リステリア

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リステリア属

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和文文献

  • リステリア・モノサイトゲネスの微生物基準とその試験法 (特集 今気をつけたい食中毒菌の検査)
  • 五十君 靜信
  • 月刊フ-ドケミカル 27(9), 67-70, 2011-09
  • NAID 40018979152
  • リステリア症 (今月の臨床 母子感染--新しい制御戦略) -- (胎内感染のリスクと対策)
  • 竹田 善治,安達 知子,中林 正雄
  • 臨床婦人科産科 65(8), 1020-1023, 2011-08
  • NAID 40018955293

関連リンク

リステリア (Listeria) とは、グラム陽性桿菌のリステリア属に属する真正細菌の総称。 リステリア属には8種が含まれるが、このうち、基準種であるリステリア・モノサイトゲネス (L. monocytogenes) にはヒトに対する病原性があり、医学分野では特にこの菌種の ...

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国試過去問110E061」「110A022」「111D032」「109D050」「106E049」「106I029」「111I003」「111A011
リンク元抗菌薬」「免疫応答」「リステリア症」「リステリア属」「Listeria属
拡張検索リステリア・モノサイトゲネス
関連記事リス

110E061」

  [★]

  • 次の文を読み、61~63の問いに答えよ。
  • 72歳の男性。発熱と全身の倦怠感を主訴に来院した。
  • 現病歴:2か月前に37℃台の発熱があり、かかりつけ医から抗菌薬を処方された。7日後に解熱したが、倦怠感と食欲低下は持続していた。10日前から38℃台の発熱があり、再度かかりつけ医を受診した。抗菌薬と解熱薬とを処方されたが、発熱と倦怠感が持続するため受診した。
  • 既往歴:高血圧症と糖尿病で内服治療中。
  • 生活歴:一人暮らし。無職。喫煙は20本/日を50年間。飲酒はビール1,000~1,500mL/日を50年間。
  • 家族歴:父親が胃癌で死亡。母親が大腸癌で死亡。
  • 現症:意識は清明。身長 182cm、体重 90kg。体温 38.0℃。脈拍 108/分、整。血圧 138/80mmHg。呼吸数 20/分。SpO2 96%(room air)。皮膚は乾燥している。眼瞼結膜と眼球結膜とに異常を認めない。口腔内は乾燥が著明である。頸静脈の怒張を認めない。表在リンパ節を触知しない。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。腸蠕動音は正常。肋骨脊柱角に叩打痛を認めない。下腿に浮腫を認めない。神経学的所見に異常を認めない。
  • 検査所見:尿所見:蛋白1+、糖3+、ケトン体1+、潜血(-)、沈渣に白血球を認めない。血液所見:赤血球 440万、Hb 15.1g/dL、Ht 44%、白血球 14,500(桿状核好中球2%、分葉核好中球 88%、好酸球 0%、好塩基球 0%、単球 4%、リンパ球 6%)、血小板 32万、PT 87%(基準 80~120)。血液生化学所見:総蛋白 7.1g/dL、アルブミン 3.5g/dL、総ビリルビン 0.5mg/dL、直接ビリルビン 0.2mg/dL、AST 57IU/L、ALT 43IU/L、LD 355IU/L(基準 176~353)、ALP 349IU/L(基準 115~359)、γ-GTP 109IU/L(基準 8~50)、アミラーゼ 38IU/L(基準 37~160)、CK 76IU/L(基準 30~140)、尿素窒素 38mg/dL、クレアチニン 1.1mg/dL、尿酸 9.0mg/dL、血糖 284mg/dL、HbA1c 9.6%(基準 4.6~6.2)、総コレステロール 174mg/dL、トリグリセリド 179mg/dL、Na 135mEq/L、K 4.9mEq/L、Cl 105mEq/L。CRP 11mg/dL。心電図で洞性頻脈を認める。胸部エックス線写真で異常を認めない。
  • その後の経過:精査のため入院とし、腹部超音波検査で肝膿瘍を認めた。超音波ガイド下膿瘍穿刺吸引検査を行い、採取した穿刺液を培養検査に提出し、抗菌薬の投与を開始した。培養検査ではGram陽性球菌が検出された。
  • 原因菌として可能性が高いのはどれか。2つ選べ。


[正答]


※国試ナビ4※ 110E060]←[国試_110]→[110E062

110A022」

  [★]

  • 62歳の女性。失見当のため来院した。7日前から歯痛があり食欲不振となり、3日前から頭痛が出現した。今朝、自宅にいるのにコンビニの中と勘違いし、携帯電話をまんじゅうと思いかじりついたため、心配した家族に伴われて受診した。意識レベルはJCS Ⅰ-3。身長 156cm、体重 45kg。体温 38.2℃。脈拍76/分、整。血圧 108/60mmHg。呼吸数 18/分。心音と呼吸音とに異常を認めない。場所と時間の見当識障害がある。言語理解と物品呼称が障害されている。項部硬直を軽度に認める。脳神経、運動系および感覚系の異常を認めない。手に持ったものは何でも口に入れようとする。血液所見:赤血球 410万、Hb 13.1g/dL、Ht 40%、白血球 6,600、血小板 31万。血糖 96mg/dL。CRP 0.2mg/dL。脳脊髄液所見:初圧 230mmH2O(基準 70~170)、外観は無色透明、細胞数 74/mm3(基準 0~2)(単核球 96%、多形核球 4%)、蛋白 62mg/dL(基準 15~45)、糖 60mg/dL(基準 50~75)。頭部MRIの拡散強調冠状断像(別冊No. 3)を別に示す。
  • 原因として考えられる病原体はどれか。



[正答]


※国試ナビ4※ 110A021]←[国試_110]→[110A023

111D032」

  [★]

  • 6か月の乳児。呼吸不全のため来院した。生後5か月から咳嗽が出現しており、昨日から多呼吸も出現するようになったため救急外来を受診した。身長 66.5cm、体重 5.3kg。体温 37.2℃。脈拍 180/分、整。血圧 88/52mmHg。呼吸数 50/分。SpO2 86%(room air)。咽頭は発赤を認めないが、口腔粘膜に鵞口瘡を認める。心音に異常を認めない。両側の胸部にびまん性にfine cracklesを聴取する。血液所見:赤血球 403万、Hb 10.4g/dL、Ht 31%、白血球 2,300(好中球 64%、好酸球 1%、好塩基球 1%、単球 7%、リンパ球 27%)、血小板 37万。血液生化学所見:総蛋白 6.1g/dL、IgG 152mg/dL(基準 440~880)、IgA 5mg/dL(基準 31~77)、IgM 13mg/dL(基準 19~55)。免疫血清学所見:CRP 0.1mg/dL、β-D-グルカン 26pg/mL(基準 10以下)。人工呼吸管理を開始し、胃管と中心静脈カテーテルを挿入した。胸部エックス線写真(別冊No. 11A)と肺野条件の胸部CT(別冊No. 11B)とを別に示す。
  • 考えられる原因微生物はどれか。



[正答]


※国試ナビ4※ 111D031]←[国試_111]→[111D033

109D050」

  [★]

  • 34歳の女性。4年間の不妊を主訴に来院した。月経周期は29日型、整。19歳時に骨盤腹膜炎の診断で抗菌薬投与を受けた既往がある。子宮卵管造影で両側の卵管水腫と診断し、腹腔鏡下手術を施行した。手術時の肝周囲の写真(別冊No. 24)を別に示す。
  • この所見の原因として考えられる病原体はどれか。



[正答]


※国試ナビ4※ 109D049]←[国試_109]→[109D051

106E049」

  [★]

  • 61歳の男性。急性骨髄性白血病に対する抗がん化学療法開始後13日。今朝から悪寒戦慄を伴う39℃台の発熱を認める。白血球1,100(好中球10%、好酸球1%、好塩基球1%、単球7%、リンパ球81%)。 CRP23mg/dL。
  • 発熱の原因として最も考えられるのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 106E048]←[国試_106]→[106E050

106I029」

  [★]

  • 青壮年期における細菌性髄膜炎の主要な原因菌はどれか。 2つ選べ。


[正答]


※国試ナビ4※ 106I028]←[国試_106]→[106I030

111I003」

  [★]

  • 細菌性髄膜炎の原因菌でセフェム系抗菌薬が有効でないのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 111I002]←[国試_111]→[111I004

111A011」

  [★]

  • 成人における細菌性髄膜炎の原因菌として最も頻度が高いのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 111A010]←[国試_111]→[111A012

抗菌薬」

  [★]

antibacterial drug, antibacterial
抗生剤薬理学抗菌薬一覧抗細菌薬
first aid step 1 2006 p.165

定義

  • 細菌/微生物に静菌作用、殺菌作用を示す物質。結果として、人において病原性を除去する目的で使用される。
  • このうち、微生物によって産生される物質を抗生物質と呼ぶ


作用機序による分類

first aid step 1 2006 p.165
  Mechanism of action Drugs
1 Block cell wall synthesis by inhibition of peptidoglycan cross-linking penicillin, ampicillin, ticarcillin, piperacillin, imipenem, aztreonam, cephalosporins
2 Block peptidoglycan synthesis bacitracin, vancomycin, cycloserine
3 Disrupt bacterial/fungal cell membranes polymyxins
4 Disrupt fungal cell membranes amphotericin B, nystatin, fluconazole/azoles
5 Block nucleotide synthesis sulfonamides, trimethoprim
6 Block DNA topoisomerases quinolones
7 Block mRNA synthesis rifampin
8 Block protein synthesis at 50S ribosomal subunit chloramphenicol, erythromycin/macrolides, lincomycin, clindamycin, streptogramins (quinupristin, dalfopristin), linezolid
9 Block protein synthesis at 30S ribosomal subunit aminoglycosides, tetracyclines, spectinomycin
 ATuSi → あつし


薬物動態

  • 濃度依存性:アミノグリコシド系抗菌薬、ニューロキノロン系抗菌薬
  • 時間依存性:βラクタム系抗菌薬

治療期間

小児

尾内一信 ; 第 39 回日本小児感染症学会教育講演 2 小児感染症の抗菌薬療法 -耐性菌時代の適正使用-
感染臓器・臨床診断 原因菌 投与期間(抗菌薬)
髄膜炎 インフルエンザ菌 7-10日
肺炎球菌 10-14日
髄膜炎菌 7-10日
GBS,腸内細菌,リステリア 21日
中耳炎 <2 歳 10日
2 歳≦ 5-7日
咽頭炎 A 群連鎖球菌 10日(ペニシリン系薬)
5日(セフェム系薬)
肺炎 肺炎球菌,インフルエンザ菌 解熱後3-4日
黄色ブドウ球菌 3-4週間
マイコプラズマ,クラミジア 10-21日
腎臓、膀胱炎、腎盂腎炎 大腸菌,プロテウス,腸球菌 3日
14日
骨髄炎 黄色ブドウ球菌 21日
連鎖球菌,インフルエンザ菌 14日

主要な感染症の抗菌薬投与期間

感染レジマニュ p.27
骨髄炎 4-6週
耳鼻咽喉 中耳炎 5-7日
副鼻腔炎 5-14日
A群溶連菌咽頭炎 10日
肺炎 肺炎球菌 7-10日 or 解熱後3日間
インフルエンザ菌 10-14日
マイコプラズマ 14日(7-10日)
レジオネラ 21日
肺化膿症 28-42日
心臓 感染性心内膜炎 α連鎖球菌 2-4週
黄色ブドウ球菌 4-6週
消化管 腸炎 赤痢菌 3日
チフス 14日(5-7日)
パラチフス
腹膜炎 特発性 5日
二次性 10-14日
胆肝膵 肝膿瘍 細菌性 4-8週
アメーバ性 10日
尿路 膀胱炎 3日
急性腎盂腎炎 14日(7-10日)
急性腎盂腎炎・再発 6週
慢性前立腺炎 1-3ヶ月
髄腔 髄膜炎 インフルエンザ菌 7-10日
髄膜炎菌
肺炎球菌 10-14日
リステリア 21日
敗血症 敗血症 コアグラーゼ陰性ブドウ球菌 5-7日
黄色ブドウ球菌 28日(14日)
グラム陰性桿菌 14日(7-14日)
カンジダ 血液培養陰性化後, 14日

ソース不明

妊婦に避けるべき抗菌薬

  • Antibiotics to avoid in pregnancy
  • Sulfonamides––kernicterus.
  • Aminoglycosides––ototoxicity.
  • Fluoroquinolones––cartilage damage.
  • Erythromycin––acute cholestatic hepatitis in mom
(and clarithromycin––embryotoxic).
  • Metronidazole––mutagenesis.
  • Tetracyclines––discolored teeth, inhibition of bone growth.
  • Ribavirin (antiviral)––teratogenic.
  • Griseofulvin (antifungal)––teratogenic.
  • Chloramphenicol––“gray baby.”
  • SAFE Moms Take Really Good Care.

使っても良い

YN.H-24
  • βラクタム系
  • エリスロマイシン、アジスロマイシン

参考

  • 抗菌薬インターネットブック
まとまっていてよい
[display]http://www.antibiotic-books.jp

抗菌薬一覧

免疫応答」

  [★]

immune response
免疫反応


免疫応答とリンパ球

病原体 B細胞系 T細胞系
細菌 溶連菌 結核菌
ブドウ球菌 ライ菌
ナイセリア 梅毒トレポネーマ
ヘモフィルス スピロヘータ
ウイルス エンテロウイルス ヘルペスウイルス
ポリオウイルス 麻疹ウイルス
  ワクチニアウイルス
サイトメガロウイルス
真菌   カンジダ
クリプトコッカス
ヒストプラズマ
原虫寄生虫 トリパノソーマ リーシュマニア
マラリア ニューモシスチス・カリニ

免疫応答と病原体

細胞性免疫   結核菌
    ヒストプラズマ
    クリプトコッカス
    リステリア
    カンジダ
    ネズミチフス菌
     
    ブドウ球菌
     
    緑膿菌、大腸菌
    ヘモフィルス
    肺炎球菌
  体液性免疫 クレブシエラ


リステリア症」

  [★]

listeriosis
Listeriaリステリアリステリア属細菌

リステリア症

SMB.266
  • 周産期リステリア症(新生児リステリア症)
  • 新生児:産道感染して髄膜炎をきたしうる
  • 母体 :非加熱食品(チーズ、生乳、生肉など)により感染し、母体では風邪症状でも、胎児を流産せしめることがある。
  • 乳児・小児リステリア症
  • 乳児、あるいは小児(5歳未満)。
  • 髄膜炎、下痢、発疹、肝脾腫、呼吸不全、循環不全、敗血症
  • 成人リステリア症

感染のリスクをあげる要因

参考1
  • 高齢者に対する十二指腸潰瘍や胃食道逆流症に対する酸分泌抑制薬の使用

etc...

参考

  • 1. ACMSF Report on the Increased Incidence of Listeriosis
[display]http://www.food.gov.uk/multimedia/pdfs/committee/acmsflisteria.pdf



リステリア属」

  [★]

Listeria
リステリア
リステリア症細菌


生存部位

  • 牛、ブタなどの家畜
  • ネズミ、トリ、昆虫など
  • 健常者や健康動物で保菌されている
  • 環境中(土壌、河川水など)に常在

感染症

1. 周産期リステリア症(新生児リステリア症)
2. 乳児・小児リステリア症
3. 成人リステリア症(高齢者リステリア症)
4. 食品媒介リステリア症

リステリア属


Listeria属」

  [★]

Listeria
リステリアリステリア属


リステリア・モノサイトゲネス」

  [★]

Listeria monocytogenesL. monocytogenes
リステリア菌リステリア・モノサイトジェネス



リス」

  [★]

squirrel
シマリスリス科ジリス属プレーリードッグ




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