ボルヒール

出典: meddic

人フィブリノゲン(フィブリノゲン)、人血液凝固第XIII因子(第XIII因子)+アプロチニントロンビン塩化カルシウム水和物(塩化カルシウム)

  • 血漿分画製剤
  • 生体組織接着剤としてもちいられる。

成分 (添付文書より)

バイアル1(フィブリノゲン凍結乾燥粉末)

  • 有効成分:
  • 人フィブリノゲン:40mg
  • 人血液凝固第XIII因子:37.5単位
  • 添加物:
  • 人血清アルブミン、グリシン、D-マンニトール、クエン酸ナトリウム水和物、塩化ナトリウム

バイアル2(フィブリノゲン溶解液)

  • 有効成分:
  • 添加物:
  • 塩化ナトリウム

バイアル3(トロンビン凍結乾燥粉末)

  • 有効成分:
  • 日本薬局方トロンビン:125単位
  • 添加物:
  • クエン酸ナトリウム水和物、塩化ナトリウム

バイアル4(トロンビン溶解液)

  • 有効成分:
  • 日本薬局方塩化カルシウム水和物:2.95mg/0.5mL

添付文書

[display]http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/7990710X1039_2_02

和文文献

  • 口腔外科手術の開放創におけるポリグリコール酸シート(ネオベール^【○!R】)およびフィブリン糊スプレー(ボルヒール^【○!R】)の使用経験
  • 村田 真穂,梅田 正博,竹内 純一郎,鈴木 泰明,渋谷 恭之,重田 崇至,長谷川 巧実,李 進彰,小林 正樹,古森 孝英
  • 日本口腔科学会雜誌 60(3), 232-239, 2011-07-10
  • NAID 10030270927
  • OP-003-1 腹腔鏡下胃切除術後のボルヒール+ネオベール使用の有用性(鏡視下手術・胃-3,一般口演,第110回日本外科学会定期学術集会)
  • 日浦 祐一郎,瀧口 修司,山崎 誠,中島 清一,宮田 博志,藤原 義之,森 正樹,土岐 祐一郎
  • 日本外科学会雑誌 111(臨時増刊号_2), 301, 2010-03-05
  • NAID 110007715840
  • 生体組織接着剤ボルヒール^【○!R】を用いた無縫合翼状片手術
  • 園尾 純一郎,大房 隆行,杉山 浩司,平岡 孝浩,大鹿 哲郎
  • 眼科手術 = Journal of ophthalmic surgery 23(1), 143-146, 2010-01-30
  • NAID 10026102562

関連リンク

ボルヒール組織接着用(0.5mL)/ ボルヒール組織接着用(1mL)/ ボルヒール組織 接着用(2mL)/ ボルヒール組織接着用(3mL)/ ボルヒール組織接着用(5mL). 作成 又は改訂年月. ** 2010年4月改訂(第9版). * 2009年9月改訂. 日本標準商品分類番号 ...
ボルヒール調製器セット. 再使用禁止 ... 販売名. ボルヒール調製器セット. 括弧内名称の 添え書き. ボルヒール 0.5mL、1mL、2mL、3mL、5mL製剤用: A ... 本品は本品の目的 以外には使用しないこと。 3.ボルヒール以外の生体接着剤は使用しないこと。

関連画像

製 化学及血清療法研究所 販 月31日(日)slide0014_image051.jpg組み合わせA更新 日時 2012 05 23 薬価 1 組

添付文書

薬効分類名

  • 血漿分画製剤
      (生体組織接着剤)

販売名

ボルヒール組織接着用(0.5mL)

組成

  • 本剤は、フィブリノゲン凍結乾燥粉末、フィブリノゲン溶解液、トロンビン凍結乾燥粉末、トロンビン溶解液から構成される。0.5mL製剤中に下記の成分、分量を含有する。

バイアル1(フィブリノゲン凍結乾燥粉末)

  • 有効成分:
    人フィブリノゲン:40mg
    人血液凝固第XIII因子:37.5単位注1)

    添加物:
    人血清アルブミン、グリシン、D-マンニトール、クエン酸ナトリウム水和物、塩化ナトリウム

バイアル2(フィブリノゲン溶解液)

  • 有効成分:
    局外規アプロチニン液:500KIE注2)/0.5mL

    添加物:
    塩化ナトリウム

バイアル3(トロンビン凍結乾燥粉末)

  • 有効成分:
    日本薬局方トロンビン:125単位

    添加物:
    クエン酸ナトリウム水和物、塩化ナトリウム

バイアル4(トロンビン溶解液)

  • 有効成分:
    日本薬局方塩化カルシウム水和物:2.95mg/0.5mL
  • 本剤の有効成分である人フィブリノゲン、人血液凝固第XIII因子、日本薬局方トロンビン及び添加物である人血清アルブミンは、ヒトの血液(採血国:日本、採血方法:献血)を原材料としている。また、局外規アプロチニン液はウシの肺を原材料としている。日本薬局方トロンビンは製造工程でブタの腸粘膜由来成分(ヘパリンナトリウム)を使用している。

注1)

  • 正常人血漿1mL中に含まれる血液凝固第XIII因子活性を1単位とした時の値。

注2)

  • pH8、室温2時間でカリジノゲナーゼ2単位の効力を半減させる量を1KIE(カリジノゲナーゼ不活性化物質単位)とした時の値。

禁忌

(次の患者には適用しないこと)

  • 本剤の成分又は牛肺を原料とする製剤(アプロチニン等)に対し過敏症の既往歴のある患者
  • 下記の薬剤による治療を受けている患者 〔「相互作用」の項参照〕
    凝固促進剤(蛇毒製剤)、抗線溶剤、アプロチニン製剤


効能または効果

組織の接着・閉鎖

  • (ただし、縫合あるいは接合した組織から血液、体液または体内ガスの漏出をきたし、他に適切な処置法のない場合に限る。)
  • フィブリノゲン凍結乾燥粉末(バイアル1)をフィブリノゲン溶解液(バイアル2)全量で溶解し、A液とする。
    トロンビン凍結乾燥粉末(バイアル3)をトロンビン溶解液(バイアル4)全量で溶解し、B液とする。溶解した両液の等容量を接着・閉鎖部位に重層又は混合して適用する。
    通常、10cm2あたりA液B液各々1mLを適用する。
    なお、接着・閉鎖部位の状態、大きさなどに応じて適宜増減する。

慎重投与

(次の患者には慎重に適用すること)

重篤な肝障害、汎発性血管内凝固症候群(DIC)が考えられる病態を有する患者

  • 〔血管内への流入により、血栓の形成あるいはDIC状態を悪化させるおそれがある。〕

溶血性・失血性貧血の患者

  • 〔ヒトパルボウイルスB19の感染を起こす可能性を否定できない。感染した場合には、発熱と急激な貧血を伴う重篤な全身症状を起こすことがある。〕

免疫不全患者・免疫抑制状態の患者

  • 〔ヒトパルボウイルスB19の感染を起こす可能性を否定できない。感染した場合には、持続性の貧血を起こすことがある。〕


重大な副作用

ショック

  • ショック(0.1%未満)を起こすことがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。

薬効薬理

  • フィブリノゲンはトロンビンの作用により可溶性フィブリンとなる。さらに、カルシウムイオンの存在下で、血液凝固第XIII因子はトロンビンにより活性化され、フィブリンを尿素不溶性の安定化フィブリン塊とし、組織の接着・閉鎖が行われる。この安定化フィブリン塊内で、線維芽細胞が増殖し、膠原線維や肉芽基質成分が産生され、組織修復を経て、治癒に至る。8)


★リンクテーブル★
先読み塩化カルシウム水和物」「フィブリノゲン」「第XIII因子」「塩化カルシウム
リンク元人血清アルブミン」「他に分類されない治療を主目的としない医薬品」「トロンビン」「ヘパリンナトリウム」「アプロチニン
拡張検索ボルヒール組織接着用

塩化カルシウム水和物」

  [★]

calcium chloride hydrate
AK-ソリタ透析剤・DLAK-ソリタ透析剤・DPAK-ソリタ透析剤・FLAK-ソリタ透析剤・FPDドライ透析剤2.5SDドライ透析剤3.0SHF-ソリタ血液ろ過用補充液・BWキットHF-ソリタ血液ろ過用補充液・Lアートセレブアクメインアルスロマチックエクストラニールエルネオパ1号オペガードMAオペガードネオキットカーボスター透析剤・Lカーボスター透析剤・Mカーボスター透析剤・Pキドライム 透析剤キンダリー透析剤2Dキンダリー透析剤2Eキンダリー透析剤3Dキンダリー透析剤3Eキンダリー透析剤4Dキンダリー透析剤4Eキンダリー透析剤AF1P号キンダリー透析剤AF1号キンダリー透析剤AF2P号キンダリー透析剤AF2号キンダリー透析剤AF3P号キンダリー透析剤AF3号キンダリー透析剤AF4P号キンダリー透析剤AF4号サヴィオゾールサブパック血液ろ過用補充液-Biサブラッド血液ろ過用補充液BSGサリベートステイセーフバランスソリタックスソリューゲンFソリューゲンGソルアセトDソルアセトFソルラクトソルラクトDソルラクトSソルラクトTMRダイアニール-NPD-21.5ダイアニール-NPD-41.5ダイアニールPD-24.25ダイアニールPD-44.25ツインラインNF配合ツインライン配合トリフリードネオパレン1号バイフィルハルトマンD液ハルトマン液ビーエスエスプラスビーフリードビカーボンビカネイトフィジオ70ヘスパンダーペリセート360Nペリセート360NLペリセート460ベリプラストPポタコールRボルヒール組織接着用マイピリンミオテクターミッドペリック135ミッドペリックL135ラクテックラクテックDラクテックGラクトリンゲルMラクトリンゲルSラクトリンゲル液ラコールNF配合ラコール配合リンゲル液リンパック透析剤1号リンパック透析剤3号リンパック透析剤TA1リンパック透析剤TA3レプチラーゼ塩化Ca補正液塩化カルシウム塩化カルシウム水和物大塚塩カル低分子デキストランL
塩化カルシウム


フィブリノゲン」

  [★]

fibrinogen, Fbg Fib
凝固第I因子 第I因子 factor Iフィブリノーゲン線維素原
フィブリノゲンHT
フィブリン血液凝固因子血液凝固
  • トロンビンより分解を受け、フィブリンモノマーを生じる。
  • 肝臓で産生さて、血漿中に存在
  • 340kDa
  • 血中半減期:3-4日

機能

分解されるまでの過程

  • フィブリンやフィブリノゲンはプラスミンにより分解されフィブリン/フィブリノゲン分解産物(FDP)となり、網内系で処理される。

フィブリノゲンの量に影響を与える要素

減少

  • 産生の低下
  • 出血に対する止血による消費
  • プラスミンによる分解な

増加

  • (急性相反応性物質)炎症(感染症など)、悪性腫瘍
  • 妊娠

フィブリノゲンの解釈

低値

  • 先天性疾患(先天性の低フィブリノゲン血症、フィブリノゲン異常症、無フィブリノゲン血症)
  • 後天性疾患(重症肝臓疾患:産生低下、播種性血管内凝固(DIC):消費亢進)

高値

  • 妊娠?



第XIII因子」

  [★]

factor XIII, F XIII
フィブリン安定化因子, fibrin-stabilizing factor, fibrin stabilizing factor, FSF、血漿トランスグルタミナーゼ, plasma transglutaminase血液凝固第XIII因子凝固第XIII因子
フィブロガミンP
血液凝固因子
  • トロンビンにより活性化され、フィブリン線維を架橋してフィブリン網を安定化させる血液凝固因子の一つ。

臨床関連

低下



塩化カルシウム」

  [★]

calcium chlorideCaCl2
塩化カルシウム水和物 calcium chloride hydrate
カルシウム

CPR

適応

投与量

  • ACLS:
  • PALS:(心停止)20mg/kgをボーラス投与(静脈、骨髄内)  (非心停止患者)30-60分間かけて注入

注意

  • 心停止中にルーチンで使わない


人血清アルブミン」

  [★]

アシアロシンチアルブミナーアルブミネートガンマガードクリスマシンMコンコエイト-HT コンファクトFタコシールテクネMAAテクネアルブミンノバクトMフィブロガミンPプールシンチブミネートベニロン-IベリプラストPコンビボルヒールメドウェイ、ラングシンチTc-99m、放射性ヨウ化人血清アルブミン
ヒト血清アルブミンアルブミンアルブミン製剤血液製剤類


他に分類されない治療を主目的としない医薬品」

  [★]

商品


トロンビン」

  [★]

thrombin
第IIa因子 factor IIa、F IIa、フィブリノゲン分解酵素 fibrinogenase
アナクトアンスロビンタココンブタコシールノイアートノンスロンベリプラストPボルヒール
血液凝固因子、Thrombinar, Thrombogen, Thrombostat



ヘパリンナトリウム」

  [★]

heparin sodium
PPSB-HTデリバデクスノバクトMノボ・ヘパリンヘパフィルドヘパフラッシュヘパリンNaヘパリンZペセタペミロックボルヒールアナクト
ヘパリン血液凝固阻止剤



アプロチニン」

  [★]

aprotinin
セリンプロテアーゼセリンプロテアーゼ阻害薬
  • 競合的セリンプロテアーゼ阻害薬
  • ボルヒールの中では、フィブリノゲンF XIIIの活性化を防ぐために加えられていると思われる。


ボルヒール組織接着用」

  [★] 塩化カルシウム水和物




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