ポリドカノール

出典: meddic

polidocanol
ポリエチレングリコールモノドデシルエーテル polyethylene glycol monododecyl ether
エトキシスクレロール Aethoxysklerolポリドカスクレロール
食道静脈瘤静脈瘤
止血剤


UpToDate Contents

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和文文献

  • ポリドカノールによる硬化療法を行った口腔内血管腫の1例
  • 橘 寛彦,吉田 孝史,石川 恵生 [他]
  • 日本口腔外科学会雑誌 = Japanese journal of oral and maxillofacial surgery 58(11), 660-664, 2012-11
  • NAID 40019499495
  • P-327 血管奇形に対するポリドカノールを用いた硬化療法(良性腫瘍1,ポスターセッション,第48回日本小児外科学会学術集会)
  • 田中 潔,高安 肇,渡邊 昌彦
  • 日本小児外科学会雑誌 47(4), 743, 2011-07-05
  • NAID 110008735434

関連リンク

2006年10月16日 ... TM」(一般名:ポリドカノール)を本年 12 月 14 日からゼリア新薬工業株式会社(本社: 東京都中. 央区、代表取締役社長 ... ポリドカスクレロール TM」の成分である ポリドカノールは、ドイツのクロイスラー社が静脈. 瘤の硬化剤として開発した ...
ポリドカスクレロール3%注2mL,ポリドカノール注射液. ... ポリドカスクレロール3%注 2mL. (成分:ポリドカノール). 経路:注射薬|規格:3%2mL1管 |一般名: ポリドカノール注射液|薬価:937.00 |メーカー:堺化学. 薬品情報 · 添付文書情報; 成分一致薬品 ...

関連画像

下肢静脈瘤硬化療法

添付文書

薬効分類名

  • 下肢静脈瘤硬化剤

販売名

     ポリドカスクレロール0.5%注2mL
     

組成

成分・分量
1アンプル2mL中

  • ポリドカノール 10mg

添加物

  • エタノール(96%) 84mg、リン酸水素ナトリウム二水和物、リン酸二水素カリウム

禁忌

  • 深部静脈血栓症を有する、あるいは血栓症の既往のある患者。〔既存の深部静脈血栓症の悪化、あるいは血栓形成のおそれがある。〕
  • 動脈性血行障害を有する患者(動脈硬化又は糖尿病性細小血管症の患者を含む)。
    〔末梢血管病変が悪化するおそれがある。〕
  • 歩行の困難な患者。〔下肢の運動によって避け得る深部静脈障害を生ずるおそれがある。〕
  • 多臓器障害あるいはDIC(播種性血管内血液凝固症候群)状態の患者。
    〔全身状態が悪いので障害が起こり易い。〕
  • 経口避妊薬を服用している患者。〔血栓形成のおそれがある。〕
  • 抗凝固剤、抗血小板剤を服用している患者。〔血栓形成が抑制・阻害されるおそれがある。〕
  • 重篤な心疾患のある患者。〔障害が悪化するおそれがある。〕
  • ショックあるいは前ショック状態にある患者。〔ショックによる障害を起こし易い。〕
  • 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
  • 気管支喘息の患者。〔硬化剤によるアレルギー反応を起こし易い。〕
  • 妊婦又は妊娠の疑われる患者。〔「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照〕
  • 投与部位並びにその周辺に炎症又は潰瘍のある患者。
    〔催炎作用により既存炎症の悪化、また潰瘍部よりの出血のおそれがある。〕

効能または効果

  • 一次性下肢静脈瘤(伏在静脈瘤の本幹を除く)の硬化退縮


  • 直径8mmを超える一次性下肢静脈瘤に対する本剤の有効性及び安全性は確認されていない。

ポリドカスクレロール0.5%注2mL

  • 直径1mm未満の一次性下肢静脈瘤を対象に、1穿刺あたり0.1〜0.5mLを基準として静脈瘤内に1箇所又は2箇所以上投与する。なお、1回の総投与量は2mg/kg以下とする。
    1回の処置で治療が終了しない場合、次回の投与は原則として1週間後とする。

ポリドカスクレロール1%注2mL

  • 直径1mm以上3mm未満の一次性下肢静脈瘤を対象に、1穿刺あたり0.5〜1mLを基準として静脈瘤内に1箇所又は2箇所以上投与する。なお、1回の総投与量は2mg/kg以下とする。
    1回の処置で治療が終了しない場合、次回の投与は原則として1週間後とする。

ポリドカスクレロール3%注2mL

  • 直径3mm以上8mm以下の一次性下肢静脈瘤を対象に、1穿刺あたり0.5〜1mLを基準として静脈瘤内に1箇所又は2箇所以上投与する。なお、1回の総投与量は2mg/kg以下とする。
    1回の処置で治療が終了しない場合、次回の投与は原則として1週間後とする。


  •        
    
    • (参考)
           
           
           
    静脈瘤径 使用薬剤 患者体重(kg) 1日上限投与量(mL)
    直径1mm未満 0.5%注 50kg 20.0mL
    直径1mm未満 0.5%注 60kg 24.0mL
    直径1mm未満 0.5%注 70kg 28.0mL
    直径1mm以上3mm未満 1%注 50kg 10.0mL
    直径1mm以上3mm未満 1%注 60kg 12.0mL
    直径1mm以上3mm未満 1%注 70kg 14.0mL
    直径3mm以上8mm以下 3%注 50kg 3.3mL
    直径3mm以上8mm以下 3%注 60kg 4.0mL
    直径3mm以上8mm以下 3%注 70kg 4.6mL

    投与方法

    • 静脈針又は翼状針を静脈瘤内に穿刺して血液の逆流等で瘤内に穿刺されていることを確認し、ポリドカスクレロール1%注2mL、ポリドカスクレロール3%注2mLを投与する場合はまず生理食塩液等を注入し瘤内の血液をなるべく除外したのち、本剤を注入後、直ちに枕子等で圧迫後弾力包帯又は弾力ストッキングを装着し、投与部位の血管内皮を接着させ、積極的に歩行させるか、屈伸運動を行い、深部静脈血栓形成の防止に努める。
      ゆっくり注入し、注入量は必要最小限にとどめること。

    投与後処置

    • 弾力包帯又は弾力ストッキングを用い、圧迫は最低1週間行う。圧迫1週間後に下肢検査を行う。血栓切除術はこの時点で行う。その後弾力ストッキングで約1カ月間圧迫する。
    • 3%製剤では、有害事象の発現頻度が比較的高く、患者の選択も含め、慎重に投与すること。〔「重大な副作用」の項参照〕


    慎重投与

    • 心疾患のある患者。〔用量依存性の血圧降下作用(心拍数減少、心伝導系抑制作用)によると考えられるショックのおそれがある。〕
    • 重篤な肝障害、腎障害のある患者。〔障害が悪化するおそれがある。〕
    • 発熱のある患者。〔原疾患があるため、障害を起こし易い。〕

    重大な副作用

    アナフィラキシー様症状

    • 外国においてアナフィラキシーショックにより致死的な転帰をたどることが報告されているので、投与時から観察を十分に行い、喘息発作、血圧低下、意識消失、全身性蕁麻疹、血管浮腫〈眼瞼浮腫等〉、呼吸困難等があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。

    血栓塞栓症

    • 肺塞栓症、深部静脈血栓症、血栓性静脈炎等の血栓塞栓症があらわれることがあるので、投与後の観察を十分に行い、呼吸困難、息切れ、胸部不快感、下肢の疼痛・浮腫等の異常が認められた場合には早急に精査の上、血栓溶解剤投与などの適切な処置を行い、次回の投与を中止すること。

    心停止、循環虚脱

    • 外国において心停止により致死的な転帰をたどること及び循環虚脱が報告されているので、投与時から観察を十分に行い、息切れ、動悸、心電図異常等が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。

    肺水腫

    • 肺水腫があらわれることがあるので、投与後の観察を十分に行い、異常が認められた場合には適切な処置を行い、次回の投与を中止すること。

    錯乱

    • 錯乱があらわれることがあるので、投与後の観察を十分に行い、異常が認められた場合には適切な処置を行い、次回の投与を中止すること。

    局所組織障害(壊死、瘤内血栓、色素沈着)

    • 外国で周囲の組織に注射した場合、局所組織障害(壊死)を起こしたとの報告があるので、投与後の局所の観察を十分に行い、異常が認められた場合には次回の投与を中止し、適切な処置を行うこと。本剤の臨床試験では、瘤内血栓の発現率は高濃度ほど高く0.5%製剤で10.2%、1%製剤で37.5%、3%製剤で56.1%、色素沈着は0.5%製剤で16.9%、1%製剤で34.7%、3%製剤で36.6%であった。

    薬効薬理

    血管内皮細胞障害作用

    ウサギ耳介静脈に対する作用(in vivo

    • 静脈内投与後の圧迫処置なしでは、0.5%ポリドカノールで血栓形成とそれに続く器質化(血栓が肉芽組織で置き換えられていく)がみられたが30日後には再疎通した。1%ポリドカノールでは投与後60日後まで投与血管の消失が認められたが、潰瘍の形成がみられた6,7)
      投与後の圧迫処置により血栓の形成は抑制された8)

    イヌ足皮下静脈に対する作用(in situ

    • 1%ポリドカノールをヒト血液で希釈した各種濃度のポリドカノールを30秒間暴露させたところ、0.9〜1%のポリドカノール濃度で血管内皮細胞障害および血栓形成がみられた9)

    培養血管内皮細胞に対する作用(in vitro

    • ウシ肺動脈内皮細胞由来株細胞10)およびヒト臍帯静脈内皮細胞11)に対して濃度依存的な細胞障害作用がみられた。血清による希釈により細胞障害作用は減弱された。

    作用機序

    • 本剤の主成分ポリドカノールは分子内に疎水性部分(ドデシル基)と親水性部分(ポリオキシエチレン基)をもつ非イオン性の界面活性剤である。本剤はポリドカノールが有する界面活性作用により細胞膜を障害することで血管内皮細胞を障害すると考えられる11)。下肢静脈瘤硬化療法において本剤は、血管内皮細胞を障害することにより内皮皮下組織の露出を起こし、圧迫により過剰な血栓形成を抑制しながら障害された血管を線維化することで、静脈瘤を退縮させるものと考えられる。


    有効成分に関する理化学的知見

    平均分子量

    • 約600

    性状

    • ポリドカノールは無色又は微黄色の澄明な液、又は白色のワセリン様、若しくはろう状の固体である。メタノール、無水エタノールに極めて溶けやすく、水に溶けやすい。


    ★リンクテーブル★
    先読みpolyethylene glycol monododecyl ether
    リンク元AS」「ポリエチレングリコールモノドデシルエーテル」「Aethoxysklerol

    polyethylene glycol monododecyl ether」

      [★] ポリエチレングリコールモノドデシルエーテル


    AS」

      [★]


    PrepTutorEJDIC   license prepejdic

    「Anglo-Saxon」


    ポリエチレングリコールモノドデシルエーテル」

      [★]

    polyethylene glycol monododecyl ether
    ポリドカノール


    Aethoxysklerol」

      [★] ポリドカノールエトキシスクレロール, AS




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