リン脂質

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phospholipid PL
ホスファチド phosphatide


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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2013/11/05 19:29:27」(JST)

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和文文献

  • Xk-Related Protein 8 and CED-8 Promote Phosphatidylserine Exposure in Apoptotic Cells
  • Suzuki Jun,Denning Daniel P,Imanishi Eiichi,Horvitz H Robert,Nagata Shigekazu
  • Science, 2013-07-11
  • … アポトーシス時のリン脂質暴露に関与する因子の同定. …
  • NAID 120005300357
  • 皮膚型結節性多発動脈炎とリベド血管症患者における抗リン脂質抗体(第一報)
  • 若林 奈津子/石黒 直子/葉山 愛弥/山中 寿/清水 悟/川島 眞
  • 東京女子医科大学雑誌 83(2), 86-94, 2013-04-25
  • … 臨床的にリベドを呈し血管障害を認める疾患には、皮膚型結節性多発動脈炎、リベド血管症、抗リン脂質抗体症候群などがある。 … 病理組織学的な所見は、皮膚型結節性多発動脈炎では真皮脂肪織境界部の小動脈炎を、リベド血管症、抗リン脂質抗体症候群では毛細血管〜細血管の血栓像を呈するという違いがあるものの、3疾患の臨床症状には共通点が多くみられる。 …
  • NAID 110009581135
  • リン脂質抗体症候群モデルラットにおける妊娠転帰についての検討
  • 井上 統夫[他]
  • 長崎醫學會雜誌 : Nagasaki Igakkai zasshi 88(1), 12-16, 2013-03-25
  • … 抗リン脂質抗体症候群(APS)は繰り返す流産や死産の原因となることが知られている。 …
  • NAID 110009577917

関連リンク

一般的なリン脂質は、 グリセリンやスフィンゴシンを中心骨格として脂肪酸とリン酸が 結合し、さらにリン酸にアルコールがエステル結合した構造をもつ。アルコールには通常 何らかの形で窒素が含まれる。脂肪酸やアルコールには様々な種類があるため、 ...
抗リン脂質抗体症候群(こうりんししつこうたいしょうこうぐん、Anti-phospholipid antibody syndrome; APS)は自己免疫疾患のひとつ。自己抗体ができることによって、 全身の血液が固まりやすくなり、動脈塞栓・静脈塞栓を繰り返す疾患である。特に習慣 性流産 ...

関連画像

図2.脂質(代表的リン脂質DMPG)の 2006-09-13 Involvement of Gi/o in the PAR 細胞分裂におけるリン脂質 リン脂質 に は 頭部 と 尾部 が 20070126リン脂質と二重層リン脂質

添付文書

薬効分類名

  • 褥瘡・皮膚潰瘍治療剤

販売名

  • ユーパスタコーワ軟膏

組成

成分・含量

  • 100g中
    精製白糖 70.0g
    ポビドンヨード 3.0g

添加物

  • マクロゴール、グリセリン、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール、ヨウ化K、ペクチン、水添大豆リン脂質、クエン酸、水酸化Na

禁忌

(次の患者には使用しないこと)

  • 本剤の成分又はヨウ素に対し過敏症の既往歴のある患者


効能または効果

  • 褥瘡、皮膚潰瘍(熱傷潰瘍、下腿潰瘍)


  • 症状及び病巣の広さに応じて適量を使用する。
    潰瘍面を清拭後、1日1〜2回ガーゼにのばして貼付するか、又は患部に直接塗布しその上をガーゼで保護する。


慎重投与

(次の患者には慎重に使用すること)

  • 甲状腺機能に異常のある患者〔甲状腺機能に異常がある場合はポビドンヨード投与により血中ヨウ素値の調節ができず、甲状腺ホルモン関連物質に影響を与える可能性がある。〕
  • 腎不全の患者〔腎不全患者ではポビドンヨード投与により血清中総ヨウ素濃度が著しく高くなることが報告されている。〕
  • 新生児〔新生児にポビドンヨードを使用し、甲状腺機能低下症を起こしたとの報告がある。〕


重大な副作用

  • ショック、アナフィラキシー様症状(頻度不明)(呼吸困難、不快感、浮腫、潮紅、蕁麻疹等)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、直ちに使用を中止し、適切な処置を行うこと。


薬効薬理

  • 本剤は、白糖による創傷治癒作用及びポビドンヨードによる殺菌作用を有している。

創傷治癒作用16)〜24)

  • 1) ラットの欠損創及び皮膚潰瘍モデルで、肉芽新生及び表皮再生促進とともに治癒日数の短縮を、また糖尿病マウスの欠損創において肉芽組織及び血管数の増加を認めた。16)〜19)
  • 2) 切創モデルで創耐張力の増加を認めた(ラット)。20)
  • 3) ヒト培養細胞においてケラチノサイト・線維芽細胞からのbFGF産生亢進が認められた(in vitro)。21)
  • 各モデルともに明らかな創傷治癒作用を示した。
    なお、白糖の創傷治癒過程に対する影響は以下のとおりである。
  • 1) ラット欠損創治癒過程の検討で、表皮においては分裂期表皮細胞数の増加が、真皮においては創傷早期に線維芽細胞の増殖を促進させるヒアルロン酸の増加が認められた。22)
  • 2) ラット切創治癒過程の組織学的検討では、創傷部の浮腫が軽度で、新生血管及び線維芽細胞に富み、膠原線維の再生を伴う発達した肉芽組織が認められた。23)
  • 3) 白糖の作用機序として、局所的浸透圧の上昇による浮腫軽減作用及び線維芽細胞の活性化が考えられている。24)

殺菌作用25)26)

  • 本剤は、褥瘡・皮膚潰瘍面から分離された臨床分離株〔細菌3種(P.aeruginosa,S.aureus,S.epidermidis)、真菌1種(C.albicans)〕及び保存標準株〔細菌5種(P.aeruginosa,S.aureus,E.coli, K.pneumoniae,B.subtilis)、真菌1種(A.niger)〕に対して十分な殺菌作用を示した。


有効成分に関する理化学的知見

一般名

  • 精製白糖(Sucrose)

化学名

  • β-D-Fructofuranosyl-α-D-glucopyranoside

分子式

  • C12H22O11

分子量

  • 342.30

性状

  • 白色の結晶性の粉末、又は光沢のある無色あるいは白色の結晶である。水に極めて溶けやすく、エタノール(95)に溶けにくい。

一般名

  • ポビドンヨード(Povidone-Iodine)

化学名

  • Poly[(2-oxopyrrolidin-1-yl)ethylene]iodine

分子式

  • (C6H9NO)n・χI

性状

  • 暗赤褐色の粉末で、わずかに特異なにおいがある。水又はエタノール(99.5)に溶けやすい。


★リンクテーブル★
リンク元真菌」「グラム染色」「スフィンゴミエリン」「ホスファチジルコリン」「コレステロール胆石
拡張検索リゾリン脂質」「リン脂質トランスロカーゼ」「スフィンゴリン脂質
関連記事リン

真菌」

  [★]

fungus, (pl.)fungi
かび菌類 Mycota
微生物学真菌症抗真菌薬


細菌、真菌、藻類、原虫

  • いずれも単細胞生物
  • 細菌は核を持たないが、それ以外は核を持つ
  • 細胞壁の多糖:細菌はペプチドグリカンなど。真菌はβグルカン、キチン。藻類はセルロース。原虫は細胞壁を持たない
  • 栄養獲得様式:藻類は光合成独立栄養生性。

大きさ

  • 数μm。観察に油浸レンズは不要

細胞膜

細胞壁

線維状多糖

  • 細胞壁の骨格となる
  • キチンとβ-グルカンからなる。
  • 特殊な多糖にキトサンがある

キチン

β-グルカン

  • グルコースのホモ重合体
  • β(1→3)結合、β(1→6)結合
  • 酵母では細胞壁成分にβ-1,3-グルカンが多い

キトサン

糖タンパク質

形態による分類

Coccidioides immitis
Histoplasma capsulatum
Sporothrix schenckii
Candida albicans

培養と感染組織における形態


菌糸の構造

接合菌などの下等真菌にのみ見られる

菌糸の機能

生殖方式による分類

有性生殖と無性生殖

  • 有性生殖と無性生殖を行う
  • 無性生殖のみ行う

有性胞子形成

無性胞子形成

培養

  • グルコース1-4%, ペプトン1%

種類

真菌の染色法(SMB.358)

  • 細胞壁の多糖を染色:コットンブルー(cotton blue)、グラム染色(全ての真菌はグラム陽性)
  • 真菌細胞壁多糖を特異的に染色:PAS染色、Grocottメテナミン銀染色、ファンギフローラY

参考

  • 真菌の写真 - Fungal Images

病原体としての真菌

分類群 菌名 病名 出芽分裂 菌体 菌糸 胞子 発芽管 寄生性 感染経路 病原体の特徴 病型 検査 治療
不完全菌 Candida albicans カンジダ症     仮性菌糸 厚膜胞子 形成   常在菌→各所 日和見感染症      
担子菌 Filobasidiella neoformans クリプトコッカス症 出芽 厚い莢膜       通性細胞内寄生体 鳩の乾燥糞→空気感染→肺(通性細胞内寄生体) 日和見感染菌 肺クリプトコッカス症
中枢神経クリプトコッカス症、
皮膚クリプトコッカス症
全身性クリプトコッカス症
墨汁染色 ( アムホテリシンB or フルコナゾール )
  ± フルシトシン
不完全菌 Trichosporon asahii トリコスポロン症     仮性菌糸 分節分生子              
子嚢菌 Aspergillus fumigatus/
'Aspergillus flavus
アスペルギルス症   糸状菌
不完全菌
有隔菌糸       土壌や朽ちた植物、空気中の浮遊胞子        
  Mucor/'Rhizopus/
Absidia/Rhizomucor
ムコール症     無隔菌糸     血管に親和性 土壌や朽ちた植物、空気中の浮遊胞子
 → 浮遊胞子の吸入
  鼻眼脳型ムコール症
侵襲性肺ムコール症
全身播種型ムコール症
β-D-グルカン陰性。
喀痰、血培陰性
アムホテリシンB
子嚢菌 Pneumocystis jirovecii
('Pneumocystis carini)
ニューモシスチス・カリニ感染症                      
子嚢菌 Histoplasma capsulatum ヒストプラスマ症 二形性真菌
 37℃酵母型発育
 25℃菌糸形成
          空気感染。肺に一次病変を作り様々な臓器に播種 AIDS患者に好発      
不完全菌 Coccidioides immitis コクシジオイデス症 二形性真菌     内生胞子              
不完全菌 Sporothrix schenckii スポロトリクス症 二形性真菌                    


グラム染色」

  [★]

Gram stain
(国試)Gram染色
染色法


構成高分子 グラム陽性菌 グラム陰性菌
外膜 なし あり
ペリプラズム なし あり
蛋白質の分泌場所 細胞外 ペリプラズムないし細胞外
ペプチドグリカン 多重層 単層ないし薄層
タイコ酸 あり なし
リポ多糖 なし あり(外膜)
リポタンパク質 まれにしかない 多くの場合存在する
リン脂質 なし あり


方法

ハッカー変法

参考1
時間は試薬により変わる


グラム陽性と陰性の区別ができない菌

抗酸菌(結核菌らい菌)、放線菌スピロヘータマイコプラズマリケッチアクラミジアなど (標準予防策実践マニュアル 南江堂 第2刷 p.4)

参考

  • 1.
[display]http://krawelts.exblog.jp/2887409

国試


スフィンゴミエリン」

  [★]

sphingomyelin
スフィンゴ脂質スフィンゴ脂質蓄積症




異化

臨床関連


ホスファチジルコリン」

  [★]

phosphatidylcholine PC PtdCho
レシチン lecithin, 1,2-ジアシルグリセロホスホコリン sn-1,2-diacylglycerophosphocholine
コリングリセロリン脂質L/S比
  • 図:FB.154
  • グリセロリン脂質の一種で、リン酸を介してコリンが結合している

構造

胎児の肺サーファクタント

  • II型肺胞上皮より産生される肺表面活性物質の成分である。肺表面活性物質の90%がリン脂質であり、そのうち80%がレシチンである。




コレステロール胆石」

  [★]

cholesterol gallstone
コレステロール結石コレステリン石 cholesterin stone
胆石結石


成因

  • コレステロールは胆汁酸リン脂質の界面活性物質作用で水に溶けている。コレステロールが過剰になったり、胆汁酸とリン脂質が欠乏するとコレステロールが析出する。

リスクファクター

  • 脂質異常症、糖尿病、肥満、妊娠後の高エストロゲン状態(SSUR.608)
  • 回腸末端の切除も胆汁酸の再吸収低下から胆汁酸欠乏をきたしてコレステロール結石を形成しやすくする。

国試



リゾリン脂質」

  [★]

lysophospholipid
ホスホリパーゼ


  • リゾリン脂質はその名の通り強い界面活性剤で、細胞膜を壊し細胞を溶かす。ハチ毒やヘビ毒にはホスホリパーゼA2が多量に含まれる (FB.154)
  • 虚血心筋でリゾリン脂質が蓄積するらしい(HIM.1412)


リン脂質トランスロカーゼ」

  [★]

phospholipid translocase
リン脂質


スフィンゴリン脂質」

  [★]

sphingophospholipid


リン」

  [★]

phosphorus P
serum phosphorus level

分子量

  • 30.973762 u (wikipedia)

基準値

血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
  • (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
  • 2.5-4.5 mg/dL (QB)

尿細管での分泌・再吸収

近位尿細管 70%
遠位尿細管 20%
排泄:10%

尿細管における再吸収の調節要素

臨床関連

参考

  • 1. wikiepdia
[display]http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3








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