モキシフロキサシン

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moxifloxacin
塩酸モキシフロキサシン moxifloxacin hydrochloride
アベロックスベガモックス
抗菌薬眼科用剤ニューキノロン系抗菌薬





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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2014/07/03 10:09:04」(JST)

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和文文献

  • レボフロキサシンの薬剤感受性結果とガチフロキサシン・モキシフロキサシン・セフメノキシムの感受性相関
  • 木村 圭吾,西 功,豊川 真弘 [他]
  • あたらしい眼科 28(7), 1025-1028, 2011-07
  • NAID 40018934591
  • 外用抗菌薬・点眼抗菌薬 (新薬展望2010) -- (治療における最近の新薬の位置付け〈薬効別〉--新薬の広場)

関連リンク

モキシフロキサシン (Moxifloxacin) は、第IIIa世代ニューキノロン系抗生物質のひとつ。 商品名は「アベロックス錠R」。ドイツの製薬メーカーバイエルが開発し、かつて日本では 塩野義製薬が販売していた。2010年7月1日よりとバイエル薬品の日本法人が単独で ...

関連画像

モキシフロキサシン(ベガ モキシフロキサシン(ベガ へ戻る : モキシフロキサシン モキシフロキサシン  モキシフロキサシン)0.5%w/v塩酸モキシフロキサシン

添付文書

薬効分類名

  • 広範囲抗菌点眼剤

販売名

ベガモックス点眼液0.5%

組成

有効成分の名称

  • モキシフロキサシン塩酸塩

1mL中含量

  • 5.45mg
    (モキシフロキサシンとして5mg)

添加物

  • ホウ酸、等張化剤、pH調節剤2成分

禁忌

  • 本剤の成分又はキノロン系抗菌剤に対し過敏症の既往歴のある患者

効能または効果

適応菌種

  • 本剤に感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、腸球菌属、ミクロコッカス属、モラクセラ属、コリネバクテリウム属、シトロバクター属、クレブシエラ属、エンテロバクター属、セラチア属、プロテウス属、モルガネラ・モルガニー、インフルエンザ菌、シュードモナス属、バークホルデリア・セパシア、ステノトロホモナス (ザントモナス)・マルトフィリア、アシネトバクター属、アクネ菌

適応症

  • 眼瞼炎、涙嚢炎、麦粒腫、結膜炎、瞼板腺炎、角膜炎 (角膜潰瘍を含む)、眼科周術期の無菌化療法
  • 本剤が適応を有さない菌種による感染が疑われる場合には、原則として起炎菌の確認等を行うことにより、本剤使用の是非を検討することが望ましい。

[眼瞼炎、涙嚢炎、麦粒腫、結膜炎、瞼板腺炎、角膜炎 (角膜潰瘍を含む)]

  • 通常、1回1滴、1日3回点眼する。なお、症状により適宜増減する。

[眼科周術期の無菌化療法]

  • 通常、手術前は1回1滴、1日5回、手術後は1回1滴、1日3回点眼する。
  • 本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最小限の期間の投与にとどめること。

重大な副作用

ショック、アナフィラキシー様症状:

  • 経口剤でショック、アナフィラキシー様症状 (頻度不明) があらわれるとの報告があるので、観察を十分に行い、紅斑、発疹、呼吸困難、血圧低下、眼瞼浮腫等の症状が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。

薬効薬理

作用機序9), 10)

  • モキシフロキサシンの主な作用機序は、II型トポイソメラーゼ (DNAジャイレース及びトポイソメラーゼIV) を阻害することにより核酸合成を阻害し、抗菌効果を示す。

抗菌作用

抗菌作用

  • モキシフロキサシンは幅広い抗菌スペクトルを有し、ブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、腸球菌属、ミクロコッカス属、モラクセラ属、コリネバクテリウム属、シトロバクター属、クレブシエラ属、エンテロバクター属、セラチア属、プロテウス属、モルガネラ・モルガニー、インフルエンザ菌、シュードモナス属、バークホルデリア・セパシア、ステノトロホモナス(ザントモナス)・マルトフィリア、アシネトバクター属、アクネ菌に対して抗菌力を示した (in vitro)。

実験的眼感染症モデルにおける効果11), 12)

  • 黄色ブドウ球菌、緑膿菌及びセラチア菌感染ウサギ角膜炎モデルにおいて、モキシフロキサシン点眼液は無治療群に対し、有意に生菌数の減少を認めた。


有効成分に関する理化学的知見

一般名

  • モキシフロキサシン塩酸塩

(Moxifloxacin Hydrochloride)

略号

  • MFLX

化学名

  • 1-Cyclopropyl-6-fluoro-8-methoxy-7- [(4aS,7aS )-octahydropyrrolo [3,4-b] pyridin-6-yl]-4-oxo-1,4-dihydroquinoline-3-carboxylic acid monohydrochloride

分子式

  • C21H24FN3O4・HCl

分子量

  • 437.89

性状

  • 淡黄色〜黄色の結晶性の粉末で、水又はメタノールにやや溶けにくく、エタノール(99.5)に溶けにくい。


★リンクテーブル★
リンク元キノロン系抗菌薬」「嫌気性菌」「Legionella pneumophila」「moxifloxacin hydrochloride」「アベロックス
拡張検索塩酸モキシフロキサシン

キノロン系抗菌薬」

  [★]

quinolone antibacterial agent, quinolone
ピリドンカルボン酸系抗菌薬 pyridone carboxylic acid anti-microbials pyridone carboxylic acid antibacterial agent
抗菌薬ニューキノロン

キノロン系抗菌薬

概念

  • クロロキンを改良してつくられた抗菌薬をキノロン系抗菌薬と呼ぶ。
  • 超らせん構造の維持に関わる酵素とDNAの複合体を安定化し、DNA鎖を切断したままにしておくことにより、生存・細胞分裂を障害する。
  • キノロン系抗菌薬にフッ素を導入して改良した抗菌薬がニューキノロン系抗菌薬である。
  • ニューキノロン系抗菌薬はグラム陰性菌とグラム陽性菌に対して強い抗菌力を有する。

作用機序

副作用

  • 消化器症状:(5-10%)
  • 発疹:(1-2%)
  • 中枢神経症状:(5%)頭痛・浮動性眩暈
  • 軟骨毒性:幼弱な動物で軟骨に異常をきたす → 18歳未満は注意。妊婦には使用しない。 (ABM.106)
  • 日光過敏症
  • 低血糖

適応

第一選択となる適応(IRE.158)




嫌気性菌」

  [★]

anaerobic bacterium anaerobic bacteria, anaerobe anaerobes, anaerobic bacteria
anaerobie
細菌好気性菌嫌気性培養法

概念

  • 酸素の存在しないところで増殖する細菌。
  • 酸素が存在していても酸化還元電位(Eh)が低い状態では増殖可能 → 還元的な環境(人体でいうと腸管、膿瘍などの閉鎖環境)
  • 発酵によりエネルギーを得ている。
  • 酸素、酸化物、および過酸化物をハンドリングする酵素を持たない:シトクロム系酵素、カタラーゼスーパーオキシドジスムターゼ

分類


臨床

嫌気性菌感染を考慮すべき病態、疾患

嫌気性菌をカバーする抗菌薬



Legionella pneumophila」

  [★]

Legionella pneumophila
L. pneumophila在郷軍人病菌
レジオネラ属細菌

特徴

  • グラム陰性
  • 短桿菌

感染症

抗菌薬


moxifloxacin hydrochloride」

  [★] モキシフロキサシン塩酸モキシフロキサシン


アベロックス」

  [★] モキシフロキサシン


塩酸モキシフロキサシン」

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