一酸化炭素

出典: meddic

carbon monoxide, CO


臨床関連

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和文文献

  • ヘッドスペース法を用いた血中一酸化炭素濃度測定の有効性
  • 安田 好文,竹内 隼人,齊戸 美弘,ヤスダ ヨシフミ,タケウチ ハヤト,サイト ヨシヒロ,Yoshifumi Yasuda,Hayato Takeuchi,Yoshihiro Saito
  • 雲雀野 = The Lark Hill 35, 47-55, 2013-03-31
  • Carbon monoxide (CO) concentration in the blood is measured by a headspacemethod with a gas-chromatography (HS-GC) and/or a CO-oximeter. However, thedeficiencies of using HS-GC, especially on blood CO …
  • NAID 120005295306
  • オープンパスFTIR分光法による大気中微量成分の空間分布観測(第10回赤外放射の応用関連学会年会)
  • 吉村 季織,山本 健太郎,柳 竜馬,高柳 正夫
  • 映像情報メディア学会技術報告 37(5), 7-8, 2013-01-29
  • … 広域大気中の微量成分の濃度測定が可能なオープンパスFTIR分光法を用い,一酸化炭素,二酸化炭素,メタン,亜酸化窒素,水蒸気などの空間分布を測定する手法を検討した.水平分布の測定ばかりではなく,高さ50mのタワーと組み合わせて用いることにより鉛直分布の測定も試みた.この手法により,これらの微量成分の動態把握や環境評価に有効な情報を得ることができると期待される. …
  • NAID 110009595016
  • 安全衛生監督ファイル(第10回)社会福祉施設での一酸化炭素中毒
  • 森井 博子,森井 利和
  • 労働安全衛生広報 45(1051), 18-31, 2013-01-15
  • NAID 40019538441

関連リンク

一酸化炭素(いっさんかたんそ、Carbon Monoxide)は、常温・常圧で無色・無臭・可燃 性の気体。一酸化炭素中毒の ... さらに高温あるいは触媒存在下では C と CO2 とに 分解(不均化)するし、一酸化炭素自身も酸素の存在下で燃焼する。 高温では強い還元 ...
2012年2月21日 ... 毎年、冬場になると増加するのが一酸化炭素中毒による死亡事故といったニュースだ。 一酸化炭素は、炭素含有物の不完全燃焼によって生じる無色・無味・無臭の気体であり 、発生に気づきにくいという特徴を持つ。日常生活の中で起こりうる一 ...

関連画像

would you like to see this page in english 一酸化炭素濃度測定器いるニコチンも、一酸化炭素 一酸化炭素はヘモグロビンと 練炭コンロでコンクリート養生 一酸化炭素 一酸化炭素 が


★リンクテーブル★
国試過去問107B041」「106G053」「102I080」「105G004」「097G025」「098G024」「103A005」「096H077」「108E038」「107G010」「098G065
リンク元100Cases 75」「一酸化炭素中毒」「学校環境衛生基準」「CO
拡張検索一酸化炭素肺拡散能力」「間歇型一酸化炭素中毒」「一酸化炭素トランスファーファクター」「一酸化炭素ヘモグロビン」「一酸化炭素ヘモグロビン血症
関連記事炭素」「一酸化」「酸化

107B041」

  [★]

  • 13歳の女子。呼吸困難を主訴に来院した。通学する中学校で体育大会に参加していた。午前11時ころ、次の競技に参加するため集合していたところ、目のチカチカ、流涙およびのどや鼻の痛みを自覚し、しばらくすると息苦しさを覚えたという。天気は晴れ。気温28℃、湿度55%。風は穏やかであった。意識は清明。体温36.8℃。脈拍72/分、整。血圧102/72mmHg。呼吸数16/分。皮膚は軽度湿潤している。眼球結膜は充血している。咽頭には発赤がみられる。同様の症状を訴える生徒が他に数名いるという。
  • 原因として最も考えられるのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 107B040]←[国試_107]→[107B042

106G053」

  [★]

  • 54歳の女性。眼の違和感、のどの灼熱感および強い咳を主訴に来院した。風呂場でカビと汚れとを除去するために酸性洗剤をスプレーし、直後に次亜塩素酸ナトリウムを主成分とする洗剤をスプレーしたところ、眼の症状に続いてのどの症状が出現し、咳が止まらなくなったため救急外来を受診した。意識は清明。脈拍84/分、整。血圧132/74mmHg。流涙が著しい。眼球結膜に充血を認める。
  • この患者の症状の原因物質として最も考えられるのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 106G052]←[国試_106]→[106G054

102I080」

  [★]

  • 60歳の男性。意識不明のため搬入された。1時間前、下水道の点検のため同僚とマンホールのふたを開けて内部を確認し、そのまま中に入った。同僚は通行人の誘導のためその場を離れ、20分後に戻ってみると本人の姿が見えず、間もなく下流で発見された。この種の事故防止のために、測定が義務付けられているのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 102I079]←[国試_102]→[103A001

105G004」

  [★]

  • 職場の有害因子と生物学的曝露の測定項目との組合せで誤っているのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 105G003]←[国試_105]→[105G005

097G025」

  [★]

[正答]


※国試ナビ4※ 097G024]←[国試_097]→[097G026

098G024」

  [★]

[正答]


※国試ナビ4※ 098G023]←[国試_098]→[098G025

103A005」

  [★]

  • たばこ煙成分とその影響の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
[正答]


※国試ナビ4※ 103A004]←[国試_103]→[103A006

096H077」

  [★]

  • 有害物質と症候の組合せで正しいのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 096H076]←[国試_096]→[096H078

108E038」

  [★]

  • 我が国において大気汚染の環境基準をほぼ達成しているのはどれか。3つ選べ。


[正答]


※国試ナビ4※ 108E037]←[国試_108]→[108E039

107G010」

  [★]

  • 我が国において大気汚染物質のうち環境基準の達成率が最も低いのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 107G009]←[国試_107]→[107G011

098G065」

  [★]

  • 急性中毒で高圧酸素療法の適応となるのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 098G064]←[国試_098]→[098G066

100Cases 75」

  [★]

☆case75 自宅での意識消失
症例
21歳 男性
主訴意識消失
現病歴男性のアパートで意識を失っている所を彼女に発見され、午後5時に搬送された。彼女が最後に彼に会ったのは午後8時で、クリスマスの買い物をして帰宅した時であった。翌日午後、彼女が彼に会いに行った所、彼がお風呂の床で意識を失っているのを見つけた。彼女によれば、前日変わった様子(unusal mood)はなかった。彼は心理学の期末試験が1週間に迫っておりこのことを心配していたが、勉強はうまくいっているようだった。また以前試験問題はなかった。
喫煙歴:なし。
飲酒歴:機会飲酒 10 units/week(1週間に350mlビール6本弱)
既往歴:なし
家族歴:父と2人の兄弟のうち1人が糖尿病
服薬歴以前エクスタシー錠剤服用していたが、静脈注射の薬はやったことがない。
身体所見 examination
 顔貌 青白。注射痕は認められない。脈拍 92/分、血圧 114/74 mmHg呼吸数 22/分。心血管系呼吸器系に異常を認めず。神経系 命令に従わないが、痛みに反応して適切に手を引っ込める(GCS M4)。腱反射(+)・対称性足底反射(-)。瞳孔散大対光反射(+)。眼底 視神経円板腫脹
鑑別診断をあげるためのkeyword(司会者用)
・24時間以内に来した意識消失糖尿病家族歴、冬、風呂、精神疾患リスク(試験で悩んでいる。薬物服用歴)、顔色脈拍血圧呼吸数腱反射病的反射瞳孔眼底(司会者用)
keywordからどういう疾患を考えるか?
 真っ先にあげたいもの
 ・二次的脳圧亢進
 ・糖尿病
 ・薬物中毒中毒物質の摂取吸引
 ・神経疾患(てんかんなど)の発作
・24時間以内に来した意識消失
 ・クモ膜下出血:局所神経症状、硝子体下出血(subhyaloid hemorrhage)。
糖尿病家族歴
 ・低血糖発作
  低血糖による昏睡は早いが糖尿病の新規症状として起こらない。まれにインスリノーマによる低血糖による昏睡があり得る。
 ・糖尿病ケトアシドーシス diabetic ketoacidosis DKA
  極度インスリン欠乏コルチゾールアドレナリンなどインスリン拮抗ホルモン増加により、(1)高血糖(≧250mg/dl)、(2)高ケトン血症(β-ヒドロキシ酪酸増加)、アシドーシス(pH7.3未満)をきたした状態。(糖尿病治療ガイド 2008-2009 p.66)
 ・高浸透圧性非ケトン昏睡 nonketotic hyperosmolar coma
  DM type 2
  50歳以上に好発し、インスリン非依存性糖尿病患者腎不全中枢神経障害悪性腫瘍、消化器疾患呼吸器感染などを合併するときに多くみられ、ステロイド利尿薬投与輸液や高カロリー補給人工透析などの際に医原性に起きやすい。
 高血糖性の昏睡発症が早くない。その前に口渇多尿があるはず。
 → 否定するための検査 → 血糖測定
・風呂
 ・脳出血
 ・冬だし、風呂(脱衣所のことか)にガスヒーターがあったら疑わしい。
精神疾患リスク(試験で悩んでいる。薬物服用歴)
 (最も多いのが)薬物中毒(鎮静薬アスピリンアセトアミノフェン)
 (意識障害で運ばれてきたときに考えるべきなのが)一酸化中毒
 一酸化中毒場合顔色蒼白(cherry-red colorと言われてきたが)。眼底所見:(severe CO中毒で)乳頭浮腫
顔色
脈拍血圧呼吸数
腱反射病的反射
 腱反射亢進していたら、上位運動ニューロン障害考慮する。腱反射亢進意識障害共存していれば、障害部位は脊髄伝導路ではなくむしろ脳幹大脳皮質障害があると考えることができる。
瞳孔
 瞳孔散大していれば交感神経興奮、副交感神経麻痺フェニレフリンエピネフリンコカインなど交感神経刺激、動眼神経麻痺脳死徴候
 瞳孔縮瞳していれば副交感神経興奮、オピオイド受容体への刺激:麻薬中毒有機リン中毒橋出血脳幹部梗塞(脳底動脈閉塞症など)
眼底 (IMD.71)
 視神経円板(=視神経乳頭)の腫脹乳頭浮腫(papilledema, DIF.342)を反映乳頭浮腫の発生機序は軸索輸送障害静脈還流うっ滞である。原因として頭蓋内疾患が最も多い。頭蓋外疾患(高血圧視神経炎偽性脳腫瘍)。
乳頭浮腫 papilledema DIF.243
V 動静脈奇形、高血圧による脳血圧脳症・頭蓋内出血クモ膜下出血、硬膜下血腫
I 脳膿瘍、慢性経過の髄膜炎(細菌性×)、敗血症による血栓や静脈洞血栓
N 脳腫瘍
D -
C 動静脈奇形水頭症頭蓋奇形(尖頭症などによる)、血友病、時にSchilder disease
A ループス脳炎動脈周囲炎
T 急性期硬膜外血腫硬膜下血腫ではない。慢性硬膜下血腫ならありうる。
E 褐色細胞腫による悪性高血圧偽性脳腫瘍(=特発性頭蓋内圧亢進症)(肥満無月経・感情障害(emotionally disturbed)をきたした女性に多い)
問題
 症例だけでは絞れないので、最も疑われる疾患をあげ、鑑別診断列挙し、検査治療を考えていくことにします。
一酸化炭素中毒
■オチ
 血中carboxyhemoglobin測定したところ32%。高レベルの酸素投与でゆっくりだが、48時間完全回復脳浮腫にたいするマンニトール高圧酸素療法考慮する。問題は4年間点検されていないガス温水器の不完全燃焼だったとさ。
■KEY POINTS
薬物中毒は若い人の意識消失の最も一般的原因だけど、他の診断もいつも考慮しておく。
一酸化炭素ヘモグロビンレベル屋内や車内、あるいはよく分からない煙に暴露した意識消失患者で測るべき
・一酸化中毒による重度低酸素血症ではチアノーゼを欠く。
initial plan(救急だからのんびりやってられないだろうけど)
A.
1. 呼吸器系循環器系安定確認
2. 血液ガス検査
 3. 血液生化学(電解質(Na,Ca)、血糖)
ビール1本 = 350ml アルコール5%: 350 (ml/本) x 0.05 / 10 (ml/unit) =1.75 (unit/本)
参考文献
 DIF Differential Diagnosis in Primary Care Fourth Edition版 Lippincott Williams & Wilkins


一酸化炭素中毒」

  [★]

carbon monoxide poisoning CO poisoning
CO中毒
一酸化炭素 carbon monoxide CO


概念

  • 一酸化炭素を吸入による中毒

疫学

  • わが国では中毒死の原因物質として頻度が高い(60%で最多 (YN.K-33))。自殺が半数以上。
  • COの発生源としては、火災、都市ガス、自動車の排気ガス、瞬間湯沸かし器などの各種燃焼器具、練炭などの炭製品などが挙げられる。
  • 季節性で、特に冬に多い。

病因 HIM.1142

  • 1. 一酸化炭素ヘモグロビンの生成により末梢への酸素運搬が阻害される(COのHbに対する親和性はO2のそれの250倍) → 組織低酸素
  • 2. 酸素解離曲線の左方移動。
  • 3. CO とミオグロビンの結合 → (心臓)心筋虚血、不整脈
  • 4. チトクロム酸化酵素との結合による細胞呼吸障害。
  • 5. 再灌流障害、酸素ラジカル生成・脂質過酸化による中枢神経障害。

病理

  • 中枢神経:大脳基底核、レンズ核の虚血性変化が特徴的

法医

  • 剖検所見では、死斑・血液の鮮紅色調が特徴。
  • 血中COHbが50-60%以上であれば死因としうる。
  • 焼死体では、煤の吸引とともに、火災時に生存していたことの根拠として重要。

症候

IMD.1143, NEL.355
  • 症状はCOHbの血中濃度に依存する。
  • 初期症状は頭痛、悪心・嘔吐で、非特異的でありインフルエンザ、胃腸炎と誤診されやすい。さらにCOHb濃度が上がると、激しい頭痛、めまい、視野の変化、脱力が生じる。高濃度では昏睡、てんかん発作、呼吸不安定、死が起こる。
  • 血中COHb>10%;頭痛。>30%;激しい頭痛、悪心、嘔吐。>60-70%;死亡
  • 眼症状:網膜出血(NEL.355)、乳頭浮腫(CASES.192)
  • 皮膚・粘膜:(急性のCO中毒)generalized chery-red color of the skin and mucous membranes.
  • 中枢神経症状:
  • 循環器症状:胸痛、心電図上の虚血性変化、不整脈
  • 呼吸器症状:息切れ、頻呼吸
  • 消化器症状:悪心・嘔吐
  • 泌尿器症状:失禁
  • 慢性期:遅発性精神系精神症状群 delayed neuro-psychiatric syndrome:10-30%に認める。50-75%は1年以内に回復
  • 回復した意識が1-3週後に再び低下することがある。
  • 重症例では中枢神経系、腎臓、肺、心臓等が冒される

病型による症状

  • 急性一酸化炭素中毒
  • 慢性一酸化炭素中毒、間歇型一酸化炭素中毒:知覚障害、運動障害(錐体路症状、錐体外路症状)

IMD.1142

COHb(%) 症状
≦10 ほとんどなし
10~20 前頭部頭重感、皮膚血管拡張
20~30 拍動性頭痛、体動時の息切れ
30~40 悪心、めまい、視力障害、疲労感、判断力低下
40~50 頻脈、昏迷、脱力、虚脱
50~60 昏睡、痙攣
60~70 低血圧、呼吸微弱
≧70 呼吸停止、死亡

WMM.757

  • 20-40% : めまい、頭痛、脱力、判断力の低下、悪心・嘔吐、視力の低下。網膜の出血が見られることがある。
  • 40-60% : 頻呼吸、頻拍、失行、失神、てんかん。ECGではST部位の変化、伝導障害、心房・心室性不整脈が分かるかもしれない。
  • 60%以上: 昏睡、死

BPT.282

  • 20-30%:全身性の低酸素血症
  • 60-70%:死亡

NEL. 355

  • >15%:症状が出現
  • >20%:中毒症状が出現
  • >40%:重度の神経症状が出現

身体所見

  • 古典的所見のcherry-red lips(さくらんぼ色の唇)、チアノーゼ、眼底出血の頻度は高くない。 → むしろですねCO-Hbの吸光度特性はO2-Hbに似てるからチアノーゼは見いだされないよ。

検査

HIM.1142
  • 1. 血液ガス検査
  • COHb濃度の上昇(基準値:1-3%、ヘビースモーカー:15%)
  • pulse-oximetry gap:パルスオキシメーターでは COHb と酸化 Hb の区別が不可能なため、酸素飽和度の実測値より高値となる。
  • 動脈酸素分圧は正常だから(そうなの?)、動脈酸素飽和度や一酸化炭素ヘモグロビンを測定する必要がある(WMM.757)
  • 2. 血液生化学
  • CK、LDH → 心筋障害を示唆
  • 3. 心電図
心筋虚血、不整脈(頻脈、各種ブロックなど)
  • 4. 頭部CT・MRI検査
  • CT:意識障害を来す疾患の除外診断
  • 大脳基底核:萎縮、限局性低吸収
  • 大脳白質 :広範な低吸収
  • MRI:白質の脱髄所見、淡蒼球(globus pallidus)の壊死

治療

  • 100%酸素投与
  • COHbが10%未満になるまで継続(WMM.757)
  • 4-6時間の治療後にも症状が持続する場合には、高気圧酸素療法を考慮する。
  • 高圧酸素療法(3 atm)は以下の患者に推奨される;意識がない、神経症状、ECG所見で虚血、重度の代謝性アシドーシス、横紋筋融解症、肺浮腫、あるいはショックが認められる患者(WMM.757)
  • RCTによる有効性に関する根拠はないが、昏睡、意識消失、痙攣などの重度中枢神経症状、肺浮腫、心筋虚血、重症代謝性アシドーシスを呈する場合、COHb > 40%、妊娠時、高齢患者には適応(IMD.1142)。
  • 高酸素療法は長期的な神経学的転帰を改善する(WMM.757)

血液中のCOの半減期 NEL.355

  • 健常人:平均5-6時間
  • 100%酸素の投与下:40-60分
  • 高圧酸素(2.5-3気圧):15-30分 適応:CO中毒に適合した神経症状が出現/子供や妊婦でCOHbレベルが25%より大きいこと

診断

  • 発症した患者をとりまく状況(居合わせた他の人、COを発生しうる環境か)を聴く
  • 除外診断:CO中毒様の症状を来す疾患を鑑別。特に中枢神経疾患

後遺症

  • 精神神経症状:健忘症、自発性低下、感情障害、パーキンソン症候群など

予後

  • 速やかに意識が回復する場合は予後良好
  • 意思疎通の回復は4日以内に限られ、昏睡が遷延する場合には回復を期待できない。



学校環境衛生基準」

  [★]

school environmental hygiene
学校保健安全法学校環境衛生

学校の運営は意外と大変なのね

教室等の環境に係る学校環境衛生基準

換気及び保温等

参考1
検査項目 基準
換気 換気の基準として、二酸化炭素は、1500ppm 以下であることが望ましい。
温度 10℃以上、30℃以下であることが望ましい。
相対湿度 30%以上、80%以下であることが望ましい。
浮遊粉じん 0.10mg/m3 以下であること。
気流 0.5m/秒以下であることが望ましい。
一酸化炭素 10ppm 以下であること。
二酸化窒素 0.06ppm 以下であることが望ましい。
揮発性有機化合物  
 ホルムアルデヒド 100μg/m3 以下であること。
 トルエン 260μg/m3 以下であること。
 キシレン 870μg/m3 以下であること。
 パラジクロロベンゼン 240μg/m3 以下であること。
 エチルベンゼン 3800μg/m3 以下であること。
 スチレン 220μg/m3 以下であること。
ダニ又はダニアレルゲン 100 匹/m2 以下又はこれと同等のアレルゲン量以下であること。

採光及び照明

参考1

照度

(ア) 教室及びそれに準ずる場所の照度の下限値は、300 lx(ルクス)とする。また、教室及び黒板の照度は、500 lx 以上であることが望ましい。
(イ) 教室及び黒板のそれぞれの最大照度と最小照度の比は、20:1を超えないこと。また、10:1 を超えないことが望ましい。
(ウ) コンピュータ教室等の机上の照度は、500~1000 lx 程度が望ましい。
(エ) テレビやコンピュータ等の画面の垂直面照度は、100~500 lx程度が望ましい。
(オ) その他の場所における照度は、工業標準化法(昭和24 年法律第185 号)に基づく日本工業規格(以下「日本工業規格」という。)Z 9110 に規定する学校施設の人工照明の照度基準に適合すること。

まぶしさ

(ア) 児童生徒等から見て、黒板の外側 15゜以内の範囲に輝きの強い光源(昼光の場合は窓)がないこと。
(イ) 見え方を妨害するような光沢が、黒板面及び机上面にないこと。
(ウ) 見え方を妨害するような電灯や明るい窓等が、テレビ及びコンピュータ等の画面に映じていないこと。

騒音レベル

教室内の等価騒音レベルは、窓を閉じているときはLAeq50dB(デシベル)以下、窓を開けているときはLAeq55dB 以下であることが望ましい。

飲料水等の水質及び施設・設備に係る学校環境衛生基準

参考1

水泳プールに係る学校環境衛生基準

参考1

水質

検査項目 基準
遊離残留塩素 0.4mg/.以上であること。また、1.0mg/.以下であることが望ましい。
pH値 5.8 以上8.6 以下であること。
大腸菌 検出されないこと。
一般細菌 1m.中200 コロニー以下であること。
有機物等 過マンガン酸カリウム消費量として12mg/.以下であること。
濁度 2度以下であること。
総トリハロメタン 0.2mg/.以下であることが望ましい。
循環ろ過装置の処理水 循環ろ過装置の出口における濁度は、0.5 度以下であること。また、0.1 度以下であることが望ましい。

施設・設備の衛生状態

検査項目 基準
プール本体の衛生状況等 :プール水は、定期的に全換水するとともに、清掃が行われていること。
:水位調整槽又は還水槽を設ける場合は、点検及び清掃を定期的に行うこと。
浄化設備及びその管理状況 :循環浄化式の場合は、ろ材の種類、ろ過装置の容量及びその運転時間が、プール容積及び利用者数に比して十分であり、その管理が確実に行われていること。
:オゾン処理設備又は紫外線処理設備を設ける場合は、その管理が確実に行われていること。
消毒設備及びその管理状況 :塩素剤の種類は、次亜塩素酸ナトリウム液、次亜塩素酸カルシウム又は塩素化イソシアヌル酸のいずれかであること。
:塩素剤の注入が連続注入式である場合は、その管理が確実に行われていること。
屋内プール  
 空気中の二酸化炭素 1500ppm以下が望ましい。
 空気中の塩素ガス 0.5ppm以下が望ましい。
 水平面照度 200lx以上が望ましい。

参考

  • 1. 学校環境衛生基準の施行について(通知):文部科学省
[display]http://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/nc/1266524.htm
  • 学校環境衛生基準(平成21年文部科学省告示第60号)
[display]http://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/nc/__icsFiles/afieldfile/2009/05/18/1266524_1_1.pdf


CO」

  [★]


PrepTutorEJDIC   license prepejdic

「Colorado」


一酸化炭素肺拡散能力」

  [★]

carbon monoxide pulmonary diffusing capacity carbon monoxide diffusing capacity of lung DLCO
CO拡散能力
一酸化炭素トランスファーファクター拡散能

概念

  • 肺胞気から肺毛細血管に至るガス移動効率の指標
  • 肺毛細血管内を通過する血液の気層との接触時間は0.75sあれば酸素化に影響はない。この接触時間が短くなる、すなわち血流速度が増加した状態では酸素化が不十分となり拡散能の低下として認められる。血流速度は運動時や、あるいは毛細血管が破壊されたり閉塞したりして血管床が減少した病態で上昇する。(SPU.24)
  • 20-30ml/min/Torr(YN.I-27)

方法

  • 4種混合ガスを用い、最大呼出後急速に最大吸気位まで吸気し、10秒息止めをした後、急速に最大呼出をしCOガスの吸収量を測定して肺拡散能を検査する。

DLCOを低下せしめるファクター

肺間質、気道、肺血管の異常
  • (1) 肺胞から肺毛細血管赤血球内ヘモグロビンに至るまでの拡散距離の増加
  • (2) 肺胞・肺毛細血管の有効拡散面積の減少
  • (3) 換気、血流、拡散能力の肺内不均等分布
YN.I-27

読み方

DLCO上昇

  • 軽度肺うっ血 → 肺血流量の増加により軽度上昇(SPU.354)

DLCO低下

  • 肺水腫

参考

  • [display]http://xakimich.hp.infoseek.co.jp/laboratory/node30.html



間歇型一酸化炭素中毒」

  [★]

intermittent carbon monoxide poisoning, intermittent carbon monoxide intoxication
一酸化炭素中毒
  • 急性期以降に発症する脳神経障害


一酸化炭素トランスファーファクター」

  [★]

carbon monoxide transfer factor
一酸化炭素トランスファー係数 carbon monoxide transfer coefficient



一酸化炭素ヘモグロビン」

  [★]

carboxyhemoglobin、((古))carboxyhaemoglobin
カルボキシヘモグロビン


一酸化炭素ヘモグロビン血症」

  [★]

carboxyhemoglobinemia


炭素」

  [★]

carbonCcarbonic
カルボニッククーロンシステインシトシン炭酸カーボン


一酸化」

  [★]

monoxide
一酸化物

酸化」

  [★]

oxidation





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