ベバシズマブ

出典: meddic

bevacizumab, Bev
アバスチン
抗VEGF抗体


分類

適応

  • 治癒切除不能な進行・再発の結腸
  • 大腸癌の一次治療で使用が推奨されている。

作用機序

アバスチン点滴静注用100mg/4mL
  • ベバシズマブは、ヒトVEGFと特異的に結合することにより、VEGFと血管内皮細胞上に発現しているVEGF受容体との結合を阻害する。
  • ベバシズマブはVEGFの生物活性を阻止することにより、腫瘍組織での血管新生を抑制し、腫瘍の増殖を阻害する。
  • VEGFにより亢進した血管透過性を低下させ、腫瘍組織で亢進した間質圧を低減する。


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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2013/06/13 19:57:16」(JST)

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和文文献

  • 大腸癌(消化器癌に対する分子標的治療の動向,会員のための企画)
  • 植竹 宏之,石川 敏昭,杉原 健一
  • 日本外科学会雑誌 112(1), 39-42, 2011-01-01
  • NAID 110008440718
  • 滲出性網膜剥離に対してベバシズマブ硝子体内投与が奏効した転移性脈絡膜腫瘍の1例
  • 稲垣 絵海,篠田 肇,内田 敦郎 [他]
  • あたらしい眼科 28(4), 587-592, 2011-04
  • NAID 40018818516

関連リンク

2007年4月に承認された世界初の血管新生阻害薬で、治癒切除が不可能な進行・再発の大腸がんを対象としています。他の抗がん剤と併用することでよい治療成績が得られています。
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ベバシズマブ(bevacizumab)は、血管内皮細胞増殖因子(VEGF)に対するモノクローナル抗体である。VEGFの働きを阻害することにより、血管新生を抑えたり腫瘍の増殖や転移を抑えたりする作用を持つ。分子標的治療薬の一つであり、抗 ...

関連画像

ベバシズマブ硝子体内注入の ベバシズマブは一部の卵巣癌 ベバシズマブに手術不能・再発 ベバシズマブによる初発膠芽腫 ベバシズマブ』の画像を検索 は血管新生阻害剤ベバシズマブ さらに、がんそのものの異常 ベバシズマブ硝子体内注入の

添付文書

薬効分類名

  • 抗悪性腫瘍剤
  • 抗VEGF注1)ヒト化モノクローナル抗体
    注1)VEGF: Vascular Endothelial Growth Factor(血管内皮増殖因子)

販売名

アバスチン点滴静注用100mg/4mL

組成

成分・含有量(1バイアル中):有効成分

  • 4mL中:ベバシズマブ(遺伝子組換え)注3) 100mg

成分・含有量(1バイアル中):添加物

  • 4mL中:トレハロース240mg、リン酸二水素ナトリウム一水和物23.2mg、無水リン酸一水素ナトリウム4.8mg、ポリソルベート20 1.6mg
  • 注3)本剤は、チャイニーズハムスター卵巣細胞を用いて製造される。製造工程の培地成分としてブタの胃組織由来成分(ペプトン)を使用している。

効能または効果

  • 治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌
  • 扁平上皮癌を除く切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌


  • 術後補助化学療法において、本剤の有効性及び安全性は確認されていない。
  • 【臨床成績】の項の内容を熟知し、本剤の有効性及び安全性を十分に理解した上で、適応患者の選択を行うこと。
  • 治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌
  • 他の抗悪性腫瘍剤との併用において、通常、成人にはベバシズマブとして1回5mg/kg(体重)又は10mg/kg(体重)を点滴静脈内注射する。投与間隔は2週間以上とする。
  • 他の抗悪性腫瘍剤との併用において、通常、成人にはベバシズマブとして1回7.5mg/kg(体重)を点滴静脈内注射する。投与間隔は3週間以上とする。
  • 扁平上皮癌を除く切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌
  • 他の抗悪性腫瘍剤との併用において、通常、成人にはベバシズマブとして1回15mg/kg(体重)を点滴静脈内注射する。投与間隔は3週間以上とする。


  • 治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌の場合、本剤は、フッ化ピリミジン系薬剤を含む他の抗悪性腫瘍剤との併用により投与すること(【臨床成績】の項参照)。
    扁平上皮癌を除く切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌の場合、本剤は白金系抗悪性腫瘍剤を含む他の抗悪性腫瘍剤との併用により開始すること(【臨床成績】の項参照)。
    本剤と併用する他の抗悪性腫瘍剤は、【臨床成績】の項の内容を熟知した上で、選択すること。
  • 併用する他の抗悪性腫瘍剤の添付文書を熟読すること。
  • 本剤単独投与での有効性及び安全性は確立していない。
  • 治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌の場合、本剤の用法・用量は、【臨床成績】の項の内容を熟知した上で、本剤と併用する他の抗悪性腫瘍剤及び患者のがん化学療法歴に応じて選択すること。
  • 注射液の調製法及び点滴時間
  • 本剤の投与時には必要量を注射筒で抜き取り、日局生理食塩液に添加して約100mLとする。初回投与時は90分かけて点滴静注する(「適用上の注意」の項参照)。
  • 初回投与の忍容性が良好であれば、2回目の投与は60分間で行っても良い。2回目の投与においても忍容性が良好であれば、それ以降の投与は30分間投与とすることができる。


慎重投与

  • 消化管など腹腔内の炎症を合併している患者[消化管穿孔があらわれるおそれがある(「重大な副作用」の項参照)。]
  • 大きな手術の術創が治癒していない患者[創傷治癒遅延による合併症があらわれるおそれがある(「重大な副作用」の項参照)。]
  • 先天性出血素因、凝固系異常のある患者[出血があらわれるおそれがある。]
  • 抗凝固剤を投与している患者[出血があらわれるおそれがある。]
  • 血栓塞栓症の既往のある患者[心筋梗塞、脳梗塞、深部静脈血栓症、肺塞栓症などがあらわれるおそれがある。]
  • 高血圧症の患者[高血圧が悪化するおそれがある。]
  • 高齢者(「高齢者への投与」の項参照)
  • 妊婦又は妊娠している可能性のある患者(「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」、「その他の注意」の項参照)


重大な副作用

ショック、アナフィラキシー様症状(1.9%)

  • ショック、アナフィラキシー様症状・infusion reaction(蕁麻疹、呼吸困難、口唇浮腫、咽頭浮腫等)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合は、投与を中止し、適切な処置を行うこと。

消化管穿孔(0.9%)

  • 消化管穿孔があらわれることがあり、死亡に至る例が報告されている。消化管穿孔と診断された場合は、本剤の投与を中止し、適切な処置を行うこと。重篤な消化管穿孔が再発するおそれがあるので、本剤を再投与しないこと。

瘻孔(0.3%)

  • 消化管瘻(腸管皮膚瘻、腸管瘻、気管食道瘻等)又は消化管以外の瘻孔(気管支胸膜瘻、泌尿生殖器瘻、胆管瘻等)があらわれることがあり、死亡に至る例が報告されている。瘻孔が認められた場合は本剤の投与を中止し、適切な処置を行うこと。また、気管食道瘻又は重度の瘻孔があらわれた患者では、本剤を再投与しないこと。

創傷治癒遅延

  • 創傷治癒に影響を及ぼす可能性が考えられ、創傷治癒遅延による創し開(0.5%)及び術後出血(0.4%)等の合併症があらわれることがある。創傷治癒遅延による合併症があらわれた場合は、創傷が治癒するまで本剤の投与を中止し、適切な処置を行うこと。

出血(16.7%)

  • 腫瘍関連出血を含む、消化管出血(吐血、下血)(2.0%)、肺出血(血痰・喀血)(1.3%)、脳出血(0.1%)等があらわれることがある。また、鼻出血(12.7%)、歯肉出血(1.1%)、膣出血(0.1%未満)等の粘膜出血があらわれることがある。重度の出血においては死亡に至る例が報告されているため、肺出血(喀血)又は重度の出血があらわれた場合は、本剤の投与を中止し、適切な処置を行うこと。また、このような出血があらわれた患者では、重度の出血が再発するおそれがあるので、本剤を再投与しないこと。

血栓塞栓症

  • 脳血管発作(頻度不明注5))、一過性脳虚血発作(0.1%未満)、心筋梗塞(0.1%未満)、狭心症(0.1%)、脳虚血(頻度不明注5))、脳梗塞(0.2%)等の動脈血栓塞栓症、及び深部静脈血栓症(0.2%)、肺塞栓症(0.1%)等の静脈血栓塞栓症があらわれることがあり、死亡に至る例が報告されているので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、本剤の投与を中止し、適切な処置を行うこと。また、動脈血栓塞栓症があらわれた患者では、再発時に死亡に至る可能性もあるので、本剤を再投与しないこと。

高血圧性脳症(頻度不明注5))、高血圧性クリーゼ(頻度不明注5)

  • コントロール不能の高血圧、高血圧性脳症、高血圧性クリーゼがあらわれた場合には、本剤の投与を中止し、適切な処置を行うこと。また、高血圧性脳症、高血圧性クリーゼが再発するおそれがあるので、このような患者には本剤を再投与しないこと。

可逆性後白質脳症症候群(0.1%未満)

  • 可逆性後白質脳症症候群(症状:痙攣発作、頭痛、精神状態変化、視覚障害、皮質盲等)があらわれることがあり、高血圧を伴う例と伴わない例が報告されている。観察を十分に行い、可逆性後白質脳症症候群が疑われた場合は、本剤の投与を中止し、血圧のコントロール、抗痙攣薬の投与等の適切な処置を行うこと。

ネフローゼ症候群(0.1%未満)

  • ネフローゼ症候群があらわれることがあるので、観察を十分に行い、高度の蛋白尿等の異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。

好中球減少症(22.1%)

  • 骨髄毒性を有する化学療法に本剤を併用することにより、高度の好中球減少症、発熱性好中球減少症、好中球減少症を伴う感染症(敗血症等)の発現頻度が高まることがあり、死亡に至る例が報告されている。高度の好中球数減少が認められた患者では観察を十分に行い、異常が認められた場合には適切な処置を行うこと。

うっ血性心不全(0.1%未満)

  • うっ血性心不全があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には適切な処置を行うこと。

間質性肺炎(0.4%)

  • 間質性肺炎があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。


薬効薬理

  • ベバシズマブは、ヒト血管内皮増殖因子(VEGF)に対する遺伝子組換え型ヒト化モノクローナル抗体である。VEGFは、血管内皮細胞の細胞分裂促進・生存を制御するとともに血管透過性の亢進に関与するサイトカインであり、種々の癌細胞において発現が亢進している。19、20)

抗腫瘍効果21、22、23)

  • ヒト癌細胞株をヌードマウスに移植し、ベバシズマブ又は親抗体(マウス抗体)であるA4.6.1抗体を投与することにより、大腸癌(COLO205、HM7、LSLiM6)、肺癌(A549)、乳癌(MDA‐MB‐435)、卵巣癌(SKOV‐3)、前立腺癌(DU145)等広範な癌腫に対し抗腫瘍活性を認めた。また、ヒト大腸癌(HM7)、前立腺癌(DU145)を用いた実験的癌転移モデルにおいて、各々肝臓、肺への転移を抑制した。化学療法あるいは放射線療法にベバシズマブ又は親抗体を併用することにより、抗腫瘍効果の増強作用を示した。

作用機序24、25)

  • ベバシズマブは、ヒトVEGFと特異的に結合することにより、VEGFと血管内皮細胞上に発現しているVEGF受容体との結合を阻害する。ベバシズマブはVEGFの生物活性を阻止することにより、腫瘍組織での血管新生を抑制し、腫瘍の増殖を阻害する。また、VEGFにより亢進した血管透過性を低下させ、腫瘍組織で亢進した間質圧を低減する。


有効成分に関する理化学的知見

一般名

  • ベバシズマブ(遺伝子組換え)
    (Bevacizumab(Genetical Recombination))(JAN)

分子式

  • 軽鎖(1?214残基)(C1034H1591N273O338S6
    重鎖(1?453残基)(C2235H3413N585O678S16

分子量

  • 約149,000


★リンクテーブル★
リンク元大腸癌」「BEV療法

大腸癌」

  [★]

large bowel cancer
結腸直腸癌, colorectal cancer, CRC, colorectal carcinoma直腸結腸癌
結腸癌 colon cancer colonic cancer大腸
  • first aid step1 2006 p.277

概念

  • 大腸に発生した悪性腫瘍の総称
  • 結腸癌、直腸S状部癌、直腸癌を含む。

疫学

死亡率

  • 日本
  • 男性:第4位(肺>胃>肝>大腸)
  • 女性:第1位(大腸>胃>肺>肝>乳房>子宮)
  • 3rd most common cancer

リスクファクター(first aid step1 2006 p.277)

×Peutz-Jeghers syndromeはリスクファクターではない

好発部位

  • 直腸・S状結腸 > 上行結腸・盲腸 > 横行結腸 > 下行結腸
直腸が50%、S状結腸25% (出典不明)

頻度

肉眼分類

  • ボールマンの分類に基づく

早期癌

  • 0型(表在型)
0-I型(隆起型):Ip(隆起型)、Isp(亜有茎型)、Is(無茎型)
0-II型(表面型):IIa(表面隆起型), IIc(表面陥凹型)

進行癌

  • 1型(腫瘤型)
  • 2型(潰瘍限局型)
  • 3型(潰瘍浸潤型)
  • 4型(びまん浸潤型)

頻度

  • 進行癌:2型(潰瘍限局型) > 3型(潰瘍浸潤型) > 1型(腫瘤型) > 4型(びまん浸潤型)
早期癌を含めると、2型(潰瘍限局型)(80%)に次いで0型(表在型)が多い。
2型で外周の2/3週以上となると、注腸造影でapple core sign として認められる。

病期分類

Dukes分類

  • A. 癌腫が腸管壁内に限局するもの ← 固有筋層まで(MP。つまりT2)
  • B. 癌腫が腸壁を貫いて浸潤するが、リンパ節転移のないもの
  • C. リンパ節転移があるもの

進行病期分類

stage 定義 治療
0 癌が粘膜にとどまっている。(M) 内視鏡
I 癌が大腸壁にとどまっている。(SM,MP) SM軽度浸潤(<2cm)では内視鏡、それ以外は手術療法
II 癌が大腸壁の外まで浸潤している。(SS,SE) 手術療法
III リンパ節転移がある。 手術療法+補助化学療法
IV 肝転移、肺転移または腹膜播種がある。 手術療法 and/or 化学療法 and/or 放射療法

大腸癌取り扱い規約 第7版(2009年)

壁深達度

  • M:粘膜内まで
  • SM:粘膜下層まで
  • MP:固有筋層まで

漿膜を有する部位

  • SS:MP越えているが漿膜下にとどまる
  • SE:漿膜表面に露出
  • SI:他臓器に直接浸潤

漿膜を有しない部位

  • A:固有筋層を越えて浸潤
  • AI:他臓器に直接浸潤

進行度

  N0 N1 N2 H1,H2,H3,M1
P1,P2,P3
M 0  
SM
MP
I IIIa IIIb IV
SS,A
SE
SI,AI
II

リンパ節郭清

  • 1群リンパ節郭清:D1:腫瘍付近のリンパ節(傍リンパ節)を切除
  • 2群リンパ節郭清:D2:癌のある腸管を栄養する血管に沿うリンパ節(中間リンパ節)までを切除
  • 3群リンパ節郭清:D3:栄養血管の根元にあるリンパ節(主リンパ節)までを切除

病理

  • 95%が腺癌。高分化型が多い。

症状

腫瘍の局在 右側結腸 左側結腸 S状結腸・直腸
症状 自覚症状に乏しい(貧血、腹部腫瘤、腹痛、まれに腸重積) イレウス多い、左下腹部痛 血便/粘結弁
下痢 便秘、便通過障害(下血・血便) 便通異常(下痢・便秘、腹部膨満感、しぶり腹、輪状狭窄、糞柱の狭小化)

検査

血液検査

  • Hb:貧血の徴候がないか

腫瘍マーカー

便潜血

  • 免疫学的便潜血反応:抗ヒトヘモグロビン法

単純X線検査

診断

  • 生検結果による(内視鏡生検)

治療

  • 原則として以下の治療を選択するが、必要に応じて、手術療法、化学療法、放射線療法を組み合わせる。(SSUR.550)
Stage0,StageIの一部:内視鏡的切除
StageI,II:手術療法
StageIII:手術療法+化学療法
StageIV:手術療法、化学療法、および放射線療法の組み合わせ

早期癌

内視鏡的治療

原則
  • リンパ節メタなく、腫瘍を一括切除できること。
病期
  • stage 0 ~ stage I and SM軽度浸潤 and 最大径 2cm以下
適応基準
  • ( M or SM ) and ( 最大経≦2cm ) and ( 肉眼型は問わない )

進行癌

  • 化学療法 (参考3)
  • FOLFIRI療法 → FOLFOX療法 、 FOLFOX療法 → FOLFIRI療法 。一次治療にはベバシズマブ、二次治療にはセツキシマブの併用を推奨
  • 放射線療法
  • 手術療法
  • stage I~IVで行われる。
  • 原発巣の切除とリンパ節の郭清を行う
  • 転移巣(肝臓、肺)、局所再発に対して:根治性が得られるなら切除。得られないのであれば姑息的治療(肝転移の場合なら、経カテーテル的肝動脈塞栓術
  • (姑息的に?結腸癌の進展による直腸の狭窄が考慮される場合には)Hartmann手術をおこなう。
  • (大腸癌の肝転移例に対する手術適応)原発巣が根治的に処理されている場合には積極的に肝切除を行う。肝切除ができない場合は経カテーテル的冠動脈塞栓術を施行(QB.A-194)

術式

結腸癌

  • 結腸部分切除術
  • 回盲部切除術
  • 結腸右半切除術
  • 結腸左半切除術
  • S状結腸切除術
  • 結腸全摘術

検診

スクリーニング

USPSTF
  • 50-75歳の成人に便潜血・大腸内視鏡を推奨する(A)
  • 85歳以上の高齢者には推奨しない(D)
  • リスクが有る患者には40歳、ないし発症した親族の年齢の10年前から大腸内視鏡を5年ごとに行う
  • リスク:2人の大腸癌ないし腺腫性ポリープの家族歴あり
  • 大腸内視鏡であれば10年毎でよいが、これをやらない場合には毎年の便潜血を。

参考

  • 1. がん情報 - 結腸および直腸 Colon and Rectum(C18-C20)
[display]http://ganjoho.ncc.go.jp/data/hospital/cancer_registration/odjrh3000000hrgr-att/20070723022_c18colon_and_rectum.pdf
  • 2. 大腸低分化腺癌,印環細胞癌の臨床病理学的検討
山形県立中央病院外科
平井 一郎 池田 栄一 飯澤 肇 佐藤 敏彦 岡部 健二 石田 卓也 太田 陽一
最近11年間の大腸癌手術症例1,260例のうち,低分化腺癌(por)93例,印環細胞癌(sig)7例を臨床病理学的に検討した.また間質結合織の多寡で髄様型(med),中間型(int),硬性型(並1)に3分類した。por,sigはs(a2)以深の進行例が多く,早期癌203例中1例のみであり,癌発生直後より急速に進展すると考えられた。5生率は高分化:67.9%,中分化:423%,por,sig:37.4%で,por,sigは有意に予後不良であった。間質別5生率はmedで79.6%と極めて予後良好だったが,sciには3年生存例がなく,med,int,並i間に有意差が認められた。組織発生の検討では,intは分化型腺癌の浸潤先進部の分化度が低下し低分化部分が優勢となったもので,med,sciは発生初期から低分化腺癌の形態をとる症例が存在すると考えられた。大腸低分化腺癌,印環細胞癌の間質組合織の多寡による3分類は予後,癌組織発生の点で重要である。
[display]http://journal.jsgs.or.jp/pdf/028040805.pdf
  • 3. 大腸癌治療ガイドライン - 日本癌治療学会
[display]http://www.jsco-cpg.jp/guideline/13.html

ガイドライン

  • 大腸癌治療ガイドライン - 日本癌治療学会
http://www.jsco-cpg.jp/guideline/13.html
  • 大腸癌治療ガイドライン 医師用 2010年版 - 大腸癌研究会 JSCCR
http://www.jsccr.jp/guideline2010/guideline02.html





BEV療法」

  [★]

  • ベバシズマブを用いた治療のこと




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