ベンゾジアゼピン系睡眠薬

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ベンゾジアゼピン系薬物

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和文文献

  • ベンゾジアゼピン系睡眠薬の処方および有害事象の実態調査(2000-2009)
  • 藤田 健二,西澤 麻里,鈴木 浩彰 [他]
  • 薬局薬学 3(2), 86-92, 2011
  • NAID 40019027683
  • ラメルテオン投与による臨床効果とベンゾジアゼピン系睡眠薬処方状況への影響について
  • ラメルテオン併用によるベンゾジアゼピン系睡眠薬の減量・中止の可能性について--町立中標津病院におけるラメルテオンの使用経験

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ベンゾジアゼピン系睡眠薬一覧表.

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先読みベンゾジアゼピン系薬物
国試過去問110G067」「112C056」「109G066」「112F069」「096B046
関連記事睡眠薬」「」「睡眠」「ベンゾジアゼピン

ベンゾジアゼピン系薬物」

  [★]

benzodiazepine
セロトニン受容体作動薬

特徴

睡眠薬

  • 大脳辺縁系視床下部の抑制に基づく抗不安作用、抗緊張作用によるものであり、自然の睡眠に近い。つまり睡眠パターンをさほど変えない。

抗不安薬

作用機序

  • GABAA受容体のαサブユニットに結合し、Cl-の透過性を更新させる

副作用

睡眠薬

トリアゾラム
ミダゾラム:血漿半減期t1/2=1.9hr
  • 作用時間の長い薬剤を使用した場合、翌日のふらつき、薬効の持ち越しを起こしやすい
ジアゼパム:血漿半減期t1/2=43hr

離脱症候群

ICU.780
  • 長期連用後の中止により生じる。
  • 症状:不安、興奮、失見当識、高血圧、頻脈、幻覚、痙攣

相互作用

ベンゾジアゼピン系誘導体

拮抗薬

ベンゾジアゼピン系薬の切り替え方法

  • NaSSa:レメロン
  • デジレル:抗うつ薬。HT2A blockerが強い。セトロニン債取り込みを阻害。抗ヒスタミン薬強くない。体重増加は軽度。ノルアドレナリン濃度は増加させない。
  • ジプレキサ:抗セロトニン作用、抗ドパミン作用。



110G067」

  [★]

  • 次の文を読み、66~68の問いに答えよ。
  • 78歳の男性。呼吸困難と下腿浮腫とを主訴に来院した。
  • 現病歴:心不全、心筋梗塞および高血圧症にて自宅近くの診療所に通院中であった。2か月前から階段を上がる際に胸部の違和感を覚えるようになった。1か月前から歩行時の呼吸困難と下腿浮腫とを自覚するようになった。呼吸困難は徐々に悪化し、10mさえも歩くことが困難になり受診した。
  • 既往歴:65歳から高血圧症。75歳時に心筋梗塞にて経皮的冠動脈形成術(薬剤溶出性ステント留置)。76歳から心不全。アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬、β遮断薬、ループ利尿薬、HMG-CoA還元酵素阻害薬、アスピリン及びチエノピリジン系抗血小板薬を処方されている。
  • 生活歴:喫煙は70歳まで20本/日を50年間。飲酒は機会飲酒。
  • 家族歴:父親は脳出血で死亡。母親は胃癌で死亡。
  • 現症:意識は清明。身長 154cm、体重 58kg(1か月で3kg増加)。体温 36.3℃。脈拍 96/分、整。血圧 156/86mmHg。呼吸数 24/分。SpO2 96%(鼻カニューラ2L/分酸素投与下)。眼瞼結膜と眼球結膜とに異常を認めない。頸静脈の怒張を認める。頸部血管雑音を聴取しない。胸部の聴診でⅢ音とⅣ音とを聴取する。心雑音を聴取しない。呼吸音に異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。両側の下腿に浮腫を認める。
  • 検査所見:尿所見:蛋白(-)、糖(-)、沈渣に白血球を認めない。血液所見:赤血球 412万、Hb 13.8g/dL、Ht 42%、白血球 6,500(桿状核好中球 30%、分葉核好中球 40%、好酸球 1%、好塩基球 1%、単球 6%、リンパ球 22%)、血小板 19万、Dダイマー 0.6μg/dL(基準 1.0以下)。血液生化学所見:総蛋白 6.5g/dL、アルブミン 3.8g/dL、総ビリルビン 1.1mg/dL、AST 36IU/L、ALT 39IU/L、LD 352IU/L(基準 176~353)、ALP 153IU/L(基準 115~359)、CK 156IU/L(基準30~140)、尿素窒素 21mg/dL、クレアチニン 0.9mg/dL、血糖 114mg/dL、HbA1c 5.7%(基準 4.2~6.2)、総コレステロール 139mg/dL、トリグリセリド 77mg/dL、HDLコレステロール 53mg/dL、Na 137mEq/L、K 4.7mEq/L、Cl 104mEq/L、脳性ナトリウム利尿ペプチド(BNP)840pg/mL(基準 18.4以下)。CRP 0.2mg/dL。心筋トロポニンT迅速検査は陰性。心電図は心拍数98/分の洞調律で、不完全右脚ブロックを認める。胸部エックス線写真で心胸郭比は58%であり、肺血管陰影の増強と右肋骨横隔膜角の鈍化とを認める。心エコーで左室駆出率は34%で、びまん性に左室の壁運動低下を認める。
  • 入院後の経過:入院し適切な治療を行ったところ徐々に病状は改善し、入院3日目には、酸素投与を中止し内服薬をすべて再開した。入院5日目の夜、トイレに行こうとしてベッドサイドで転倒した。意識は清明。体温 36.8℃。脈拍 88/分、整。血圧 138/84mmHg。呼吸数 18/分。SpO2 96%(room air)。大腿骨エックス線写真と腰椎エックス線写真で骨折を認めない。頭部CTで異常を認めない。
  • 対応として適切なのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 110G066]←[国試_110]→[110G068

112C056」

  [★]

  • 次の文を読み、54~56の問いに答えよ。
  • 84歳の女性。ふらつきがあり、頻回に転倒するため夫と来院した。
  • 現病歴:2か月前に腰椎圧迫骨折を起こし、自宅近くの病院に入院した。入院後は腰痛のためベッド上で安静にしていた。徐々に痛みは改善し、1か月後、自宅に退院したが、退院後にふらつきを自覚し、転倒するようになった。ふらつきは特に朝方に強い。難聴と耳鳴りは自覚していない。入院した病院で頭部を含めた精査を受けたが原因が明らかでなく、症状が改善しないため受診した。
  • 既往歴:68歳時から糖尿病と高血圧症、75歳時から逆流性食道炎と不眠症。
  • 生活歴:夫と2人暮らし。喫煙歴と飲酒歴はない。入院までは夫と飲食業をしていた。リハビリテーションは週1回続けている。
  • 家族歴:父親は胃癌で死亡。母親は肺炎で死亡。弟は糖尿病で治療中。
  • 現症:意識は清明。身長 150cm、体重 36kg(2か月前は40kg)。体温 36.0℃。脈拍 72/分、整。血圧 146/78mmHg(立位3分後 138/74mmHg)。呼吸数 16/分。眼瞼結膜に貧血を認めない。頸静脈の怒張を認めない。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。下腿に浮腫を認めない。脳神経に異常を認めない。眼振を認めない。四肢に明らかな麻痺を認めない。筋強剛を認めない。握力 14kg(基準 18以上)。指鼻試験 陰性。Romberg徴候 陰性。明らかな歩行障害を認めない。通常歩行速度 0.7m/秒(基準 0.8以上)。手指振戦を認めない。振動覚と腱反射は正常である。
  • 検査所見:尿所見:蛋白(-)、糖1+、ケトン体(-)。血液所見:赤血球 403万、Hb 12.1g/dL、Ht 38%、白血球 7,400。血液生化学 所見:総蛋白 6.8g/dL、アルブミン 3.3g/dL、AST 22U/L、ALT 14U/L、LD 278U/L(基準 176~353)、CK 90U/L(基準 30~140)、尿素窒素 21mg/dL、クレアチニン 0.7mg/dL、血糖 128mg/dL、HbA1c 7.4%(基準 4.6~6.2)、総コレステロール 186mg/dL、トリグリセリド 100mg/dL、HDLコレステロール 50mg/dL、Na 135mEq/L、K 4.2mEq/L、Cl 97mEq/L。心電図に異常を認めない。高齢者総合機能評価(CGA):基本的日常生活動作(Barthel指数)100点(100点満点)、手段的日常生活動作 (IADLスケール)8点(8点満点)、Mini-Mental State Examination(MMSE)27点(30点満点)、Geriatric Depression Scale2点(基準5点以下)。
  • 来院時の内服薬を調べたところ、経口血糖降下薬、降圧薬、ビスホスホネート製剤、ベンゾジアゼピン系睡眠薬、プロトンポンプ阻害薬が処方されていた。
  • まず減量を検討すべきなのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 112C055]←[国試_112]→[112C057

109G066」

  [★]

  • 次の文を読み、64~66の問いに答えよ。
  • 86歳の女性。発熱呼吸困難とを主訴に来院した。
  • 現病歴:ADLは自立していたが半年前から時々食事中にむせることがあった。2日前から咳や痰を伴う38℃台の発熱が出現した。しばらく自宅で様子をみていたが、今朝になり呼吸困難も生じたため同居中の長女に付き添われて受診した。
  • 既往歴:60歳ころから高血圧症、80歳ころから心房細動で投薬治療中。
  • 生活歴:喫煙歴と飲酒歴とはない。
  • 家族歴:父親が心筋梗塞で死亡。母親が胃癌で死亡。
  • 現症:意識レベルはJCS I-3。身長 150cm、体重 54kg。体温 38.4℃。脈拍 112/分、不整。血圧 152/72mmHg。呼吸数 24/分。SpO2 94%(鼻カニューラ2L/分酸素投与下)。頸静脈の怒張を認める。III音を聴取する。IV音を聴取しない。心尖部を最強点とするIII/VIの汎(全)収縮期雑音を聴取する。右背下部でcoarse cracklesを聴取する。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。両側下腿に浮腫を認める。
  • 検査所見:尿所見:蛋白(-)、糖(-)、潜血1+、沈査に白血球を認めない。血液所見:赤血球 347万、Hb 9.9g/dL、Ht 30%、白血球 10,200(桿状核好中球 30%、分葉核好中球 45%、好酸球 1%、好塩基球 1%、単球 6%、リンパ球 17%)、血小板 28万。血液生化学所見:総蛋白 5.4g/dL、アルブミン 2.7g/dL、総ビリルビン 0.9mg/dL、AST 28IU/L、ALT 26IU/L、LD 280IU/L(基準 176~353)、ALP 174IU/L(基準 115~359)、γ-GTP 24IU/L(基準 8~50)、アミラーゼ 72IU/L(基準 37~160)、CK 135IU/L(基準 30~140)、尿素窒素 27mg/dL、クレアチニン 1.1mg/dL、尿酸 6.9mg/dL、血糖 112mg/dL、HbA1c 6.0%(基準 4.6~6.2)、Na 133mEq/L、K 4.0mEq/L、Cl 97mEq/L。CRP 7.4mg/dL。胸部エックス線写真で右下肺野浸潤影、肺血管陰影の増強、右助骨横隔膜角鈍化、右第2弓の二重陰影および左第4弓の突出を認める。12誘導心電図で心拍数110/分の心房細動を認める。
  • 入院し、ベッド上安静とした上で治療を開始した。入院3日目には発熱と呼吸不全とは改善した。同日の夕方から落ち着きがなくなり、夜には大声をあげるようになった。翌日に撮影した頭部CTで脳全体の萎縮を認める。
  • 今後の対応として正しいのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 109G065]←[国試_109]→[109G067

112F069」

  [★]

  • 次の文を読み、69~71の問いに答えよ。
  • 中年の女性。意識障害のため救急車で搬入された。
  • 現病歴:ホテルの部屋で倒れているのを従業員が発見し、呼びかけに反応が乏しいため救急車を要請した。救急隊到着時にはけいれんしていたが、搬送開始直後に治まった。
  • 既往歴:不明生活歴:不明
  • 家族歴:不明
  • 現症:意識レベルはJCSⅡ-20。身長 160cm、体重 50kg。体温 38.6℃。心拍数 106/分、整。血圧94/50mmHg。呼吸数 24/分。SpO2 100%(マスク5L/分酸素投与下)。皮膚はやや乾燥。瞳孔径は両側 6.5mmで、対光反射は両側やや緩慢。眼瞼結膜と眼球結膜とに異常を認めない。口腔内は乾燥している。頸静脈の怒張を認めない。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。腸雑音は減弱している。四肢に麻痺はなく、腱反射は正常。
  • 検査所見:尿所見:蛋白(-)、糖(-)、ケトン体(-)、潜血(-)、沈渣に白血球を認めない。血液所見:赤血球 450万、Hb 13.9g/dL、Ht 42%、白血球 11,200、血小板 16万、PT-INR 1.2(基準 0.9~1.1)。血液生化学所見:総蛋白 7.0g/dL、アルブミン 3.9g/dL、総ビリルビン 0.9mg/dL、直接ビリルビン 0.2mg/dL、AST 46U/L、ALT 32U/L、CK 1,500U/L(基準 30~140)、尿素窒素 18mg/dL、クレアチニン 0.8mg/dL、血糖 98mg/dL、Na 141mEq/L、K 4.5mEq/L、Cl 102mEq/L。動脈血ガス分析(マスク5L/分酸素投与下):pH 7.35、PaCO2 28Torr、PaO2 100Torr、HCO3- 15mEq/L。心電図は洞調律で不整はないが、QRS幅が広がりQT間隔の延長を認める。ST-T変化を認めない。胸部エックス線写真で心胸郭比と肺野とに異常を認めない。頭部CTに異常を認めない。
  • ホテルの部屋のごみ箱に錠剤の空包が多数捨ててあったとの情報が得られた。
  • 最も可能性が高い薬物はどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 112F068]←[国試_112]→[112F070

096B046」

  [★]

  • 依存性がないのはどれか。
  • a. (1)(2)
  • b. (1)(5)
  • c. (2)(3)
  • d. (3)(4)
  • e. (4)(5)
[正答]


※国試ナビ4※ 096B045]←[国試_096]→[096B047

睡眠薬」

  [★]

hypnotic, hypnotics
催眠薬 somnifacient
睡眠薬理学睡眠障害中枢神経抑制薬
正常な睡眠と同じような中枢作用を示す薬



  • 資料
http://www.gifuyaku.or.jp/fumin.pdf
http://www.tokyo-med.ac.jp/pharmacol/pdf/news_suimin0910.pdf
http://mentalsupli.com/medication/sleeping-drug/summary-sleeping-drug/sleep-choice/
http://seseragi-mentalclinic.com/sleepingdrug/

睡眠薬

  • (1) 薬物依存性が高い、(2) REM睡眠が短縮しやすい、(4) 過量により急性中毒→抗痙攣薬、抗てんかん薬としての適応
  • 非バルビツール酸系薬物

分類

  • 超短期
  • 夜間の追加投与が可能
  • ω2受容体への作用が弱く、転倒リスクが少ない。高齢者の筋弛緩作用に関与。反跳性不眠が比較的少ない。
  • 短期
  • 連用蓄積が少なく使いやすい
  • 中期
  • 持ち越し効果に注意。逆に、抗不安作用を期待して使用することも
  • 長期
  • 日中の抗不安作用を強く示す
  • flutoparazepam
  • fluurazepam
  • rilnazafone

投与制限

睡眠障害

  • 睡眠障害の型に合わせた処方
  • 何で眠れないのか聴取。身体的要因、環境整備、
  • 睡眠障害の型を聴取する。



薬」

  [★]

drug, agent
薬物
作用薬ドラッグ媒介物病原体麻薬薬剤薬物代理人薬品



睡眠」

  [★]

sleep
睡眠段階




ベンゾジアゼピン」

  [★] ベンゾジアゼピン系薬物




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