マイコプラズマ

出典: meddic

マイコプラズマ属

Wikipedia preview

出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2013/01/29 12:44:04」(JST)

wiki ja

[Wiki ja表示]

UpToDate Contents

全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.

和文文献

  • P2-9-4 帝王切開術後に敗血症,DICを来たしたマイコプラズマ感染症の一例(Group81 合併症妊娠(症例)1,一般演題,第63回日本産科婦人科学会学術講演会)
  • 佐藤 茂,増岡 愛,菅野 秀俊,石井 博樹,高橋 千果,松本 直,近藤 朱音,石本 人士,和泉 俊一郎,三上 幹男
  • 日本産科婦人科學會雜誌 63(2), 734, 2011-02-01
  • NAID 110008509623
  • 研究・症例 両側びまん性の粒状陰影を呈した重症マイコプラズマ肺炎の1例
  • 楠瀬 公章,山本 雅史,島 浩一郎 [他]
  • 日本胸部臨床 70(6), 610-615, 2011-06
  • NAID 40018861398

関連リンク

マイコプラズマ肺炎とは マイコプラズマは正式には「Mycoplasma pneumoniae」という名前の微生物。細菌より小さく、ウイルスより大きく、細菌にもウイルスにもない性質を持っています。ウイルスはヒトの細胞の中でしか増えませんが ...
マイコプラズマは細菌の一種ですが、一般の細菌とは異なって細胞壁をもっていません。そのため、 β ( ベータ ) ‐ラクタム系抗菌薬(ペニシリン系やセフェム系など)は無効であり、蛋白合成阻害を主作用とするマクロライド系や ...
特徴: マイコプラズマ肺炎はウイルスと細菌の中間に位置する 病原体であるマイコプラズマ・ニューモニエの感染でおこる肺炎で次のような特徴を持つ。マイコプラズマ・ニューモニエの性状については治療の項を参照。

関連画像

SHOULD YOU WEAR A MASK OR NOT GO TO WORK マイコプラズマ(c)David M. Phillips  によるマイコプラズマの検出マイコプラズマ(c)David M. Phillips マイコプラズママイコプラズマ(c)David M. Phillips

添付文書

薬効分類名

  • アレルゲン検査薬

販売名

アレルゲンスクラッチエキス「トリイ」卵黄

効能または効果

診断

  • アレルギー性疾患のアレルゲンの確認
  • 用法及び用量
    診断
    通常乱刺または切皮法により皮膚面に出血しない程度に傷をつけ、本品1滴を滴下し、15〜30分後に膨疹径が対照の2倍以上または5mm以上を陽性とする。

重大な副作用

ショック

(頻度不明)

  • ショックを起こすことがあるので、観察を十分に行い、くしゃみ、蕁麻疹、血管浮腫、不快感、口内異常感、喘鳴、耳鳴等があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。


★リンクテーブル★
国試過去問105D047」「102I075」「096A012」「096D057」「102B045」「100A059」「095G008」「105A005」「100B021」「102C008」「095A058」「099D068」「095I002
リンク元細菌の鑑別」「特殊な細菌」「100Cases 27」「抗菌薬」「肺炎
拡張検索主としてグラム陽性菌,マイコプラズマに作用するもの」「マイコプラズマ抗体」「マイコプラズマ関節炎」「マイコプラズマ子宮頚管炎

105D047」

  [★]

  • 40歳の男性。小学校教諭。 5日間続く発熱と全身倦怠感とを主訴に来院した。2週前に林間学校から帰ってきた。林間学校では野外活動を引率した。帰宅して9日後から発熱と倦怠感とを訴え、自宅近くの診療所でセフェム系抗菌薬の投与を受けていたが、症状が改善しないため紹介されて受診した。意識は清明。体温38.5℃。脈拍92/分、整。呼吸数24/分。血圧122/76mmHg。右前腕に皮疹を認める。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、右肋骨弓下に肝を4cm触知する。脾を触知しない。血液所見:赤血球396万、Hb 12.0g/dl、Ht 38%、網赤血球1.2%、白血球7,800(桿状核好中球12%、分葉核好中球51%、好酸球2%、好塩基球1%、単球6%、リンパ球28%)、血小板8.1万。血液生化学所見:尿素窒素 18mg/dl、クレアチニン 0.6mg/dl、総ビリルビン 0.9mg/dl、AST 364IU/l、ALT 451IU/l、LD 736IU/l(基準176-353)。CRP 8.3mg/dl。皮疹の写真(別冊No.19)を別に示す。
  • 病原体として考えられるのはどれか。



[正答]


※国試ナビ4※ 105D046]←[国試_105]→[105D048

102I075」

  [★]

  • 28歳の男性。乾性咳、全身倦怠感および呼吸困難を主訴に来院した。2か月前から乾性咳と全身倦怠感とが出現し、1か月前から労作時に呼吸困難を感じるようになった。1週前に38.2℃の発熱があり呼吸困難が安静時でもみられるようになった。意識は清明。身長176cm、体重52kg。体温37.8℃。脈拍104/分、整。血圧104/64mmHg。顔面蒼白で口唇にチアノーゼを認める。血液所見:赤血球364万、Hb1O.4g/dl、白血球13,200(桿状核好中球7%、分葉核好中球78%、好酸球3%、好塩基球1%、単球8%、リンパ球3%)、血小板26万。免疫学所見:CRP6.8mg/dl、Tリンパ球CD4/CD8比0.2(基準0.6~2.9)、β-D-グルカン26.0 pg/mg(基準20以下)、寒冷凝集素陰性。動脈血ガス分析(自発呼吸、room air):pH7.42、PaO2 48Torr、PaCO2 32Torr。呼吸困難の原因病原体として最も可能性の高いのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 102I074]←[国試_102]→[102I076

096A012」

  [★]

  • 5か月の乳児。5日前から鼻水と咳とが続いていたが、発熱はなく、元気もよかった。昨日夕方から咳がひどくなり、呼吸がゼーゼーと苦しそうになってきたので来院した。体温37.2℃。呼吸数56/分。呼吸困難があり、口唇に軽度のチアノーゼを認める。胸部聴診で、呼気の延長、喘鳴およびわずかなcoarse crackles(湿性ラ音)を聴取する。白血球8,700。CRP0.9mg/dl(基準0.3以下),動脈血ガス分析(自発呼吸、room air):pH7.35、PaO2 45Torr、PaCO2 48Torr。胸部エックス線写真は、軽度肺気腫像を示す。原因として最も考えられるのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 096A011]←[国試_096]→[096A013

096D057」

  [★]

  • 29歳の女性。1週前からの発熱と咳とを主訴に来院した。前医での胸部エックス線撮影で肺炎と診断され、セフェム系抗菌薬を4日間投与されたが解熱せず、肺野の浸潤影も悪化した。紹介状によれば喀痰培養では正常菌叢であった。体温39.2℃。呼吸数20/分。脈拍94/分、整。血圧106/64mmHg。血液所見:赤血球420万、白血球8,000。血清総蛋白7.0 g/dl。CRP7.0mg/dl(基準0.3以下)。可能性の高い起因菌はどれか。
  • a. (1)(2)
  • b. (1)(5)
  • c. (2)(3)
  • d. (3)(4)
  • e. (4)(5)
[正答]


※国試ナビ4※ 096D056]←[国試_096]→[096D058

102B045」

  [★]

  • 33歳の男性。発熱腹痛嘔吐および下痢を主訴に来院した。東南アジアに1週間出張して一昨日帰国した。昨日昼から急に悪心、嘔吐とともに39℃台の発熱と腹痛とが出現した。最初は、便意はあるものの排便がみられず、さしこむような腹痛が何度も出現したが、その後水様下痢が頻回となり、便に血液、粘液および膿を混じるようになった。
  • 原因微生物はどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 102B044]←[国試_102]→[102B046

100A059」

  [★]

  • 63歳の女性。嚥下時の前胸部違和感を主訴に来院した。糖尿病と悪性リンパ腫とで治療中である。食道内視鏡写真を以下に示す。病原体として最も考えられるのはどれか。
  • a. ヒト乳頭腫(human papilloma)ウイルス
  • b. マイコプラズマ
  • c. メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)
  • d. 結核菌
  • e. Candida albicans


[正答]
※国試ナビ4※ 100A058]←[国試_100]→[100A060

095G008」

  [★]

  • 47歳の男性。3日前から右眼の眼痛と流涙とが出現してきたので来院した。右眼のフルオレセイン生体染色による前眼部写真を以下に示す。
  • この疾患の原因として考えられるのはどれか。


[正答]
※国試ナビ4※ 095G007]←[国試_095]→[095G009

105A005」

  [★]


[正答]


※国試ナビ4※ 105A004]←[国試_105]→[105A006

100B021」

  [★]

  • 呼吸器感染症と原因菌の組合せで誤っているのはどれか,
[正答]


※国試ナビ4※ 100B020]←[国試_100]→[100B022

102C008」

  [★]

  • 組合せで誤っているのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 102C007]←[国試_102]→[102C009

095A058」

  [★]

  • 市中肺炎の病原微生物でセフェム抗菌薬が有効でないのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 095A057]←[国試_095]→[095A059

099D068」

  [★]

[正答]


※国試ナビ4※ 099D067]←[国試_099]→[099D069

095I002」

  [★]

  • 学童の肺炎の病原体として最も頻度が高いものはどれか

細菌の鑑別」

  [★]

細菌

グラム陽性菌の鑑別 LAB.994

菌種 形態 抗酸性 芽胞 運動性 空気中での発育 嫌気条件下での発育 カタラーゼ オキシダーゼ ブドウ糖分解 OF試験
Micrococcus C D O/-
Staphylococcus C F
Aerococcus C W W/- F
Streptococcus C +/- F
Pediococcus C. F
Gemella
嫌気性球菌*1 C +/- F/-
Kurthia R
Corynebacterium R +/- F/-
Listeria R F
Erysipelothnx R       F
Lactobacillus                    
Arachnia*2                    
Rothia R F
Propiombacterium R . F
Achnomyces R F
Bifidobacterium                    
Eubacterium R . +/- F/-
Clostndium R <+> D D F/-
Bacillus R <+> D D d D F/O/-
Nocardia R W O
Mycobacterium R . O/NT
*1:Peptococcus, Peptostreptococus(あるいは Leuconostoc) *2:あるいはActinomyces odontolyticus D:その属の菌種によって反応が異なる。 d: 菌種によって反応が異なる。 F:発酵 O:酸化 W:弱反応 ・:不明 NT:テストできない <+>:芽胞非形成筋もある C:球菌 R:桿菌

グラム陰性菌の鑑別 LAB.995

(再編集の時に-*に注意)
菌種 形態 運動性 空気中での発育 嫌気条件下での発育 カタラーゼ オキシダーゼ ブドウ糖(酸) OF試験
Bacteroides R d D F/-
Veillonella C D
Neissena C O
Branhamella C
Acinetobacter C/R O
Moraxella R    
Brucella
Bordetella
Chromobacterium lividum R O
Alcahsenes R
Flavobacterium R O
Pseudomonas R O
Actinobacillus R F
Pasteurella
Necromonas
Cardiobacterium R F
Chromobacterium violaceum                
Beneckea R F
Vibrio
Plesiomonas
Aeromonas
腸内細菌 R D F
Haemophilus R D D NT
Eikenella R -*
Campylobacter R -+1 D
Streptobacillus+2 R F
マイコプラズマ
*1:Peptococcus, Peptostreptococus(あるいは Leuconostoc) *2:あるいはActinomyces odontolyticus D:その属の菌種によって反応が異なる。 d: 菌種によって反応が異なる。 F:発酵 O:酸化 W:弱反応 ・:不明 NT:テストできない <+>:芽胞非形成筋もある C:球菌 R:桿菌 ・: 不明 *: 空気中では発育せず。空気CO2で発育。+1: 好気的または嫌気的には発育せず。5-6%O2中で発育。+2: あるいはShigella dysenteriae 1

特殊な細菌」

  [★]

細菌

マイコプラズマリケッチアクラミジア

寄生性 大きさ グラム染色性 細胞壁 LPS ペプチド
グリカン
封入体 免疫原性 感染経路 無効抗菌薬
マイコプラズマ科   直径0.3μm   なし なし なし なし   飛沫感染 βラクタム薬
リケッチア科 偏性細胞寄生性 (0.3-0.5)x(0.8-2.0)μm 陰性 あり あり あり なし   媒介動物 βラクタム薬
クラミジア科 偏性細胞寄生性   陰性 あり あり なし あり なし 飛沫感染/接触感染/性行為 βラクタム薬、アミノ配糖体系

マイコプラズマリケッチアクラミジアと疾患

病原体名 疾患名 潜伏期 感染経路 診断 症状 治療
マイコプラズマ科 マイコプラズマ属 Mycoplasma pneumoniae 肺炎マイコプラズマ マイコプラズマ肺炎   飛沫感染     マクロライド系・テトラサイクリン系
リケッチア科 オリエンチア属 Orientia tsutsugamushi   ツツガムシ病 4-18日 ツツガムシ Weil-Felix反応/蛍光抗体法/免疫ペルオキシダーゼ法/ペア血清   テトラサイクリン系
ニューロキノロン系
リケッチア科 リケッチア属 Rickettsia japonica   日本紅斑熱 2-8日 マダニ Weil-Felix反応  
リケッチア科 エールリキア属 Ehrlichia sennetsu   腺熱 10-17日 不明    
リケッチア科 コクシエラ属 Coxiella burnetii   Q熱 14-26日 経気道的、経口的、経皮的。人獣共通感染症     テトラサイクリン系・ニューキノロン系・リファンピシン併用
リケッチア科 バルトネラ属 Bartonella henselae   Bartonella henselae感染症
(ネコひっかき病/細菌性血管腫症)
        マクロライド系・テトラサイクリン系
クラミジア科 クラミジア属 Chlamydia psittaci オウム病クラミジア   7-10日       テトラサイクリン系、マクロライド系。
βラクタム、アミノ配糖体無効。
基本小体に作用しない
クラミジア科 クラミジア属 Chlamydia trachomatis トラコーマクラミジア   1-5週 性行為    
クラミジア科 クラミドフィラ属 Chlamydophila pneumoniae 肺炎クラミジア   3-4週    

100Cases 27」

  [★]

☆case27 関節痛
症例
37歳 女性
主訴関節痛
現病歴:数ヶ月、膝の痛みがだんだん強くなっていると感じていた。痛みは手や足の小関節に多く、朝歩くときに最もこわばる。痛みはジクロフェナクを飲むと和らぐ。そのほかの症状として疲労感を感じ、最近体重が3ヶ月で4kg減っている。
喫煙歴:なし。
飲酒歴:機会飲酒
既往歴:なし
家族歴既婚子供は2人
服薬歴ジクロフェナク
職業歴legal sevretary
身体所見 examination
 顔貌 青白、臨床的貧血を認める。近位指節間関節中手指節関節 腫脹effusionを伴う疼痛中足趾節関節 圧痛。それ以外正常
検査 investigation
 血液検査
  Hb低下
  ESR上昇
  尿素軽度上昇
  クレアチニン軽度上昇
  正常白血球MCV血小板ナトリウムカリウムグルコースアルブミン
 尿検査
  蛋白(-)、尿糖(-)、潜血(-)、
問題
 本症例では診断とその根拠を考えるのは簡単なので、鑑別疾患をあげてその疾患特徴的症候列挙しましょう。
関節痛 DIF.283
 V Vascular
  血友病 hemophilia 血友病関節症(急性疼痛腫脹熱感(SOR.241)
慢性可動域の低下、変形関節周囲筋萎縮(SOR.241))。家族歴
  壊血病 scurvy 。生活環境。食事歴
  無菌性骨壊死 aseptic bone necrosis (Osgood-Schlatter diseaseとか)
 I Inflammatory
  感染性関節炎(細菌性関節炎(化膿性関節炎淋菌性関節炎結核性関節炎嫌気性菌関節炎 )、真菌性関節炎スピロヘータ関節炎(梅毒性関節炎ライム関節炎)、マイコプラズマ関節炎ウイルス関節炎)
 N Neoplastic disorders
  骨原性肉腫 osteogenic sarcoma
  巨細胞腫 giant cell tumors
 D Degenerative disorders
  degenerative joint disease
  変形関節osteoarthritis
 I Intoxication
  痛風 gout (uric acid)
  偽痛風 pseudogout (calcium pyrophosphate)
  ループス症候lupus syndrome of hydralazine (Apresoline) and procainamide
  gout syndrome of diuretics
 C Congenital and acquired malformations bring to mind the joint deformities of tabes dorsalis and syringomyelia and congenital dislocation of the hip. Alkaptonuria is also considered here.
 A Autoimmune indicates
  関節リウマチ RA
  血清病 serum sickness
  全身性エリテマトーデス lupus erythematosus
  リウマチrheumatic fever
  ライター症候群 Reiter syndrome
  潰瘍性大腸炎 ulcerative colitis
  クローン病=限局性回腸炎 regional ileitis
  乾癬性関節炎 psoriatic arthritis
  リウマチ性多発筋痛症 polymyalgia rheumatica
 T Trauma
 E Endcrine
  先端肥大症 acromegaly
  閉経 menopause
  糖尿病 diabetes mellitus
関節炎分類
炎症部位の数
 単関節炎痛風、偽痛風離断性骨軟骨炎血行性化膿性関節炎のほとんど
 多関節炎リウマチ疾患ウイルス疾患白血病での関節症状易感染性宿主における血行性化膿性関節炎
関節リウマチ
 診断基準
 関節症状
  朝のこわばり、疼痛腫脹関節の動揺、関節可動域制限、変形(手指足趾、膝関節)。(SOR.211)
  手指近位指節間関節(PIP関節)、中手指節関節(MP関節)。遠位指節間関節(DIP関節)に初発することは稀。(SOR.211)
  左右対称性に生じることが多い。手関節足趾、膝関節初発する。(SOR.211)
 関節症状
  全身症状発熱
  皮膚症状リウマトイド結節(肘の伸側、後頭部手指)
  眼症状:上胸膜炎(10日の経過治癒)、強膜炎(予後不良)。稀に角膜穿孔
  血液障害:(高頻度)貧血白血球減少(Felty病。DMARDs投与中の場合薬剤性骨髄抑制考慮)
  アミロイドーシスネフローゼ下痢を来した症例で疑う。アミロイド蛋白AA
  腎障害:稀。アミロイドーシス続発症薬剤性考慮
  呼吸器症状間質性肺炎の合併多い。下肺野に好発。通常無症状メトトレキセートなどの使用により薬剤性急性間質性肺炎を生じることがある。
  心・血管障害リンパ管炎による難治性浮腫
  神経症状:環軸関節亜脱臼により項部痛や脊髄症上が出現しうる。
  骨粗鬆症
  腱鞘滑膜炎手指、手関節、足関節
■両側性多関節炎の鑑別疾患
 OA:遠位指節間関節を冒すのが特徴的で、近位指節間関節中手指節関節を冒しうる。
 RA
 SLE軽度症状程度変動する非びらん性の関節炎
 gout:単関節炎からはじまる。
 血清陰性関節炎強直性脊椎炎感染、ライター病:中~大関節非対称性関節炎。仙腸関節と遠位指節間関節にも関節炎
 急性ウイルス関節炎風疹
■KEY POINTS
RAでは遠位指節間関節は冒されない傾向がある。
RAの全身症状関節症状先行することがある。
RA活動性貧血及びESR相関している。
NSAIDs腎機能に悪影響を与えることがある。
initial plan
 Dx 1. 単純X線写真
    ・亜脱臼関節周囲の骨萎縮(傍関節性骨骨粗鬆症,juxta-articular osteoporosis)、関節裂隙の狭小化関節辺縁のびらん(bony erosion)
     ・初期RAで第5趾に骨びらん一般的に見られる。
    ・血液検査
     ・RF、抗DNA抗体
 Tx 1. 鎮痛薬
    ・NSAIDs鎮痛とこわばりの軽減
   2. DMARDs(メトトレキセートレフルノミド金製剤ペニシラミン)
    ・NSAIDs症状が治まらない場合考慮
   3. 抗TNF抗体
    ・重症RAで効果がある場合がある。
参考文献
SOR 標準整形外科学 第10版 医学書院
DIF Differential Diagnosis in Primary Care Fourth Edition版 Lippincott Williams & Wilkins

抗菌薬」

  [★]

antibacterial drug, antibacterial
抗生剤薬理学抗菌薬一覧抗細菌薬
first aid step 1 2006 p.165

定義

  • 細菌/微生物に静菌作用、殺菌作用を示す物質。結果として、人において病原性を除去する目的で使用される。
  • このうち、微生物によって産生される物質を抗生物質と呼ぶ


作用機序による分類

first aid step 1 2006 p.165
  Mechanism of action Drugs
1 Block cell wall synthesis by inhibition of peptidoglycan cross-linking penicillin, ampicillin, ticarcillin, piperacillin, imipenem, aztreonam, cephalosporins
2 Block peptidoglycan synthesis bacitracin, vancomycin, cycloserine
3 Disrupt bacterial/fungal cell membranes polymyxins
4 Disrupt fungal cell membranes amphotericin B, nystatin, fluconazole/azoles
5 Block nucleotide synthesis sulfonamides, trimethoprim
6 Block DNA topoisomerases quinolones
7 Block mRNA synthesis rifampin
8 Block protein synthesis at 50S ribosomal subunit chloramphenicol, erythromycin/macrolides, lincomycin, clindamycin, streptogramins (quinupristin, dalfopristin), linezolid
9 Block protein synthesis at 30S ribosomal subunit aminoglycosides, tetracyclines, spectinomycin
 ATuSi → あつし


薬物動態

  • 濃度依存性:アミノグリコシド系抗菌薬、ニューロキノロン系抗菌薬
  • 時間依存性:βラクタム系抗菌薬

治療期間

小児

尾内一信 ; 第 39 回日本小児感染症学会教育講演 2 小児感染症の抗菌薬療法 -耐性菌時代の適正使用-
感染臓器・臨床診断 原因菌 投与期間(抗菌薬)
髄膜炎 インフルエンザ菌 7-10日
肺炎球菌 10-14日
髄膜炎菌 7-10日
GBS,腸内細菌,リステリア 21日
中耳炎 <2 歳 10日
2 歳≦ 5-7日
咽頭炎 A 群連鎖球菌 10日(ペニシリン系薬)
5日(セフェム系薬)
肺炎 肺炎球菌,インフルエンザ菌 解熱後3-4日
黄色ブドウ球菌 3-4週間
マイコプラズマ,クラミジア 10-21日
腎臓、膀胱炎、腎盂腎炎 大腸菌,プロテウス,腸球菌 3日
14日
骨髄炎 黄色ブドウ球菌 21日
連鎖球菌,インフルエンザ菌 14日

主要な感染症の抗菌薬投与期間

感染レジマニュ p.27
骨髄炎 4-6週
耳鼻咽喉 中耳炎 5-7日
副鼻腔炎 5-14日
A群溶連菌咽頭炎 10日
肺炎 肺炎球菌 7-10日 or 解熱後3日間
インフルエンザ菌 10-14日
マイコプラズマ 14日(7-10日)
レジオネラ 21日
肺化膿症 28-42日
心臓 感染性心内膜炎 α連鎖球菌 2-4週
黄色ブドウ球菌 4-6週
消化管 腸炎 赤痢菌 3日
チフス 14日(5-7日)
パラチフス
腹膜炎 特発性 5日
二次性 10-14日
胆肝膵 肝膿瘍 細菌性 4-8週
アメーバ性 10日
尿路 膀胱炎 3日
急性腎盂腎炎 14日(7-10日)
急性腎盂腎炎・再発 6週
慢性前立腺炎 1-3ヶ月
髄腔 髄膜炎 インフルエンザ菌 7-10日
髄膜炎菌
肺炎球菌 10-14日
リステリア 21日
敗血症 敗血症 コアグラーゼ陰性ブドウ球菌 5-7日
黄色ブドウ球菌 28日(14日)
グラム陰性桿菌 14日(7-14日)
カンジダ 血液培養陰性化後, 14日

妊婦に避けるべき抗菌薬

  • Antibiotics to avoid in pregnancy
  • Sulfonamides––kernicterus.
  • Aminoglycosides––ototoxicity.
  • Fluoroquinolones––cartilage damage.
  • Erythromycin––acute cholestatic hepatitis in mom
(and clarithromycin––embryotoxic).
  • Metronidazole––mutagenesis.
  • Tetracyclines––discolored teeth, inhibition of bone growth.
  • Ribavirin (antiviral)––teratogenic.
  • Griseofulvin (antifungal)––teratogenic.
  • Chloramphenicol––“gray baby.”
  • SAFE Moms Take Really Good Care.

使っても良い

YN.H-24
  • βラクタム系
  • エリスロマイシン、アジスロマイシン

参考

  • 抗菌薬インターネットブック
まとまっていてよい
[display]http://www.antibiotic-books.jp

抗菌薬一覧

肺炎」

  [★]

pneumonia pneumonitis

疫学

  • 日本の肺炎の受療率は人口10万対3、死亡率は人口10万対7。死因順位は第4位である。
  • 受療率・罹患率共に高齢になるに従い急激に増加し、85歳以上の男性では死因第2位、90歳以上の男性では死因第1位となる(ガイドライン1)。
  • 死亡者の95%以上が高齢者である。
年代と病原体
乳児 RSウイルス インフルエンザウイルス 肺炎球菌 インフルエンザ菌  
小児 RSウイルス インフルエンザウイルス 肺炎球菌 クラミジア・ニューモニエ マイコプラズマ・ニューモニエ
青年期 肺炎球菌 インフルエンザ菌 マイコプラズマ・ニューモニエ    
成人 肺炎球菌 インフルエンザ菌      
高齢者 肺炎球菌 インフルエンザ菌 レジオネラ・ニューモニエ インフルエンザウイルス  

日本における肺炎の年齢階級別受療率と死亡率(人口10 万対,2002 年)

ガイドライン1 2004 年「国民衛生の動向」 改変
  年齢階級 総数 15~ 25~ 35~ 45~ 55~ 65~ 75~ 85~ 90~
19 29 39 49 59 69 79 89  
受療率 外来 6 3 4 3 3 6 7 14 21 21
入院 19 2 3 2 3 7 21 86 309 489
死亡率 男性 76.4 0.5 0.5 1.5 4.6 15.2 69.2 339 2087 4317
女性 62.7 0.3 0.5 0.9 1.9 5.6 22.4 144 934 2291
総数 69.4 0.4 0.5 1.2 3.2 10.3 44.6 249 1291 2787

分類

発症の場

  • 市中肺炎:上気道のウイルス感染後に多い。

原因

病理

  • 上気道から連続的に下気道へ、あるいは、直接下気道に及んでいる。炎症は上皮に包まれた管腔内
  • 間質性肺炎は、肺の実質や間質に炎症が存在

ガイドライン

  • 1. 成人市中肺炎診療ガイドライン




主としてグラム陽性菌,マイコプラズマに作用するもの」

  [★]

商品

マイコプラズマ抗体」

  [★]

mycoplasma antibody

参考

[display]http://data.medience.co.jp/compendium/main.asp?field=06&m_class=01&s_class=0015



マイコプラズマ関節炎」

  [★]

mycoplasmal  arthritis


マイコプラズマ子宮頚管炎」

  [★]

mycoplasma cervicitis




★コメント★

[メモ入力エリア]
※コメント5000文字まで
ニックネーム:
コメント:




表示
個人用ツール


  meddic.jp

リンク
連絡