- 英
- luciferin
WordNet
- pigment occurring in luminescent organisms (as fireflies); emits heatless light when undergoing oxidation
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2014/09/10 10:17:05」(JST)
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ルシフェリン (英: luciferin) とは、ルシフェラーゼによって酸化されて発光する物質の総称。発光素とも言う。ルシフェリンの基本骨格はイミダゾピラジノンであり、多くの互変異性体がある。ルシフェリンの生合成には、イソロイシン、アルギニン、トリプトファンの三種のアミノ酸が含まれる。
ホタル、深海魚、微生物などが起こす生物発光の源である。ルシフェリンは一般的に5種類に分類される。
- ホタルルシフェリン
- ホタルの持つルシフェリンで、ホタルルシフェラーゼ (EC 1.13.12.7) によって酸化され発光する。
- バクテリアルシフェリン
- バクテリアやある種のイカ、魚類に見られる。長鎖のアルデヒドと還元型のリン酸リボフラビンからなる。
- 渦鞭毛藻類ルシフェリン
- クロロフィルの誘導体で、渦鞭毛藻類(海洋性プランクトン)が持つ。オキアミ類もこれと類似するものを持っていることがある。
- ヴァルグリン
- ヴァルグリン (vargulin) は貝虫 (ostracods) やガマアンコウ (midshipman fish) に見られる。イミダゾロピラジン誘導体である。
- セレンテラジン
- セレンテラジン (coelenterazine) は放散虫、有櫛動物、刺胞動物、イカ、橈脚類、毛顎動物、魚、エビなどに見られる。タンパク質イクオリン中の発光分子である。
関連項目
- 下村脩 - 1957年に初めてウミホタルから抽出したルシフェリンの結晶化に成功した
Japanese Journal
- <論文・報告>ホタルの発光色と酵素 - 基質間相互作用との立体構造に基づいた関係
- 実験観察の勘どころ ヒト涙の抗菌効果を測る : ルシフェリンを用いたATP量測定
Related Links
- ルシフェリン ルシフェリン luciferin 生物発光の際に酸化されて発光する化合物の総称。反応はルシフェラーゼという酵素によって触媒される。ルシフェリンという名は,発光現象に注目した機能的名称で,物質としては単一の化合物に ...
- 図1 ルシフェリン−ルシフェラーゼ反応機構.a, ルシフェリルAMP中間体を経由する2段階反応機構.b, 野生型 およびS286N変異型ゲンジボタル・ルシフェラーゼの発光色.c, ルシフェリルAMP中間体アナログ,DLSAの構造. 3.アミノ酸 ...
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★リンクテーブル★
[★]
- 英
- phosphorus P
- 関
- serum phosphorus level
分子量
- 30.973762 u (wikipedia)
- 単体で化合物としてはP4、淡黄色を帯びた半透明の固体、所謂黄リンで毒性が高い。分子量124.08。
基準値
- 血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
- (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
- 2.5-4.5 mg/dL (QB)
代謝
- リンは経口的に摂取され、小腸から吸収され、細胞内に取り込まれる。
- 骨形成とともに骨に取り込まれる。
- 腎より排泄される。
尿細管での分泌・再吸収
- 排泄:10%
尿細管における再吸収の調節要素
臨床検査
- 無機リンとして定量される。
基準範囲
血清
- 小児:4-7mg/dL
- 閉経後女性は一般集団より0.3mg/dL高値となる
尿
測定値に影響を与える要因
臨床関連
参考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3