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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2014/05/27 20:07:00」(JST)
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レチクリン |
|
IUPAC名
(1S)-1-[(3-ヒドロキシ-4-メトキシフェニル)メチル]-6-メトキシ-2-メチル-3,4-ジヒドロ-1H-オソキノリン-7-オール
|
識別情報 |
CAS登録番号 |
485-19-8 |
PubChem |
439653 |
- CN1CCC2=CC(=C(C=C2[C@@H]1CC3=CC(=C(C=C3)OC)O)O)OC
|
特性 |
化学式 |
C19H23NO4 |
モル質量 |
329.39 g/mol |
精密質量 |
329.162708 |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
レチクリン(reticuline)は、テンダイウヤク(Lindera aggregata)で見られる化合物である[1]。アルカロイドの1種であり、アヘンでも見られる。
代謝
- 3'-ヒドロキシ-N-メチル-(S)-コクラウリン-4'-O-メチルトランスフェラーゼ (EC 2.1.1.116)
- S-アデノシル-L-メチオニン + 3'-ヒドロキシ-N-メチル-(S)-コクラウリン S-アデノシル-L-ホモシステイン + (S)-レチクリン
- レチクリンオキシダーゼ (EC 1.21.3.3)
- (S)-レチクリン + O2 (S)-スクレリン + H2O2
- 1,2-デヒドロレチクリニウムレダクターゼ (NADPH) (EC 1.5.1.27)
- (R)-レチクリン + NADP+ 1,2-デヒドロレチクリニウム + NADPH + H+
脚注
- ^ Simultaneous determination of four alkaloids in Lindera aggregata by ultra-high-pressure liquid chromatography–tandem mass spectrometry. Zheng Han, Yunliang Zheng, Na Chen, Lianjun Luan, Changxin Zhou, Lishe Gan and Yongjiang Wu, Journal of Chromatography A, Volume 1212, Issues 1-2, 28 November 2008, Pages 76-81
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 症例報告 TPO受容体作動薬ロミプロスチムによって骨髄レチクリンおよびコラーゲン線維の増生を認めたITP
- 中川 明,南 博道
- バイオサイエンスとインダストリー = Bioscience & industry 70(3), 213-215, 2012-05-01
- NAID 10030591979
Related Links
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★リンクテーブル★
[★]
- 英
- reticulin fiber
- 関
- 細網細胞、細網組織
[★]
- 英
- phosphorus P
- 関
- serum phosphorus level
分子量
- 30.973762 u (wikipedia)
- 単体で化合物としてはP4、淡黄色を帯びた半透明の固体、所謂黄リンで毒性が高い。分子量124.08。
基準値
- 血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
- (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
- 2.5-4.5 mg/dL (QB)
代謝
- リンは経口的に摂取され、小腸から吸収され、細胞内に取り込まれる。
- 骨形成とともに骨に取り込まれる。
- 腎より排泄される。
尿細管での分泌・再吸収
- 排泄:10%
尿細管における再吸収の調節要素
臨床検査
- 無機リンとして定量される。
基準範囲
血清
- 小児:4-7mg/dL
- 閉経後女性は一般集団より0.3mg/dL高値となる
尿
測定値に影響を与える要因
臨床関連
参考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3