or emotions」
ambivalency

PrepTutorEJDIC   license prepejdic

「心の不安定 / 反対感情両立(同一対象に対して二つの相反する感情を持つ心理状態)」


両立力価」

  [★]

ambivalence
両価性アンビヴァレンス


アンビヴァレンス」

  [★]

ambivalence
両立力価両価性


相反する感情をもつ」

  [★]

ambivalent
両価性


性」

  [★]

sex, gender





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