UpToDate Contents
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- 1. 慢性腎疾患における高リン血症の治療 treatment of hyperphosphatemia in chronic kidney disease
- 2. Chapter 3B：近位尿細管におけるナトリウム輸送能の優越性 chapter 3b primacy of sodium transport in proximal function
- 3. マグネシウムバランスの調節 regulation of magnesium balance
- 4. ストルバイト結石およびサンゴ状結石のマネージメント management of struvite or staghorn calculi
- 5. 慢性腎疾患を有する小児における骨代謝および腎性骨異栄養症 bone metabolism and renal osteodystrophy in children with chronic kidney disease
Japanese Journal
- 二分脊椎患者の尿路結石
- 近藤 厚生,後藤 百万,磯部 安朗,木村 恭祐,上平 修,松浦 治
- 日本泌尿器科學會雜誌 94(1), 15-19, 2003-01-20
- … 回の内 11 回は内視鏡的に砕石し,4 回は膀胱切石術を採用し,小さな膀胱結石は 3 回にわたりは自然排泄された.腎結石の 2 例中 1 例は ESWL で破砕し,他の 1 名は経過観察中である.結石成分はリン酸マグネシウムアンモニウム結石,またはこれを主成分とするものが 10 回と最多であった.(結論)膀胱拡大術を受けた患者群の結石発生頻度は,非膀胱拡大術群の 10 倍と高率であった.前群の患者では清潔間欠導尿を確実に実施 …
- NAID 110003060651
- 骨盤内異物による膀胱直腸瘻の1例
- 向山 秀樹,小川 由英,小山 雄三
- 泌尿器科紀要 47(2), 109-111, 2001-02
- 症例は84歳女性.発熱で受診し,腎孟腎炎の診断にて点滴及び抗生剤投与を施行した.発熱は一時的に軽快したが,再発熱を操返した.精査で膀胱結石を認めた.腰麻下にて経尿道的膀胱結石破砕術を施行した.結石確認後,超音波破砕装置にて結石を破砕したが,その際に結石中に異物を認めたため,手術は結石を取り除いただけで終了した.結石成分はリン酸マグネシウム・アンモニウム結石であった.骨盤内異物による膀胱直腸瘻と診断 …
- NAID 120002142065
Related Links
- リン酸マグネシウムアンモニウム 結石（スツルバイト，感染結石）は，尿素分解菌に起因するUTIの存在を示す。結石は感染した異物として取り扱わねばならない。その他の型の結石とは異なり，リン酸マグネシウムアンモニウム結石は ...
- ... 結石成分のなかでも、特に代表的な、カルシウム結石・コレステロール結石・尿酸結石・リン酸マグネシウムアンモニウム結石・ビリルビンカルシウム結石・シスチン結石について紹介しています。 シュウ酸＆リン酸カルシウム ...
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| 国試過去問 | 「101F047」 |
| リンク元 | 「ストルバイト結石」「magnesium ammonium phosphate stone」「magnesium ammonium phosphate stones」「リン酸アンモニアマグネシウム結石」 |
| 関連記事 | 「リン」「酸」「リン酸」「結石」 |
「101F047」
- 日本人の尿路結石で最も多いのはどれか。
- a. 尿酸結石
- b. シスチン結石
- c. リン酸カルシウム結石
- d. シュウ酸カルシウム結石
- e. リン酸マグネシウムアンモニウム結石
※国試ナビ4※ ［101F046］←［国試_101］→［101F048］
「ストルバイト結石」
- 英
- struvite stone, struvite calculus
- 同
- 三重リン酸塩結石 triple phosphate stone、リン酸マグネシウムアンモニウム結石 magnesium ammonium phosphate stone
- 関
- 結石
「magnesium ammonium phosphate stone」
「magnesium ammonium phosphate stones」
「リン酸アンモニアマグネシウム結石」
「リン」
分子量
- 30.973762 u (wikipedia)
- 単体で化合物としてはP4、淡黄色を帯びた半透明の固体、所謂黄リンで毒性が高い。分子量124.08。
基準値
- 血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
- (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
- 2.5-4.5 mg/dL (QB)
代謝
- リンは経口的に摂取され、小腸から吸収され、細胞内に取り込まれる。
- 骨形成とともに骨に取り込まれる。
- 腎より排泄される。
尿細管での分泌・再吸収
| 近位尿細管 | 70% |
| 遠位尿細管 | 20% |
- 排泄：10%
尿細管における再吸収の調節要素
- パラサイロイドホルモン PTH：排泄↑
- カルシトニン：吸収↑
- ビタミンD：吸収↑
臨床検査
- 無機リンとして定量される。
- 血清や尿(蓄尿)で定量される。
基準範囲
血清
- 基準範囲：2.5-4.5mg/dL
- 小児：4-7mg/dL
- 閉経後女性は一般集団より0.3mg/dL高値となる
尿
- 基準範囲：1g/日
測定値に影響を与える要因
- 食事。食前に測定するのが好ましい。
臨床関連
参考
- 1. wikiepdia
「酸」
ブランステッド-ローリーの定義
ルイスの定義
「リン酸」
- 英
- phosphoric acid
- 関
- PO4
- pKa1=2.12
- pKa2=7.21
- pKa3=12.67