ポール・バンネル反応

出典: meddic

Paul-Bunnell test
異好抗体試験 異種親和性抗体試験 heterophile antibody testハンガナチウ・ダイヘル反応 Hanganatziu-Deicher reaction、Paul-Bunnel反応
EBウイルス
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概念


  • 赤血球凝集を利用した検査方法
  • 伝染性単核球症の診断に用いる
  • EBウイルスが原因の疾患  ←  CMVによる伝染性単核球症では上昇しない!!
  • 患者血清中にはヒツジ赤血球を凝集するIgM抗体が存在する
  • 患者の100%が陽性である→診断の補助の価値が高い



判定

陽性(128倍以上)

検査の本 LAB.1145


UpToDate Contents

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原理 伝染性単核症はEBウイルスの感染で患者血清中には羊の赤血球と反応する 抗体(異好抗体)が産生される。この抗体のクラスはIgMが主体で生理食塩液中で羊の 赤血球を凝集させる。赤血球の持つ膜表面抗原と凝集性抗体とを反応させて、その抗体 価 ...
2007年10月14日 ... 未感作赤血球が凝集⇒異好抗体高値疾患を考慮⇒伝染単核症と診断⇒追加検査 としてポールバンネル反応、ダヴィットソンの吸着試験を実施 生物学的偽陽性(BFP) 1 . STS抗原の検査で梅毒に関係なく陽性反応が起こるSLEなどの自己 ...


★リンクテーブル★
先読みEBウイルス
リンク元伝染性単核球症」「異種免疫疾患」「モノスポットテスト」「ハンガナチウ・ダイヘル反応」「Paul-Bunnell test
関連記事反応

EBウイルス」

  [★]

Epstein-Barr virus, EB virus, EBV
エプスタイン-バーウイルス エプスタイン-バー・ウイルスエプスタイン・バーウイルス
EBウイルス感染症ウイルス

ウイルス学

EBV関連抗原

  • EA, early antigen
  • VCA, virus capsid antigen
  • EBNA, EB virus determined nuclear antigen
  • LMA, late membrane antigen
  • LYDMA, lymphocyte-detected membrane antigen

EBV特異抗体

感染症

感染経路

  • 唾液感染

疫学

  • 日本では3歳までに80%が感染する (SMB.530)

検査

  • 急性期・回復期に、VCA-IGM, VCA-IgG, EA(早期抗原, early antigen)の高値、EBNA(核内抗原)の陰性を証明
EBNAは感染後3ヶ月以上経たないと立ち上がらない。




伝染性単核球症」

  [★]

infectious mononucleosis
キス病 kissing disease伝染性単核症EBウイルス感染症 Epstein-Barr virus infection腺熱 glandular fever
単核球症EBウイルス

概念

疫学

  • 多く(90%以上)は幼児期に初感染し、無症状(不顕性感染)か軽症である。
  • 学童期から青年期(14-18歳)に多い。成人になってからの初感染では症状が出る。 → 肝炎様症状
  • 日本では成人の80%が既感染者。健常者咽頭粘液:10-20%陽性

潜伏期間

  • 一ヶ月? 4-14日? 4-6週(YN.H-75)

病原体

感染経路

  • 唾液感染、経口飛沫感染

病態

  • 飛沫感染 → 咽頭粘膜上皮細胞やリンパ組織で増殖 → Bリンパ球を介して全身に散布 → 増殖能を獲得したBリンパ球によるIgの産生(ポール・バンネル反応ペニシリンアレルギーと関連)・腫瘍化したBリンパ球対して活性化した細胞障害性T細胞(異型リンパ球)の増加
  • EBウイルスがB細胞に感染して癌化させる。ガン化にはEBウイルスが産生する核内抗原(EBNA)と表面抗原(LMA)が重要な役割りを果たす。ガン化したB細胞に対する傷害性T細胞が異型リンパ球として観察される

経過

  • 1-3週間で自然治癒
その後、EBウイルスは持続感染する

症候

  • 発熱、全身性リンパ節腫脹、絶対的リンパ球増加(10%以上の異型リンパ球)
  • 発熱(1-2週間持続,90%)、扁桃炎咽頭炎(咽頭痛・嚥下困難、発赤・腫脹)、全身性リンパ節腫脹(圧痛)、肝脾腫(10-50%)、結膜の充血、麻疹様・風疹様の発疹(10-40%)
  • 扁桃炎・咽頭炎は溶連菌による扁桃炎に似て発赤が強く膿苔を伴うことが多い (SPE.340) → 扁桃白苔とも表現される(滲出性扁桃炎の所見)


検査

血算

  • 末梢血白血球↑、単核球↑?:白血球分画のリンパ球・単核球?が60%以上となる。  ←  Bリンパ球で増殖するため減少、Tリンパ球は反応性に増殖
  • 末梢血異型リンパ球(~50%)
  • まれ:溶血性貧血、血小板減少症、再生不良性貧血、TTP、HUS、DIC (QB.H-196 参考1)  ← 時に見られる造血系の異常は、EBウイルスにたいする抗体との交差反応によるもの、らしい(参考1)

免疫血清検査

  • 1. ペア血清:VCA-IgM↑、VCA-IgG↑ ← VCA-IgMは一過性上昇  ←  急性期に上昇
  • VCAとはウイルスキャプシド抗原(virus capsid antigen)
  • 2. EBNA抗体:陰性   ←  慢性期に上昇
  • 陽性→潜伏感染
  • EBNA抗原はゆっくりと上昇し3ヶ月後に陽転する。

肝臓酵素

  • 肝逸脱酵素↑:AST、ALT、ALP、γ-GTP

診断

鑑別診断

治療

  • 特異的治療法無し
  • 対症療法:解熱薬や肝庇護薬の投与、輸液など

合併症

注意

  • ペニシリン系・セフェム系薬物の投与は禁忌:発疹などのアレルギー反応が起こる

予防

  • 困難

予後

参考

  • 1. [charged] Infectious mononucleosis in adults and adolescents - uptodate [1]

国試



異種免疫疾患」

  [★]

xenogeneic immune disease, heterogeneic immune disease
ポール・バンネル反応


モノスポットテスト」

  [★]

mono spot test
ポール・バンネル反応


ハンガナチウ・ダイヘル反応」

  [★] ポール・バンネル反応


Paul-Bunnell test」

  [★] ポール・バンネル反応


反応」

  [★]

(生物)response、(化学)reactionrespondreactresponsive
応答応答性反応性返答





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