リンパ球抗原受容体

出典: meddic

lymphocyte antigen receptor
BCRTCRB細胞T細胞

BCRとTCRの成立過程における差異

    BCR TCR
v-region assembly somatic reombination of DNA 有り 有り
junctional diversity imprecise joining, N-sequence insertion in DNA 有り 有り
transcriptional activation activation of promoter by proximity to the enhancer 有り 有り
switch recombination somatic recombination of DNA 有り 無し
somatic hypermutation DNA point mutation 有り 無し
IgM, IgD expression on surface differential splicing of DNA 有り 無し
membrane vs secreted form differential splicing of RNA 有り 無し

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★リンクテーブル★
先読みT細胞」「B細胞」「TCR
リンク元免疫グロブリン」「T細胞受容体」「lymphocyte antigen receptor
関連記事受容体」「抗原受容体」「リン」「抗原」「受容

T細胞」

  [★]

T cell
Tリンパ球T lymphocyte
TCRB細胞MHC
  • 図:IMM.315(T細胞の成熟)
  • 胸腺で成熟したT細胞は血流によって移動し、リンパ節の傍皮質白脾髄のリンパ性動脈周囲鞘、パイエル板の傍濾胞域に集まる(人間の正常構造と機能 VIIA血管・免疫 p.28)

種類

  1. ヘルパーT細胞(Th細胞)
  2. キラーT細胞(Tc細胞)
  3. サプレッサーT細胞(Treg細胞)

T細胞の抗原認識 (SP.248)

  CD TCRが抗原と共に認識する分子 認識する細胞
Tc細胞 CD8 MHCクラスI 感染細胞
Th細胞 CD4 MHCクラスII 抗原提示細胞

CD4+ T細胞のサイトカイン放出とその原因

DCが認識する外来異物 DCが分泌する物質 DCに反応する細胞 この細胞が分泌する
サイトカイン
NK系の細胞が放出した
サイトカインに反応するTh細胞
Th細胞が分泌するサイトカイン
ウイルス、一部の細菌 IL-12 NK細胞(IL-12による) INF-γ Th1 IL-2, IFN-γ, TNF-β
原虫など   NKT細胞 IL-4 Th2 IL-4, IL-13, IL-5

Th細胞活性化と接着分子

  抗原提示細胞 Th細胞
主シグナル MHC classII TCR, CD3
CD4
副シグナル B7{B7-1(CD80)/B7-2(CD86)} CD28
VCAM-1(CD106) VLA-4
ICAM-1 LFA-1
LFA-3(CD58) CD2



B細胞」

  [★]

B cell
Bリンパ球 B lymphocyte骨髄由来細胞 bone marrow derived cell
T細胞免疫グロブリン
  • 図:IMM.314(B細胞の成熟)

概念

  • 抗体をつくるリンパ球。

クラススイッチ class switch

T細胞依存性B細胞分化

このヘルパーT細胞は抗原とMHC class IIを認識できる固有のヘルパーT細胞である。
  • 6. ヘルパーT細胞はTCRを介して抗原とMHC class IIの複合体を認識する
  • 7. naive B cellを刺激して形質細胞への分化を誘導する

T細胞非依存性B細胞分化

  • IMM.381-
  • B-cell response to bacterial antigen with intrinsic ability to activate B cell do not require T-cell help (IMM.396)
  • B-cell response to bacterial polysaccharides do not require peptide specific T-cell help (IMM.397)

マーカー




TCR」

  [★]


免疫グロブリン」

  [★]

immunoglobulin, Ig
抗体
HBグロブリンヴェノグロブリンガンマーグロブリンガンマガードガンマグロブリングロブリングロベニン-IサイモグロブリンサングロポールゼットブリンテタノセーラテタノブリンテタノブリンIHはぶ抗毒素ヒスタグロビンベニロン-IヘパトセーラヘブスブリンヘブスブリンIHポリグロビンまむし抗毒素抗Dグロブリン抗D人免疫グロブリン抗HBs人免疫グロブリン破傷風グロブリン
免疫T細胞受容体リンパ球抗原受容体
IgMIgDIgGIgAIgE

構造

  • H鎖とL鎖からなり、Igドメインをそれぞれ4つ(IgMIgEは5つ)、2つもつ。

胎児の免疫グロブリン

  • 胎児は母胎より免疫グロブリンをもらうが、生後六ヶ月で消失する (標準予防策実践マニュアル 南江堂 第2刷 p.12)
  • 自分で抗体を作る能力は3-6歳で完成する (標準予防策実践マニュアル 南江堂 第2刷 p.12)

免疫グロブリンの特性 (IMM.161)

抗体 IgG1 IgG2 IgG3 IgG4 IgM IgA1 IgA2 IgD IgE
重鎖 γ1 γ2 γ3 γ4 μ α1 α2 δ ε
分子量 146 146 165 146 970 160 160 184 188
補体活性化(古典的経路) ++ + +++ - ++++ - - - -
補体活性化(代替経路) - - - - - + - - -
胎盤通過 +++ + ++ ± - - - - -
食細胞FcRへの結合 + - + ± - + + - +
肥満細胞好塩基球への結合 - - - - - - - - +++
staphylococcal Protein Aとの反応性 + + ± + - - - - -

免疫グロブリンの遺伝子再構成 (IMM.144)

多様性の獲得機構

  • 多数のV遺伝子
  • VJとJDV遺伝子の組み換え
  • 組み換え時の不正確性(塩基欠損、付加、N塩基)(CDR3)
  • 体細胞突然変異(CDR1,CDR2)
  • H鎖とL鎖の組み合わせ

シグナル伝達

基準値

小児基準値研究班(編):日本人小児の臨床検査基準値。日本公衆衛生協会、1997
SPE.704
  IgG IgA IgM
1ヶ月 400 ~ 1030 ー ~ 24 21 ~ 96
6ヶ月 290 ~ 950 8 ~ 50 46 ~ 176
1歳 460 ~ 1220 470 ~ 1210 16 ~ 128 14 ~ 98 57 ~ 260 81 ~ 314
3歳 530 ~ 1340 540 ~ 1340 25 ~ 174 22 ~ 150 63 ~ 279 86 ~ 332
6歳 630 ~ 1490 650 ~ 1530 45 ~ 258 38 ~ 238 72 ~ 305 92 ~ 353
12歳 750 ~ 1660 790 ~ 1740 71 ~ 352 63 ~ 373 72 ~ 306 100 ~ 380
成人 680 ~ 1620 84 ~ 438 380 ~ 1620

臨床関連

免疫グロブリンの量的変化による疾患




T細胞受容体」

  [★]

T cell receptor, TCR
αβTCRγδTCRリンパ球抗原受容体BCR


  • T細胞が有する

構造

  • N末:膜外。C末:膜内、膜貫通部位
  • [α + β] + [ε + δ][ε + γ] + 2[η]

種類

T細胞受容体の遺伝子再構成 (IMM.155)

多様性の獲得機構

  • 多数のV遺伝子
  • V(D)J遺伝子の組み換え
  • 組み換え時の不正確性(CDR3)
  • α鎖とβ鎖、あるいはγ鎖とδ鎖の組み合わせ
体細胞突然変異が見られないこと、N塩基による組換え多様性が特徴的

臨床関連


-TCR


lymphocyte antigen receptor」

  [★] リンパ球抗原受容体


受容体」

  [★]

receptor
レセプターリセプター
  • 図:GOO.27

種類

First Aid FOR THE USMLE STEP 1 2006 p.199

一般的作動薬 受容体 G protein subunit 作用
アドレナリン
ノルアドレナリン
α1 Gq 血管平滑筋収縮
α2 Gi 中枢交感神経抑制、インスリン放出抑制
β1 Gs 心拍数増加、収縮力増加、レニン放出、脂肪分解
β2 骨格筋筋弛緩、内臓平滑筋弛緩、気道平滑筋弛緩、グリコーゲン放出
β3 肥満細胞脂質分解亢進
アセチルコリン M1 Gq 中枢神経
M2 Gi 心拍数低下
M3 Gq 外分泌腺分泌亢進
ドーパミン D1 Gs 腎臓平滑筋弛緩
D2 Gi 神経伝達物質放出を調節
ヒスタミン H1 Gq 鼻、器官粘膜分泌、細気管支収縮、かゆみ、痛み
H2 Gs 胃酸分泌
バソプレシン V1 Gq 血管平滑筋収縮
V2 Gs 腎集合管で水の透過性亢進

チャネルの型による分類(SP. 154改変)

イオンチャネル連結型受容体

Gタンパク質共役型受容体

受容体とシグナル伝達系

リガンド、受容体、細胞内情報伝達系

PKA,PKC

癌細胞における

抗原受容体」

  [★]

抗原受容体

シグナル伝達

  T細胞 B細胞
抗原受容体 TCR(β鎖, α鎖) BCR(H鎖, L鎖)
受容体に付随するタンパク質 CD3δ Igα
CD3ε Igβ
CD3γ  
ζ  
CD5 CD19
CD6 CD22
Src kinase Lck, Fyn Kyn, Blk, Fyn
Syc kinase
ZAP-70 kinase
ZAP-70,Syk Syk
Down stream enzymes MAP kinase  
Vav  
PLCγ1 PLCγ1, PLCγ2
GAP(+/-) GAP
  PI3 kinase
Others Ezrin  
Valosin-containing protein  


リン」

  [★]

phosphorus P
serum phosphorus level

分子量

  • 30.973762 u (wikipedia)

基準値

血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
  • (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
  • 2.5-4.5 mg/dL (QB)

尿細管での分泌・再吸収

近位尿細管 70%
遠位尿細管 20%
排泄:10%

尿細管における再吸収の調節要素

臨床関連

参考

  • 1. wikiepdia
[display]http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3






抗原」

  [★]

antigen Ag
抗体


分類


受容」

  [★]

accept, acceptance
受け取る承認受諾認容認める受け入れる





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